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2019年08月23日

牽引免許は難しいのか|牽引免許の解説と取得にグッと近づく10個のコツ

牽引免許は難しいのか|牽引免許の解説と取得にグッと近づく10個のコツ

一般的に難しいと言われている牽引免許を取得するために、まずは牽引車両の運転の基礎を固めましょう。この記事では、牽引免許の概要と、牽引免許を取るためのコツ10個をまとめました。牽引免許が難しいと言われる理由を攻略し、ぜひ牽引免許の取得に近付いてください。


牽引免許とはどのような免許?

牽引免許は難しいのか|牽引免許の解説と取得にグッと近づく10個のコツ

牽引免許とは、車両総重量が750㎏を超えるトレーラー(重被牽引車)を、積載車両であるトラクター(牽引車)に連結させ、牽引する場合に必要な免許です。

なお牽引免許の取得条件を、以下の表にまとめましたので参考にしてください。

牽引免許の資格条件条件の詳細
年齢満18歳以上
視力両眼で0.8以上、かつ、一眼でそれぞれ0.5以上
聴力三桿法の奥行知覚検査器により3回検査し、その平均誤差が2センチメートル以下
保有免許等二種、大型、中型、準中型、普通、大型特殊免許のいずれかの免許を現に受けている

満18歳以上で普通免許、中型免許、大型車免許、大型特殊免許、二種免許を所持している方。

出典: https://www.nasu-ds.jp/License/puller/provision.html |

牽引免許には2種類が存在する

牽引免許には、「牽引自動車第一種運転免許」「牽引自動車第二種運転免許」の2種類があります。

まずは運送業で活躍する「牽引自動車第一種運転免許」ですが、車両総重量が750kgを超える重被牽引車を牽引する場合に必要な免許です。

もうひとつは、旅客運送に必要な「牽引自動車第二種運転免許」です。これは車両総重量が750kgを超える重被牽引車を牽引、あわせて旅客用被牽引車(トレーラーバス)を牽引できる免許です。

多くは一種牽引免許で事足りる

牽引をする場合、その多くは「牽引自動車一種運転免許」で事が足ります。

その理由は「牽引自動車第二種運転免許」が必要な旅客運送、例えば連結リムジンのようなトレーラーバス(運転席と客席がトレーラーのように分離されている車)の運行は、イベント開催時や、限られた短い一定区間のみでしか利用されていないからです。

そして車両総重量750kg未満のキャンピングトレーラーやライトトレーラーなどは、牽引免許が不要です。

被牽引車の重量が750kgまでであれば、牽引免許がなくても牽引することができます

出典: https://www.kyosyujyo.co.jp/Column/387.html |

一種難易度はそれほど高くない

「牽引自動車一種運転免許」の難易度ですが、平成30年度の合格率が84.5パーセント(警察庁の統計)と、実はそれほど高くありません。

ですが牽引免許は、運転免許の中で最も難しいことには変わりありません。教習所に通わずに直接試験会場で技能試験を突破するのは、より難しいでしょう。これらを加味すると、牽引免許を取得する層の運転技術の高さが、この合格率を打ち出していることが分かります。

牽引免許を取るための10個のコツ

牽引免許は難しいのか|牽引免許の解説と取得にグッと近づく10個のコツ

牽引免許を受験する場合、「試験場で技能試験を受ける方法(一発試験)」と、「教習所を卒業することで技能試験が免除になる方法(教習所)」この2つの方法から選べます。

一発試験は受験費用が6,100円なので、コスト面においては魅力的ですが、腕に自信がなければすぐに不合格となってしまいます(教習所の場合は約15万円)。次に牽引免許を取るための10個のコツを紹介しますので、ぜひ運転のイメージを掴んでください。

コツ1:牽引している独特の感覚に慣れる

牽引免許を取るためのコツ1つめは、まず牽引している独特の感覚に慣れることです。

車両の中で最も一般的なのはセミトレーラーですが、トラクターが牽引するトレーラー単体には、前輪がありません。これはトラクターとトレーラーが連結されることを前提とした構造になっているためです。

この連結部分の独特の感覚(軸点が連結部分であること)に慣れれば、セミトレーラーの挙動を把握することができます。

コツ2:バック運転に慣れる

牽引免許は難しいのか|牽引免許の解説と取得にグッと近づく10個のコツ

牽引免許を取るためのコツ2つめは、感覚が掴みにくく難しいと言われるバック運転の練習を繰り返し、その感覚に慣れることです。

バック運転が難しいと言われる理由は、その難しいハンドル操作にあります。トレーラーが折れ曲がってしまった場合、ハンドルは曲がった方向とは逆に切り、トラクターを真っすぐに修正しなければなりません。

ハンドルを切りすぎると、今度は違う方向に曲がってしまうので注意しましょう。

コツ3:方向転換に慣れる

牽引免許は難しいのか|牽引免許の解説と取得にグッと近づく10個のコツ

牽引免許を取るためのコツ3つめは、バック運転と同様に難しいと言われている方向転換に慣れることです。

牽引車両を普通自動車やトラックと同じ要領で方向転換したり、方向転換時に急なハンドル操作をすると、連結部分が深く折れ曲がってしまいます。

牽引車両における方向転換のハンドル操作は、ゆるやかに切りすぎないのがコツです。そして「右の折れ曲がりには、右にハンドルを操作する」というポイントを押さえてください。

コツ4:ハンドルの切れ角・タイミングをマスターする

牽引免許は難しいのか|牽引免許の解説と取得にグッと近づく10個のコツ

牽引免許を取るためのコツ4つめは、セミトレーラーが折れ曲がってしまった場合、それを修正する技術を身につけることです。それにはハンドルの切れる角度、切るタイミングの感覚に慣れなければなりません。

あまり難しく考えず「左への折れ曲がりを伸ばすためには、ハンドルを左に切ること」と「左の折れ曲がりにもっと深く角度をつけたければ、ハンドルを右に切る」この2つの修正技術をマスターできるように頑張りましょう。

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コツ5:車庫入れは空間認識が大切

牽引免許を取るためのコツ5つめは、難しいと言われている「車庫入れ」の空間認識です。セミトレーラーを車庫入れする際に必要なスペースとして、車庫の横幅は「車両の幅の約2倍」をイメージします。

慣れるまでは難しいため、何度もハンドルを切り返し、微調整しましょう。その際はなるべく小さくハンドルを切ることがポイントです。トレーラーが車庫に6割位入ったら、ハンドルを切り戻しましょう。

コツ6:右折旋回のタイミングを掴む

牽引免許を取るためのコツ6つめは、右折旋回のタイミングを掴むことです。右折旋回時は、中央分離帯にトレーラーが接触しないように注意しなければなりません。

そのためには、一度トラクターを少し「頭出し」し、トレーラーを右に誘導する運転のタイミングをイメージしてみましょう。

右折旋回も、緩やかなハンドル操作を心がけるとともに、対向車、歩行者への安全確認後、道路中央へ幅寄せをします。

コツ7:最も難しい左折旋回のマスター

牽引免許は難しいのか|牽引免許の解説と取得にグッと近づく10個のコツ

牽引免許を取るためのコツ7つめは、最も難しいと言われる左折旋回は、車両感覚を身につけることです。左折旋回は、トラクターの頭出し・カーブへの侵入スピード・トラクターの長さ・ハンドル操作のタイミングなどによって状況が変わります。

これらの要因を考慮した車両感覚が分かれば、おのずと後輪の軌跡をイメージできるようになります。そして後輪の軌跡を掴めれば、難しい左折旋回時に注意したい脱輪・巻き込みも防げます。

コツ8:牽引車両の大きさ(長さ・幅)に慣れる

牽引免許を取るためのコツ8つめは、牽引車両独特の動きに慣れるのと同時に、牽引車両の大きさ(長さ・幅)にも慣れることです。

牽引車両でカーブに差し掛かったら、「路側帯・中央線を踏まないようにするためには、どのくらいの幅が必要なのか」牽引車両の大きさ(長さ・幅)によって、この答えを導き出すことができれば、自然にハンドルを切るタイミングも掴めます。

コツ9:トラクター自体(前輪)の動きがポイント

牽引免許は難しいのか|牽引免許の解説と取得にグッと近づく10個のコツ

牽引免許を取るためのコツ9つめは、トラクター自体(前輪)の動きが、牽引車両を操作する際のポイントになることを押さえましょう。

牽引車両は、下記の順序で動きます。

1.トラクターの舵取りが起点となる
2.トラクターの前輪が軸点となる
3.トレーラー単体が引っ張られる

つまりトラクターがトレーラーの前輪の役割を果たしているという感覚で運転すれば、方向転換や旋回などのコツを掴めます。

コツ10:技能試験対策をする

牽引免許を取るためのコツ10つめは、技能試験の対策をすることです。実技試験では、S字走行・方向転換右折・左折・停車・車両への乗り降り・指示速度での区間・踏切での一時停止と発進などの項目をチェックしていきます。

なお100点満点からの減点方式を採用しており、70点が合格ラインです。減点されないための対策として、普通免許の試験と同様に、指示事項・安全確認・徐行・一時停止などを厳守しましょう。

牽引免許はなぜ難しいと言われるのか

牽引免許は難しいのか|牽引免許の解説と取得にグッと近づく10個のコツ

一般的に牽引免許の取得は、なぜ難しいと言われているのでしょうか。難しいとされる具体的な理由は、次の2つが挙げられます。

教習所で運転の基礎を学ぶべきか悩んでいる方はもちろんですが、一発試験にトライする方も、この2つの理由を参考にしてはいかがでしょうか。

理由1:牽引している感覚が独特だから

牽引車両の運転が難しいと言われる理由として、まず1つめに挙げられるのは「牽引している感覚が独特である」という点です。トラクターとトレーラーの連結部分が折れ曲がる独特の感覚(軸点が連結部分であること)は、やはり実際に運転をして慣れるしかありません。

逆にこの感覚を掴めれば、牽引免許の技能試験で難しいと言われる「方向転換」の攻略にもなります。

理由2:バックや縦列駐車などが難しいから

牽引車両の運転が難しいと言われる理由は、車庫入れや縦列駐車などの、バック運転にあります。バック運転時に気を付けたい点は、トラクターの頭出し・ハンドルでの修正技術・車両感覚(特に車幅)・車両の角度です。

技能試験では「周囲の安全確認」や「窓を全開にする等の指示事項」などを怠れば減点されてしまうため、バック運転の基礎を掴んでいなければ、一度にたくさんのことに気を配ることは難しいでしょう。

牽引免許取得のコツを知って免許取得に近付こう

牽引免許は難しいのか|牽引免許の解説と取得にグッと近づく10個のコツ

牽引免許取得に近付づくためには、まず10個のコツを掴み、頭の中で牽引車両の挙動とハンドル操作をイメージしてみましょう。そして牽引免許取得の鍵を握る「方向転換」は、何度も運転することによって必ず慣れてきます。

難しいと言われている牽引車両の運転技術は、練習を重ねることによって必ず上達します。ぜひ牽引車両の運転の基礎をマスターし、牽引免許の取得に近付いてください。

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