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バルク車の構造・使用用途・中古購入の際の注意点・新車平均価格

バルク車の構造・使用用途・中古購入の際の注意点・新車平均価格
バルク車と聞いて、どんな種類の車両かわかりますか。バルク車とはトラックの種類の一つで、荷台の部分が大きなタンクになっており、「粉粒体」を運搬する車両のことです。正式名称は「粉粒体運搬車」です。また、「バルクローリー」や「ホッパー車」とも呼ばれます。

初回公開日:2018年8月2日

更新日:2018年8月2日

記事に記載されている内容は2018年8月2日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。

また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。


バルク車の構造・仕組み

バルク車は、「粉粒体」を運搬するためのトラックの一種です。トラックの架装部分(荷台)がタンク形状になっており、タンク内に粉粒体を充填して運搬します。

粉粒体をタンク上部に設置された扉からタンク内に投入します。扉は、容易に開いて粉粒体が拡散しないようにハッチ式となっています。

運搬後の荷降ろしは、車両搭載のエアコンプレッサーやブロワーなどを利用し、圧縮空気と混合し、流動化することで長距離や高所まで搬送します。バルク車には、「1室傾胴式」「3槽重力落下式」「ダンプ式」があります。

バルク車のタンクには、強度を得るため真円または楕円の筒状のタンクとなっているものと、タンク上部を広くとるために角型のタンクとなっているものがあります。角型のタンクの方が、真円または楕円の筒状よりもタンク容積を大きくとれます。

ちなみに「ローリー」は,「トラック」と同意語で、ローリーはイギリス英語、トラックはアメリカ英語です。

寸法

バルク車は通常、大型トラックが使われ、トラックの中で最大規格であり、積載量や車両総重量も最大級です。

大型トラックを運転するためには、大型自動車第一種免許が必要となります。また、ダンプ式のような特殊用途に使用するバルク車の運転および操作を行うためには、大型自動車第一種免許の他に大型特殊免許も取得しなければなりません。

大型トラックの緒元は、下記のとおりです。

仕様寸法
全長12m以内
全幅2.5m以内
全高3.8m以内
最大積載量5t以上
車両総重量8t以下

操作

バルク車には、数種類あり、それぞれの車両の特徴によって操作方法が異なります。以下に、それぞれの特徴を挙げます。

エアスライド式

エアスライド式のバルク車は、タンク底部にエアスライドキャンバスと呼ばれる布製のシートが設置されています。エアスライドキャンバスの布目から吹き出すエアによって、粉粒体を流動化させてタンク中央部の排出口に集める構造となっています。

セメント・フライアッシュなどの粉粒体の排出に適した排出方式です。エアスライド式では、一般的にはタンク構造は一室傾胴型のものが多く採用されています。一室傾胴型の場合、排出バルブの操作は一箇所で行うことになります。

空気圧送式

空気圧送式のバルク車は、集めた粉粒体をエアコンプレッサーによる空気圧と混ぜて、任意の場所まで搬送します。鉱産物や樹脂ペレットなどの流動性が高い粉粒体の排出に適した排出方式です。

セミトレーラ式

セミトレーラー式のバルク車とは、トラクターによって牽引されるセミトレーラー式を採用することによって、一度に大量の粉粒体を運搬するときに利用されます。

ダンプ式

ダンプ式のバルク車は、荷台がダンプ構造となっており、粉粒体の荷卸しのときに、タンクを傾斜させて、積荷の粉粒体を後部排出部へ導いて排出します。

ダンプ式のバルク車は後部ハッチの開閉が可能となっており、掃除がしやすいのが特徴です。他のバルク車と異なり、ダンプ機能の操作が必要となりますが、傾斜することによりタンク内の粉粒体の残量を少なくすることができます。

また、排出用バルブも一箇所となるため、利便性が高いです。ただし、粉粒体の排出量とタンクの傾斜角のバランスを操作するに、熟練とテクニックが必要になります。粉粒体の排出中も細かな調整を行う操作が必要です。

高さ

バルク車の全高は、大型トラックの規格である3.8m以内となるように設計されています。限られたスペースを最大に利用するために、タンク形状を角型にしたり底部を張り出したりする工夫がされています。

タンク自体の内法長はトラックの長さに依存しますが、およそ6~8m、内法長はおよそ2.4mです。そしてタンク自体の高さはおよそ1.9mです。

バルク車の使用用途

ここでは、バルク車の使用用途について紹介します。

飼料

飼料運搬車に種別されるバルク車は、養鶏や養豚などでエサとなる配合飼料を運搬する車両です。

荷卸しは、養鶏場や養豚場に設置されているサイロ付近で行います。サイロの上部に設置された飼料の投入口までスクリューコンベアが併設されており、コンベアで運び上げる方法が一般的です。

中古車のバルク車を購入する際の注意点

バルク車は、新車で購入すると特注となります。しかし、中古車は、既にトラックとタンク部品が一体となっているため、お買い得です。お買い得とはいえ、購入金額は高額ですから、慎重に選択、購入をすることが大切です。

まずは、中古バルク車の販売店を探すところから始まります。中古バルク車を取り扱っている販売店の数は、一般的な普通車と比較したら多くはありません。

そんなときに便利なのがインターネット検索です。購入を希望する車種や年式、メーカーや走行距離などを入力すれば、該当する車種の検索ができます。

該当車種が見つかったときには電話で連絡をとり、実際に会話することが重要です。サイトや電子メールでは伝わらない販売業者の接客態度や、応対を確認することができます。重要なのは、信頼できる業者から購入することです。

購入車の目星がついたら、最終的には細かなチェックをするために実車の確認をおすすめします。

新車のバルク車平均価格

バルク車はとても高額な車両です。新車の場合には、一般的にトラックとタンク部分を別々に購入して組み合せることになります。つまり新車は、常に特注をすることになります。

バルク車は、特注なので車両価格の定価というものはありませんが、大型トラックが1,000~1,500万円くらい、タンク部分が400~700万円くらいなので、一台当たり1,400~2,200万円くらいになります。

また、新車を購入する際には、既存の車両を下取りに出すのがよいでしょう。下取りに出すバルク車の状態によって、新しく購入するバルク車のお得感が大きく変わってきます。

バルク車の運転手の求人の探し方

バルク車の運転手の求人に限らず、現在では、インターネットの転職サイトで検索する方法が一般的です。転職サイトは、いくつかあるので、複数のサイトに登録することをおすすめします。

既に失業状態でしたら、ハローワークに登録しているはずです。ハローワークの情報は、一般公開されていない情報もあるので、こまめに検索することが重要です。

また、同業者や大型車両のトラック仲間がいるのであれば、人を返して紹介してもらえるのであれば、一番の近道でしょう。口コミ、縁故の紹介は、素性がはっきりしているので、採用前から実績、経験がわかるからです。

バルク車運転手の仕事内容

バルク車の運転手の主な業務は、時間内に粒粉体の搬送物を搬送することです。大型車両の運転ですから、大型大一種免許を取得しているのは当然ですが、運転技量も確かなものである必要があります。

車両による配送業の一面もありますから、日頃から季節、天候、時間帯に適応したタイムマネージメントのスキルが要求されます。

また、ダンプ式などの特殊車両では、大型特殊免許の取得と操作を行うオペレーターとしてのスキルも必要となります。

運搬する媒体が粉粒体であり、直接、手で荷卸しするものではないため、各種機械の操作するスキルも重要です。

バルク車について押さえるべきポイント

バルク車は、車両価格が高価なため、新車ばかりではなく、状態のよい中古車を利用することがコストを下げるポイントです。日頃から、信頼のおける販売業者との付き合いがあれば、状態のよい中古の情報受信や購入ができます。

大型特殊車両であるため、バルク車の運転手には、ドライバーとしてのスキルと特殊装置の操作を行うオペレーターとしてのスキルの両方が要求されます。

特殊車両ゆえに、特注部品は、汎用部品でないこともありますし、故障した場合、代車などの手配は困難ですから、日常のメンテナンスが重要となります。

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