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運行管理者免許証の取得方法・更新・申請方法・再発行の方法

運行管理者免許証の取得方法・更新・申請方法・再発行の方法
運行管理者に関する特集です。運送会社に必要となった運行管理者免許証についての取得方法のご紹介、免許の更新、申請方法、万が一喪失した際の再発行の方法など、普段あまり認識していない運行管理者という資格についての概要を言及していきます。

初回公開日:2018年6月19日

更新日:2019年10月29日

記事に記載されている内容は2018年6月19日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。

また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。


運行管理者免許証の取得方法

トラックやダンプカーといった事業用自動車について、安全運行を目的に管理や監督を行うのが「運行管理者」としての役目です。運行管理者の免許は、国土交通省認定の国家資格として取得できます。今回は運行管理者の資格、その免許の諸々なことについてご紹介します。まずは運行管理者の免許取得についての流れなどをご紹介し、さらに概要に触れていきます。

運行管理がなぜ必要か

20世紀から21世紀へと入り、自動車社会もどんどんと変革されています。運転免許も誰もが取得できます。利便性が追求され物資も早く輸送されるようになりました。時間帯指定すればちゃんと希望の荷物が自宅に届くサービスも日常化する中で、ドライバーの心身の健康が問題視されています。

運行管理の上で最重要事項は、輸送中のドライバーの安全確保についてです。事業用トラックの事故件数について悪化を辿った時代があり、その経緯から事故をなくしドライバーの安全を守りつつ輸送サービス最適化を整えることを考え始めました。現在では運行法上でもなくてはならない業務および資格と言えます。

運行管理者になるには

現在の運送関係の事業所には、必ず運行管理者を選任することが義務付けられています。この運行管理者に認定されるには、自動車運送事業の種別に応じた各種運行管理者資格者証を取得する必要があります。運行管理者資格者の免許証を取得するためには、次の二つの方法があります。

1.運行管理者試験に合格する

定期的に実施されている「運行管理者試験」を受験して合格するという方法です。この受験資格は、「事業用自動車(種別問わず)運行の管理に関して、1年以上の実務経験を有する」もしくは「実務経験に代わる講習を修了」している人物です。なお、実務経験に代わる講習には、「自動車事故対策機構」による基礎講習が認定とされてます。

2.事業用自動車の運行業務にて一定の実務経験

資格試験を受けないでも運行管理者としての免許証を得る方法があります。その際は、事業用自動車の運行管理に関し5年以上の実務経験があり、その間に運行管理についての講習を5回以上受講しているなどです。

運行管理に関する講習には、「自動車事故対策機構」が行う基礎講習と一般講習によって認定され、5回以上の講習から少なくとも1回は基礎講習を受講している人物とされています。

運行管理者免許証の更新

運行管理者の免許を取得した場合、その後の年月経過とともに更新手続きや失効はあり得るのでしょうか。その答えは明確です。原則として一度取得した運行管理者資格の免許については更新というものはありません。つまり年数が経過しても資格が喪失することはないということです。

ただし一定条件付きである

運行管理者資格は国家資格として認定されている免許です。一生有効となっていて更新などの書き換えは一切定められていまません。ただし実務に就いている際は、2年に一度の国交省認定一般講習(1日)を受講することが条件となります。また、運行管理者の免許は一生有効ではありますが永遠ではなく、有資格者が死亡した場合などは失効とされます。

運行管理者免許証の申請方法

運行管理者試験に合格した場合、自宅宛てに「合格通知」が送られてきます。ここで注意すべき点は、あくまでもその郵送物は合格のお知らせということなので、免許証ではないということです。合格通知とともに各都道府県にある運輸支局に交付申請をしに行く手間が必要です。申請を行った上で資格者へ免許証が付与されます。

運輸支局に申請をするということを忘れないようにしましょう。なお合格日から3ヶ月以内に免許証の申請しなければ、合格が無効になってしまいますので、この点も注意しておきましょう。

運行管理者免許証の再発行の方法

運行管理者資格者証の交付を受け、氏名の変更、汚損、破損、亡失といった理由により再交付申請をする場合です。

申請書に再交付申請をする理由を明確にし、再交付申請書(収入印紙270円分を貼り付ける)、本人確認書類(運転免許証)、返信用封筒(角形2号、A4用紙大で資格者証の送付先を明記し、封筒の表に「簡易書留」と朱書、450円分の郵便切手を貼り付け)を運輸局宛てに郵送すれば手続きをしてくれます。

運行管理者免許証を紛失したときの対処法

運行管理者資格者証の交付を既に受けた人が、何らかの事情で運行管理者資格者の免許証を紛失させたり、破損などをしてしまった場合には、再発行の手続きをすることができます。その際にあらかじめ準備しておくものは、「所定の再交付申請書」「運行管理者資格者証(破損や汚れの事情の場合)」「住民票の写しなど、変更の事実を証明するもの」です。

他にも運行管理者資格者証の訂正申請、運行管理者資格者証の返納(対象者が死亡などした場合)といった手続きも可能です。

運行管理者免許証の種類

運行管理者の資格や免許といっても、運送業もいろいろな業種がある関係上、種別がされています。ここでは運行管理者免許証の主な種別についてご紹介します。まずは「旅客」と「貨物」とに区分され、そこからさらに枝分かれしています。

一般乗合旅客

一般乗合旅客とは、乗合バス(路線バス)に代表されるような、需要に応じ有償で自動車を使用して旅客運送をする事業が該当し、不特定多数の旅客を運送するバスのことを指します。路線を定めて定期運行し、設定された運行系統の起終点や停留所で乗客の乗り降りがある運行形態です。

一般貸切旅客

旅客自動車運送事業の中で、乗車定員が11以上の自動車を使用し旅客運送する事業です。貸切バス事業が主なケースです。旅行会社の企画旅行やパック旅行の際に使用され、一個の団体と運送契約を結んで、車両を貸切って運送するバスです。

一般乗用旅客

運送形態は一般貸切旅客と同じですが、使用する車両は乗車定員10人以下の自動車を使用する場合です。ハイヤーやタクシー事業がこの形態に該当します。

特定旅客

特定旅客自動車運送事業は、特定範囲の乗客のみを目的地へ運送する事業のことをいいます。工場の従業員を駅から工場まで輸送する送迎バス、介護事業者が行う介護タクシーなどが該当します。

貨物

一般貨物自動車運送事業は、需要に応じて有償により自動車(三輪以上の軽自動車および二輪の自動車を除く)を使用し、貨物運送する事業のことです。トラックを使用して行う一般的な運送業が該当します。

運行管理者免許証の試験

ここでは運行管理者資格の免許を取得するための試験についてご紹介します。どのような試験方法や段取りを経ていくのかを理解してください。

運行管理者試験が行われる時期

運行管理者試験は、年に2回、8月と3月に実施しています。希望資格の免許証の種類が「貨物」の場合は、貨物の試験を実施し、「旅客」の場合は、旅客の試験の種類に応じて受験していくという方式です。

受験資格

運行管理者免許証取得の受験資格は2種類あり、いずれか一つの要件を満たし証明する書面の提出が必要です。一つは「試験日前日までに、自動車運送事業(貨物軽自動車運送事業を除く)の事業用自動車または特定第二種貨物利用運送事業者の事業用自動車(緑色のナンバーの車)の運行管理に関し、1年以上の実務の経験を有する人物です。

もう一つは、国土交通大臣認定の講習実施機関において、平成7年4月1日以降の試験の種類に応じた基礎講習を修了(受講予定の場合は試験日の前日までに修了)した人物です。

運行管理者試験の難易度

運行管理士試験の合格率は、近年の平均では30%ぐらいだとされています。実務経験も問う資格試験なので、それなりに難しくなってきていると言われています。

しかも運送業界の昨今の状況では、超過労働時間の問題も浮上し、受験者がなかなか勉強対策に取り組む時間がない中で受けさせられるのが実情で合格率が伸び悩んでいます。それなりな時間的余裕と対策を立てることができれば合格は険しくない分野ではあります。

掛かる費用について

運行管理者免許証の資格試験受験費用そのものは、6000円です。そこにインターネット申請(システム利用料)の際には648円(税込)が加算されます。また試験の後に採点結果通知を希望される人には、郵送料として採点結果通知手数料216円(税込)の選択も可能です。

試験の出題と概要

運行管理者免許証の資格試験の出題数は、種別が「貨物」の場合、貨物自動車運送事業法関係が8問、道路運送車両法関係が4問、道路交通法関係が5問、労働基準法関係が6問、その他運行管理者の業務に関して必要な実務上の知識や能力についてが7問で、合計30問となっています。

また種別が「旅客」だった場合は、道路運送法関係が8問、道路運送車両法関係が4問、道路交通法関係が5問、労働基準法関係が6問、その他運行管理者の業務に関して必要な実務上の知識や能力についてが7問で、合計30問となっています。

いずれも筆記試験により実施されます。なお法令に関する事項は、もし改定があった際、改正施行後6ヵ月は改正部分についての問題は出題されません。

おすすめな運行管理者試験対策用テキスト

運行管理者免許証の試験は「運送事業法」「車両法」「道交法」「労基法」「実務上の知識および能力」という5分野から出題されます。そのための対策としては、各内容の解説を理解しつつ過去問題をたくさん解いて力をつけていく地道な方法がベストです。法令をいっきに読んで覚えることはとても気が長い作業で効率的ではないと言えます。

本書は、法令についても出題ポイントに沿って各分野ごとにまとめられ細分化されているおすすめな一冊です。参考書と問題集がうまくミックスされたテキストです。

この一冊だけで勉強し、運行管理者試験に一発合格できました。運行管理者試験は、とにかく過去問を多く解くことが大切です。過去問を解くだけであれば、インターネット上に運行管理者試験の過去の問題と解答がアップされており、無料で受験勉強することも可能ですが、その試験後に制度改正となり、間違った知識で試験に挑む可能性がでてきます。

出典: https://www.amazon.co.jp/gp/customer-reviews/REOKCJDH8KDON/ |

運行管理者試験は計画的にじっくりと勉強しよう

以上、運行管理者免許証についての概要でした。運行管理者免許証を目指すという方は、参考書や問題集をあまり買い漁らず、まず自分にしっくりときそうな教材を一冊選んで、念入りに勉強する方法で取り組むことをおすすめします。

資格試験の場合、必ず過去からの傾向や対策があり、毎年参考書類も改訂しながら発行しますので、なるべく最新の書籍を選ぶようにしましょう。これから受験をしようとする方は、ぜひ頑張ってみてください。

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