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2019年05月09日

#自動運転の実用化が無理と言われる5つの理由|噂の真偽は?

#自動運転の実用化が無理と言われる5つの理由|噂の真偽は?

ハンドルを握らず目的地へ行けるという自動車の自動運転は、交通事故の解消や燃費の効率化、あるいは渋滞の解消などのメリットが期待される反面、安全性や自動運転システムのセキュリティなどの5つの理由から実用化が無理とも言われています。

完全自動運転が実用化されると暮らしはどう変わる?

#自動運転の実用化が無理と言われる5つの理由|噂の真偽は?

海外の自動車メーカーが、完全自動運転車の2021年の実用化を目指す事を表明しています。自動車の完全運転が実用化すれば渋滞や信号がなくなり、運転手や整備士、果ては自動車整備士までも必要なくなるとも言われています。

もし、完全自動運転が実用化された場合、私たちの暮らしにどのような変化がもたらされるのか、4つの項目を挙げ解説します。

変化1:交通事故の減少

第一に挙げられるのが、ドライバーによるスピードの出し過ぎや車間距離の詰め過ぎ、あるいは脇見運転などの危険の減少により、交通事故の減ることです。

自動運転ではない現在は、各々の車の運転手の能力に個人差があり、車間距離の詰め方やスピードの出し方、安全確認などにも個人差が現れ、無理な運転姿勢が交通事故の発生へと繋がっています。

自動運転にはそういった個人差がなくなるため、交通事故が減少すると言われています。

変化2:燃費向上で環境に優しい

第二の変化として挙げられるのが、個々の自動車の均等な動作による燃費向上です。前述の運転スキルの個人差は、安全上の面だけではなく車の操作性にもあらわれ、アクセルの踏み方やブレーキの踏み方による燃費の違いとなって現れます。

自動運転には、そのような個人差がないため、燃費が向上され環境に優しい運転となることが期待されます。

変化3:渋滞の解消

第三の変化として挙げられるのが、自動運転により車の流れがスムーズになり、高速道路などの渋滞が解消されることが挙げられます。

先頭を走行している車両が、何らかの理由でブレーキをかけ減速し、後続の車がそれに反応し減速するまで若干の間が発生し、さらにそれが連動するのが渋滞のメカニズムです。この渋滞の中に、適切な車間距離が取れ、減速もできる自動運転の車が1台加わるだけで、渋滞緩和になると言われています。

変化4:高齢者でも車で移動できる

第四の変化として挙げられるのが、運転手が不要なため高齢者や子ども、あるいは障害者や免許を所持していない人でも、自動車での移動が可能となることです。

完全自動運転は、人間の手での操縦が不要となるため、運転手は不要となります。そのため、人はただ自動車へ搭乗するだけとなり、免許を持たない高齢者や子どもでも、今まで無理だった車を使っての移動が、単独でも可能となります。

自動運転の実用化は無理と言われる理由5選

#自動運転の実用化が無理と言われる5つの理由|噂の真偽は?

交通事故の減少や渋滞の解消、あるいは免許のない人でも一人で自動車による移動が可能になるなど、メリットの多い自動運転ですが、実用化は無理であるとする意見が多いのも、また事実です。

自動運転の実用化を無理とする理由には、どのような意見があるのかについて、次に最も多く挙げられる、5つの理由を解説します。

無理と言われる理由1:「もしも」の時の安全性

簡単に言うと、自動運転は「認知→判断→操作」の流れになっており、多くのシステムは認知の部分で人工知能を使用します。近年で開発が進み、判断の部分でもドライバーの運転パターンを学習し、真似するものも出て来ました。

この人工知能は「人の真似をする」あるいは「システムの一部を担う」ものであり、予測できない状況をカバーできるほどの汎用性がなく、もしもの時の安全性は低いため、実用化が無理であると言われています。

無理と言われる理由2:セキュリティや通信システムの危険性

自動運転には、道路と車および車と車同士の通信システムが不可欠です。通信システムには、セキュリティシステムが必要不可欠であり、その点で実用化を無理とする説があります。

現在の車両を制御する車載ネットワークシステムであるCANは、インターネットとは違いセキュリティ対策がしにくい上、システム内の脆弱性を抱えているため、この点を懸念する声は少なくありません。

無理と言われる理由3:インフラ変更が必要でコストが莫大

自動運転の精度を上げるためには、車が直接受け取った情報だけでなく、目的地までの道路やその周辺の広範囲にわたる情報を受け取ることで、飛躍的に高まります。道路工事や交通事故などのアクシデントが発生した時は、その情報が即座に共有される必要があります。

そういった情報の共有が可能になるためには、新たな基地局やネットワークの整備費用が必要で、その費用が莫大になるので無理と言われてます。

無理と言われる理由4:心理的な障壁

自動運転の車で交通事故に遭遇した場合、多くの人は過敏に反応し、自動運転に対する不信感を募らせると言われています。また、人間の自動運転の走行に対する予測や信頼が不透明ならば、自動運転に対する信頼度も下がります。

こうした自動運転に対する予測や信頼、交通事故が起こった場合の不信感など、自動運手のシステムに対する人間の心理的な障壁は取り除くのが難しいため、自動運転の実用化が無理であるという説があります。

無理と言われる理由5:各国で法規が統一されていない

自動運転が普及した場合、国境を越えさまざまな国を走行することになるため、国際的なルール作りが必要ですが、このルールの違いが、実用化を無理とする理由付けにする説もあります。

ジュネーブ道路交通条約やウイーン道路交通条約では、車両には運転者がいなくてはならないことが規定されており、条約に未加入の国も含め、世界各国間の合意や、自動運転に関する細かな定義づけや分類が必要なため、無理であるとも言われています。

自動運転実用化で注目すべきメーカー

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インフラ整備や国際的なルール作りなどの点から、無理なのではと言われている自動運転の実用化ですが、国内外問わず各メーカーによる開発は日々進んでいます。

自動運転の実用化には、自動車メーカーだけでなく、AIの開発や通信インフラなどにおいて鍵を握るIT系の企業などにも注目する必要があります。ここでは、自動運転実用化に向けて特に注目すべき5社について解説します。

1:テスラ

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完全電気自動車を販売してることでも世界的に有名なテスラは、自動運転実用化に向けて最も注目すべきメーカーのひとつです。

テスラは、これまで他社に先駆け多くの自動運転機能を搭載したモデルを発表してきました。中でも、「Model S」は「オートパイロット」と呼ばれるハードウェアが搭載され、ドライバーの負担を減らす、さまざまな機能が搭載されています。

2:トヨタ

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日本最大手の自動車メーカーのトヨタですが、アメリカの調査会社による自動運転開発メーカーのランク付けでは世界9位と、少し出遅れている感が否めません。

ソフトの開発などで、海外他社の後塵を拝しているイメージもありますが、会社の姿勢はあくまでも慎重で、無理をせず「誰もが安全かつ安心に移動できる手段としての自動運転」の開発に着眼点を置いている姿勢が伺えます。

3:日産・ルノー連合

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日産・ルノー連合もまた、前述の格付けにおいて世界第10位と、トヨタと同じく海外他社の後塵を拝しています。

日産・ルノー連合は、トヨタと異なり、2019年2月にグーグル陣営に合流する可能性や、DeNAと取り組み開発している自動運転システムの実証実験を行うなど、自動運転の実用化に関しての動きは活発です。

3:Google

#自動運転の実用化が無理と言われる5つの理由|噂の真偽は?

グーグルと言うと、インターネットの大手検索サイト企業として有名ですが、自動運転の実用化で最も注目すべきメーカーのひとつでもあります。

アメリカの調査会社の発表した、自動運転の実用化に向けた戦略や製品性能などを調査を評価したランク付けによると、グーグル系の自動運転開発企業のウェイモが、2019年四半期の1位に挙げられています。自社開発のソフトなどは高評価で、現地点での信頼性も高いものとなっています。

4:Apple

#自動運転の実用化が無理と言われる5つの理由|噂の真偽は?
#自動運転の実用化が無理と言われる5つの理由|噂の真偽は?

グーグルやマイクロソフトと並び、世界ITビッグ5のひとつに数えられているアップル社も、自動運転の実用化において、注目すべきメーカーのひとつです。

アップル社には、自動運転開発のためのプロジェクトチームの存在も報じられており、一時は開発断念の報道もありましたが、開発が水面下で進んでいることが最近判明しました。

テスラやグーグルとは違い、開発に関しては秘密主義を貫いています。

自動運転実用化のハードルは高い

#自動運転の実用化が無理と言われる5つの理由|噂の真偽は?

自動運転の実用化は無理であるとする説の裏側には、金銭的な理由や道路交通やシステムのセキュリティに対する安全性、人間心理上の理由があり、いずれも簡単に解消できるものではないため、無理とする説を根強いものにしています。

反面、実際に開発に着手し進めている会社も存在しており、ハードルは高いが、決して実用化が無理ではないとしています。

自動運転の実用化は、果たして無理なのか無理でなないのか今後に注目です。

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