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2019年05月17日

中型免許の取得は難しい?免許取得の条件5つや流れ7つ|かかる費用

中型免許の取得は難しい?免許取得の条件5つや流れ7つ|かかる費用

中型自動車免許は、2007年(平成19年)施行の改正道路交通法で新設された、新たな免許区分です。今まで大型自動車免許でしか運転できなかった中型自動車が運転できるようになりました。ここでは中型免許の取得方法から、免許取得条件などを考えます。

中型免許(中型自動車免許)とは

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中型自動車とは、車両総重量が5,000kg以上11,000kg未満で、最大積載量4,500 kg以上6,500kg未満、乗車定員が11人以上29人以下の車両のことをいいます。具体的には、マイクロバスや4トントラックなどが該当します。

2007年の免許改正時に旧普通免許で「8t限定」の中型免許が設定されましたが、これは4t車のみ運転可です。これらの自動車を限定なしで運転できる免許が中型免許です。

中型免許でできること

中型免許を取得すると4tトラックやマイクロバスなどが運転できるようになりますし、最大総重量などが範囲内であれば、コンテナが搭載されたトラックや、クレーン付きのトラックなども運転することが可能です。

準中型免許などでは3tトラックまでしか運転することができませんでしたが、中型免許なら運転できる車両の範囲が広がるので、仕事で運転できる範囲も広がってきます。そのための仕事の量も増えてきます。

中型免許の取得は難しい?

中型免許の取得は難しい?免許取得の条件5つや流れ7つ|かかる費用

中型免許は普通免許などで運転できたトラックに比べ車体なども大きくなってくるため、運転方法も難しいです。

3t車などに比べると車体の長さや車高なども大きくなるので死角も増えますし、内輪差も気をつけなければなりませんので、運転中も常に安全確認が必要になります。

そのため中型免許の取得も難しいですし、技能講習も普通免許とは違い高度な運転技術を習得しなければいけません。

巨大なトラックを操縦する高い運転技術が必要

中型自動車の4t車は全長7.6m~9.6mとサイズも大きくなりますので、高い運転技術が必要となりますし、ただ運転操作だけをするのではなく、走行時の安全確認なども重要になってきます。

4t車クラスになると「内輪差」が大きくなってきますので、右左折時には確認が必要となりますし、「死角」も多くなりますので確認なども難しいものになります。

難しいと言われる技能試験のポイント

技能試験は減点方式で採点され、最初の持ち点は100点になります。採点範囲は乗車してコースを走って中型自動車から降車するまでになります。

70点以上で合格となります。減点数は対象項目によって違いますが、5点、10点、20点、検定中止に区分されています。

したがって、合格するためには20点減点や検定中止項目をしないようにすることが重要になってきますので、運転中は常に注意を払って受験することです。

中型免許を取得するための条件5つ

中型免許の取得は難しい?免許取得の条件5つや流れ7つ|かかる費用

中型免許を取得することは難しいですが、いくつかのポイントを押さえていけば難しいこともありません。また、中型免許を取得するためにはいくつかの条件を満たさなければなりません。

この条件を満たさないと中型免許を取得することができませんし、技能講習なども受講が不可能となってきます。

ここでは、中型免許を取得するための条件を5つ紹介します。これをクリアすれば中型免許が取れる第一歩ですので、参考にしてください。

中型免許を取得するための条件1:20歳以上

中型免許の取得は難しい?免許取得の条件5つや流れ7つ|かかる費用

中型免許が難しい理由の一つが、「20歳以上でないと取得できない」ということです。つまり普通免許を持っていて、「じゃあ次は中型免許を取ろう」とおもっていても、20歳以上になっていなければ取得はできません。

20歳以上になっていても、ペーパードライバーだった人は、技能教習は受講はできますが、教習自体がとても難しくなります。また教習車も普通車よりも大きくなりますので、運転操作もより難しくなります。

中型免許を取得するための条件2:普通自動車免許の取得から二年が経過している

20歳になったから中型免許を取ろうとおもっていても、普通自動車免許を取得してから2年が経過していなければなりません。年齢条件がクリアできても19歳で普通自動車免許を取得すれば、20歳では普通自動車免許を取得して1年しか経過していないことになります。

普通自動車免許取得から2年経過しているのは、18歳で普通自動車免許を取得していなければなりません。また取得した月の2年後以降でないと取得は難しいです。

中型免許を取得するための条件3:視力(両目0.8以上、片目0.5)

中型免許の取得は難しい?免許取得の条件5つや流れ7つ|かかる費用

中型免許を取得するための視力の条件は次のとおりです。

両眼 の視力が0.8以上で、片眼の視力が0.5以上(眼鏡、コンタクトレンズの使用可)であることで、深視力検査で誤差が平均2cm以下であることです。

普通免許では両眼の視力は、両眼で0.7以上、片眼でそれぞれ0.3以上なので、中型免許の方が条件が難しいといえます。

深視力は、「遠近感や立体感を感じる動的な遠近感の判断能力」で、中型免許以上検査します。

中型免許を取得するための条件4:色の認識能力

中型免許を取得するための色の認識能力は、交通信号機などの赤色・青色・黄色を識別できることです。

有効な運転免許証を持っている場合、または、失効手続きをする場合については、色の認識能力についての試験は行いません。

しかし、加齢により目の能力は低下してきて、そのため色の認識能力も低下してきます。若い頃に普通免許を習得した時には、色の認識能力も良好でも、ある程度の認識能力低下があります。

中型免許を取得するための条件5:聴力

中型免許を取得するための視力の条件は、10メートルの距離で90dbの警音器の音が聞こえることです(補聴器の使用可)。

この条件は1種、2種とも適用されます。また、平成29年3月12日以降では、特定後写鏡(ワイドミラーや補助ミラー)まどを取り付けることと、聴覚障害者標識を表示することの条件をクリアすれば、聴覚障害があっても、準中型免許までは取得できますが中型免許は取得できません。

中型免許を取得するまでの流れ6つ

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中型免許を取得することは難しいですが、きちんと流れをつかんだり、手順をふめば難しいことではありませんし、この流れを取得すれば、大型免許を取得する際にも参考になります。

この流れをつかんでいないと、中型免許を取得することを難しいと感じてしまい、中型免許をあきらめてしまいます。

ここでは中型免許を取得するための流れを6つ紹介します。これをクリアすれば中型免許が取れる第一歩ですので、参考にしてください。

中型免許を取得するための流れ1:普通自動車免許を取得する

中型免許の取得は難しい?免許取得の条件5つや流れ7つ|かかる費用

中型免許を取得するための条件の1つに、「普通自動車免許の取得から2年が経過している」があります。つまり中型免許を取得するためには、普通免許を取得していなければなりません。

旧普通免許では、「8t限定」ということがあったため、4tトラックが運転できましたが、新普通免許では運転することができなくなりました。

そのため新普通免許で4tトラックを運転するためには、中型免許を取得しなければなりません。

中型免許を取得するための流れ2:普通自動車免許の取得から二年が経過したら自動車学校へ通う

中型免許を取得するためには、普通免許取得から2年経過したら、自動車学校に通わなければなりません。他の方法もありますが、確実な免許取得は自動車学校へ通うことです。

自動車学校へ通って、免許を取得する際には、学科試験1時間の受講と、技能教習15時間で中型免許が取得できます。

中型自動車は普通自動車とは違い、高度な運転技術などを要求されるので、技能講習は普通免許より難しいですので、注意が必要です。

中型免許を取得するための流れ3:自動車学校で適性試験を受ける

中型免許を取得するためには、自動車学校へ入校して、適正検査を受けなければなりません。この適正検査は、視力(深視力含む)、色彩識別能力、聴力、運動能力の4つあります。

視力以外は普通免許の時と変わりませんので問題はありませんが、視力は「両眼で0.8以上、片眼で0.5以上、深視力検査3回の平均誤差が2cm以下」と規定されていますので、普通免許より難しいです。

適正検査が終了したら技能講習へ進みます。

中型免許を取得するための流れ4:自動車学校で技能試験を受ける

中型免許を取得するために、技能講習を数時間受講した後に、自動車学校で技能試験を受けなければなりません。これに合格すると仮免許の交付になります。

普通免許と同じように、坂道発進やS字、クランクなどの技能講習を受講しますが、中型自動車は普通車よりも大きいため、運転技術も難しいと言えます。

中型車は普通車よりも死角が多くなり、右左折時にも注意が必要となります。このため技能試験ではこの点も重視されます。

中型免許を取得するための流れ5:仮免許証の交付

技能試験に合格したら、仮免許が交付されます。これで中型車を路上で運転できるようになります。仮免許を交付後は、路上教習が始まりますので、構内講習以上に難しい運転になります。

中型免許の仮免許は普通免許の時と同じですが、運転する車や運転技術などを考えると、その重みは違います。それだけ中型免許は難しい免許です。

路上教習は一般道での運転なので、構内教習よりも気配りをしながらの運転をしなければなりません。

中型免許を取得するための流れ6:技能卒業検定

中型免許の取得は難しい?免許取得の条件5つや流れ7つ|かかる費用

中型免許の路上教習が終了すると、技能卒業検定になります。これは今まで自動車学校で学んだ構内教習、路上教習すべてを検定しますので、難しい検定です。

この検定では、中型自動車を安全に動かすことができるか、また安全確認がきちんとできているかなどを確認します。それをできないと検定に合格することはできません。

この卒業検定に合格できれば、中型自動車を運転できる技能があると認められ、免許変更申請ができます。

中型免許取得にかかる費用

中型免許の取得は難しい?免許取得の条件5つや流れ7つ|かかる費用

中型免許を取得する場合には、自動車学校で約18万円の費用が必要となり、また免許センターで申請に3,650円の申請料が必要となります。

自動車学校の費用は高額ですが、免許センターでの受験を行なうと、すべての費用が約3万7,900円ですので、費用は安く抑えることができます。

しかし免許センターでの試験は非常に難しいので、合格するまで何度も行かなければなりませんので、そのことを考えなければなりません。

費用支援援助があるトラック運送会社への就職がお得

トラック運送会社へ就職する場合に、会社からの費用支援援助がある会社への就職をすると、自動車学校への費用を出してもらえるので、お得になります。

この制度は平成29年の免許改正により、運転できるトラックの変更があり、正しい免許でトラックの運転をするために、運送会社がおこなう制度です。

この制度により、「中型免許が欲しい」とおもっているトラックドライバーが、気軽に取得できるようになってきました。

中型免許の取得は比較的難易度が高く難しい

中型免許の取得は難しい?免許取得の条件5つや流れ7つ|かかる費用

中型免許は比較的難易度が高く、難しい免許です。その難しい免許を取得するためには、色々なことをクリアしながら取得を目指さなければなりません。

中型トラックは普通トラックよりも大きく、運転技術も難しいです。そのため自動車学校での技能講習や、技能試験も難しいです。

それだけ難しい免許ですが、取得すれば仕事でも有利になってきたり、収入なども増えてくるようになってきますし、運転技術も向上してきます。

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