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海運業界のイメージ・現状と将来性は?|海運業界の現状と課題3つ

海運業界のイメージ・現状と将来性は?|海運業界の現状と課題3つ
海運業界の現状や将来性、そして就活ではどんなことを意識すればいいのでしょうか。海運のこれからに興味がある方へ、近年の動向を中心に業界の情報をお伝えします。島国日本の貿易の担い手、日本経済を根底から支えている海運について、その概要をみていきましょう。

初回公開日:2019年6月24日

更新日:2020年1月29日

記事に記載されている内容は2019年6月24日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。

また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。


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海運業界とは

みなさんは海運業界にどのようなイメージを持っているでしょうか。大海原には、海運船が航行しています。大量の荷物を運ぶタンカーは、圧倒的な迫力です。

世界各地にある港を結んでいる海運について、国全体の産業における役割や将来性、業界の特徴や必要なスキルを解説します。将来海運業界で働いてみたい方はぜひチェックしてみてください。

国内の港を結ぶ「内航海運」

内航海運とは、国内貨物の海上運送のことです。主に鉄鋼や石油製品、セメント、石油化学製品などの産業基礎物資を運んでいます。

素材系の物資は、国内の経済情勢とおおむね同じ傾向となります。例えば、輸送量の推移と実質GDPは連動が見られます。

内航海運は、海運業界の中でも人手不足が深刻であり、将来の人材確保に向けた取り組みが必要といわれています。

海外の港を結ぶ「外航海運」

外航海運とは、国内と外国、または外国間の海上運送のことです。日本は原油・天然ガスといったエネルギー原料、鉄鉱石などの工業原料、小麦や大豆などの食品の多くを外国からの輸入に頼っています。

海運業界のなかでも、外航海運は貿易のほとんどを占めていて、島国である日本にとって重要な役割を担います。

運輸において外航海運が占める割合は非常に高く、将来グローバルに活躍したい方にとって魅力的な分野になるでしょう。

海運業界の仕事内容

海運業界は、日本の経済、人々の暮らしと産業を支える仕事です。一度に大量の荷物を運ぶことができる海運は、貿易において非常に重要な役割を果たしています。

また、他の輸送手段よりも環境に及ぼす影響が少ないという特長があります。日本の経済を支えながら、将来的にはクリーンな輸送としての付加価値向上も目指す業界です。

実は日本は世界でも有数の海運国家です。世界の海上輸送量の約1割を日本の海運会社が運んでいます。

海運業界の現状3つ

海運業界は、世界の経済の動向が大きく影響する業界です。

海運には内航と外航の二種類があること、経済を根底から支える業界であることが分かりました。ここでは、貿易で非常に重要な役割を担っている、海運業界の現状を見ていきます。

海運業界の現状1:市場規模の大きさに比べ労働者が少ない

船員需要の増加に反して、高齢船員の退職による船員確保への取り組みが急務となっています。日本の経済を支える海運業界も、高齢化の進行による人手不足に直面しています。船員不足が特に顕著なのは内航海運です。

バブル崩壊後は輸送量が減少したため人手不足に直面することは少なく、現在になって船員不足が表面化しています。業務内容の厳しさから若手の船員の離職率が高いために、労働者が減少していることが深刻な問題です。

海運業界の現状2:大手3社がコンテナ船事業の統合をはかる

2017年に、日本郵船・商船三井・川崎汽船の3社が、コンテナ船事業の統合をはかることで合意しました。

日本の海運業界は、上記の3社で輸送量の8割を担っています。コンテナ船は世界でも再編の動きがみられます。日本の大手企業も将来の統合に向けた取り組みを開始し、コスト競争力を高めようとしています。

海運業界の現状3:リーマンショックの影響を受けている

2008年のリーマンショック以降、世界の海運業界は長期不況に突入しました。

リーマンショック以前は海運好況期で船舶が大量に市場に投入されましたが、リーマンショック後は世界的に海上輸送が減少しました。これを受け、外航船舶は大幅な供給過剰です。

日本大手3社の事業統合も、リーマンショック後のコスト増加が背景にあります。将来にわたり国外航海企業の競争率を高めるために、国土交通省も対策を検討しています。

海運業界において将来重要となる課題3つ

労働者の減少も受け効率化が求められている海運業界について、現状を踏まえ、今後想定される海運業界の課題を分析します。国際的なエネルギー問題への取り組みも紹介します。

人材の確保、コスト増への対応に加え、環境への配慮も求められています。「2020年問題」と呼ばれる、規制強化への対策も急務となっています。

海運業界において将来重要となる課題1:人材の確保

船員増加に向け、若手の取り込みに向けた業務環境の改善が必要となっています。勤務形態が厳しかったり、労働作業が多かったりといった理由で、離職者が多いのが現状です。

対策の例としては、居住・食事面の質の向上、携帯電話やインターネット環境の整備などが挙げられます。陸上に比べて海上ではこうした整備が遅れている状況です。

将来海運業界に携わりたいという若者に向け、取り組みの加速が期待されます。

海運業界において将来重要となる課題2:原油の高騰によるコスト拡大

運輸業の多くは、原油価格の変動を受けやすい業種です。2004年に原油価格が急騰した際、海運業界にも大きな影響がありました。

内航海運に関しては運賃には相応の値上がりはなく、経営努力による吸収が図られたことが分かります。ただし原油価格の高騰が経営を圧迫しているといえます。

一方、外航海運では原油価格の上昇率を上回る運賃上昇がみられました。原油価格の上昇による輸送コストを吸収できたものと考えられています。

海運業界において将来重要となる課題3:省エネ性能と環境性能

将来の燃料規制強化である2020年問題に直面しています。

国際海事機関より、船舶用燃料油に含まれる硫黄分の上限を7分の1にする規制強化が2020年より始まります。燃料への切り替えが検討されていますが、懸念されるのはコストの上昇です。

他の輸送手段より環境影響が少ないといわれる海運業界ですが、将来に向けて規制への対応も迫られています。クリーンな輸送手段を目指して各社で取り組みが進められているところです。

海運業界に就職するための3つのポイント

海運業界で働くにあたり、事前に知っておくべきポイントをまとめます。将来必要とされるスキルについても触れていますので、志望動機のまとめや業界分析をするうえで参考にしてください。

海外の取引先とのやり取りが多いのが特徴の一つです。業界専門用語も数多くあり、狭き門といわれる海運業界について就活のポイントをまとめます。

海運業界に就職するための3つのポイント1:高い年収で人気のため難関

日本の経済を支える業界として、海運業は高年収で高い人気を誇っています。業務の幅は広く労働環境も厳しいと言われますが、年収の高さは志望にあたり大きな魅力です。

海運業界に携わることで、人々の暮らしや産業を根底から支える役割を担うことができ、大きなモチベーションになることも人気の理由です。さらに、将来グローバルに活躍したいという学生にとっても活躍のフィールドが広く、大きな志望動機を持って臨める業界です。

海運業界に就職するための3つのポイント2:英語力が必須になる

海運業界での業務は、英語力が必須スキルとなります。海運業界は英語を使う仕事の代表格の業界です。取引先とのやり取りの多くが英語で行われます。日常会話に加え、将来的には専門用語も使いこなせなければなりません。

ただし、就活の段階で高いレベルが求められるかというと、必ずしもそうでない場合もあります。将来にわたり学習する姿勢を持ち続け、在学中はTOEICなどの学習を行い、レベルを上げていくことが重要です。

海運業界に就職するための3つのポイント3:海外赴任となる場合もある

活躍のフィールドが幅広い業界であり、海外での勤務も発生します。海運業界では、海外拠点での業務に携わる可能性も充分にあります。

さまざまな部署、ロケーションでの経験を積みながらキャリアを形成していきます。就活を進めるうえでは、キャリアプランについて質問してみるのもよいでしょう。

グローバルに活躍できるのがこの業界の大きな魅力です。就活の際は、将来国外勤務となることも念頭に情報収集を行うとよいでしょう。

海運業界に関する知識を得て就職活動に役立てよう

この記事では海運業界の業務についてお伝えしてきました。現状と将来性を把握しておくのはもちろん、今まさに業界が直面しているエネルギー問題などの情報を積極的に収集していきましょう。2020年問題は目前に迫っています。

仕事内容・現状・課題を頭に入れたうえで自身の目指す姿を描き、就職活動に役立てましょう。

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