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2019年05月14日

ファンベルトの交換時期をお知らせする3つの症状・交換場所3つ

ファンベルトの交換時期をお知らせする3つの症状・交換場所3つ

自動車のファンベルトはエンジンから、オルタネーターの駆動力やパワーステアリングの動力を取り出す重要な部品です。ファンベルトは消耗しますので、ゆるみから異音がする場合は調整や交換が必要です。特に整備点検項目になっていますので、交換時期を逃さないようにしましょう。

車のファンベルトとは?

ファンベルトの交換時期をお知らせする3つの症状・交換場所3つ

車のラジエーターを冷却するファンを回すベルトなので、ファンベルトと言われています。現在のエンジンではラジエーターファンは電動ファンになっているので、ファンベルトでファンを回している車はほぼなくなっています。

今のファンベルトは、エンジンのクランクシャフトの回転から動力をとって、エンジンの補機類であるオルタネーター、ウォーターポンプ、エアコンコンプレッサーなどを駆動させるベルトになっています。

キュルキュル音の原因

車が動いていなくても、エンジンがかかっているときにキュルキュル音がする場合には、タイヤは動いていないので、エンジンに関係するゴムベルトがキュルキュル音の原因になっています。

エンジンにはファンベルト以外にもタイミングベルトもありますが、タイミングベルトが滑っている状況ではエンジンは正常に動きませんので、エンジンが動くようであればファンベルトが最もキュルキュル音の原因と言えます。

タイミングベルトとの違い

自動車のエンジンは、空気を取り込み、その空気とガソリンを混ぜて燃焼させて、燃焼後の排気をマフラーから排出するというサイクルを回すことで動きます。タイミングベルトは、エンジンの吸気と排気のタイミングをコントロールするためのベルトです。

この吸排気のタイミングがずれるとエンジンは正常な燃焼をせずに止まってしまいます。エンジンにとって最も大事なベルトがタイミングベルトですので、滑りにくい構造になっています。

ファンベルトの交換時期をお知らせする3つの症状

ファンベルトの交換時期をお知らせする3つの症状・交換場所3つ

ファンベルトは消耗品ですので、ベルトのゴムが劣化をしてきて異音がしてきます。ファンベルトの経年変化には、エンジンからの熱によるものや、走行距離の増加、使用年数が長くなってくるにつれ自然と消耗してきます。

ファンベルトのゴムはプーリーとの摩擦で摩耗するため、摩擦熱やエンジンの熱でゴムが硬化も進みます。摩耗で緩むことや、硬化でファンベルトが滑ることにより異音がすることになります。

症状1:異音

ファンベルトの交換時期をお知らせする3つの症状・交換場所3つ

ファンベルトが滑り出すと、キュルキュル音がすることがあり、この音はファンベルトの異常を示します。異音の原因はファンベルトの滑りですので、ファンベルトの摩耗が進んでいることや、ファンベルトのゴムが硬化していることから起こります。

異音がしている場合は、ファンベルトの異常が進んでいますので、最悪の場合は亀裂や割れが起こっている可能性があるため、自分で確認するか整備工場で点検してもらう必要があります。

症状2:走行距離

ファンベルトの交換時期をお知らせする3つの症状・交換場所3つ

異音が発生していなくても、ファンベルトのゴムの劣化はエンジンが動くこと、つまり走行距離が多くなることで進んでいきます。そのため、一定の走行距離でファンベルトの交換をすることが推奨されています。

車種によって異なりますが、走行距離が5~10万km毎のファンベルトの交換が目安になっています。普段からの定期点検でファンベルトの異常はわかりますので、点検を怠らないようにします。

症状3:使用年数

車のファンベルトの交換時期は使用年数も関係してきます。おおむね車両の使用期間が5年から10年以上である場合はファンベルトの交換が必要とされています。その前であっても車の定期点検時期に整備業者の指摘があれば交換します。

ファンベルトの使用年数だけでなく、車両がエアコンを多く使用していると、それだけファンベルトに負荷がかかりますので、ファンベルトの使用年数は短くなってしまいます。

交換時期を逃したらどうなる?

ファンベルトの交換時期をお知らせする3つの症状・交換場所3つ

ファンベルトを交換することを点検するのを忘れていたなどの理由で、交換時期を逃してしまう場合もあります。ファンベルトを交換するのを忘れてしまうと、ファンベルトは劣化してしまいヒビが入ってしまうこともあります。

この状態のファンベルトはいつ切れてもおかしくない状態になってしまいます。ファンベルトが切れてしまうと、エアコンがまず動かなくなり、いずれはエンジンも動かなくなってしまいます。

ファンベルトが切れる場合がある

ファンベルトの交換時期をお知らせする3つの症状・交換場所3つ

ファンベルトにヒビが入ることは、ゴム部分のみの劣化のように見えます。ゴムは劣化により固くなり、傷ができてヒビになっていきます。ファンベルトはゴムだけでなく中に金属のファイバーの芯が入っています。

キズやヒビが進み中の金属ファイバーにまで劣化してしまうと、ファンベルトの強度が大幅に下がってしまい、最悪の場合ファンベルトが切れてしまう事態になります。そうならないためにファンベルトの定期点検は必要です。

ステアリングが急に重たくなる

車にはファンベルト以外に、エンジンの稼働に密接に関係しているタイミングベルトがエンジン内部についています。対してファンベルトは、エンジンの外に露出しているので、点検しやすくなっています。

ファンベルトが不調になるとパワーステアリングに動力が行かなくなり、ステアリングが重くなり操作が厳しくなってしまいます。ステアリング操作は運転に不可欠なため、動力のもとになるファンベルトは点検しやすくなっているのです。

エアコンが効かなくなる

タイミングベルトが不調になるとエンジン自体が止まってしまいます。つまり不調がわかりやすい部品ですが、ファンベルトはエンジンがすぐ止まるわけではないので不調がわかりにくい部品です。

しかし、ファンベルトは補機類であるエアコンの駆動力を取っています。そのため、ファンベルトの一つのエアコンベルトが不調になると、エアコンの効きが悪くなるのでベルトのゆるみなどの具合の悪さがわかります。

急にエンジンが止まる

ファンベルトは電源を供給するオルタネーターも回しています。ファンベルトが緩む程度であればまだ電気は供給されていますが、ファンベルトが切れてしまう事態になると、電気の供給が止まることになります。

自動車にはバッテリーが付いていますので、しばらくはエンジン他に電気が供給されていますのでエンジンが回ります。しかし、バッテリーの電気が枯渇してしまうとエンジンは急に止まってしまい危険な状態になります。

ファンベルトを交換する3つの場所・費用

ファンベルトの交換時期をお知らせする3つの症状・交換場所3つ

ファンベルトの交換はディーラー、整備工場そしてカーショップで行うことができます。ファンベルトの交換にかかる費用は、車種による違いと、交換作業を行う業者による違いがあります。

ファンベルト交換費用の相場として、軽自動車はベルト代が約4,000円で工賃が約5,000円、普通車はベルト代が約3,000円で工賃が約5,000円、大型車はベルト代が約6,000円で工賃が約6,000円です。

1:ディーラー

ファンベルトの交換時期をお知らせする3つの症状・交換場所3つ

ファンベルトの交換は、自分の車を購入したディーラーでも行ってくれます。ベルトの交換には指定のファンベルトが必要なので、交換の際は指定のファンベルトの在庫の確認と合わせて予約をして行う方がおすすめです。

消耗品のファンベルトは通常在庫があるのですが、無い場合があることと、作業員が不足して作業ができない場合があるので予約した方が安心です。

交換時間

ディーラーでのファンベルトの交換にかかる時間は、予約しておけば早ければ5分から30分程度ですが、そのほかの調整とボルトの締め付けなどが行われると1時間程度かかることもあります。

交換時間の目安は自分の車を購入したディーラーであれば、ファンベルトの交換も正規品ですし、作業も慣れていますので作業時間は他の業者に比べ早くできますし、安心して任せられます。

費用

ディーラーでファンベルトを交換する場合は、車検と同時に交換になることがあります。車検時には法定24か月点検が同時に行われますが、その時にファンベルトを同時に交換すれば作業工賃が安くなるように設定されています。

法廷24か月点検時にファンベルトを交換したほうが費用は割安なのでおすすめです。工賃自体はディーラーがほかの整備工場やカーショップより割高になっていますが、最も安心して任せられます。

2:整備工場

ファンベルトの交換時期をお知らせする3つの症状・交換場所3つ

ディーラーと同じく整備工場でファンベルトを交換する場合は、車検と同時に行われる法定点検の24か月点検のときに行うことで、作業工賃が安くなるのでおすすめです。

しかし、ディーラーよりも整備工場のほうが作業工賃を、1時間当たりで2,000円ほど安めなので、作業工賃がディーラーより多少安く済ませることができますし、作業工程が複雑な車ほどディーラーより安くなっていきます。

交換時間

ファンベルトの交換は、整備工場でも可能ですが、車種やエンジンの位置によって金額も交換時間も変わってきます。一般的に自分でファンベルトを用意して整備工場に持ち込めば交換する作業時間は短くなります。

また、整備工場では所属の整備士によって作業時間が変わってきますし、信頼性も変わってしまいます。不安があれば、経験のある整備士に代えてもらうか、他の整備工場に代えることも検討してください。

費用

ファンベルトの交換は、整備工場でも可能ですが、車種やエンジンの位置によって金額も交換時間も変わってきます。一般的に自分でファンベルトを用意して整備工場に持ち込めば交換する作業時間は短くなります。

また、整備工場では所属の整備士によって作業時間が変わってきますし、信頼性も変わってしまいます。不安があれば、経験のある整備士に代えてもらうか、他の整備工場に代えることも検討してください。

3:カーショップ

ファンベルトの交換時期をお知らせする3つの症状・交換場所3つ

オートバックスやイエローハットなどのカーショップでもファンベルトの交換ができます。カーショップの場合は、ファンベルトの在庫が少なく、ファンベルト自体を提携工場から取り寄せることが多くなっています。

ディーラーや整備工場にファンベルトの交換を依頼すると純正品のファンベルトを使うことが多いのですが、カーショップでは純正品ではない安価なパーツが使われることが多いです。そのため、ファンベルトを安く交換したい場合はカーショップが有利です。

交換時間

カーショップでのファンベルトの交換時間や相場もその店舗によって変わってきます。また車種によっても、交換のしやすさが違うので交換時間が変わってきます。ファンベルトの交換が容易な車種では5分~30分で交換されますが、大多数の車種ではそれ以上かかるのが一般的です。

カーショップでのファンベルトの交換は可能ですが、慣れているわけではないので作業時間や信頼性は担当者によって大きく変わってしまいます。

費用

オートバックスやイエローハットのカーショップでもファンベルト交換をしてもらうことは可能であり、作業工賃は税別で2,000円からと比較的安価になっています。

さらに純正のファンベルトでなく、安価なファンベルトが使われることが多いので安価に交換が可能です。

店舗ごとに工賃や交換時間が変わりますので、カーショップでファンベルトの交換をする場合には、実際に交換を依頼する店舗に確認してから依頼するのがおすすめです。

ファンベルトは車の要!交換時期を逃さないようにしよう!

ファンベルトの交換時期をお知らせする3つの症状・交換場所3つ

車のファンベルトは、自動車を動かすうえでタイミングベルトと同じく重要な部品になっています。ファンベルトが故障した場合は、自動車は運転するのに危険な状態になってしまいますので、早急な修理または交換が必要になります。

ファンベルトは異音がしてきた場合には、調整や交換が必要になりますが、それ以外にも走行距離や使用した期間によって交換することが必要になっていますので、交換時期を逃さないようにしましょう。

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