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2018年09月04日

解氷スプレーを使う場合のデメリット・防止策|成分/ゴム劣化

解氷スプレーを使う場合のデメリット・防止策|成分/ゴム劣化

霜でガチガチの愛車を瞬時に救ってくれる「解氷スプレー」ですが、デメリットもあるのをご存知でしたか。この記事では、解氷スプレーのデメリットとともに防止策もご紹介しています。車のためにもぜひ参考にして、安全に解氷スプレーを利用してください。

解氷の方法

解氷スプレーを使う場合のデメリット・防止策|成分/ゴム劣化

冬の朝に車が霜で真っ白、フロントガラスも凍結していてすぐに運転できる状態ではなかった、という経験がある方も多いのではないでしょうか。

特に朝の出勤時は寒いうえに時間がないため、少々荒っぽい方法で溶かしたり適当に溶かすという方も少なくありません。

しかし、正しい溶かし方をしなければフロントガラスに傷がつく可能性があります。また、しっかり溶けきらないうちに発進してしまうのは視界が遮られて非常に危険です。

ここでは、さまざまな解氷方法について詳しくご紹介していますので、愛車のためにもぜひ参考にしてください。

解氷スプレー

フロントガラスの解氷に一番おすすめなのは、凍結を簡単に素早く溶かしてくれる「解氷スプレー」です。凍結しているフロントガラスにシュッと吹きかけるだけで、みるみる凍結部分が溶けていきますから、朝の出勤時など時間のない際に大助かりです。

解氷スプレーはさまざまなタイプが販売されており、使用可能な温度や噴射力の違いの他に再凍結防止剤や撥水効果のある成分を含んでいるものもあります。

また、カー用品店だけではなくホームセンターやスーパーなど身近なお店でも取り扱っていますので、気軽に購入することができます。ぜひ自分の愛車にピッタリの1本を見つけてください。

デフロスター機能

暖機運転をしながら車の「デフロスター機能」を使い、温度の高い空気をフロントガラスへ送風して解氷する方法もあります。

エンジンスターターを使えば家から出ることなく解氷することができますが、時間がかかることとアイドリングしている間のエンジン音がデメリットになります。特に早朝は近所迷惑になる場合があるので注意が必要です。

また、ガソリンの消費量も大きいため、経済面と環境面でのデメリットも考慮しなければいけません。

アイスクレーパー

原始的な方法ですが、凍結した部分を霜取り用の「アイスクレーパーで削る」という方法があります。

アイスクレーパーは、1個300円前後と安価で購入することができますが、非常に時間がかかるのがデメリットになります。また、丁寧に削っていかなければフロントガラスに傷がつく可能性もあるので、忙しい朝の出勤時や極寒の中での作業にはおすすめできません。

お湯は危険

解氷スプレーを使う場合のデメリット・防止策|成分/ゴム劣化

「お湯なら一発で溶ける」と考えている方は、フロントガラスが割れる危険性があるので絶対に避けてください。

フロントガラスは非常に厚いため、お湯をかけても大丈夫だろうと考えている方も少なくありません。しかし、ガラスのコップにお湯を注ぐと割れたりひびが入るのと同じで、凍結したフロントガラスにお湯をかけるのは危険です。

熱湯ではなくぬるま湯でも、ガラスへのダメージが蓄積されいく可能性があるのでおすすめできません。ダメージが蓄積されていくと、走行中に飛ばされた小石が当たるなどの小さな衝撃でも亀裂が入る場合があり非常に危険です。思わぬ大事故につながる恐れもあるので、お湯をかけるのは避けましょう。

箇所別解氷スプレーを使う場合のデメリット

解氷スプレーを使う場合のデメリット・防止策|成分/ゴム劣化

便利な解氷スプレーですが、デメリットもあります。ここでは、フロントガラスで使う場合のデメリットを説明します。

フロントガラス

解氷スプレーを使うことによるフロントガラス自体への影響はありませんが、フロントガラスに施した撥水加工への影響がデメリットとして挙げられます。

水を弾くため雨の日の走行が楽になりますし汚れもつきにくくなることから、フロントガラスに撥水加工を施している方も多いのではないでしょうか。しかし、シリコン系の撥水加工の場合、解氷スプレーに含まれる成分の影響で落ちてしまう可能性があります。

撥水加工をフッ素系に変更するか、撥水加工のガラスにも対応できる解氷スプレーを探してみましょう。

解氷スプレーを使う場合のデメリット一覧

解氷スプレーを使う場合のデメリット・防止策|成分/ゴム劣化

極寒の日でも時間をかけずに凍結を解消してくれる解氷スプレーですが、効果的に使うためにもデメリットの把握は大切なことです。

ここでは、解氷スプレーを使う場合のデメリットをご紹介しています。危険な面もありますので、しっかり覚えておくことをおすすめします。

ゴムの劣化

解氷スプレーを使う際にワイパーのゴム部分に液が付くと、ゴムの劣化を早める可能性が高くなります。

解氷スプレーを吹きかけてワイパーで広げると簡単に全体に広がりますが、ワイパーのゴム部分を劣化させる恐れがあります。解氷スプレーの種類によっては質感がかなりベタベタしたものもありますから、全体に吹きかけた後にタオルなどで拭き取るのがベストです。

破裂

解氷スプレーのデメリットに、温度が上がる夏場に車内に放置しておくと破裂する恐れがあることが挙げられます。

冬にいつでも使えるようにと車内に常備していた解氷スプレーを、雪の季節が終わり夏が来てもそのまま車内に放置しておく方も少なくありません。しかし、夏場の車内は高温になりやすく、特に直射日光の当たる場所にスプレー缶を放置しておくと、破裂や爆発を起こす危険性が高くなります。

解氷スプレーのデメリットになる成分

解氷スプレーを使う場合のデメリット・防止策|成分/ゴム劣化

解氷スプレーの主成分には、アルコール類が使用されています。

ここでは、アルコール類が使用されている理由と、デメリットを引き起こす可能性のある成分をご紹介します。

エタノール(エチルアルコール)

一般的に解氷スプレーには、「エタノール(エチルアルコール)」や「イソプロパノール」と呼ばれるアルコール類を含んでいます。

凝固点が低いアルコール類の特性を活かすことで、ガチガチに凍り付いた霜をサッと溶かし、さらに再び凍結するのを防ぎます。

ただし、エタノール(エチルアルコール)にはメリットだけではなく、ワイパーのゴムの劣化を早めるというデメリットもあります。

解氷スプレーのデメリットの防止策

解氷スプレーを使う場合のデメリット・防止策|成分/ゴム劣化

「ゴムの劣化」や「破裂」などの解氷スプレーのデメリットも、きちんと対応することで問題なく使うことができます。

ここでは、それぞれのデメリットに対する対処方法をご紹介しています。便利で簡単に凍結を解消できる解氷スプレーですから、デメリットを防ぎ安全に使いこなしましょう。

ワイパーを立てて使用

ワイパーのゴム部分の劣化を早めるというデメリットには、解氷スプレーの液がかからないようにワイパーを立てておくことをおすすめします。

ワイパーをそのままにしておくと、ワイパーに付いた水分が凍ってフロントガラスにぺったりとくっついてしまいます。デメリットを防ぐためにも、冬場は車を乗り終わったらすぐにワイパーを立てておきましょう。

最近では、ワイパーをガラス面から離しておくワイパースタンドも販売されています。凍結によるワイパーのゴムの劣化も防ぐことができますので、利用してみてはいかがでしょうか。

車内放置しない

解氷スプレーのデメリットである破裂を防ぐためには、車内放置をしないことです。

春が来て解氷スプレーの出番が終わったら、使い終わったものは捨て、残っているものも自宅やガレージなどの高温にならない場所で保管しましょう。

スプレー缶であれば、解氷スプレーだけではなく自動車用の消臭剤などにも同じデメリットがあります。破裂の危険性を回避するためにも、車内にスプレー缶を放置しておくのは止めましょう。

いちいち降ろすのが面倒だという方は、洗剤などと同じタイプのプラスチック製ボトルに入った解氷スプレーがおすすめです。

解氷スプレーを賢く使って安全なカーライフを

解氷スプレーを使う場合のデメリット・防止策|成分/ゴム劣化

解氷スプレーは、凍てつく寒さの中や出勤前の忙しい際にも瞬時に凍結を溶かしてくれますから、風邪をひきそうになったりイライラすることがありません。

しかし、どんなに便利なものにもデメリットがありますから、しっかり把握して使いこなすことが重要です。

この記事では解氷スプレーの優れている点だけではなく、デメリットとその防止策についても取り上げました。ぜひ参考にして、安全なカーライフを楽しんでください。

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