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安全運転管理者の講習内容・届け出の仕方・取得方法|スローガン

安全運転管理者の講習内容・届け出の仕方・取得方法|スローガン
交通安全を守るべく選任される安全運転管理者。安全運転管理者に選ばれて、講習を受けに行く人もいるでしょう。この記事では、安全運転管理者の講習内容、届け出などについて紹介します。安全運転管理者の業務内容について知りたい人は、ぜひ読んでみてください。

初回公開日:2018年6月29日

更新日:2020年1月29日

記事に記載されている内容は2018年6月29日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。

また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。


安全運転管理者とは?

職場で事業用の車を所有していれば、安全運転管理者がいることもあります。
営業専用車でなくても、マイカーを業務に使っていれば安全運転管理者が必要になる場合もあります。


では、安全運転管理者について説明していきましょう。

必要基準

安全運転管理者が必要となる基準は、事業用に使っている車の台数によって決まっています。普通乗用車は5台以上あれば安全運転管理者が必要です。11人以上乗れる車の場合は1台から、バイクの場合は2台で普通自動車1台と数えます。

自動車の数が増えれば、副安全運転管理者も必要になります。副安全運転管理者は、普通自動車が20台以上で一人必要になり、20台ごとに一人ずつ増やす義務があります。

運行管理者とは異なるのか

タクシーやバス運行会社であれば、道路運行管理者がいます。その場合は安全運転管理者は必要ありません。ただし、運行管理者がいたとしても、安全運転管理者を置くのはかまいません。安全のため、自主的に安全運転管理者を定めている企業もあります。

安全運転管理者が必要なのにもかかわらず選任しなかった場合には5万円以下の罰金が科せられます。また、選任しても届出をしないと2万円以下の罰金となります。

安全運転管理者は兼任できるのか

近くに本社と支社があった場合に、安全運転管理者が兼任できるのかという疑問があります。安全運転管理者は兼任できません。

一つの事業所につき、一人の安全運転管理者を選任せねばなりません。運転手の安全や運行状況を適切に判断するためには、実際に運転している事業所内の社員でないと難しいためです。

なお、同じ管理者が複数の事業所を管理している場合でも、事業所によって一人ずつ安全運転管理者を選任しなければいけません。

単身赴任者などの場合

単身赴任者など、一時的に事業所に勤務している人は安全運転管理者に選任しない方が良いでしょう。業務をこなすためには、事業所の状況を把握して長く勤務している人が適しているためです。

もし単身赴任者が安全運転管理者に選任された場合は、届け出のときに運転免許証の住所を変更していないといけません。さらに、単身赴任者が異動した場合は、別の人に管理者を変更せねばなりません。

安全運転管理者向きか診断するチェック項目は?

運転が得意なだけでは安全運転管理者にはなれません。安全運転管理者は、自分も含め会社・管轄の事業所全員に安全運転をさせるべく働きかけなければなりません。

各車両に運転日誌を備え付け、日々管理を行う必要があるため、持続力が必要になります。また、コミュニケーションにより運転する人の体調異常に速やかに築くことも大切です。違法な運転をしないように倫理観や正しい交通知識も必要です。最新の交通事情を理解すべく、勉強熱心でもある必要があります。

安全運転管理者向きか診断するには、運転できる技能のほかに、持続力・コミュニケーション能力・倫理観・知識・勉強熱心さが備わっているかをチェックしましょう。

安全運転管理者に向いているか診断チェック項目

安全管理者向きか診断するには、運転できる技能の他にいくつかの項目があります。では、自分が当てはまっているかどうかをチェックしてみましょう。

(チェック項目)
・物事に集中力できる持続力がある。
・人とのコミュニュケーションを程度に取れる。
・交通ルールを遵守することができる。
・交通ルールを十分に理解している。
・新しい知識を進んで学ぶことができる。

安全運転管理者の講習内容は?

安全運転管理者になると、1年に1回講習を受けることが義務づけられています。

一年に一回

安全運転管理者の講習は、一年に一回義務つけられており、事業所を管轄する各公安委員会から指定日時と場所の通知が届きます。

指定日時に受けられなければ、都合のいい日時や場所を選んで受講することができます。代理受講はできないので、必ず安全運転管理者本人が受講します。受付の際に本人確認が行われますので、代理の人が行ってもバレてしまいます。

講習は、月に数回実施されることもあり、一度に受講可能人数が数百人レベルのこともあります。決して受けにくいものではないので必ず受講しましょう。

講習に必要なもの

安全運転管理者の講習の通知書は、指定した講習会が開催される約1ヶ月前に届けられます。

安全運転管理者証と筆記具をもって受講しましょう。なお、講習手数料として4500円が必要になります。

講習内容

安全運転管理者講習は、交通警察官および交通に関する知識の豊富な講師により、6時間かけて行われます。丸一日かかり、途中で退出することはできません。

講習内容は、道路交通の現状と交通事故の実態、最新の法令の知識、安全運転のための知識、交通事故と賠償です。そして、会社に帰ってから活動できるように安全運転管理についての心構えを方法を受講します。

学んだことをもとに、車内で運行日誌の管理や安全教育を実施します。

安全運転管理者のスローガン・心得は?

安全運転管理者としての心得として、必要なものを紹介します。

スミスの5原則

スミスの5原則とは、運転中に注意深く周囲を見ることに関する内容です。

一つ目は遠くを見ること、二つ目は目を動かし続けること、三つ目は視野を広く取ることです。視野を広く取るとは、一つのものを注視しすぎないことを意味します。運転しているときは多くの情報を瞬時に判断しているため、他の情報を見落とさないようにします。

四つ目は、自分が他者や車から見えやすいようにすることです。これは、暗くなってきたらライトをつけるなど自分からも安全のために発信を怠らないことを示しています。

五つ目は、いつも逃げ道を用意することです。車間距離を広く取っていれば、ぶつかりそうになっても避けることができます。

スミスの5原則は、運転するときに大事な情報の9割は視覚情報で得られることを理由に定められています。他の一割は、聴覚や臭い、振動などです。

安全運転管理者資格の取得方法は?

安全運転管理者になるには資格は必要ありません。選任された人は、年に一回受講が義務付けられている講習を受けます。

ただし、安全運転管理者に任命されるためには、いくつか条件があります。

年齢や運転管理経歴

運転管理とは、安全運転指導や交通事故防止指導などです。運転管理者は、20歳以上でなければいけません。管理歴が二年以上であれば、安全運転管理者の資格があります。

運転管理歴が二年未満でも、公安委員会がこれらの経験と同じ程度の能力があると判定した場合には、安全運転管理者になることができます。公安委員会に、安全運転管理者の資格認定申請書を提出することで、審査を依頼することができます。

また、多くの社用車を有する事業所の場合は、副安全運転管理者がいないといけません。副安全運転管理者は30歳以上であることが必須です。また、自動車の運転管理経歴の長さも影響します。

個人の運転履歴も影響

過去二年間に違反履歴があると、安全運転管理者になることはできません。業務中の違反でない場合も影響します。

一般的に危険運転とされる違反は重く判断されます。例えば、飲酒運転・無免許運転・速度オーバーなどです。駐車違反なども問題になることがあります。

また、安全運転管理者であったとしても公安委委員会によって解任された場合は、二年間は安全運転管理者になることはできません。

プライベートの違反は会社にバレるのか

業務中であってもプライベートであっても、交通違反をしたら報告するよう求めている会社もありますが、会社が本人に内緒で運転履歴を調べることはできません。ただし、違反によって免停になると業務中に運転ができなくなるため、結果的に会社側にバレることがあります。

運転履歴を確認したいときは、必ず本人の同意・捺印をもらって運転記録証明書を申請しまないといけません。

バスやタクシー会社などでは、毎年運転記録証明書を提出して、社員の運転履歴を確認しているところもあります。安全運転管理者に選ばれて公安委員会に届出をする際に、運転記録証明書を出すことが必要です。自己申告で嘘をついても違反履歴はバレてしまいます。

ただ、安全運転管理者になれない違反は飲酒運転など重い違反なので、比較的軽いものであればバレても深刻な事態にならないこともあります。

都道府県別安全運転管理者の届け出の仕方を紹介

都道府県別の安全運転管理者の届け出について説明します。

東京

安全運転管理者の届け出を出すためには、警視庁のホームページから、安全運転管理者等の選任(解任)届、変更手続きをします。

添付書類として戸籍抄本や本籍のある地方の住民票、運転免許証の写しと運転記録証明書が必要です。記載事項の変更や解任届の場合は、添付書類は必要ありません。

届け出を出すには期限が決められています。安全運転管理者等の選任・変更日から15日以内に、自動車の使用の本拠地を管轄する警察署を経由して、公安委員会に届け出る必要があります。

他の都道府県の場合

他の都道府県の場合も、安全運転管理者の届け出方法はほぼ同じです。

添付書類や届け出の期間を守って、管轄の警察署に届け出ましょう。

安全運転管理者の証明書の発行方法は?

安全運転管理者の届出書を提出し、公安委員会の審査に通った場合には証明書が発行されます。

大切に保管し、退職などの理由で解任されたときは、最寄りの警察署に返納しましょう。

また、証明書を紛失してしまったときは、再交付申請書を提出して再発行してもらいます。

安全運転管理者の取り組み内容は?

安全運転管理者の取り組み内容について説明します。

法定業務

道路交通法によって、安全運転管理者が定められている義務があります。これらの義務は運転者の管理と、運転状況の把握にわけられます。

運転者の管理については、運転者の適性・技能・法律などの知識が十分であるか判断し、必要に応じて業務中の運転をス有数する場合もあります。過労で運転者の健康が損なわれていないかもチェックしないといけません。

運転状況の把握については、運転日誌により運転状況や車両に異常がないかを確認します。事故がおきたときにも運転日誌が役に立ちます。適切な運行計画により積載量オーバーなどの事態が起きないように管理します。

さらに、雪など悪天候のときはタイヤにチェーンをまくなど臨機応変な対応も求められます。

取り組みが認められると表彰されることも

安全運転管理者は大変な業務ですが、功労が認められると警察署から優良安全運転管理者として表彰される場合もあります。

表彰の対象となるのは、安全運転管理者として選任されてから3年以上経過し、その間の活動が他の模範と認められる管理者です。

企業の体質によっては、安全運転管理者が十分に業務を発揮することができない環境の場合もあります。事故を起こすと社内外に多大な損害を与えるため、安全運転管理者の仕組みが正しく機能することが大切です。

安全運転管理者の仕組みを正しく運用しよう

業務で所有する車の台数によっては、安全運転管理者または、副安全運転管理者を選任する必要があります。安全運転管理者は責任をもって、運転者の管理や運転状況の把握をする義務があります。

法で定められた講習会を年に一回必ず受講し、会社内でも管理者としての責任をもって業務を進めましょう。

安全運転管理者に選任されるには、20歳以上であること、過去2年以内に飲酒運転など悪質な交通違反がないことなどの条件があります。

なお、安全運転管理者の届け出は、選任してから15日以内に行うことが義務付けられています。選任していなかった場合は5万円以下の罰金、届け出がなかった場合は2万円以下の罰金が科せられます。

交通ルールの順守とマナー向上のために、安全運転管理者の仕組みを正しく運用しましょう。

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