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エンジンブレーキのかけ方・原理・かけ方による燃費節約の効果

エンジンブレーキのかけ方・原理・かけ方による燃費節約の効果

自動車教習所で必ず習うエンジンブレーキのかけ方、坂道を安全に下るのに非常に重要なテクニックです。市街地での運転ではあまり使わないエンジンブレーキのかけ方を、いざというとき使えるようにしっかりと覚えておきましょう。上手に使えば燃費節約の効果もあります。

初回公開日:2018年06月19日

更新日:2018年06月19日

記事に記載されている内容は2018年06月19日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。

また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。


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種類別エンジンブレーキのかけ方

自動車のエンジンブレーキのかけ方は変速機構によって変わります。変速機構はAT(オートマチック)、CVT(無段変速オートマチック)、MT(マニュアル)の3種類があり、それぞれエンジンブレーキのかけ方が変わってきます。

またバイクにもスクーターと呼ばれるAT車と、またがってギヤチェンジをしながら乗るMT車がありエンジンブレーキのかけ方が変わります。下り坂での安全性を確保するエンジンブレーキをいつでも使えるように、それぞれのエンジンブレーキのかけ方をご紹介します。

AT・CVT(自動車)のエンジンブレーキのかけ方

普通車や軽自動車で最も多いAT・CVT車のエンジンブレーキのかけ方をご紹介します。エンジンブレーキとは、下り坂でフットブレーキを使わずに速度を落とす方法のことです。

D(ドライブ)に入れる

AT・CVT車では通常D(ドライブ)で走行しますが、下り坂ではアクセルを踏まなくても加速していくことがあります。この状態でエンジンブレーキのかけ方は、アクセルをオフにします。つまり、何も踏んでいない状態にすると一番軽いエンジンブレーキがかかり、速度を少し落とせます。

これでも加速する場合は、O/D(オーバードライブ)をオフにします。ギヤが自動的に一つ下がり、エンジンブレーキがさらに強くかかります。

2(セカンド)を使う

O/Dが無い車種やさらに強いエンジンブレーキのかけ方は、ギヤを2(セカンド)もしくはスポーツモードに変えます。かなり強いエンジンブレーキがかかり、山道を下るときなどに役立ちます。

L(ロー)を使う

2やスポーツモードにしてもスピードが落ちないような急な坂の場合のエンジンブレーキのかけ方は、ギヤをL(ロー)またはB(ブレーキ)にします。強力なエンジンブレーキがかかりスピードが落ちます。

MT(自動車)のエンジンブレーキのかけ方

トラックに多いMT車は燃費がAT車より良く、自分の好きなタイミングでギヤチェンジができるのでプロドライバーに根強い人気があります。AT車では簡単にできるエンジンブレーキのやり方はMT車の場合は少しコツがいります。MT車でのエンジンブレーキのかけ方をご紹介しますので参考にして活用してください。

MTは自分でギアを下げる

使っているギヤから一つか二つギヤを下げることでかかります。サードギヤで走っていればセカンドギヤ、セカンドギヤならローギヤにギヤチェンジします。サードギヤからいっきに二つ落としてローギヤにするエンジンブレーキのかけ方もあります。

下り坂をサードギヤで走っていたとします。このときのエンジンブレーキのかけ方は、まずアクセルを離し、クラッチを切ります。クラッチが切れている間にアクセルを少し踏んでエンジンの回転数を上げます。半クラッチを使いながらなるべくなめらかにギアをつないでセカンドに入れます。

これでエンジンブレーキがかかり減速します。クラッチが切れている間に回転数を上げるのは、ギヤチェンジ後の変速ショックを和らげるためです。ギヤチェンジ前と同じ回転数だとスピードが遅くなり、ギヤが変わった瞬間に体がガクンと前のめりになります。

セカンドからローへ

同じ要領でセカンドギヤからローギヤへのエンジンブレーキのかけ方もできます。いきなりサードギヤからローギヤに変えることもできます。変速ショックがかなり大きくなるので、エンジンの回転数をどのくらい上げたらいいかを経験によって知ってからチャレンジするのをおすすめします。

バイクのエンジンブレーキのかけ方

スクーター以外のギヤチェンジをするバイクのエンジンブレーキのかけ方をご紹介します。バイクのエンジンブレーキのかけ方は、自動車のMT車のエンジンブレーキのかけ方と考え方は同じです。

回転数UPでギヤチェンジ

バイクのエンジンブレーキのかけ方は、使っているギヤから一つ下のギヤに変えるのが基本ですが、自動車よりも変速ショックが小さいので、続けて2段階や3段階ギヤを下げるエンジンブレーキのかけ方もできます。

エンジンブレーキのかけ方は、まずクラッチを切り、左足のシフトペダルに上から力を加えます。この状態でアクセルを少し開け、エンジンの回転数を上げると足に押されて自然とギヤが下がります。下がったらすぐクラッチをつないで変速を完了します。これでエンジンブレーキがかかり減速します。

信号で止まるときに使う

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この要領でいくつでもギヤを下げられるので、信号で止まるときなど30メートルぐらい手前から6速か5速から一つずつギヤを下げ、エンジンブレーキをかけて止まったときに1速(自動車のローギヤ)やニュートラルまでギヤが下がっているエンジンブレーキのかけ方もあります。

バイクは自動車のように有数からいきなりローギヤにできないので、一つずつギヤをさげる必要があります。止まってからギヤを下げると、エンジンが回転していないのでギヤが下がりにくく、6速や5速(有数ギヤ)から1速(ロー)やニュートラルまでギヤを下げるのに時間がかかるので、このエンジンブレーキのかけ方を覚えておくと便利です。

原付などのエンジンブレーキのかけ方

原付はギヤ付きとギヤなし(スクーター)があります。ギヤ付きの原付のエンジンブレーキのかけ方は、バイクのエンジンブレーキのかけ方と同じなので、スクーターのエンジンブレーキのかけ方をご紹介します。

アクセルを戻す

原付スクーターのエンジンブレーキのかけ方は簡単です。開けていた右手のアクセルスロットルを離してアクセルスロットルオフの状態にすればエンジンブレーキがかかります。しかし、細かいスピードのコントロールができず、そのまま止まってしまうこともあるので、スピードが遅くなったらアクセルスロットルを少し開けるなどのスピードコントロールが必要です。

操作する場所はアクセルスロットルしかないので、あまり考えずにアクセルスロットルを開け閉めするだけでOKです。

エンジンブレーキのかけ方の原理

エンジンブレーキは通常エンジンからタイヤに伝わる駆動力を、アクセルを開けないことでなくし、逆にエンジンから負荷を発生させスピードを落とす仕組みです。そのエンジンブレーキの詳しいかけ方の原理をご紹介します。

シリンダー内をピストンが上下する

通常、自動車が走っているときは、エンジンのシリンダー内にガソリンと空気の混合気が送り込まれ、スパークプラグによって点火され、混合気が爆発することによってシリンダー内をピストンが上下します。アクセルをオフにして混合気の供給を止めた場合、ピストンは上下運動をやめて止まろうとします。

エンジンは金属の塊で重量もあり非常に負荷が高く、止まろうとする力が非常に強い構造です。アクセルをオフにした場合エンジンを動かすのは、タイヤからの駆動力です。

回転運動に変換し走行エネルギーを取り出す

通常走っているときは、シリンダーの上下運動がクランクによって回転運動に変換され走行エネルギーが取り出され、タイヤまで伝わり走ることができます。しかし、アクセルオフによって止まろうとしているエンジンを動かすのは、タイヤからの駆動力です。

タイヤから逆に伝わってきた駆動力は、クランクを動かしピストンに伝わり、ピストンを上下運動させます。アクセルオフでありながら、アクセルを開けた状態を再現します。重量のあるエンジンは負荷を発生させスピードを抑えます。これがエンジンブレーキの仕組みです。

エンジンブレーキのときのスピード

エンジンブレーキをかけたときのスピードは、そのときに使っているギヤにより変化します。ギヤには「変速比」というものがあります。変速比とは、「タイヤが1回転するのに必要なエンジンの回転数」のこと、ギヤが低いほど変速比が高くなります。

エンジンによっても違いますが、一例をあげると、ローギヤなら変速比は約2.5くらい、つまりタイヤが1回転するのに、エンジンは2.5回転します。セカンドギヤなら約1.5回転、サードギヤなら約1回転、有数(4速だとして)なら約0.7回転です。

エンジンの負荷により減速

下り坂でエンジンブレーキを使用した場合、タイヤはより多く回転しようとしますが、エンジンの負荷により回転を妨げられます。負荷は変速比が高いほど大きくなります。同じスピードをだすにも有数ギヤならエンジンを約0.7回転で済みますが、ローギヤなら約2.5回転です。

負荷の大きなエンジンを回すにはとてもパワーがいり、坂道の傾斜が緩い場合はエンジンの負荷にタイヤの駆動力が負けて減速します。傾斜が急になればタイヤの駆動力が上がり、エンジンの負荷に勝つので、坂道の傾斜具合によりギヤを変える必要があります。

もし、坂道で一番スピードを出そうと思ったら、N(ニュートラル)にしてエンジンとタイヤの繋がりを断てばタイヤはエンジンの負荷がなくなるのでスピードが最大限にでます。タイヤの動きを抑えるためにエンジンをブレーキに使うのがエンジンブレーキです。

エンジンブレーキのかけ方による燃費節約の効果

エンジンブレーキのかけ方を上手に行うと燃費を節約することができます。エンジンブレーキの状態だとエンジンに供給されるガソリンがカットされます。ガソリンを使わなければ当然燃費は上がります。もし、下り坂が永遠に続きエンジンブレーキを効かせた状態で走り続けることができるなら、ガソリンは減らず燃料代もかかりません。

より燃費を向上させるためには、正しいギヤの選択が重要です。坂道を一定の速度で走るギヤを選ぶエンジンブレーキのかけ方で、燃費を最大限に上げることができます。もし坂道を降りる途中でスピードが遅くなりすぎ、アクセルを踏むようなら、ガソリンを使うので燃費は少し下がります。

坂道の角度により、セカンドにしたり、ローにしたり、こまめなギヤチェンジをすれば最も燃費節約の効果が上がります。

山道ではエンジンブレーキを

市街地を運転する場合、バイクは信号で止まる際にエンジンブレーキを使いますが、自動車で使う機会は少なく、高速道路ではほとんど使いません。

エンジンブレーキを一番多く使うのが山の下り坂です。山を降りる際に使い方を知らなかったら、フットブレーキを多用することになります。フットブレーキの多用は、ブレーキが過熱するフェード現象や、ブレーキフルードが沸騰し泡立ちブレーキが効かなくなるベーパーロックを引き起こし、自動車が止まれなくなります。

普段山の下り坂を通ることがなくても、高速道路が封鎖になった場合の下道や、スキー場に行くときに通ることがあるので、エンジンブレーキのかけ方を覚えておきましょう。自分や家族、友達などの安全を確保できますし、ガソリン代の節約にもなります。まずは自宅のそばの坂道を見つけて練習して、いざというときに備えましょう。

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