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産業廃棄物を運ぶドライバー|仕事内容3つとマニフェスト

産業廃棄物を運ぶドライバー|仕事内容3つとマニフェスト
家庭ゴミではなく、事業ででた特定の廃棄物を産業廃棄物といいます。今回の記事では、この産業廃棄物を運ぶドライバーの仕事内容、最も重要なマニフェストとはどのようなものなのか、何に気をつければよいのかポイントを押さえて解説いたします。

初回公開日:2019年3月20日

更新日:2019年3月20日

記事に記載されている内容は2019年3月20日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。

また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。


産業廃棄物とは

時おり不法投棄などでニュースになることもある産業廃棄物(さんぎょうはいきぶつ)は、事業活動によって生じた廃棄物のうち該当するもののことであり、一般廃棄物とは別に分けた独自のルールがあります。

今回の記事では、産廃(さんぱい)とも呼ばれる産業廃棄物を運ぶドライバーがどのような仕事をしているのか、ドライバーに求められる仕事内容はどのようなものなのかを紹介いたします。興味のある方は、ぜひご覧ください。

一般の廃棄物とは収集の方法が違う

一般の廃棄物が主に市町村からの依頼で廃棄物を収集するのに対して、産業廃棄物収集の仕事内容では業者からの委託などで収集したりします。

事業活動によって生じた廃棄物のうち、特別に指定された廃棄物が産業廃棄物となっていますが、収集するには「産業廃棄物収集運搬業許可」が必要です。一般廃棄物収集には「一般廃棄物収集運搬業許可」が必要ですが、市町村は新規の募集をほとんどしていないため、現在では取得が厳しいです。

産業廃棄物を運ぶ仕事内容

それでは、実際に産業廃棄物を運ぶドライバーの仕事内容にはどのようなものがあるのでしょうか。ここからは、一般廃棄物とは違う、産業廃棄物ならではのドライバーに必要な仕事内容について紹介いたします。

仕事内容1:工場や工事現場から処理業者の所に運ぶ

産業廃棄物を運ぶドライバーの仕事内容は、基本的に産業廃棄物が生ずる工場や工事現場などから、産業廃棄物処理業者の所まで廃棄物を運ぶ、ということになります。

この産業廃棄物を運ぶ、という仕事内容にはトラックを運転して運ぶというだけでなく、産業廃棄物の積み下ろしについても含まれています。

仕事内容2:マニフェスト制度を必ず守る

一般廃棄物との大きな違いとして、産業廃棄物の仕事内容では必ず「マニフェスト」が交付されており、ドライバーもこの「マニフェスト」を必ず守る必要があります。

ドライバー自身も必ずマニフェストが交付されているかどうかを確認し、自身の仕事内容が「マニフェスト」から逸脱していないか確認する必要があります。

仕事内容3:積み込みと荷下ろしの繰り返しの作業

産業廃棄物を運ぶドライバーの仕事内容として、廃棄物の積み込みと荷下ろしを繰り返し行うという比較的単調な作業の繰り返しとなる場合があります。工場から処理業者まで、工事現場から処理業者までを1日に何往復もして積み込み、荷下ろしを繰り返す作業なのでとくに難しいこともなく、安定して作業できます。

仕事内容で重要なマニフェストについて

産業廃棄物を運ぶドライバーの仕事内容には、必ず「マニフェスト」が交付されると解説してきました。マニフェストは産業廃棄物の「マニフェスト制度」によって実施されているもので、廃棄物を出した業者の責任を明らかにするとともに、不法投棄を防ぐために作られた最も大事な仕事内容と言えます。

1:業者から業者への処理の流れを記入する

産業廃棄物ドライバーの仕事内容として、マニフェストは1番はじめに受け取るべきものであり受け取ってすぐに確認をする必要があります。

マニフェストは必ず廃棄物の種類や運搬先別で作られているため、ドライバーの仕事内容で1番大事なのはマニフェストどおりに業者から業者へ引き渡し、その流れを記入して記録に残すことです。

2:産業廃棄物が正しく処理された事を証明する

ドライバーの仕事内容には排出業者からマニフェストを確認し、運搬先に運んでドライバーが保管しておくべきマニフェストを受け取って保管しておくという内容があります。

マニフェストは排出された産業廃棄物が正しく処理されていることを証明してくれる大事な証明書となりますので、処理をしたドライバーにも5年間はマニフェストを保管しておく、という重要な仕事内容があります。

3:違反しないようにする

マニフェストへの違反があったような場合には、刑事処分や都道府県からの措置命令を受ける場合がありますので、マニフェストは違反しないように気をつけましょう。

例えば、許可を受けていない自治体での産業廃棄物の積み込みや積み下ろし、マニフェストの運搬先でない業者に産業廃棄物を運ぶといったこともマニフェストの違反となります。刑事処分の内容には、1年以下の懲役または100万円以下の罰金などがあります。

マニフェストで注意すること

違反すると刑事処分が科せられることもあるほど、マニフェストは厳しく順守すべきものとされています。産業廃棄物を運ぶドライバーは、マニフェストでどのようなポイントを注意しておけばよいのか見ていきましょう。

1:マニフェストは必ずその時に受け取る

まず第一に、産業廃棄物を運搬するドライバーはまず廃棄物の排出業者からマニフェストを受け取っておく必要があります。中には運搬業者側がマニフェストを用意したりするといった場合もあるといいますが、基本的にはマニフェストは排出業者が交付する物です。

何度も分けて産業廃棄物を同じ業者に運ぶ場合でも、終わってからマニフェストを受け取るのではなく最初に運ぶ段階でマニフェストを受け取って運ぶことになります。

2:廃棄物が増えた時にはその分も別に受け取る

マニフェストは産業廃棄物の種類ごとに量をしっかりと記載していますので、途中で廃棄物の量が増えたという場合には新たなマニフェストを伝票で作成する必要があります。マニフェストには産業廃棄物の種類とともに、数量が必ず記載されていますのでこれを上回った場合には新たなマニフェストを必ず受け取りましょう。

3:マニフェストと産業廃棄物が合っているか確認

産業廃棄物のドライバーの大事な仕事内容として、マニフェストを守って運搬するという内容があります。ドライバーは受け取ったマニフェストの内容が、自分が運搬する産業廃棄物と一致しているかどうかを確認する必要があります。

万が一、マニフェストの内容と運搬する産業廃棄物が一致しないことを確認せずに運搬した場合、ドライバーもまた刑事処分などに問われる可能性があるので確認をすることが大事です。

産業廃棄物ドライバーは他の運送業よりもきつい?

マニフェストを順守する、廃棄物を運搬するということで敬遠されがちなところがある産業廃棄物のドライバーですが、他の運送業よりきついかというと一長一短でしょう。

タクシードライバーのように来るかどうか分からないお客を待つ必要はありませんし、決められた業者から業者への運搬なので配送先の不在を心配する必要も基本的にありません。リスクの高い廃棄物がある可能性もありますが、年収も比較的高めです。

産業廃棄物を正しく処理するのが重要な仕事内容

産業廃棄物を運ぶドライバーは、定められたマニフェストを理解してマニフェストのとおりに正しく廃棄物を処理する、というのが仕事内容であり社会では必要不可欠な仕事となっています。

マニフェストの処理など事務処理も必要になったり、時にリスクのある廃棄物を運ぶ場合もあるでしょうが、その分年収が高めなのでドライバーとして効率よくお金を稼ぎたい方にはおすすめとも言えます。

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