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アフターアイドリングの特徴・時間・必要性・NAには不要なのか

アフターアイドリングの特徴・時間・必要性・NAには不要なのか

ターボ車にはアフターアイドリングは必要なのか、そもそもアフターアイドリングってどのようなものなのか、ご存知でしょうか。どのくらいすれば良いのか、ターボやスーパーチャージャーとNAの違い、オイルのことなどについて書いています。

初回公開日:2018年06月26日

更新日:2018年06月26日

記事に記載されている内容は2018年06月26日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。

また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。


アフターアイドリングの特徴

アフターアイドリングはターボ車には絶対必要という方がいますが、アフターアイドリングがどんな物かご存知でしょうか。今回はそんなアフターアイドリングについてご紹介します。

アフターアイドリングとは?

アフターアイドリングとは、ターボ車のタービンの焼き付きを防ぐために、高温化しているタービンをそのままにエンジンを切ってしまうのではなく、しばらくの間エンジンを動かしたままにしてオイルを循環させてクールダウンすることです。

ターボ車とNAの違い

ターボ車についてもご説明します。自然吸気エンジン(ノーマルアスピレーション一般的には略してNAと呼ばれています)に過給機(大量の空気を取り込む機構)をつけたものがターボエンジンです。

エンジンは、エンジンの内部で燃料を燃焼させてエネルギーを発生させる仕組みになっていますので、より空気を取り込むことで大きな出力を生み出します。現在、ダウンサイジングが主流となり、第2次ターボブームといわれていますが、かつてのターボにはアフターアイドリングが必須でした。

空冷エンジンは?

エンジンには空冷エンジンと水冷エンジンがありますが、現在は空冷エンジンは2輪車以外には採用されていません。ポルシェタイプ993は通過騒音規制をクリアできず、フォルクスワーゲンのタイプ1も排ガス規制に適応できずに空冷エンジンの乗用車は終焉を迎えました。

中古車などで乗られる場合は、水冷エンジンよりは空冷エンジンの方がエンジンの温度が下がりにくいのでアフターアイドリングは必要でしょう。

アフターアイドリングの時間

アフターアイドリングの時間の目安は大体20秒から5分程度、少し乗った程度なら30秒ほどで良いでしょう。また排気温度計をつけている場合は、排気温度が400度を下回るまではアフターアイドリングを続けるのがベストです。

ターボタイマーは必要ですか?

ターボタイマーというのは、エンジンキーをオフにした後にエンジンが一定時間止まらないようにする機械のことで、いわばアフターアイドリングを強制的にしてくれる装置です。ただし自動車メーカーはターボタイマーを標準装備はしていません。アフターパーツメーカーの販売となっていますので、絶対に必要なものという訳ではありません。

アフターアイドリングの必要性

実際、アフターアイドリングは必要ないといわれている方はいらっしゃいます。日本車は確かにそれほど直ぐに壊れる訳ではありません。しかし、どの位の年数その車に乗る予定でいるのか、気に入っている車を長く大切に乗りたいと思われている方と、短期間で乗り換える予定の方とでは、おのずと乗り方も変わって来るでしょう。

今のターボと昔のターボ

今は第2次ターボブームといわれていますが、80年代に流行ったターボは馬力やパワー、スピードのためのターボでした。

現在のターボはダウンサイジング、従来のエンジンと同とうの動力性能を持ったまま小型化するのが目的ですので、かつてのターボとはコンセプトが違います。したがって、乗った感じは各社違いはあるでしょうが、NAに近いといわれています。

昔のターボにはアフターアイドリングは絶対に必要でしたし、じっさいメーカーの説明書などにもそう明記されていました。現在のターボにはアフターアイドリングはそれほど重要視はされていません。

スーパーチャージャーは?

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ターボは排気圧力でタービンを回すことで高温になってしまうのでアフターアイドリングの必要性が出てきます。スーパーチャージャーはエンジンから生まれた動力をベルトで過給機に伝えコンプレッサーを作動させて空気を圧縮し、それをまたエンジンに送るという機構になっています。

ターボよりは熱を持ちにくい構造ですので、スーパーチャージャーにはアフターアイドリングは必要ありません。

NAはアフターアイドリングは不要なのか

先にも書きましたが、NAとはノーマルアスピレーションまたはナチュラルアスピレーションともいわれる自然吸気エンジンのことです。ターボやスーパーチャージャーとは違い急激なパワーを出すことはできませんが、高回転までエンジンを回す楽しさを官能的と評して根強いファンが存在します。

通常の乗用車ではアフターアイドリングの必要はありませんが、サーキット走行の場合はアフターアイドリングも必要になります。

サーキット

サーキット走行ではもちろんアフターアイドリングは必要ですが、ピットに戻る前の周回をスピードを落としながら回ることでアフターアイドリングのような効果を持たせることができます。その場合はそれほど時間を置く必要もないでしょう。

またサーキット内の話ではありませんが、NAで高速道路での走行から急に料金所で止まらくてはならなくなりオーバーヒートを起こしてしまった、という例もありますので、走りながらのクールダウンは気にかけた方が良いでしょう。

ターボエンジンとアフターアイドリングの関係性

かつてのターボエンジンには確かにアフターアイドリングは必要でした。現在のターボは以前のものとは異なっていますし、必要ないとはいわれています。でも本当にそうなのでしょうか。

こだわる人の意見は?

確かに多数の意見としては、現在のターボ車にはアフターアイドリングは必要ないとされています。しかし、一方で強いこだわりを持った方々もいます。そういった方はなぜアフターアイドリングにこだわるのでしょうか。

まずターボエンジンは、タービンが排気ガスで回転して圧縮空気をエンジンに送るという構造になっています。このタービンが数万から数十万という回転をすることとエンジン内部で起きる爆発で800度から900度ほどの高温になります。タービンシャフトを潤滑、冷却しているのがエンジンオイルで、タービンシャフトを動かしているのはベアリングです。

エンジンを切ってもベアリングは動いていますが、オイル供給が止まってしまうため、タービンの周りのオイルが劣化して、鉄粉を含んだオイルのゴミが発生しタービンの焼き付きが起こりやすくなります。このような構造なので、安全性を重視してアフターアイドリングが必要と言う方がおられるのでしょう。

アイドリングス有数は大丈夫?

最近、多くのターボ車にはアイドリングス有数機能がついていますが、急激にエンジンを止めてしまうアイドリングス有数は大丈夫なのでしょうか。

実際、最近のターボ車はフローティングベアリングというオイルに浮いた形になっています。ターボチャージャーの形は両方にタービンがあってその間にあるシャフトがオイルの上に浮いてベアリングのような役割をします。

またターボラグを減らすためにセラミックのボールベアリングを採用していてターボユニットが水冷化されている場合などは、アイドリングス有数でエンジンが切れても大丈夫な構造です。それにエンジンを止めてもクーリングファンが止まらないようになっている車もあります。

エンジンオイルが大切です!

アフターアイドリングをするにしてもしないにしても一番大切なのはエンジンオイルです。

ターボ車のオイルは10W30以上の高温に強い硬いオイルを推奨されます。この数値は低温時の粘度と高温時の粘度を表していて、この数値が小さければ小さいほど低温時でも柔らかいオイルで燃費重視の車に適切ですが、もちろんターボ車には向きません。

後ろの数値が大きいほど高温時に高回転で回しても粘度を保っていられるオイルです。ターボ車はエンジンオイルの劣化が激しいので交換時期には気を付けましょう。

どんなふうに乗るのか?

今回はアフターアイドリングについて書きましたがいかがでしたでしょうか。確かに最近のターボ車にはアフターアイドリングは必要ないようですし、オイル交換を小まめにしているだけで十分といえます。ただ数年で乗り換えるつもりならそれでも構いませんが、大切に扱って長く乗りたい方には、アフターアイドリングは必要だといえるでしょう。

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