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2018年06月13日

ディーゼル車を灯油で走らせる方法・燃費・違法になる理由・故障

ディーゼル車を灯油で走らせる方法・燃費・違法になる理由・故障

ディーゼル車を軽油ではなく、灯油で走らせる方法があるのをご存知でしょうか。ここでは、ディーゼル車を軽油ではなく、灯油で走らせる方法をご紹介させて頂きます。また、気になる燃費や違法になる理由、故障した時の対処法などもお伝えします。

ディーゼル車を灯油で走らせる方法

ディーゼル車を灯油で走らせる方法・燃費・違法になる理由・故障

ディーゼル車に搭載されているディーゼルエンジンは、軽油を燃料にして走行するタイプのエンジンなのですが、軽油ではなく、灯油を入れても走行させることができます。

ここでは、ディーゼル車が灯油で走行できる仕組みと、ディーゼル車を灯油で走行させる理由について、ご紹介させて頂きます。

どうしてディーゼル車を灯油で走行させられるのか?

ディーゼル車に搭載されているディーゼルエンジンは、燃料の汎用性が高いのが特徴のエンジンです。そのため、225℃程度の発火点である液体燃料であれば、広範囲で使用することができるように作られています。

ディーゼルエンジンを発明したルドルフ・ディーゼルは、当初、軽油ではなく、ピーナッツオイルを使用をしていました。燃料の汎用性が高いディーゼルエンジンを搭載しているディーゼル車は、軽油だけでなく、灯油や重油などでも走行させることができるという訳です。

どうして灯油でディーゼル車を走行させるのか?

軽油よりも灯油の方が、燃料代が安いので、ディーゼル車を灯油で走行させてしまうことで、軽油で走行させるよりも、燃料代を安く済ませられます。ただ、ディーゼル車を軽油ではなく、灯油で走行させるということは、違法になってしまいます。

セルフのガソリンスタンドが増えたこともあって、隠れてディーゼル車に灯油を入れることが、比較的簡単にできるようになってしまい、違法と知っていながらも、ディーゼル車を灯油で走行させている方が後を絶えず、社会問題になっています。

ディーゼルエンジンで動く機械

ディーゼル車を灯油で走らせる方法・燃費・違法になる理由・故障

ディーゼルエンジンを動力にしている乗り物は、船や気道車、航空機、オートバイなど、ディーゼル車以外にも多くあります。ここでは、ディーゼル車以外にディーゼルエンジンを動力にしている乗り物について、ご紹介させて頂きます。

船のエンジンで最も多く使用されているものは、ディーゼルエンジンです。燃料につきましては、ディーゼル車の場合、軽油が使用されますが、船の場合、重油が使用されることがほとんどです。

気動車

気道車とは、エンジンを搭載している列車のことで、そのエンジンは、ディーゼルエンジンが使用されています。そのため、ディーゼル動車、または、ディーゼルカー、汽車 などとも呼ばれています。

気道車の燃料は、一部では、バイオディーゼル燃料が試験的に導入されている気道車もありますが、一般的には、ディーゼル車と同じ軽油が用いられています。

航空機

航空機のエンジンは、主にディーゼルエンジンやタービンエンジン、ピストンエンジンなどに分けられます。航空機に搭載されているディーゼルエンジンの燃料は、ケロシンという灯油に似た燃料が使用されています。

オートバイ

あまり知られていませんが、インドでは古くからディーゼルエンジンを搭載したオートバイが製造されています。ディーゼルエンジンを搭載しているオートバイの燃料は、軽油が使用されています。

ただ、軽油の価格が上昇していることと、大気汚染問題に伴って、ディーゼルエンジンを搭載しているオートバイの製造は、縮小傾向にあります。

ディーゼル車が灯油で走るときの燃費

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ディーゼル車の燃費についてですが、ディーゼル車を軽油で走行させるのと比べますと、ディーゼル車を灯油で走行させる方が、燃費が悪いと言われています。

ただ、ディーゼル車を軽油で走行させるよりも、ディーゼル車を灯油で走行させる方が燃費が悪いにも関わらず、ディーゼル車を灯油で走行させている方が居るということは、燃費が悪くても、ディーゼル車を軽油で走行させるよりも、ディーゼル車を灯油で走行させる方が安く済むということなのでしょう。

ディーゼル車を灯油で走行させると違法になる理由

ディーゼル車を灯油で走らせる方法・燃費・違法になる理由・故障

ここでは、脱税や不正軽油など、ディーゼル車を軽油ではなく、灯油で走行させることで、違法になってしまう理由について、ご紹介させて頂きます。

軽油でなく灯油で走行させるのは脱税

灯油は、一般的に家庭用燃料として使用されるものとされてますので、ディーゼル車の燃料として灯油を使用することは、軽油引取税が課さられている割高な軽油を使用しないための脱税となり、違法になってしまいます。

不正軽油

軽油に灯油や重油、混和軽油などを混ぜることで、軽油に課せられる軽油引取税の脱税を回避している燃料を不正軽油といいます。このような手法で製造された燃料が、軽油として市場に出回っていますので、軽油を購入する場合、不正軽油ではないか、注意して購入するようにしましょう。

ディーゼル車に灯油を入れて故障した場合の対処法

ディーゼル車を灯油で走らせる方法・燃費・違法になる理由・故障

ディーゼル車を灯油で走行させることで、燃料タンクの周りにあるゴムの部品や金属を溶かしてしまう可能性があります。そのため、エンジンに負担をかけるのは、確実だと言われています。

ここでは、洗浄や交換、オーバーホールなど、ディーゼル車に灯油を入れて故障してしまった場合の対処法について、ご紹介させて頂きます。

洗浄・交換

灯油が原因で故障してしまった場合、故障後、灯油から軽油に入れ替えて走行させていたとしても、燃料が回る箇所に灯油が残っていますと、同じ原因で故障してしまうことがあります。灯油が原因で故障してしまった場合は、燃料が回る箇所全てを洗浄、もしくは、交換することをおすすめします。

オーバーホール

オーバーホールは、機械製品を部品単位まで分解してから、部品毎に細部まで洗浄して、改めて組み立てて、出荷時の性能状態まで戻す作業のことを指します。

通常の洗浄、および、交換では洗浄しきれない場合は、オーバーホールを受けた方が良い場合もあります。オーバーホールは安くありませんので、費用次第では、廃車も考えた方が良いでしょう。

ディーゼル車の灯油を軽油に変える添加剤の特徴

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公道で走行させる目的でなければ、灯油でディーゼルエンジンを駆動させることは、問題がありません。そのため、灯油を軽油の性質に変えて、より快適に灯油でディーゼルエンジンを駆動させるための添加剤も数多く市場に出回っています。

ここでは、ディーゼルオンハイパーやカークールストロング、ゴリパワーなど、ディーゼル車に入れる灯油を軽油の性質に変えることのできる添加剤について、ご紹介させて頂きます。

ディーゼルオンハイパー

ディーゼルオンハイパーは、灯油を軽油として使用することができることの他に、配合された清浄剤によって、燃焼室、および、燃料経路を綺麗になります。これによって、エンジンオイルの汚れも減少します。

また、摺動部の極圧性を向上させ、燃料噴射ポンプやノズルなどの焼き付きを防止してくれます。そして、配合された燃焼促進剤によって、出力特性が向上します。

カークールストロング

カークールストロングは、灯油を軽油として使用することができるのはもちろんのこと、潤滑性が不足している灯油の油性を向上させることができる添加剤です。また、硫黄が出ないため、亜硫酸ガスやPM粒子が非常に少なく、黒煙を減少させることもできます。

ゴリパワー

ゴリパワーは、灯油を軽油として使用できるようになるだけでなく、馬力の向上、噴射ポンプが痛まない、エンジン寿命の延長、燃費の節約、焼き付きの防止、磨耗の防止、黒鉛排気の減少、燃料の凍結防止など、さまざまなメリットがある添加剤です。

灯油は安いが公道で走らせないように注意が必要!

ディーゼル車を灯油で走らせる方法・燃費・違法になる理由・故障

灯油は軽油と比べて安く手に入れることができますが、ディーゼル車を軽油ではなく、灯油で走行させることは、違法になります。また、エンジンにも負担がかかり、タンク周りのゴム部品や金属部品を溶かしてしまう可能性もあります。

燃料費は少しでも安く抑えたい部分ではありますが、違法なことを行うのは悪いことですし、運転中に何かトラブルが起きて他人を巻き込むような事故を起こしてしまう可能性もあります。ディーゼル車に灯油を入れている場合、公道では絶対に走行させないようにしましょう。

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