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イモビライザー解除の方法・仕組み・装置の特徴・解除できない時

イモビライザー解除の方法・仕組み・装置の特徴・解除できない時

車両の盗難防止機能の代表的なものとしてイモビライザーがあります。イモビライザーはIDの照合によりエンジンを始動させますので、車泥棒が簡単に解除することは難しいです。ですが、クラッカーツールを使われては元も子もありません。今回は、このような解除方法を紹介します。

初回公開日:2018年07月20日

更新日:2019年10月30日

記事に記載されている内容は2018年07月20日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。

また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。


イモビライザー解除の方法

車の機能の一つイモビライザーとは、わかりやすく言えば車の防犯装置のことです。従来の車の鍵は、鍵穴の中にあるピンと鍵山が一致するだけで鍵が回り、エンジンがかかってしまう仕掛けでした。

したがって、シリンダー内の物理的なかみ合わせにより、鍵が正確なかどうか判断してるため、複製されたキーさえ作ってしまえば、車内に侵入するのはおろかエンジンをかけることも可能になっていました。

その防犯性の脆弱さを解消するように開発されたのが、イモビライザーキーと呼ばれるツールです。この鍵はヘッド部分にイモビチップと呼ばれる、小型のICチップが収納されています。チップに書き込まれたIDコードと、車本体に登録されてるIDコードを照合し、一致した場合のみエンジンがかかるという仕掛けになっています。

複製・解除はほぼ不可能

したがって、イモビライザー搭載の車のエンジンを始動するためには、キーのチップと車に記録されたIDが一致させることが必須となります。

そのうえ、ここで利用されるIDは暗号化技術を使っており、その組み合わせは天文学的な数値となりますので、現時点ではディーラーでの修理を除けば、IDの複製による解除は不可能といえます。

こうした仕組みゆえに、たとえ窃盗犯が何らかの方法で、車内に進入できたとしても、イモビライザーのIDができない限りエンジンを始動して運び出すことは不可能といえます。

このような強固な防犯システムゆえ、イモビライザーは乗り逃げや盗難などの犯罪を防ぐ有用なシステムと言われています。

なお、イモビライザーキーを構成している内部チップは「トランスポンダ」とも呼ばれ、それゆえにイモビライザーを「トランスポンダ」や「トラポン」と呼ばれることがあります。

警報装置も効果あり

イモビライザーと同じく、盗難防止を目的とした警報装置があります。これは、車体に異常な振動など、盗難の可能性のある行動を検知した場合に、警告音を発信します。イモビライザーが装着された車両の多くの車にあわせて装備されています。

点滅

イモビライザー搭載車においては、その稼働状況を確認できるように、メーター回りに状況表示用のインジケータ―ランプが装備されているものが多く存在します。このランプは、イモビライザーの稼働状況表示という役割と共に、盗難防止用の警告アラームとを連動させる役割も兼ねています。

したがって、強引なイモビライザー解除や異常な衝撃を車両に与えると、異常を知らせるアラームがけたたましく鳴り響き周囲に知らせる仕組みになっています。

この警告アラームは「イモビアラーム」などと呼ばれており、一方でインジケータランプについては、駐車中にキーが差し込まれていない場合には、点灯や点滅することで、その車両がイモビライザー搭載車だということを知らせて、車両盗難などに備えています。

イモビライザーランプの表示タイプ

ちなみに、インジケータランプの絵柄ですが、その多くは鍵を表す絵柄で表現していますが、中には「SECURITY」などの文字をデザインしたものも見受けられます。ただし、一部の車両では、イモビライザーランプが搭載されていない車両もあります。

こうしたことから、イモビライザーランプの有無だけで、イモビライザー搭載か否かを判断することは難しく、その場合にはイモビライザー搭載を表すステッカーなどで確認するのもひとつの手段といえます。

このイモビライザー搭載ステッカーは、多くの場合車両の窓ガラスに貼り付けられており、このステッカーが車両におけるイモビライザー搭載をアピールし、防犯効果を高めていると考えられます。

音・警告音

盗難防止のセキュリティアラームはキーレスエントリー連動になっています。したがって、うっかり手動解除などを行うと、大きな警告音が鳴ってしまいます。

例えば、施錠をして車内で仮眠を取り鍵の解除を手動で行ったりすると、セキュリティアラームがキーレスエントリーのドアロック解除以外の方法で開けられたと判断して作動します。

ちなみに、このようなケースに遭遇した場合の解除方法としては、一度ドアを閉めて施錠をして(ドアロックは手動でも可)、キーレスエントリーでドアロック解除ボタンをクリックしてください。そうすると、セキュリティアラームは解除されて、無事に警告音は停止するでしょう。

車種別イモビライザー解除の仕組み

イモビライザーは、通常、複製・解除は不可能と述べました、しかし、特殊な方法として、イモビライザー解除をする方法は存在します。その代表的な解除方法は、イモビカッターというアイテムを使う方法です。

イモビライザーを解除するイモビカッターの仕掛ですが、電子化されたキーの脆弱性をうまくついた手口を利用したものとなっています。

前述のように、イモビライザーの仕組みは、キーに組み込まれたチップのIDと車両側に書き込まれたIDの合致が必須条件になっています。もし、合致しなければ、あるいはキー側にチップが組み込まれていなければ、エンジンを始動することはできません。

ところが、このイモビカッターにおいては、キーと車両に搭載組み込まれている暗号化されたIDを無効化して、新たにIDを書き込み直すという方法で、イモビライザーを解除してしまいます。

イモビライザー解除アイテムは簡単に入手可能?

ちなみに、このイモビカッターは誰もが意外と簡単に手に入れることができるうえ、10分ほどで解除可能です。また、イモビライザーを解除しても、車両自体は通常の施錠状態になるのですが、専門家であれば簡単に車の鍵の解除ができます。

ただし、イモビカッターについては法律的に制限されており、間違った使い方をする人たちが逮捕されていますので、以前と違い簡単に入手可能ということはなくなるでしょう。

さらに自動車メーカーでも、イモビカッターを使ってエンジンを始動させた車をス有数させるようモジュールを変更してきていますので、安全性は高まっています。

セキュリティアラーム解除

一方で、イモビライザーと同じ盗難防止装置として、セキュリティアラームがあります。これは、施錠時に異常な振動などを検知した場合に、警告音を鳴らすなどのセキュリティ対策機能です。

また、イモビライザーの解除については専用の装置が必要ですが、セキュリティアラームについては、発報された後、車種ごとの対応手順に沿って解除することが可能です。

ワゴンR

標準装備のアラームの場合、ドアを開けてハザードが点滅している間に、キーを挿してエンジンを始動すれば解除される仕組みです。ちなみに、車を降りてからスペアキーで施錠した場合は、セキュリティーアラームはセットされません。あくまで、リモコンでの操作のみに適用です。

あるいは、設定を変えてしまう方法があります。しかし、これはたいへんの短い時間での解除作業が必要です。

その方法は、まず、車に乗り込んでドアを閉め、鍵をエンジンに4回挿して抜いてを繰り返します。その後、ドアロックのちょぼを4回下げて上げてを繰り返すと完了し、ピーという音が鳴ります。このピー音が1回~4回まで鳴りますから、1回になるまで繰り返し上記の作業を実施します。

短時間での作業になりますので、慣れないと難しいと感じるでしょう。したがって、スペアキーで乗る際には、ドアを開けたらすぐエンジンをかけてください。

レガシィ

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盗難警報装置の監視を解除するには、以下の操作で解錠すると監視状態が解除されます。解除されるとメーター内のセキュリティ灯は遅く点滅(イモビライザー装備車)、もしくは消灯(イモビライザー装備車のほか)します。

操作としては、アクセスキーの ボタンを押すか、ドアハンドルを握ります。次に、リモコンキーの解除ボタンを押します。

キーレスアクセス&プッシュスタート装備車

キーレスアクセス&プッシュスタート装備車の場合の警報解除方法としては、以下の手順を行います。

全てのドアとトランクが閉まってることを確認し、プッシュエンジンスイッチをONにします。その後、運転席ドアを開け同時に集中ドアロックスイッチの解錠ボタンを10秒間押し続けますすると、設定が切り替わりとホーンが鳴ります。新たな設定としてメーターに表示されます。

キーレスアクセス&プッシュスタート未装備車

次に、キーレスアクセス&プッシュスタート未装備車の場合の解除操作は、以下のような手順です。

まずは、ドアならびにトランクを閉め、エンジンスイッチのOFF→ONを10秒以内に3回繰り返し、ONで止めます。その後、10秒内に運転席ドアを一旦開けて、ドアを閉めます。すると、現在の設定がメーター表示されます。

さらに、10秒以内に集中ドアロックスイッチを3回押すと、警報を設定します。逆に、集中ドアロックスイッチの (解錠)を3回押すと、警報を解除します。新規設定に切り替わるとブザーが鳴り、新しい設定がメーター表示されます。

ムーブ

ムーブにおいて、セキュリティアラームの警報が作動してしまったら、次のいずれかの方法でセキュリティアラームを解除します。

最初の方法として、多くのドアを閉めて、電子クレジットカードキーの「LOCK」ボタンを押す。あるいは、オーソドックスキー(もしくはエマージェンシーキー)をサーチスイッチに挿入し、「ON」の位置にする。これによりセキュリティアラームの警報は解除することができます。

マジェスティ

ヤマハ純正の装備なら操作様式は同じですので、下記の操作を行います。

アラームONにする場合には、メインキーをON→OFFまたはロックにすると、約30秒後に自動的に作動します。逆にアラームOFFにする場合には、メインキーをOFF→ONにしたら、3秒以内にもう一度OFFにして、またONにします。このあと、数秒後に解除されます。

ちなみに、メンテ時などに強制OFFにするには、メインキーをON→OFFにしたら3秒以内にもう一度OFF→ON→OFFを繰り返せば、解除可能です。

イモビライザー解除装置の特徴

自分の車にはイモビライザー付いているので、盗難被害には遭わないと考えている方も多いでしょう。しかし、世間にはイモビライザーをスルーできるイモビカッターなるクラックソフトが存在します。

また、ECU診断に使ったりサードパーティー機器類を繋いだりすることが可能なOBDソケットに差しこむだけで、イモビライザー対応のエンジンを始動することができるという装置が存在します。

イモビライザーの仕掛けは、車のメインキーに埋め込まれた電子チップにエンジン始動IDが記憶されており、このIDを暗号化してイモビライザーに送信します。イモビライザー側では、このデータを復号化して車のIDと一致したら、エンジンを始動するという仕掛けです。

しかし、イモビカッターはこの暗号化情報を初期化して、別のIDを渡してエンジンを始動してしまう仕掛けになっています。

二重三重の備えをしましょう

このようなイモビカッターでの被害を防ぐためには、二重三重の備えが必要です。一つは、もし盗まれても保険が降りる車両保険に加入するという事後対応方法です。それ以前に盗まれる可能性を下げるのであれば、ステアリングロックを取り付けるとか、車輪ロックを取り付けるという方法があります。

また、高価ですが盗難防止対策のなされたシャッター付き車庫に保管するという方法もあります。ゴールデンウィークなどで一定期間自宅を不在にするのであれば、自宅の車庫に車を駐車してホイールを一本外しておくという方法もあります。

どちらにしろイモビライザーだけを過信せず、自身が納得できる二重三重の備えをおすすめします。

イモビライザーが解除できないときの対処法

イモビライザーが解除できなくなってあせってしまったという経験を持つ方もいるでしょう。当たり前の話ですが、キーバッテリーが無くなったとしても、エンジンが掛からないことはありません。

イモビライザーが解除できない主な原因には3種類あり、ひとつはトランスポンダーに組み込まれたイモビライザーチップの不良があります。また、車本体のキーシリンダーの不良や、あるいは、この両者の合致信号を受け取りパス認証を行うコンピューターに問題がある場合です。

ディーラーに出す前にセルフチェック

この場合、ディーラーに持っていけば診断してもらうことが可能ですが、自分で簡単に確認するには、スペアキーでエンジンが始動するかどうかを確認します。

もし、スペアキーでエンジンが始動できればキーレスに問題ありと判断できます。あるいは、別の観点でも判断できます。

自動車はPかNレンジのみしかエンジンが始動しませんが、たまにシフトレンジを感知しているニュートラルスイッチが故障する場合もあり、壊れると同じように始動不良となることがあります。

こうした原因の特定のために、一度Nレンジでの始動も試してみることをおすすめします。こうしてある程度の確認を行って、ディーラーに持ち込むことがイモビライザーが解除できないときの解決への近道です。

とっさの時のイモビライザー解除に

ここまで、イモビライザーの仕組みや、解除の方法を車種ごとに説明しました。車両の盗難防止の切り札として装備されている機能ですが、万能ではありません。

イモビライザーの仕組みや、それでも盗難の危険性があることを理解して、快適に利用していただくことをおすすめします。

大切な愛車を盗難の被害から守りつつ、とっさの時の解除に役立てていただき、快適なドライブ生活を送ってください。

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