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就職保証人が必要な理由・いない場合の対処法・代行利用のリスク

就職保証人が必要な理由・いない場合の対処法・代行利用のリスク
就職する場合に、主食保証人を求められたけれど誰に頼めばいいのか分からない場合や、そもそもどういう制度か分からない。借金の保証人みたいなリスクを与えてしまわないか心配してしまう。そういったよくある誤解や疑問など就職保証人についてご紹介します。

初回公開日:2018年8月7日

更新日:2018年8月7日

記事に記載されている内容は2018年8月7日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。

また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。


就職保証人とは

就職しようとする場合に「身元保証人」や「就職保証人」というものを要求される場合があります。「保証人」という言葉が付いているために借金などの保証人を想像して身構えてしまいがちですが、借金の保証人とはまったく異なるものですのでご紹介します。

就職保証人は借金の保証人とは異なる

借金の保証人は民法の第446条で規定されており、事実上債務者と保証人は同じ責任を負いますが、就職保証人は昭和8年に成立した「身元保証ニ関スル法律」で定められています。保証人という言葉は付きますが、法により立場や責任が保護されており、問題が発生しそうな場合には雇用者は通告するよう定められ、保証人を辞めることすら可能です。

そのため、誰かに就職保証人をお願いする場合は、借金の保証人と違う部分や、責任が比較的軽いという部分について説明すると良いでしょう。

就職保証人は何を保証するのか

具体的な詳細は会社によりけりですが、多くの場合に保証人は就職しようとする内定者について「規則を守り真面目に会社で勤務すること。」と「勤務中に会社に損害を与えた場合に賠償責任を負うこと。」が多いです。

具体的な内容については会社により異なるので、契約書などを確認するようにしましょう。

就職保証人はいつまで行う必要があるのか

就職保証人と名が付くために、被保証者である内定者が就職して退職するまで保証人を行う必要がありそうに感じられます。しかし、ご紹介した「身元保証ニ関スル法律」により最長で5年までと定められています。また、5年を超えて就職保証人を引き受けるような契約の場合でも5年となります。

就職保証人は、更新を行うこともできますが更新の場合も更新日より最長で5年までです。

身元保証人は辞められるのか

身元保証人は辞められます。何度もご紹介している「身元保証ニ関スル法律」の第3条で「業務上不適任もしくは不適切な形跡があり、身元保証人の問題を引き起こす可能性がある場合。」と「勤務地の変更や仕事内容の変化で身元保証人への責任が重くなるか、監督ができなくなる場合。」に会社側は身元保証人へ通知を行うよう定められています。

そして「身元保証ニ関スル法律」の第4条では、第3条の通知を受けた場合や、通知が無くても自分で知った場合について、将来に備えて身元保証人の契約を解除することができると定められています。そのため、基本的には問題が起きる前に身元保証人の契約を解除してしまうことができます。

身元保証人がある会社の特徴は特に無い

就職時に身元保証人を要求する会社に共通して見られる特徴はありません。会社の歴史の長さや、業種、職種は特に関係なく、その会社の持つ雰囲気や空気次第で就職穂常任が要求されたり、場合によっては就職保証人を2人要求されることがありますが、反対に就職保証人が無くても就職できる会社もあります。

賠償責任の決定方法

借金などの場合の保証人は債務者と同等の責任を負いますが、就職保証人の場合は賠償責任について何度もご紹介している「身元保証ニ関スル法律」で定められていて、裁判所が被保証者と会社側の過失や責任割合を判断し、身元保証人を引き受けた経緯と、被保証者の仕事内容や一身上の事情などあらゆる事情を考慮して決定されます。

就職保証人はほとんど形式的なもので実際に損害賠償される事は非常に少ないのですが、無いわけではないので身元保証人を引き受ける場合は、こういったリスクがある事を理解し、就職保証人をお願いしてくる人と、会社の双方について信用できるか調査したほうが無難でしょう。

法律の内容に反し保証人に不利な契約は無効

既に何度もご紹介している「身元保証ニ関スル法律」の第6条では、同法の内容に反する形で就職保証人に対して不利益を与える契約は無効です。この規定があるのにもかかわらず、身元保証ニ関スル法律に反する形で就職保証人に不利益をもたらす規約の書かれた契約書を渡されたのなら会社自体の信用を調べたほうが良いでしょう。

就職保証人が必要な理由

就職保証人はほとんど形式的なものですが、被保証者が横領などの非常に悪質な犯罪を行った場合に、就職保証人へも損害賠償が請求される可能性がある制度です。被保証人にしてみれば、就職保証人に迷惑をかけてしまう可能性を考えるので、会社側が予防的に就職保証人を要求しています。

ノルマの未達成や、過失による損害、退職させないための人質として利用するためにあるものではありません。また、既にご紹介していますが問題が起きそうな場合会社側は就職保証人へ通知を行うよう定められているため、こういった部分でも就職保証人は保護されています。

印鑑証明は提出してよい

身元保証書と同時に、就職保証人の実印の押印と印鑑証明を求められる場合があります。印鑑証明の提出は不安に感じられるかもしれませんが、架空の人物を保証人にしていないかチェックするために要求されているので、提出して問題ありません。

現在の技術でも印影から印鑑を偽造する事は非常に困難で、印鑑証明だけで悪用を行うことも困難です。しかし、どうしても不安な場合は、但し書きを付け加えると良いでしょう。就職保証人であれば「身元保証書の添付書類として。」と一言添えれば、その印鑑証明は身元保証用の印鑑証明となるため、さらに悪用し辛い書類になります。

就職保証人がいない場合の対処法

就職保証人は借金の保証人とは異なる上に、半ば形式的なものですが保証人を頼める人がいない場合も考えられます。どうしても就職保証人を頼める人がいない場合におすすめの方法をご紹介します。

借金の保証人とは違うことをしっかりと説明する

既に紹介していますが、就職保証人は保証人と名が付いていますが、借金などの保証人とはまったく異なります。形式的に行われていること、問題が起きそうなら会社から通知され保証人を辞めることができること。期間は最長で5年である事や、法律で立場が守られていることなどを説明し安心してもらいましょう。

紹介・代行サービスを利用する

さまざまな事情で、どうしても保証人を探すことができない場合には保証人代行サービスや保証人紹介サービスを利用することもできます。代行サービスはその名のとおり、費用を支払うことで保証人になってくれるサービスで、紹介サービスは保証人になってくれる人と保証人を探している人を紹介するサービスです。

恩師、親、兄弟、親戚、友人、近所の人、さまざまな就職保証人の候補が考えられますが、その全てが利用できない場合や、万が一の場合に迷惑を掛けたくないと考えるのであれば、こういった代行サービスを利用するのもひとつの方法です。

就職保証人代行サービス利用のリスク

多くの就職保証人サービスを行っている会社は真面目に運営している企業なのですが、身元保証人になってもらうときに作成する書類は多くの個人情報を含んでいるために、潜在的なリスクが存在します。それらリスクについてご紹介します。

トラブルにご注意ください

多くの身元保証代行サービスを行っている会社は真面目に営業を行っていますが、悪徳業者も存在しています。例えば、登録料を取りながら条件に合う保証人が見つかりませんでしたと言って紹介する気がない場合や、はじめから断る前提で紹介手数料だけを取りつつける、架空の人物を紹介するなどです。

架空の人物による身元保証書を提出してしまうと、最悪の場合内定取り消しとなる可能性もあるので、必ず保証会社を訪れて、可能であれば保証人とも顔を合わせ実在の人物である事を確認しましょう。

就職保証人が二人必要な場合の対応方法

就職保証人を必要としない会社もありますが、複数要求する会社もあります。そういった場合の対応方法をご紹介します。借金などの保証人は民法で保証人としての資質が定められていますが「身元保証ニ関スル法律」には保証人の資質がかかれていないので誰にでも頼むことができます。

親は最も頼みやすい

親は就職保証人を最も頼みやすい相手です。お互いに気を使わなくて済むためおすすめです。

兄弟でも問題ないが年齢に気をつけること

兄弟に就職保証人を頼むことも問題ありません。ただし、未成年は民法上で行為責任無能力者とされる場合があるので、成人している兄弟に頼むほうが無難でしょう。

恩師は良く頼まれる

学校の先生も、就職保証人を良く頼まれる代表的な存在です。ただし引き受けてくれるかどうかはひとによりますし、恩師といえど他人ではあるので無理強いしないようにしましょう。

友人などでも問題ない

友人などに就職の身元保証人になってもらう事は問題ありません。ただし、借金の保証人と誤解されて友人関係にヒビを入れてしまわないように就職保証人についてしっかり説明したほうが良いでしょう。

就職保証人へお礼する方法

ほとんど形式的なものですが、極めて少ないとはいえリスクを背負わせてしまったことへのお詫びと、身元保証人になってくれたことへのお礼を兼ねて、多少高価な手土産を持参してお礼を行うと良いでしょう。

恩師や親戚などに頼んだ場合は、就職という人生での大きな節目に関わったことから、元気にがんばっているか心配している場合もあります。元気で仕事をしている現状の報告と、就職保証人になってくれたおかげで就職できたことのお礼をすれば喜んでくれるでしょう。

しかし、就職保証人が形式的だからといって、お礼まで形式的にする必要はありません。自分の心からの感謝の気持ちを伝えましょう。

就職は社会人としてのスタートなのでがんばろう

就職は、今までの学生生活のゴールですが、人生の一番大きな時間を過ごす社会人時代の始まりです。ゴールしたと油断せず、就職したからと慢心せず、社会人としてがんばりましょう。

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