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10tトラックの寸法一覧|ウイング車/日野/箇所/いすゞ

10tトラックの寸法一覧|ウイング車/日野/箇所/いすゞ
日本の物流に欠かすことができないトラックは、毎日さまざまな荷物を運んでくれます。トラックメーカーも、日々、より安全で快適なトラックの技術開発に切磋琢磨しています。今回は、長距離輸送で活躍している10tトラック、なかでも、主にウイングタイプについて紹介します。

初回公開日:2018年8月23日

更新日:2018年8月23日

記事に記載されている内容は2018年8月23日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。

また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。


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自動車の免許・車種区分のおさらい

10tトラックと聞いて、大きいトラックと漠然と思っている方もいるでしょう。10tトラックの10tとは最大積載量で、さらにいうと、最大積載量10t前後のトラックのことです。寸法を調べる前に、自動車に関して、少し複雑になった免許の種類と法律上の車種の区分についておさらいします。

免許について

現在運転免許を所持している方、また、これから取得しようとしている方のためにも、免許の種類(車両総重量・最大積載量・乗員定員)についておさらいします。

平成19年6月1日より前に取得した方、または、平成19年6月2日から平成29年3月11日までに取得した方は、取得した時期から免許の種類が変更になっています。トラックについては車両総重量と最大積載量の関係を理解する事が大切であり、車両総重量は架装によっても変わります。

特に、準中型免許と中型免許運転は注意する必要があり、同じような大きさのトラックでも車両総重量が異なる場合があり、必要な免許も変わります。10tトラックの運転に必要な免許は、もちろん大型免許です。

免許/項目車両総重量最大積載量乗員定員
普通免許3.5t未満2t未満10人以下
準中型免許3.5t~7.5t未満4.5t未満10人以下
中型免許7.5t~11t未満6.5t未満29人以下
大型免許11t以上6.5t以上30人以上

10tトラック 2つの法律による車種区分

自動車の車種は、法律によって2種類に区分されます。

1.道路運送車両に関する法律(管轄:国土交通省 通称:車両法)※自動車単体における安全性の確保が観点(自動車の検査、登録、届出など)

2.道路交通に関する法律(管轄:警察庁 通称:道交法)※交通安全上が観点(運転免許、交通取締など)

1「車両法」における車種

以下の表は、「車両法」で定められた自動車の種別と大きさなどの関係をまとめた表です。

自動車の種別自動車の大きさ等
普通自動車小型自動車、軽自動車、大型・小型特殊自動車以外の自動車。3ナンバーの乗用車、トラック、バスなど。
小型自動車総排気量が2,000cc以下で、長さ4.7m以下、幅1.7m以下、高さ2.0m以下の自動車(軽油を燃料とするものは除く)
軽自動車総排気量が660cc以下で、長さ3.4m以下、幅1.48m以下、高さ2.0m以下の自動車
大型特殊自動車ショベルローダ、フォークリフト、農耕用作業自動車、ポールトレーラーなどの特殊自動車
小型特殊自動車長さ4.7m以下、幅1.7m以下、高さ2.8m以下のショベルローダ、フォークリフトなどで、最高速度が15km/h以下の自動車。農耕用作業自動車で最高速度が35km/h未満の自動車

2「道路交通法」における車種

以下の表は、「道路交通法」で定められた自動車の種別と大きさなどの関係をまとめた表です。

自動車は、車両法と道路交通法で車種の区分がそれぞれ規定されています。10tトラックの車種は、車両法では「普通自動車」で、道路交通法では「大型自動車」に区分されます。

自動車の種類車体の大きさ等
大型車車両総重量11トン以上、または最大積載量6.5トン以上の自動車。乗員定員30人以上の自動車
中型自動車車両総重量7.5トン以上11トン未満、または最大積載量4.5トン以上6.5トン未満の自動車、乗員定員11人以上30人未満の自動車
準中型自動車車両総重量3.5トン以上7.5トン未満、または最大積載量2トン以上4.5トン未満の自動車、乗員定員11人未満の自動車
普通自動車車体の大きさなどが、大型自動車、中型自動車および準中型自動車などのいずれにも該当しない自動車、乗員定員11人未満の自動車
大型特殊自動車ショベルローダ、フォークリフト、農耕用作業自動車など
大型自動二輪車総排気量が400ccを超える二輪車
普通自動二輪車総排気量が400cc以下の二輪車
小型特殊自動車長さ4.7m以下、幅1.7m以下、高さ2.0m(安全装置などが架装されているばあいは2.8m)以下で最高速度が15km/h以下の自動車

10tトラックの特徴あれこれ

道路ではさまざまな10tトラックが走行しているのを見かけます。ここからは、主に10tトラックに関する寸法をみていきます。寸法は、キャビン(運転台)と架装の大きさによって決まります。

ここでは、法律よって定められた自動車の最大寸法や、10tトラックの主な稼働方式、ウイングボディと低床タイプのトラックの特徴を紹介します。

自動車の最大寸法は?

自動車の寸法は、以下表のとおり、道路法によって最高限度が定められています。

10tトラックの最大寸法は、幅2.5m、高さ3.8m、長さ12mになります。トラックの各メーカーは、最大寸法を生かした造り方をしています。

項目寸法
2.5m
高さ3.8m(ただし、指定道路を走行する車両は4.1m)
長さ12m(ただし、高速自動車国道を通行するセミトレーラー連結車及びフルトレーラー連結車で、その積載する貨物が被牽引車の車体の前方又は後方にはみ出していないものについてはセミトレーラー連結車 16.5m、フルトレーラー連結車 18.0m)

「6×2」「8×4」とは? 車軸・駆動軸について

トラックの駆動方式は、主にFR方式が用いられています。理由ですが、トラックは荷台が後部にあり荷物の重さで加速性や安定性が高くなることや、操縦性が良く運転も比較的疲れないことが挙げられます。10tトラックも例外でななくFR方式になっています。

また、自動車の車軸の構造ですが、「全輪数×駆動輪数」で表します。乗用車や小型トラックは2軸車(4×2、4×4)が多く、10tトラックは6×2(前1軸・後2軸/1軸駆動)、6×2(前2軸・後1軸/1軸駆動)や、8×4(前2軸・後2軸/2軸駆動)が多いです。

利便性が高いウイングボディ

ウイングボディは、10tトラックにも多く使われている荷台形状の一つです。バンボディ(箱型)の側面が開閉式になっていて、側面を上げた状態が翼を広げた見た目からガルウイング車、側面開閉車、また、アルミ製で造られているものが多いことからアルミウイング車と呼ばれたりします。

ウイングボディはバンボディから利便性を追求して造られたボディでしょう。メリットとしては、バンボディは手作業で荷物の積み下ろしをするとき、奥の荷物を移動するときに作業効率が悪いですが、ウイングボディは側面が開閉できるためフォークリフトを用いてパレットでの積み下ろしが容易になり、作業効率が良いことが挙げられます。

低床トラックの特徴

低床トラックとは、トラックのタイヤの径を小さくして、地面から荷台床面までの高さを下げたトラックです。低床10tトラックの駆動方式は8×4になります。

メリットは、床面から地面までが低いため、手作業の時はトラックへの荷物の上げ下ろしの負担が軽減できることや、荷台の高さの寸法が高くなるので容積が増すなどが挙げられます。

デメリットとしては、タイヤが小さいので高床と比べ揺れや衝撃が伝わりやすく、荷台内の荷崩れの心配や、乗り心地の悪さなどが挙げられます。

メーカー別10tトラックの寸法一覧

10tトラックのメーカー別の寸法を、代表的なトラック製造メーカーである「日野自動車」と「いすゞ自動車」の10tトラックで比べてみます。

「日野自動車」 10tトラック寸法

まず、日野自動車が製造している10tトラックの寸法をみてみます。

項目全長全幅全高
寸法(mm)11,980~11,9852,4953,785~3,795

「いすゞ自動車」 10tトラック寸法

「日野自動車」と「いすゞ自動車」、両メーカーとも、法律上の最大寸法を活かした造りになっています。

10tトラックは長距離輸送が多く、燃料費や人件費などのコストを下げるには、いかにして一度に多くの荷物を輸送するかが要点になります。

項目全長全幅全高
寸法(mm)11,590~11,9902,4903,670~3,700

10tトラック ウイングボディ寸法一覧

トラックは、エンジン、キャビン、シャフト、燃料タンク、架装などさまざまな箇所があり、その大きさで寸法が決まります。10tトラックで一番大きな箇所は架装(荷台)です。その架装の種類であるウイングボディの寸法について紹介します。

ウイングボディ 架装(荷台)メーカー別の寸法

架装メーカーは、日本中に数十社あります。先程例に挙げた日野自動車といすゞ自動車の10tトラックは、架装が別の会社で製造しています。以下、2社が10tトラックで使用している架装メーカー別ウイングボディの寸法です。

(株)トランテックス(日野自動車)

(株)トランテックスは、日野自動車の子会社で、石川県に本社がある架装メーカーです。

駆動方式全長(mm)全幅(mm)全高(mm)
6×29,6702,4102,480
8×49,670~10,0202,4102,680~2,730

(株)パブコ(日野自動車)

(株)パブコは、神奈川県に本社があり、複数のトラックメーカーに架装を提供しています。

駆動方式全長(mm)全幅(mm)全高(mm)
6×29,6202,4102,470
8×49,6202,4102,645

日本フルハーフ(株)(日野自動車)

日本フルハーフ(株)は、神奈川県に本社があり、架装以外の物流関連製品の製造もしています。

駆動方式全長(mm)全幅(mm)全高(mm)
6×29,6402,4102,500
8×49,6402,4102,655

日本トレクス(株)(日野自動車)

日本トレクス(株)は、愛知県に本社があり、架装の他、トレーラー、コンテナ、シェルターなどの製造もしています。

駆動方式全長(mm)全幅(mm)全高(mm)
8×49,6152,4102,650

日本フルハーフ(株)(いすゞ自動車)

日本フルハーフ(株)は、日野自動車といすゞ自動車、両方の架装メーカーです。

駆動方式全長(mm)全幅(mm)全高(mm)
6×29,6752,4102,500
8×49,675~10,0202,4102,635~2,655

日本トレクス(株)(いすゞ自動車)

日本トレクス(株)も、日野自動車といすゞ自動車、両方の架装メーカーです。

上記表からもわかるとおり、10tトラックのウイングボディの全幅は全て同じ寸法です。全長の寸法は9,615mm~10,020と幅がありますが、キャビンの寸法などによって変わってきます。

全高の寸法は、駆動方式(8×4)の違いで、つまり低床トラックの方が高く容積が大きいことが分かります。

10tトラックは主に長距離輸送に多く利用されていますが、荷物の形状や重さ、パレット積みなどの積み方によって寸法の選び方も変わってくるのでしょう。

駆動方式全長(mm)全幅(mm)全高(mm)
6×29,6652,4102,500
8×49,6652,4102,650

10tトラック 高い安全性と利便性を求めて

10tトラックについて、主にウイングボディの寸法を中心にみてきました。日野自動車といすゞ自動車の比較もして、各メーカーとも規定内での寸法を意識しているのがよくわかりました。

これからも10tトラックは、荷物の積み下ろしの利便性や、運転手の快適性を求め、より安全に荷物を届けるための技術を高めていくでしょう。

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