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2018年06月22日

旧普通免許の特徴・何トンのトラックまで乗れるのか|限定解除

30代以上の多くの人は、旧普通免許を取得してるのではないでしょうか。旧普通免許を持っていると、特別な手続きや、あるいは特別な講習を受けることなく中型車に乗ることが可能です。今回は旧普通免許の特徴や、乗れる車の大きさ、限定解除などをご紹介していきます。

旧普通免許の特徴・何トンのトラックまで乗れるのか|限定解除

自動車の運転免許の種類

旧普通免許の特徴・何トンのトラックまで乗れるのか|限定解除

自動車の運転免許は何種類あるかご存知でしょうか。自動車の運転免許は10種類あります。ここではその中でも、普通免許、準中型免許、中型免許、大型免許について詳しく見ていきます。

普通免許

普通免許は普通自動車や軽自動車を運転したい人が取る免許です。普通免許にはオートマチック車限定の普通免許AT限定とオートマチック車とマニュアル車どちらも運転できる普通免許の2種類があります。

現状では多くの車がオートマチック車なので、これから免許を取る予定の人はAT限定でもいいでしょう。普通免許を取得すれば、原動機付き自転車にも乗ることができます。

準中型免許

準中型免許は2017年3月に新たに施行された免許です。中型免許と普通免許の間にできました。準中型免許を取ると2トントラックや3トントラックが運転できます。

後述する中型免許は、普通免許を取得してから2年以上経過しないと取得することができませんでした。したがって、仕事で小さめなトラックに乗りたい場合でも20歳以上で中型免許所持者でないと運転できませんでした。

この準中型免許ができたことによって18歳から小型トラックを運転することが可能になりました。コンビニの配送トラックなどがそれにあたります。

中型免許

中型免許は車両重量6トン以上11トン未満の車を運転するときに必要な免許です。乗車定員は11人以上19人以下となっています。荷物や人の輸送に使われる車両のため、自家用車として使われる車の運転には不要です。

大型免許

大型免許は。車両重量11トン以上、乗車人数30人以上の大型車を運転するときに必要な免許です。先ほどの中型免許よりも大きなトラックやバスの運転が可能となります。

旧普通免許とは

旧普通免許の特徴・何トンのトラックまで乗れるのか|限定解除

2007年6月に道路交通法の一部が改正され中型免許が新設される前に発行された普通免許が旧普通免許と呼ばれます。旧普通免許では総重量8トン未満の車の運転が可能でしたが、中型免許が新設された後も、旧普通免許での総重量8トン未満の車の運転はできます。

旧普通免許を取得していて、免許を更新している人は、免許の区分が「普通」ではなく「中型」です。また免許証の免許の条件のところに「中型車は中型車(8トン未満)に限る」と記載されています。

旧普通免許の特徴

旧普通免許の特徴・何トンのトラックまで乗れるのか|限定解除

旧普通免許では総重量8トン未満の中型車の運転ができます。ここで注意したいのが、旧普通免許での8トン未満に限るというのは総重量の話です。8トン車が運転できるということではありません。

「8トン車」や「4トン車」という表記をよくみかけるでしょうが、こちらは総重量ではなく最大積載量をあらわしています。旧普通免許の最大積載量は5トン未満ですので、例えば「4トントラックの運転は可能」ということです。

旧普通免許で乗れる車

旧普通免許の特徴・何トンのトラックまで乗れるのか|限定解除

旧普通免許で乗れる車はトラックやゴミ収集車、車両運搬車、小型消防車などがあります。旧普通免許で運転できる車は、車両総重量8トン未満、最大積載量5トン未満、乗車定員10人以下の車です。この条件を満たしていれば旧普通免許で運転できます。

もう少し具体的にみていきましょう。旧普通免許で運転ができるのは、4トントラックや、10トントラックと同じ大きさを持つお化けと呼ばれる4トントラックの超ロングタイプ、ゴミ収集車やミキサー車などの2トン車をベースとした業務用特殊車両、2トントラックをベースとした小型の消防車などです。

誤解されやすいのですが、旧普通免許ではマイクロバスの運転はできません。乗車人数が10人以下ではないからです。マイクロバスの運転の場合には中型免許あるいは大型免許の取得が必要となります。

旧普通免許で乗れるトラック

旧普通免許の特徴・何トンのトラックまで乗れるのか|限定解除

旧普通免許では条件付きで中型トラックの運転ができます。くわしくみていきましょう。

何トンまで

旧普通免許で運転できるトラックは中型車の中でも総重量8トン未満のトラックです。旧普通免許で運転できる車の最大積載量は5トン未満ですので、4トントラックや2トンラックの運転ができます。

中型

旧普通免許を取得していればある条件を満たしている中型トラックも運転することができます。その条件とは総重量が8トン未満であることです。

中型免許では総重量5トン以上11トン未満、最大積載量3トン以上6.5トン未満、または乗車定員11人以上29人以下の車の運転ができますが、旧普通免許では車両総重量8トン未満、最大積載量5トン未満、乗車定員10人以下に限られていますので、中型車に乗るときは注意が必要です。

大型

旧普通免許では大型トラックの運転はできません。大型トラックの運転には大型免許が必要となります。ただし例外として、10トン車と同じ大きさなのに4トントラックであることから「お化け」と呼ばれる4トントラックの超ロングタイプは、運転することができます。

旧普通免許の限定解除とは

旧普通免許の特徴・何トンのトラックまで乗れるのか|限定解除

旧普通免許は、更新したあとは中型免許の8トン未満限定へと変わりました。この8トン未満という限定を解除するのが限定解除と呼ばれます。普通免許をAT限定で取得した人がマニュアル車の運転もできるように「限定解除」を受けるのと同じ理屈です。

旧普通免許では総重量8トン未満、最大積載量5トン未満、乗車人数10人以下と、運転が可能な中型車には制限がありました。この制限(限定)を解除して中型免許にランクアップすると、運転できる車の幅がグッと広がります。仕事で車を使う人が必要に迫られて限定解除を受けることが多く見受けられます。

旧普通免許の限定解除のやり方

旧普通免許の限定解除をするには2つ方法があります。教習所に通う方法と、運転免許センターで試験を受ける方法です。それぞれについてくわしくみていきましょう。

旧普通免許の限定解除には学科試験はありません。技能審査合格証明書を持って運転免許センターに申請に行くと即日、中型免許を発行してくれます。

教習所に通う

旧普通免許の限定解除を教習所でやる際の最大のメリットは取得までの期間の短さです。旧普通免許がAT限定の人は技能教習の時間が9時限以上、限定がない人は5時限以上となります。所定の教習時間を終えたあとは審査があります。

教習料はおおよそ65000円が相場です。ゆっくり通学タイプの人でも1週間あれば旧普通免許を限定解除することができます。

また、教習所でも一発試験を行っているところがあります。審査料と車のレンタル料あわせて1回3000円程度です。審査に不合格となった場合は何度でも試験を受けることができますが、その都度3000円程度の費用が必要となります。

一発試験での合格率は30%未満といわれていますので、多少お金はかかっても確実に短期間で取得したい人は教習所に通って、講習を受けることがおすすめです。

運転免許センターで試験を受ける

運転免許センターで旧普通免許の限定解除試験を受けるメリットは費用の安さです。かかる費用は1回3000円程度です。技能試験に合格した後、そのまま旧普通免許の限定解除手続きをして新しい免許証を持って帰ることができます。

運転免許センターの一発試験での合格率は30%未満となかなか合格しづらい傾向があります。試験開催日時に何度も足を運ばなければならないこともありますが、1回目や2回目で合格してしまえば、教習所に通うよりも費用の面でかなりおさえられます。

旧普通免許限定解除の注意点

旧普通免許の限定解除試験は受験者が少ないことから、運転免許センターでは週に1日あるいは2日のみとなっているケースが多いです。会社を休んで試験を受けに行ったのにやっていなかったということもあります。事前に試験時間や試験日の確認をしましょう。

旧普通免許限定解除と大型免許の違い

旧普通免許の限定解除をすると中型免許となります。したがって中型車を運転することはできます。しかし、11トン以上の大型車の運転をするには大型免許が必要です。

また、旧大型免許を取得していた人は、年齢21歳以上、運転経歴3年以上を満たしていなければ大型免許にはなりませんでした。条件を満たしていない人は11トン未満の中型免許となっています。

旧普通免許は履歴書に書けるのか

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旧普通免許は履歴書にも書くことができます。平成〇〇年〇月中型運転免許第一種(8トン未満限定)取得と書くと良いでしょう。もしくは、普通免許取得(現 中型免許8トン未満限定)と書いても差し支えありません。

普通免許と書いただけでは現行の普通免許と区別がつかないため、現行の制度にしたがった書き方をするか、括弧書きで付け加えると良いでしょう。

旧普通免許を取得している人数

旧普通免許の特徴・何トンのトラックまで乗れるのか|限定解除

旧普通免許を取得している人数はわかりません。どの統計資料をみても記載がありませんでした。2007年6月以前に普通免許を取得していた人の数から推測することはできるのですが、免許を返納した人、免許が失効した人などもいることや、旧普通免許は中型免許と合算された合計数となっているためです。

2007年6月までに普通免許を取得していた人、すなわち2018年現在、30代以上の普通免許所持者はほとんどが旧普通免許所持者といえるでしょう。

旧普通免許からさらにランクアップ

旧普通免許の特徴・何トンのトラックまで乗れるのか|限定解除

旧普通免許は、普段使いの車の利用であれば現行の普通免許と何ら変わりはありません。しかし、8トン未満限定とはいえ中型車の運転もできるので、仕事で車を使う人には現行の普通免許よりも魅力的でしょう。

限定解除して中型免許を取得したり、さらに大型免許を取得すると、仕事の幅も広がることでしょう。限定解除は比較的短期間で費用も安く抑えることができます。旧普通免許を取得している人は、これを機に中型免許へとランクアップしてみるのもいいでしょう。

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