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停止線の標識・位置と寸法・点線なのか・一時停止しなかった場合

停止線の標識・位置と寸法・点線なのか・一時停止しなかった場合
「道路標識」とは、交通事故を未然に防止するため「規制」「警戒喚起」「指示」「案内」などを目的とした、道路近辺に設置された「表示板」のことをいいます。これらの目的を果たすための条件として、「遠距離から」「短時間で」「夜間でも」確認しやすい工夫が施されています。

初回公開日:2018年8月8日

更新日:2020年1月29日

記事に記載されている内容は2018年8月8日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。

また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。


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停止線の標識

日本の「道路交通法(道交法)」は、道路における危険の防止、交通の安全と円滑、道路の交通に起因する障害の防止などを主な目的に1960年(昭和35年)に施行されています。

道路標識の設置などを所管する管理主体は、大きく2つに分けて「都道府県公安委員会」と「道路管理者(国交省・都道府県・市町村・NEXCOなど)」です。

なお、道路に設置する「規制標識」と「指示標識」については、公安委員会が所管するものと道路管理者が所管するものがありますが、中にはどちらか片方だけが所管するものもあります。ところが、他方の道路に設置する「案内標識」と「警戒標識」は、全て道路管理者が設置・管理することになっています。

一時停止標識

道路を走行中の車両は、「一時停止」の道路標識がある場所においては、停止線の直前(停止線がない場所は交差点の直前)で一時停止しなければなりません。

なお、道路の混雑状況や交差点の優先関係あるいは他の車両の通行状況などの一切にかかわらず、停止すべき場所では一旦は完全に停車しなければなりません。完全に停車することなく徐行した場合は、指定場所における「一時停止違反」の反則行為と見做されます。

道路標識

「道路標識」とは、道路上の安全と円滑な通行のため、公安委員会若しくは都道府県が設置します。なお、道路標識の様式や設置方法などは、「道路標識・区画線および道路標示に関する命令」に基づいて規定されています。

道路標識は、大きく「本標識」と「補助標識」の2つに区分されています。ちなみに、本標識は「案内標識」「警戒標識」「規制標識」「指示標識」の4種類があり、補助標識は本標識に付属した役割を果たします。

案内標識

「案内標識」は、主に青または緑の2色で構成された道路案内の標識です。この標識によって、目的地の方向や到達距離・現在地の情報・路線番号などを通行者に案内します。

警戒標識

「警戒標識」は、黄色地に黒色の2色の菱形で構成された標識です。この標識によって、直近の交差点や踏切・車線の減少・信号機・学校があることなどを通行者の注意を喚起します。

規制標識

「規制標識」は、白色地または青色地に円形・四角形・逆三角形などで構成され白色で表示される標識です。この標識によって、通行規制や禁止事項を通行者に伝えます。

指示標識

「指示標識」は、青色地と白色地の主に五角形・正方形で構成された標識です。この標識によって、横断歩道・中央線・駐車可・優先道路などを運転者に伝えます。

補助標識

「補助標識」とは、本標識の直下に設置することで本標識の補足情報を伝えることを目的としたの標識です。この標識によって、距離・区間・所要時間や車両の種類、方向などを運転者に伝えます。

道路標示

「道路標示」とは、交通事故を未然に防止するための「規制」や「指示」などを表示する標示のことをいい、道路の走行面に敷設した鋲(びょう)やペイントによる「線」「記号」あるいは「文字」などで表示します。

ちなみに、道路標示は「規制標示」と「指示標示」の2つに区分されてますが、原則として都道府県の公安委員会が設置します。なお、道路標示の中には、道路の構造を保全するなどの理由によって、道路管理者(都道府県など)が敷設する標示もあります。

規制標示

「規制標示」とは、交通事故の防止を図るため自動車の走行を規制する標示であり、代表的なものとして以下の規制標示などがあります。

(1)回転禁止の矢印

(2)進路変更禁止の矢印

(3)駐停車禁止の文字

(4)最高速度の文字

(5)一時停止

指示標示

「指示標示」とは、道路交通の円滑化を図るため自動車の走行を指示する標示であり、代表的なものとして以下の指示標示などがあります。

(1)横断歩道

(2)自転車横断帯

(3)安全地帯

(4)車線

(5)停止線

停止線の位置

交差点に引かれている「停止線」は、車両が「止まる場合の位置」を標示しているものであり、必ず止まらなければならないというものではありません。つまり、信号機が青信号の場合はそのまま通過し、赤信号の場合は一時停止します。ただし、一時停止する場合は、必ず「停止線の直前」で停止しなければなりません。

道路に引かれている「停止線の位置」は、基本的に「道路の幅」によって特に決まりがありませんが、狭い道路ほど交差点などの手前に引いてあるのが一般的です。

その理由は、大きなトラックなどの車両ほど広い道路から狭い道路に入る場合、内輪差の関係で大曲りする必要があります。従って、狭い道路側の「停止線の位置」を交差点より離れた手前側に引いて置く必要があります。

停止線の幅

道路標識や道路標示のデザイン・配色・寸法などの基準は、「道路標識、区画線及び道路標示に関する命令」という内閣府・国土交通省令に定められています。

寸法

内閣府・国土交通省令に定められている「停止線の幅」の基準は、「30~45cm」です。ただ、「停止線」を含む指示標示は、都道府県などの道路管理者によって運用に違いがあるため、全国的には「20~70cm」くらいのバラツキがあります。

なお、積雪する地域によっては降雪時の視認性が悪くなるため、停止線以外に「停止線標識」が設けられている場合もあります。また、都道府県の扱いによっては停止線を二重(二段停止線とは違う)に引いたり、停止線の幅を50cm以上としているケースもあります。

停止線は点線なのか

「停止線」は、白色で幅40~45cmの「実線」で標示するのが原則です。一方、2014年1月の警察庁交通局交通規制課長発の「ドットライン表示」という通知が発せられています。

この通知の内容は、「原則として、信号機のない交差点で、車道外側線等を交差点内に破線で延長し、自動車の通行部分を明示することが望ましい場合に設置することができる」となっています。

「破線の停止線」は、一般的に大きな交差点や高架下などの交差点に設置している場合が多いですが、進行方向の信号機が赤の場合でも「破線の手前で十分な安全確認を行い徐行しながら通過しても良い」ということです。

また、信号がない交差点において、一時停止の標示がある「停止線」から本線に進入する際、路側帯の一部が破線標示になっている場所があります。このような場所においても、一時停止後安全確認してから本線に進入して差し支えありません。

停止線で一時停止しなかった場合

道路の「停止線」は到るところに引かれていますが、大きく(1)信号機の設置している交差点、(2)一時停止表示がある交差点など、(3)停止線の標示みの3つに分けられます。

道路交通法の扱いは、(1)の場合は、一時停止する場合は「停止線の直前で一時停止する」、(2)の場合は、停止線がない・見えにくい・見えない場合でも、必ず「停止線の直前または交差点の直近で一時停止する」、(3)の場合は、必ずしも「一時停止の義務はない」ということです。

蛇足ですが、交差点に引いている「停止線」は、一時停止する場合に適用されます。つまり、進行方向が「青信号」であれば、当然そのままとおり過ぎことになります。また、信号のない横断歩道の手前に引かれている「停止線」も歩行者がいなければそのまま通過して差し支えありません。

違反

「停止線」の引いている場所で一時停止する場合は、「停止線の直前」で停止する定めになっています。停止線を大きく跨がったり、あるいは車輪で踏んで停止していると反則行為に当たりますので注意が必要です。

ただ、「停止線の直前」という規定には、具体的な数値の定義はありません。しかし、余り神経質になり過ぎて停止線の数メートル手前で一時停止した場合は、過去の裁判で反則行為として処分されたケースがあるそうです。常識的に考えると、最大でも1m以内、若しくは30~50cmくらいを目安にすると良いでしょう。

なお、停止線で一時停止する時間についても具体的な数値が示されていません。たまたま運悪く現場で「一時停止していない」ことをお巡りさんに視認されてしまうと、どんなに言い訳しても許してくれません。そのため、しっかりと一時停止する習慣を身に付けることが肝心です。

停止線の種類

道路上の「停止線」は、基本的に「信号機」のある交差点や「一時停止標識」がある場所に白線で表示されています。しかし、停止線の中には信号機や一時停止標識がない場所でも、「白線」のみで表示されている場合があります。

ちなみに、「停止線」の標示は、原則として白色の「実践」で標示されていますが、場所によって白色の「破線」で標示されている「ドットライン表示」の停止線もあります。

停止線が破線している場合

「停止線」が破線している場合は、進行方向の信号機が赤の場合でも破線の手前で一時停止し、十分な安全確認を行い徐行しながら通過してください。

停止線の長さ・距離

「停止線」の幅は、内閣府・国土交通省令に30~45cmと設置基準が示されていますが、「長さ」や「距離」の基準は示されていません。そもそも道路の停止線の長さや距離は、道路の全幅員などの道路事情に異なりますので、一概に規定することができません。

ちなみに、交互通行の道路の「停止線の長さ」は、道路の全幅員の最大1/2となります。例えば、道路の全幅員が5mであれば、停止線の長さは最大2.5mです。ただし、その道路が一方通行の道路の場合は、停止線は最大5mの幅で引かれています。

ドライブレコーダーの「目」

最近、「あおり運転」のニュースがやたら多いことが気になります。その所為もあってか、カー用品店の「ドライブレコーダー」の売上が上がり随分話題になっています。

さて、一時停止標示のある交差点などにおいて、お巡りさんに反則切符を切られる人は決して少なくありません。中には、嫌な思いを経験した人が意外に多いという話も聞きます。その理由は、「一時停止」には明確な「停止時間」の規定が無いことや、「停止線の直前」にも明確な「距離」の規定が無いことが挙げられます。

両方とも確かに難しい問題ですが、今は残念ながら「お巡りさんの現認が唯一無二」の判定方法です。先行きは「ドライブレコーダー」が標準装備されるようになると、これらの問題の解決の一助になるかも知れません。それまでは「停止線」で一時停止する場合は、停止距離と停止時間は自分で自分を守るしかありません。

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