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追い越し車線走行違反の危険性・違反点数・走行距離・罰金額目安

追い越し車線走行違反の危険性・違反点数・走行距離・罰金額目安
高速道路でスピード違反をしていないのに覆面パトカーに止められて切符を切られたという話を聞いた事がありませんか。これは高速道路や一般道路で追い越し車線の使い方で起きる交通ルール違反によるものです。そこで追い越し車線走行違反について詳しく解説します。

初回公開日:2018年8月1日

更新日:2018年8月1日

記事に記載されている内容は2018年8月1日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。

また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。


場所別追い越し車線走行違反の危険性

日本の道路交通法では左側通行ということは誰でも知っている事でしょう。自分の走っている車線が左側でも、複数車線がある道路を走行する場合、追い越し車線を走行し続けると違反になる可能性があります。

複数車線がある道路は、高速道路はもとより一般道路にもありますが、そのどちらにも追い越し車線が決められています。そこで道路別に追い越し車線を走る場合の違反になる危険性についてみていきます。

一般道

一般道路でも車輛通行帯が決められた道路があります。2車線以上の道路で車線境界線により区切られた道路は、一番左側の車線を走行しなければなりません。右側の道路は追い越しなどのために開けておく道路です。

「追い越しなど」という使い方をしたのには意味があります。それは工事や停車中の車をよけたり、右折に利用するために右側を走行する事ができるからです。

このように追い越しなどをする場合のみ右側の追い越し車線を走行する事ができますが、一般道では追い越しの場合注意する点が他にもあります。それは交差点の30m手前は追い越し禁止になっていることです。遅い車を追い抜くからと追い越し車線を走っている時に、交差点から30m手前で追い越し中となった場合違反となります。

高速

高速道を走っていると一番右側の追い越し車線をゆっくりと走っている車に出くわす事があります。この車両は車両通行帯違反です。

一番右側の車線は追い越しをするための車線で、車のスピードがたとえ制限速度内であっても、追い越しをしないのにただ空いているからと追い越し車線を走り続けることは車両通行帯違反で捕まります。

車輛通行帯とは、2車線以上ある車線のことをさし、車両通行帯違反は追い越す必要もないのに追い越し車線を走り続けた時の違反です。

高速道路でスピード違反をしていないのに覆面パトカーに捕まる事例が多くありますが、そのほとんどはこの車両通行帯違反でしょう。

追い越し車線の使い方

走行車線を走っていて遅い車に追いついた時には追い越し車線を使い追い抜きます。追い越し方法はスマートに滑かに行うことです。

追い越し車線は後ろから速い車も走ってくるので、ルームミラーやサイドミラーを使い後方の安全確認をしてから追い越し車線に出るようにします。追い越し車線に出たら追い越す車と並走することが無いようしっかりと加速をして追い越します。十分な車間距離を追い越した車と取る事ができたら走行車線に戻ります。

これが追い越し車線の使い方ですが、右車線に出てから1台追越したのち、再び遅い車が走行車線に近ついてきたらそのまま追い越しを続けます。ただし追越した車と次の追い越したい車の間に十分なスペースがあるにもかかわらず追い越し車線を走り続けると通行帯違反で捕まります。

3車線以上ある場合の追い越し車線

高速道路などでよく見る光景として、一番左の走行車線はほとんど走っておらず真ん中の車線と一番右の追い越し車線に車が集中している事が多くあります。

3車線以上ある道路では一番右側が追い越し車線で、それ以外の車線は走行車線となっています。基本的な走り方はどの車も一番左を走らなければなりません。

例えば3車線道路で一番左を走っている時に遅い車に追いついたら、真ん中の車線に出て追い越しをします。そしてそのまま走行しもし真ん中の車線で遅い車に追いついたら初めて一番右の追い越し車線を走ることができます。

ここで気を付ける点としては、複数車線のある道路は「遅、速、追」で車線を使い分けますが、これが当てはまるのは自動車だけで、原付や小型特殊は当てはまりません。原付で一番左以外の車線を走ると通行帯違反で捕まりますので注意しましょう。

高速道路で意外に多い通行帯違反

高速道路では追い越し車線を走り続ける事による通行帯違反が意外に多く発生しています。平成28年度内閣府の交通安全白書による違反件数は、1位が最高速度違反398,345件(71.1%)で2位に車両通行帯違反67,890(12.1%)が続きます。

最高速度違反が7割以上を占めて圧倒的な1位となっていますが、車両通行帯違反で多くのドライバーが検挙していることがわかります。

平成25年の調査の時には1位が速度違反、2位がシートベルト装着義務違反、3位が車両通行帯違反でしたが、3年後には車両通行帯違反が2位に浮上したことを考えると、車両通行帯違反の取締が強化されているといえるでしょう。

車両通行帯違反とは

車両通行帯違反は、道路交通法の第二十条に規定があります。簡単に説明すると、自動車は2車線ある道路を走行する場合は左側を走行し、3車線以上ある道路では一番右側以外の通行帯を走行しなさいということと、自動車以外の原付などは一番左しか走行できませんということが書いてあります。

通常走ってよい道路は上記の2つの通行帯で、それ以外の通行帯、つまり一番右側の追い越し車線を走り続けると捕まるという事です。

追い越し車線走行での違反点数

追越し車線を走り続けると車両通行帯違反になりますが、違反点数は1点となります。スピード違反の場合は1点から12点なので、点数的には大したことが無いように感じますが、ゴールド免許を持っていて1点でも違反をすると、次回の更新にはブルー免許になってしまいます。

軽微な違反で減点が1点や2点であれば3か月で点数がリセットされます。しかしゴールド免許で軽微な違反を起こすと点数はリセットされますが違反歴は残り、次回の更新ではブルーになります。次にゴールドになるにはブルーになってから5年経たなければなりません。しかも1回目の違反から一度でも違反をすると6年かかります。

任意保険に入っている方が大半でしょうから、ゴールド免許からブルーになってしまうと保険料が高くなり痛手は大きくなります。車両通行帯違反は1点ですが、その影響はかなり大きなものとなるでしょう。

追い越し車線で違反になる走行距離

追い越し車線を走り続けると車両通行帯違反になりますが、かなりの台数走行車線に車がいる場合などは、追い越しが完了するまで追い越し車線を長い距離走っても問題はありません。しかし走行車に車が走っていないのに、永遠と追い越し車線を走り続ければ車両通行帯違反で捕まる恐れがあります。

2km

追い越し車線を走行できる距離は明確には決まっていません。100m走っただけなら問題ないとか10km走り続けたら違反といったことはなく、距離による法律の規制はありません。

追い越し車線を走行する場合は、走行車線を走行する車両を追い抜いたら速やかに走行車線に戻る事が基本になります。

通常の追い越しで1台抜いたら、その先に何台か連なって走っているようなときにはそのまま追い越し車線を走っていても問題ありません。しかし次の車を追い越すまでに車の間隔があいているときには速やかに走行車線に戻る必要があります。

次の車を追い越すまでに要する距離がおおむね2km以上ある場合には走行車線に戻った方が良いとされています。走行車線に車が走っていないのに2km以上追い越し車線を走り続けると捕まる危険があります。

追い越し車線でスピード違反にならない方法

走行車線を走行中に遅い車に追いついた時には、追い越し車線に入り車を追い越しますが、この時に注意する点は制限速度を大きく超えて車を加速させて追い抜くことが無いようにしましょう。

例えば高速道路では大型貨物車の最高速度は80km/hと決まっており、乗用車の最高速度が100km/hの場所では走行車線のトラックにゆっくりと追いついてきます。速く追い抜こうと追い越し車線に出てそのまま大きく加速すると車は制限速度を大幅に超えてしまうので、速度超過で捕まる危険があります。追い越し加速は制限速度内で行う必要があります。

また追い越しの際には道路状況にも影響します。上り坂や下り坂など、道路は一定でない場所が日本には数多くあります。その状況にあった追い越しをする必要があるでしょう。

下り坂

山間部の高速道路を走っているとアップダウンが続きスピード調節に集中する必要があります。上り坂ではアクセルを踏み、下り坂ではアクセルを緩めますが、下り坂で追い越しをするために走行車線から追い越し車線に移った時は特に注意が必要です。

下り坂は考えている以上にスピードに乗りやすく、追い越しの際にアクセルを不用意に踏んでしまうと制限速度をすぐにオーバーしてしまいます。特にスピードの取り締まりは下り坂が終わる当たりのスピードが一番乗った場所で行われることが多いので、下りの追い越しはスピードメーターの確認を怠らないようにしましょう。

追い越し車線での違反への罰金額の目安

追い越し車線を走り続け、車両通行帯違反で切符を切られると反則金は普通車で6,000円となっています。

この反則金は一般道の2車線以上の道路でも高速道路でも同じ反則金となっています。反則金は交通違反を行うと通称青切符と呼ばれる交通違反告知書を警察から渡されます。交通違反告知書を受け取ってから7日以内に郵便局か銀行で仮納付します。

仮納付を済ませれば、あとはなにもすることはありません。ただし仮納付をしなければ、警察署から反則金の納付の通告書が送付され、受け取った日の翌日から10日以内に反則金と通告書の送付にかかったお金を支払えば刑事処分を受けずに済みます。

追い越し車線で追いつかれた車の義務

後ろから追いつかれることは一般道路でも高速道路でもよく見かける光景ですが、実は追い越している車両だけでなく追いつかれた車両にも交通規則があります。

法定速度内で速度の高い車に追いつかれたり追い越されている場合は、速度を上げて追い越ししている車の通行を妨害してはいけません。これは追いつかれた車両が追いついた車輛と競い合い、スピードを上げて事故を防ぐ目的の義務です。

この義務には「追いつかれた車両の義務違反」という罰則があり、1点減点で反則金は普通車で6,000円となっていますから注意してください。

気持ちよく走行するために交通ルールを守りましょう

高速道路や一般道路で2車線以上ある道路では、一番左側を走らなければなりません。これは教習所でもキープレフトという言葉で教わっていますが、現在の高速道路などでは、この法規を遵守できていない人たちが多くいます。

道路は若葉マークから紅葉マークまで色んなタイプの方が走ります。全ての方たちが円滑に走行するには交通法規を守らなければなりません。車両通行帯違反はあまり知られていませんが、交通ルールなのでしっかり守って安全運転を心がけましょう。

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