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オイルエレメントの交換にかかる費用・交換方法|頻度/時間

オイルエレメントの交換にかかる費用・交換方法|頻度/時間
オイルエレメントの交換は車の整備作業で必須です。よほど車に詳しくないと、オイルエレメントの役割もわかならいことでしょう。オイルエレメントの交換がエンジンを浄化し長持ちさせてくれるので、その交換方法について理解を深めてください。

初回公開日:2018年8月24日

更新日:2019年11月28日

記事に記載されている内容は2018年8月24日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。

また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。


オイルエレメントの交換にかかる費用

普段の車整備の中で一番多くの人が行うのが、オイル交換です。ガソリンスタンドやカー用品店で、そのオイル交換の際に「オイルエレメントの交換もしませんか?」と声を掛けられることがたびたびあります。

しかし、オイルエレメントの役割やその交換時期については、あまり知らない人も多いことでしょう。今回は、オイルエレメントの交換について紹介します。

オイルエレメントについて

そもそも、オイルエレメントとはどういったパーツを指しているのかを説明します。エンジンオイルやミッションオイルから、油分や錆・摩耗粉を取り除くためのフィルターの事をさします。正式名前はオイルフィルターと言います。

ただし、ガソリンスタンドやカー用品店をはじめ、一般的にはオイルエレメントと呼ばれることが多いので知っておくと良いでしょう。

オイルエレメントの交換により、結果的にエンジンの寿命を延ばす事になり、愛車を長く快適に運転するには、必要な整備作業です。そのため、整備工場や各自動車ディーラーでは、オイルエレメントの定期的な交換をすすめています。

オイルエレメントの交換費用は?

オイルエレメントの交換費用を語る上で、一点注意する点があります。それは、車種によってはオイルエレメントのみの交換はできないということです。なお、オイルエレメントのみの交換ができたとしても、エンジンオイルが抜けるために、オイルを補充する必要があります。

そうした理由から、オイルエレメントを交換する際はオイル交換と同時に行うのがおすすめです。

オイル交換と合わせて7000円前後

そのうえで、オイルエレメントの交換においては、オイル代で3,000円~5,000円、エレメント代で1,000円~3,000円、交換作業の工賃として1,000円~3,500円となっています。従って、1回の交換で、オイル交換を含めた場合の平均価格は約7,000円前後となっています。

種類によって誤差あり

しかし、補充するオイルの量や車種によって、かかる費用は多少の誤差が生じますので、この金額をひとつの目安として考えてください。

オイルエレメントの交換方法

オイルエレメントの交換は、オイル交換の時に同時に行います。整備工場やディーラーで行ってもらうこともできますが、慣れている人であれば、自分で交換することも可能です。

ここでは、オイルエレメントの交換方法について、おおまかに説明します。当然、車種によって配置は異なりますが、まずはボンネット開けて、オイルフィルターの位置を確認します。

その上で、はじめにエンジンオイルを抜きます。オイルを抜く前にエレメントを取り外すと、オイルが溢れて大変なことになりますので、注意が必要です。ちなみに、先にエンジンオイルを抜いておいても、少しは漏れてしまうので、エレメントを取り外す前にキッチンペーパーを詰め込みます。この際、ケチらずにしっかりと詰め込みます。

しっかりと取り付ける

その上で、オイルエレメントトレンチを使って、取り外します。反時計回りに回すと、オイルが漏れてきますが、キッチンペーパーがあれば吸い取ることができます。

次に、オイルエレメントを取り付けます。事前に購入しておいたオイルエレメントをパッケージから取り出して、ゴムの部分にエンジンオイルを指で塗っておきます。そのあとに、先ほど確認した場所にオイルエレメントを取り付けます。ゴムのパッキンが当たるまで手で回して、そこから工具を使って1周回します。

その後、通常どおりにオイルを充填して完了です。オイルの補てんは、レベルゲージでその量を確認しながら行いますが、エンジンを回すとレベルが下がりますので、車を走らせた後に、もう一度レベルゲージを確認すると良いでしょう。

オイルエレメントの交換のおすすめ頻度

整備工場やディーラーで、オイルエレメントの交換を実施することには、多くの価値があることはお分かりいただけたことでしょう。では、オイルエレメントはどのくらいの頻度で交換されると良いのか、以下に、車種別で交換の目安となる距離をまとめてみました。

交換目安距離

オイルエレメント交換の目安距離とし、普通車では、16,000km、ハイブリッド車では、30,000km、軽自動車では、20,000km、中型トラックでは、同じく20,000km、大型トラックでは、25,000kmといわれています。

車種やメーカーによって推奨されてる交換距離には、幾分の誤差は生じますが、上記に挙げた距離数がだいたいの交換目安となっています。

この数字は、オイル交換の推奨距離から換算すると、オイル交換の約2回に1回の割合で、オイルエレメントを交換することになってくるので、距離が不明でも、オイル交換2回に1回オイルエレメントを交換するということも、目安の1つとして覚えておくと良いでしょう。

ただ、トラックの場合はオイル交換の目安が20,000km以上の走行か1年に1回となってることが多いので、オイル交換の度にエレメントも交換すると良いでしょう。

オイルエレメントの交換にかかる時間

オイルエレメントの交換に要する時間は、慣れた作業員であれば、15分から20分くらいで終わります。整備工場やディーラー、さらにはガソリンスタンドでも交換可能です。

ただし、最近のガソリンスタンドはセルフの場合が多いので、事前に作業可能か確認することが必要です。また、ガソリンスタンドでは、専門の作業員がいるかも確認が必要です。

また、自分で行う場合では、事前作業や作業ロケーション、さらには工具の使い方が慣れていない場合もあるので、1時間程度をみておくことをおすすめします。

オイルエレメントの交換に必要な工具

次に、オイルエレメントの交換に必要な工具について説明します。必要な工具は、オイルエレメント、オイルエレメントレンチ、キッチンペーパー(普段料理に使うものと同じです。ホームセンターなどで買うと安く入手可能)です。

オイルエレメントレンチは、オイルエレメントを取り外すときに当てる専用のレンチです。ラチェットレンチを取り付けて利用するカップ型、大きさに左右されず使用できるバンド式、挟み込む明度をしたプライヤタイプなど用途によって形式が異なります。

特徴

カップ型は、ラチェットレンチを取り付けることで簡単に回す事ができます。特徴としては、滑るという事なく、確実に当てることができるが、大きさが違う物には使うことができません。さらに、ラチェットレンチがないと使うことができません。

また、バンド式とプライや個性は、さまざまな大きさのオイルエレメントに対して利用可能です。しかし、滑りやいという特長があります。そのうえ、取り付け場所の周辺に隙間が存在しない場合は、作業が難しくなります。

オイルエレメントを交換しないとどうなるのか

ちなみに、オイルエレメントを交換しないと、車はどうなるかというと、5年間オイルエレメントを交換したかったために、フイルターのパッキンが切れてオイルが勢いよく噴出してしまう故障が発生しました。

この時はフィルターも詰まっていて油圧もかかったことが原因ですが、パッキンの劣化でオイル漏れが起きてオイル切れする事例も多々見受けれらます。車検整備をしたりしていると、オイルエレメントの劣化でパッキンが痩せて、つまんだだけで緩むフィルターをみかけることもあります。

車種別オイルエレメントの交換方法

次に、車種別のオイルエレメントの交換方法について説明します。オイルエレメントについては、車種ごとに配置が異なりますので、事前の確認が必要です。

ハイエース

ハイエースの場合、オイルエレメントの交換を行う際には、アンダーガードを外すことが必須です。その上で、オイル注入口かオイルゲージを抜いて、空気口を開けてあげます。その後、アンダーからオイルを抜きます。

そして、フィルタレンチをあててフィルターを外します。ケースは簡単に外すことができます。フィルター自体は刺さっているだけなので、引っこ抜けば簡単に外れます。そして、締め付け部分のOリングも交換します。交換時には、リングに新油を塗るのを忘れないように注意します。

さらに、ドレンのパッキンも交換します。交換時の締め付けトルクは25プラスマイナス5ニュートンです。トルクレンチでキチンと締めますが、締めすぎてねじ山を壊すことが無いよう注意します。

ムーヴ

ムーヴのオイルフィルターはナンバープレート裏から取り外しますので、ナンバープレートを取り外します。ナンバーを外すと、この奥にフィルターがあり、穴から覗くとフィルターが見えます。

フィルターに65mmのカップレンチをセットし、エクステンションを付けたスピンナーハンドルで緩めますが、フィルターを緩めると中に溜まっていたオイルが垂れてくるので、ウエスなどをあてがっておくことをおすすめします。

ちなみに、エクステンションは300mm位の長さがあると便利です。ある程度、工具で緩めると、あとは手で外せます。この際に、オイルをこぼさないように注意が必要です。

新しいオイルエレメントの取り付け

取り外しが完了したら、新品のエレメントの取り付けですが、この際には取り付けるパッキン面にオイルを塗布します。また、フィルターを取り付けるポイントをウエスで掃除しておくのが良いでしょう。

新しいエレメントをパッキン面が当たるまで手で回します。その上で、レンチで3/4回転増し締めします。締め付け方はフィルターのメーカーブランドによって異なることが多いので、説明書をよく読んで対応します。

オイルエレメントの取り付けが完了したら、あとはエンジンオイルを充填して、作業は完了です。

エルフ

いすづのエルフには、少し特徴的なオイルエレメントが付いています。ちなみに、エンジンは4JJ1です。

オイルエレメントはエンジンの運転席側の下にあります。まずは、オイルエレメントに付いてるドレンボルトを外して、フィルター内のオイルを抜きます。

オイルを排出させた後、17mmのボルトを取り付けて、その上にある22mmのボルトを緩めてオイルエレメントを外します。

オイルエレメントは紙のカートリッジだけを交換するタイプですので、取り外し、フィルターのケースを洗浄します。

ある程度、ケースを洗浄したら、3つのパッキンを交換します。さらにエレメントのドレンボルトのOリングも洗浄し、エレメントのケースを組み立てます。この際に、Oリングにオイルを塗布しておきます。これは、ねじれ防止のためですので必須作業です。

エンジンエレメントのケースを接続

そのうえで、ドレンボルトを先に締め付けて、オイルエレメントのケースをエンジンにドッキングします。これで、オイルエレメントの交換は完了ですので、エンジンオイルを充填してください。レベルゲージでオイル量をしっかりと確認して、エンジンスタートです。

オイルエレメントの交換でエンジン長持ち

ここまで、オイルエレメントの役割と交換方法について説明しました。オイルエレメントはエンジンの浄化のために必須のパーツです。ただし、洗浄の役割を果たしているので、ある程度の利用の後には交換が必要です。これによって、愛車のエンジンを長持ちさせることができます。

オイルエレメントの交換は、整備工場やディーラーで実施してもらえますが、慣れていれば自分で交換することも可能です。ただし、その場合には、作業手順を守り作業を行ってください。

ともあれ、オイルエレメントが快適ドライブの要ですので、忘れることなく愛車と共に長いお付き合いをしてください。

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