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2018年06月29日

ブレーキローター交換時期の目安・工賃相場・走行距離との関係性

ブレーキが不調のときはブレーキローター交換がおすすめです。ブレーキローターの研磨で直るときもありますが、ブレーキは重要な部品ですので交換することがおすすめです。また、摩耗したブレーキローター交換をするときは、同時にブレーキパッドも交換する方が良いです。

ブレーキローター交換時期の目安・工賃相場・走行距離との関係性

車のブレーキ

ブレーキローター交換時期の目安・工賃相場・走行距離との関係性

車には、フットブレーキと呼ばれる足で操作するブレーキと、パーキングブレーキと呼ばれる基本的に手で操作するブレーキが付いています。そして、フットブレーキはブレーキの形式によってドラムブレーキとディスクブレーキに分かれます。

ドラムブレーキは、車輪に付いている円筒形をしたブレーキドラムの内部にブレーキシューと呼ばれる部品を押し付けて、その摩擦力で車輪の回転を落とすことで、車のスピードを落とします。

このドラムブレーキはディスクブレーキと同程度以上の制動力を持っていますが、構造上熱がこもりやすいので多用するとブレーキの過熱により、ベーパーロック現象やフェード現象がおこってしまいブレーキ操作ができなくなることがあります。

ディスクブレーキ

ドラムブレーキと違ってディスクブレーキは、円板状のブレーキローターが車輪と一緒に回っていて、そのブレーキローターの両側にブレーキパッドを押し付け、その摩擦力で車輪の回転を落とすことで、車のスピードを落とします。

ドラムブレーキと違って、ディスクブレーキはディスク自体が外部に露出しているので、放熱性に優れています。さらに、雨の中での使用で水が付着してもブレーキの利きが落ちないのが特徴です。

ディスクブレーキの円盤部分をブレーキローターと言い、ブレーキをかけるためにローターを挟む部品をブレーキパッドと言います。

パーキングブレーキ

駐停車のときに車両を動かないように固定するために使うブレーキがパーキングブレーキです。油圧でなくワイヤーでブレーキをかける構造のものが多く、フットブレーキが効かない場合には非常用としても使えるように設置されています。サイドブレーキはパーキングブレーキの1つです。

ブレーキローター

ブレーキローターにブレーキパッドを押付け、摩擦によって回転を落とすため、摩擦エネルギーに速度のエネルギーが変換されます。そのため大きな摩擦熱が発生します。したがってブレーキローターには熱に強く放熱効果が高い素材が使われます。

自動車のブレーキローターには鉄が、バイクのブレーキローターにはステンレス鋼製のものが主に使われます。モータースポーツや航空機のディスブレーキでは、ブレーキローターにカーボン複合材料のブレーキローターが使用されていますが高価になってしまいます。

ブレーキローターの種類

ブレーキローターにはいくつか種類があります。バイクではドリルドローターというローター面に多くの穴が開いているものが見られます。スポーツタイプの車ではブレーキローターの放熱を高めるため、ブレーキローターの面に放射状に溝が掘ってあるスリットローターが使われます。

さらにブレーキローターの放熱を高めるため、ブレーキローターを二枚にして内側にフィンを設けて回転で空気を流して放熱させるベンチレーテッドディスクもあります。これに対して1枚のブレーキローターのものをソリッドディスクブレーキと呼びます。どのブレーキローターも摩耗するのでブレーキローター交換が必要になってきます。

ブレーキパッド

ブレーキペダルを踏むと、ブレーキパッドがブレーキローターに押し付けられ、その摩擦力で車は減速・停止します。ブレーキパッドは消耗品で、パッドがすり減るとブレーキが効きにくくなり事故をおこしてしまう可能性があります。このブレーキパッドは摩耗が進むことで、一般的に2~3万km走行したら交換することがおすすめです。

新品のブレーキパッドの厚みは約10mmですが、5mm以下の場合はそろそろ交換時期となり、3mm以下の場合は交換がおすすめで、1mm以下の場合すぐに交換が必要です。また、ブレーキをかけた時に異音がしたら交換すべきです。

ブレーキローター交換時期の目安

ブレーキローター交換時期の目安・工賃相場・走行距離との関係性

ブレーキローターは磨耗していくので、定期的にブレーキローター交換や点検が必要になります。ブレーキローター交換の目安は、走行距離以外に、異音の発生や脈動の発生、ヒビの発生があったときはブレーキローター交換時期となります。

ブレーキローターの寿命

ブレーキローターには、各種のトラブル症状が現れます。場合によってはブレーキローター交換他の修理が必要になることがあります。トラブルの一つに脈動があります。ブレーキをかけたときにブレーキペダルが押し戻される現象で、ブレーキローター交換せずに研磨することで改善される場合が多いです。

また、ジャダーという振動がブレーキをかけたときに出てきます。ブレーキローターが過熱され過ぎて変形をおこし、冷えてもひずんだ状態になってしまう場合に起こります。ブレーキローターの寿命が来ていますのでブレーキローター交換が必要になります。

ブレーキローターにクラックが入ってしまうこともありますが、そのまま使用しているとブレーキローターが割れてしまうことがあるので、ブレーキローター交換がおすすめです。

10万km

ブレーキローター交換時期は、国産車ではフロントブレーキで10万km、リアブレーキで15万kmが目安となっています。この数値からすると頻繁に交換する必要はありません。

しかし、ブレーキの使用頻度他でブレーキローター交換の頻度は変わります。加減速を繰り返す乗り方の方ではブレーキローター交換の頻度は増します。ブレーキローターに刻印された使用限界の厚さまで摩耗した状態がブレーキローター交換時期になります。

ブレーキローター交換にかかる工賃相場

ブレーキローター交換時期の目安・工賃相場・走行距離との関係性

ブレーキローター交換では、交換工賃が約4,000円程度でローター本体価格が1万円~2万円程度ですから合わせて2万円~3万円が相場です。

交換工賃は1輪当たり4,000円程度なのですが、4輪のブレーキローター交換は同時ではなくフロント側から先になる傾向があります。自動車一台のすべてのブレーキローター交換には、およそ6万円~7万円ほどの交換費用がかかってしまいます。

ブレーキローター交換時期と走行距離の関係性

ブレーキローター交換時期の目安・工賃相場・走行距離との関係性

ブレーキローター交換時期は新品の状態から1〜2㎜摩耗した時になります。国産車の標準装備のディスクローターは、摩耗しにくく通常の使用であれば、10万㎞走行してもここまで摩耗することはまずありません。ブレーキローター交換の目安は、実は走行距離よりもブレーキの使用頻度とブレーキが使われる速度域の方の影響が大きくなっています。

ブレーキローター交換方法

ブレーキローター交換時期の目安・工賃相場・走行距離との関係性

ブレーキは重要保安部品とされていますので、所有者責任の上、自分で交換するか、または指定された工場でなければ交換することができません。つまり、自分で使用している車両しか、個人がブレーキローター交換はしてはいけないことになります。

ブレーキローター交換自体は、ブレーキキャリパーを外し、ハブに共付けされたローターを交換するのですが、取り付け不備があった場合は、大きな事故につながります。ブレーキローター交換は信頼できる工場に依頼することをおすすめします。

自分でブレーキローター交換する際のコツ

ブレーキローター交換時期の目安・工賃相場・走行距離との関係性

ブレーキパッドの交換は分解整備となり、整備士の資格がない人は他人の車のブレーキパッド交換は法律で禁止されています。自分の車のみブレーキローター交換は法律的には行うことができますが、自己責任となります。できれば、自分で行わずに有資格者の整備士に依頼するのがおすすめです。

diy

キャリパーの後ろのボルトを緩めて古いブレーキパッドを前後とも取り外します。次にキャリパーを取り外します。そしてマウンティングブラケットを取り外し、ブレーキローターを取り外します。

次に新品のディスクローターを取り付けて、マウンティングブラケットを元どおりに取り付けます。そこにブレーキキャリパーを仮組みして、ブレーキパッドが接するブレーキキャリパーの面と、ピストンの当たり面にグリスを薄く塗ります。ディスクローターにグリスがついてしまったときは、ディスクローターに付着したグリスはきれいにふき取ります。

ここからは、新品のブレーキパッドを取り付けていきます。マウンティングブラケットの溝に新品のブレーキパッド突起部をはめ込みます。次にブレーキキャリパーを元に戻して組付けます。最後に、ブレーキフルードの量を確認するのを忘れないことです。

ブレーキローターとパッドは同時交換がいいのか

ブレーキローター交換時期の目安・工賃相場・走行距離との関係性

ブレーキパッドとブレーキローター交換は同時の方がいいです。ただ新車時にブレーキパッドをアップグレードさせたい場合でしたら、ブレーキローターが全く摩耗していないので同時に交換する必要はないです。

ブレーキの制動力はブレーキパッドとブレーキローターのふたつがあって機能するので、どちらか一方が状態が悪ければ本来の制動力は発揮されません。擦り減り、表面状態の悪いローターとの組み合わせでは、新しいブレーキパッドは性能を発揮できず、ブレーキの鳴き音も出てしまいます。ブレーキローター交換とブレーキパッドは同時交換がおすすめです。

ブレーキローター交換時期をのがさず安全運転を

ブレーキローター交換時期の目安・工賃相場・走行距離との関係性

ブレーキローター交換時期は、国産車ではフロントブレーキで10万km、リアブレーキで15万kmが目安で頻繁にブレーキローター交換は必要ありません。しかし、ブレーキを多用する乗り方ではブレーキローター交換が早めに必要になってきます。ブレーキローターに刻印された使用限界の厚さまで摩耗した状態になったら、ブレーキローター交換時期になります。

ブレーキは重要保安部品とされていますので、自己責任でみずから交換するか、整備士のいる指定された工場でなければ交換することができません。取り付け不備があった場合は、大きな事故につながります。ブレーキローター交換は信頼できる工場に依頼することをおすすめします。

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