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普通免許で2tトラックは運転できるのか|ロング/ダンプ/レンタル

普通免許で2tトラックは運転できるのか|ロング/ダンプ/レンタル
普通免許といったら一般的に自家用車や軽トラックといった種類だけと思いがちですが、普通免許で2tトラックが運転できることをご存知ですか。しかし、運転するためにはいくつかの条件がありますので、今回は普通免許で2tトラックを運転する際の条件などをご紹介します。

初回公開日:2018年6月27日

更新日:2019年10月29日

記事に記載されている内容は2018年6月27日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。

また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。


普通免許は何tまで運転できるの?

「普通免許」と聞くと、一般的に乗ることが多い乗用車や軽自動車、軽トラックを運転するための免許という感覚の人は多いでしょうが、実は普通免許で大きなトラックを運転することもできます。しかし、すべてのトラックを運転できるわけではありません。

普通免許には、「取得時期」によって運転できるトラックの条件が決まっているので、下記のルールが定義付けられています。下記の条件に合うトラックの種類としては、主に2t~3tの小型トラックです。

平成19年6月1日までの場合

平成19年6月1日までに、普通免許を取得した場合の条件は次のようになります。

普通免許の運転区分
車両総重量8t未満
最大積載量5t未満
乗車定員10人以下

平成19年6月2日~平成29年3月11日の場合

平成19年6月2日~平成29年3月11日までに、普通免許を取得した場合の条件は次のようになります。

普通免許の運転区分
車両総重量5t未満
最大積載量3t未満
乗車定員10人以下

平成29年3月12日以降の場合

平成29年3月12日以降に、普通免許を取得した場合の条件は次のようになります。

普通免許の運転区分
車両総重量3.5t未満
最大積載量2t未満
乗車定員10人以下

中型免許と準中型免許って何?

以前であれば、普通免許や大型免許といった名称の運転免許でしたが、10年ほど前から「中型免許」や「準中型免許」という名称の免許が増えました。

普通免許を取得するために教習所に通い始めて、これらの免許の名称の意味がわかる人が多いです。そこで、ここでは「中型免許」と「準中型免許」について少し触れていきましょう。

中型免許

「中型免許」は、平成19年6月2日より新設された免許の条件です。

平成19年6月1日よりも前に普通免許を取得した人は、「8t未満」の条件で普通免許を取得しているので、2tトラックの運転は問題なく運転することができます。

新しい免許証では、有効期限の欄下にある、免許の条件等には、「中型車は中型車(8t)に限る」と記載されます。また、免許証の中央下の種類の欄にも「中型」と記載されます。

平成19年6月2日以降に普通免許を取得した人は、許可されている積載量3t未満の車両までしか運転できません。そのため、2tトラックの運転は問題ありませんが、4tトラックの運転は違反となりますので、注意が必要です。

改正後の免許証は、条件等に車両を限定する記載はなく、免許証の中央下の種類の欄には「普通」と記載されます。

種別車両総重量最大積載量乗車定員
普通免許5t未満3t未満10人以下
中型免許 (8t限定)5t以上 8t未満3t以上 5t未満10人以下
中型免許5t以上 11t未満3t以上 6.5t未満11~29人以下

準中型免許

「準中型免許」とは、平成29年3月12日より新設された免許の条件です。

改正後の普通免許では、積載量が「2t未満」となってしまい、2tトラックの運転はできなくなります。

免許証の条件等の欄には、「中型車は中型車(5t)に限る」と記載され、2tトラックまでであれば運転ができます。もし、改正前に普通免許を取得いる場合であれば、改正後の免許証は「5t限定準中型免許」となります。

また、改正後に準中型免許を取得する場合は、学科1時間、実技13時間の教習と適性検査に合格しなければなりません。

種別 車両総重量最大積載量乗車定員
普通免許3.5t未満2t未満10人以下
準中型免許3.5t以上 7.5t未満4.5t未満10人以下
中型免許 (8t限定)8t未満5t未満10人以下
中型免許7.5t以上 11t未満6.5t未満29人以下

2tトラックの「2t」って何を意味するの?

トラックの前の方に記載されている「2t」という重量は、車の積載量のことを示しています。2tトラックや4tトラックというように表現します。

この重量と混同しがちなのが、車両総重量です。免許証上での「8t限定」や「5t限定」は積載量ではなく、車両総重量を意味しています。

例えば平成19年6月2日以降に取得した免許に「5t限定」と記載されている場合は、運転できる2tトラックは、車両総重量が5t未満のものだけになります。車両総重量が5tを超える2tトラックは運転できませんので、気をつけましょう。

このように、求人などで「2tトラック」と記載されている場合には、車両総重量が重要になりますので、必ず確認するようにしましょう。

普通免許で2tトラックは運転できる?

「トラック」と聞くと、軽トラック以外のトラックは、普通免許では運転できないというイメージの人が多いでしょう。ところが普通免許でも運転できるトラックが、2tトラックを始めたくさんあります。

ここでは、普通免許で運転ができるトラックについて見ていきましょう。

ロングタイプの2tトラック

「2tロング」といわれるトラックは、全長が約5.9~6.2mで、荷台の内側の長さが約4.3mのものを意味します。この2tロングトラックには、荷台の幅が狭いものや広いものや、車高が低いものと高いものなど、使い方に合わせてたくさんの組み合わせがあります。

この「ロング」といわれる長さで、2t積みのトラックであれば、荷台部分の重量増しや強化がない限りは、どのメーカーでも車両総重量は5tを切るので、普通免許で運転することができます。

このタイプの2tトラックは、引越しや学校の給食配送などに使用されることが多く、冷凍車やパワーゲート付きタイプの2tトラックは、総重量が5tを超える場合がありますので、普通免許で運転できるかを必ず確認しましょう。

ダンプトラック

「ダンプトラック」とは、荷台が斜めに傾いて荷台に積んである砕石や砂利・砂などを降ろせるものを意味します。サイズは、軽トラックから大きいもので300tを超えるダンプトラックまであります。

ここで、ダンプトラックを運転するために必要な免許を見ていきましょう。

●「普通自動車免許」は、最大積載量が2t~4tの軽~普通自動車のダンプトラックが運転できます。

●「中型自動車免許」は、最大積載量が5t~8tの中型のダンプトラックが運転できます。

●「大型自動車免許」は、最大積載量が10t程度の大型のダンプトラックが運転できます。

これらのダンプトラックは、「普通ダンプトラック」といい、一般道での運転ができます。

ワイドロング

「ワイドロング」は、容積を重視した小型トラックのことを意味します。車幅が広いので、見た目にもかなり大きく感じます。コンビニの配送や引越しなどによく使用されるトラックです。

従来の2tワイドロングでの箱車の場合は、総重量が5tを超えてしまいますので、普通免許で運転することはできません。

しかし、各メーカーでは部品の軽量化や最大積載量を1.8tや1.5tに減らすなどをして、改正後の普通免許で運転できる2tトラックを販売しています。そのため、車両総重量が7.5t未満の車両であれば、新設された「準中型免許」以上で運転ができます。

ユニック

「ユニック車」とは、クレーンを装備したトラックの総称で、取り付けられたクレーンを使って荷物の積み下ろしをします。

「2tユニック車」には、断熱設備や架装しているため、総重量が5tを超えてしまいます。そのため、改正後の「準中型免許」であれば運転することができます。

ただし、クレーンの操作には別に「小型移動式クレーン・玉掛け」の免許が必要となりますので、注意しましょう。

普通免許は2t未満だと乗れる?

ミニバンやSUVを含めた日本の自家用車は、ほぼすべてが最大積載量が2t未満になので、普通免許で運転できます。

また、保冷車や福祉車両に使われているバンも、基本的に普通免許で運転ができますが、バンの中には14人乗りのタイプもあるので注意しましょう。14人乗りタイプのバンであれば、「中型免許」が必要になります。

トラックの最大積載量1.5tのタイプでは、ちょうど車両総重量が3.5t前後になるため、エンジンの種類によっては、普通免許の範囲に含まれるかどうかは見た目だけでは判断ができませんので、注意が必要です。

2tでも普通免許で運転できない車両は?

2tトラックであればほぼ普通免許で運転ができますが、2t車の中には各種業務用車両があります。

業務用車両としては、タンクローリーやゴミ収集車、コンクリートミキサー車、車両運搬車などがあり、積載量は2tであっても、車両重量が重くなるので車両総重量が5tを超えてしまいます。

そのため、これらの業務用車両を運転するためには、「8t限定中型」もしくは「中型免許」が必要になります。

また、消防団によくある2t車の消防車は、車両総重量が7tになるため、改正前の普通免許であれば、この2t消防車の運転ができましたが、改正後は「中型免許」もしくは「8t限定中型免許」が必要になります。

普通免許で2tの箱を載せても大丈夫?

2tトラックの「2t」とは、そのトラックが最大で積むことができる荷物の重さが「2t」までを意味します。

普通免許で運転できるトラックは、車両総重量5t未満や最大積載量3t未満のトラックになります。

こういったことから、普通免許で2tトラックを運転するのであれば、積載量は「2t」までであれば大丈夫です。

2tトラックをレンタルするには普通免許でもいい?

レンタル会社で扱っているトラックは、2tロングのトラックが多いです。そのため、普通免許で運転できるでしょう。

ただし、3tロングトラックや2t超えのロングトラックなどは「中型免許」が必要になりますので、レンタル会社一律で、「中型免許」と決めている可能性もあります。


普通免許で2tトラックを借りたいのであれば、一度レンタル会社に、借りたい2tトラックの車検証で車両総重量などを確認してもらいましょう。車両総重量の確認と一緒に、普通免許でも2tトラックをレンタルできるかも確認するとよいでしょう。

普通免許でトラック運転の違反とは?

最大積載重量や車両総重量を確認しないまま、取得をしていない免許で運転をすれば、それは違反となります。

しかし、どの違反に該当するかはケースによって違いますので、ここでは交通違反を確認しておきましょう。

刑事処分や無免許の可能性

取得していない免許で運転してしまった場合、処分としては比較的重い「無免許運転」に該当する可能性があります。

たとえ、大型免許を取得して2tトラックを運転していた場合であっても、免許停止中や免許取消中、有効期限切れなどでの運転は、「無免許運転」扱いとなります。

免許証に「8t限定」といった条件の記載がない場合に、普通免許で重量を超える中型車、大型車を運転すれば無免許運転となります。

違反した場合は、「25点」の加点に加えて、「3年以下の懲役又は50万円以下の罰金」の刑事処分になる可能性があります。25点は、たとえ前歴がなくても一発で免許取消処分となりますので、注意しましょう。

免許条件違反になることも

免許証に書かれている「眼鏡等」「AT車限定」といった条件の記載を守っていない場合も、違反に該当します。

よくあるケースとしては、「AT車限定」なのにMT車を運転した場合や、「8t限定」で条件を超える中型車や大型車を運転した場合には、無免許運転ではなく「免許条件違反」に該当します。

違反した場合は「2点」の加点、普通で7,000円の反則金になります。

2tトラックを運転する時は自分から確認をしよう!

普通免許には、取得した時期によって運転できる車両の種類が大幅に違うことがわかりました。

もし就職などで2tトラックを運転しなければいけない場合は、会社などに最大積載量や車両総重量の確認だけでなく、自分の運転免許証でその2tトラックが運転できるのかどうかも照らし合わせる必要があります。

それに加え、たとえ2tトラックであってもクレーン車などの特殊なトラックには、それ用の免許を取得する必要があることを忘れてはいけません。

自分できちんと確認をして、交通違反を防ぎましょう。

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