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取消処分者講習の受け方・講習内容・感想文の書き方・費用相場

取消処分者講習の受け方・講習内容・感想文の書き方・費用相場

取消処分者講習の受け方・当日の持ち物・取消処分者講習の講習内容・感想文の書き方・受講に掛かる費用などを、運転免許再取得までの流れに沿って分かりやすく紹介します。運転免許証を再取得のために、用意するものやするべきことは意外にあります。

初回公開日:2018年06月19日

更新日:2019年10月29日

記事に記載されている内容は2018年06月19日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。

また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。


運転免許取消から再取得までの流れ

運転免許証の再取得に向け、流れを説明します。再取得は時間も費用も掛かり、精神的にも金銭的にも負担が大きいです。スケジュールを確認し、事前に流れを知っておくことが、とても重要です。いざという時に、慌てることなく対応できるよう、きちんと確認しましょう。

運転免許取消になった後、仮運転免許を取得(準中型免許または普通免許受験予定の場合で、路上教習がある場合など)、欠格期間終了、取消処分者講習受講、技能試験・学科試験合格、免許再取得と、このような流れが一般的です。ただし、仮運転免許の有効期間は6か月、取消処分者講習の修了証書は、有効期間が1年間なので注意しましょう。

欠格期間とは?

欠格期間とは、運転免許が事故や違反により取消になった後、一定期間再取得ができない期間を言います。どのような行為で取消になったのかで期間が異なります。欠格期間は「特定違反行為」と「一般違反行為」の2つに分けられ、特定違反行為の場合、基礎点数が多くなっています。また、前歴がある場合、その回数も処分内容に関係します。

特定違反行為の基礎点数・欠格期間一覧表

平成21年6月1日の道路交通法改正により、悪質な違反や行為で免許取消の場合には、「特定違反行為」と定められ、一般違反行為とは異なる基礎点数が設定されました。

運転免許は、前歴がない場合でも累積点数15点で取消となります。前歴がある場合はもっと低くなります。下の表の基礎点数を見ると、その行為の罪の重さを実感できるのではないでしょうか。

行為基礎点数欠格期間取消前歴者
運転殺人等62点8~10年10年
運転傷害等45~55点5~10年7~10年
危険運転致死62点8~10年10年
危険運転致傷45~55点5~10年7~10年
酒酔い運転・麻薬等運転基礎点数35点+交通事故の場合の付加点数を加算3~6年5~8年
救護義務違反(ひき逃げ)基礎点数35点3~6年5~8年

特定違反行為の場合の累積点数と欠格期間

特定違反行為の欠格期間は3~10年です。その間、運転免許の本免許試験を受けることはできません。仮免許を取得することは可能ですが、仮免許証の有効期間は6か月なので、運転免許の再取得をする場合は、欠格期間の満了日を意識して取得しましょう。

欠格期間前歴なし前歴1回前歴2回前歴3回以上
10年70点以上65点以上60点以上55点以上
9年65~69点60~64点55~59点50~54点
8年60~64点55~59点50~54点45~49点
7年55~59点50~54点45~49点40~44点
6年50~54点45~49点40~44点35~39点
5年45~49点40~44点35~39点
4年40~44点35~39点
3年35~39点

一般違反行為の場合の累積点数と欠格期間

一般違反行為の場合の累積点数と欠格期間を一覧表にしました。欠格期間は1~5年で、その間、運転免許の本免許試験を受けることはできません。特定違反行為に比べると短く感じますが、日頃運転されている人にとっては、運転できない日が例え1日でも不便を感じるはずです。一度取消になると、再取得まで最短でも1年ちょっとかかります。

欠格期間前歴なし前歴1回前歴2回前歴3回以上
5年45点以上40点以上35点以上30点以上
4年40~44点35~39点30~34点25~29点
3年35~39点30~34点25~29点20~24点
2年25~34点20~29点15~24点10~19点
1年15~24点10~19点5~14点4~9点

点数制度によらない処分による欠格期間

点数によらない処分として、道路外故意致死傷があります。道路外故意致死傷とは、道路以外の場所で故意に起きた人身事故です。道路外のため、点数制度は適用とはなりません。道路外故意致死傷等の行為で取消になった場合、重大性に応じて5~8年の範囲で欠格期間が指定されます。

道路以外とは、公の道路以外の場所(私有地・私道)で、駐車場、工場内の敷地、埠頭などです。

取消処分者講習の受け方は?

取消処分者講習は2日間で計13時間講習を受けます。当日は、運転に適した服装で受講しましょう。サンダル、ハイヒール、下駄、厚底靴等は禁止です。二輪車の場合は、乗車用ヘルメット、手袋、長袖、長ズボンなど乗車に適した服装で受講します。雨天の場合は雨具の用意も必要となります。遅刻は厳禁で、遅刻した場合受講できません。

取消処分者講習の予約方法

準中型免許または普通免許受験予定の場合、路上教習があるので、仮運転免許証を取得してから、取消処分者講習受講となります(受講する地域によっては必要ない場合もあります)。運転免許センター(地域によって呼び名が違います。)などに、受講する本人が、直接または電話にて予約します。予約時に、受講日や受講場所を指定します。

受講場所や時間は地域により異なりますので、詳細は管轄の運転免許センターなどにお問い合わせください。仮運転免許証が必要かどうかの確認も忘れずに行ってください。

いつから取消処分者講習は受けられる?

取消処分者講習は、欠格期間満了前からでも受講できます。ただし、取消処分者講習修了証明書は、有効期間が1年間なので、早く受講し過ぎて、期間が切れてしまわないよう注意しましょう。

欠格期間終了後すぐに運転免許試験受験を予定しているのであれば、取消処分者講習受講予定日の3~4か月前には、運転免許センターなどで、取消処分者講習の予約の混雑具合を確認することをお勧めします。

取消処分者講習の持ち物

取消処分者講習で、当日必要な持ち物を紹介します。ここで挙げたものはのは一例です。住んでいる地域によって、必要な物は異ります。取消処分者講習予約の際に必ず確認してください。必要な人はめがね・コンタクトレンズを持参してください。

講習手数料運転免許取消処分通知書
講習修了証明書用写真2枚(6か月以内に撮影したもの、縦3cm×横2.4cm、無帽・無背景・正面上三分身のもの)本籍(外国籍の人は国籍)が記載されている住民票の写し(マイナンバーが記載されていないもの、コピー不可)
身分が証明できるもの(健康保険証、パスポート等)印鑑(シャチハタ不可)
筆記用具仮運転免許証(路上教習がある場合、地域によって違います。)
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取消処分者講習の内容は?

取消処分者講習の内容は、運転適性検査の実施と指導、実車での指導、危険を予測した運転の指導、感想文などです。取消処分者講習は、第1日目7時間、第2日目6時間、計2日間受講します。第1日目を受講していないと第2日目は受講できません。

飲酒を伴わない取消処分者講習

取消処分者講習は、第1日目、第2日目、合計13時間、原則2日間連続で講習を受講します。ただし、取消になった理由が飲酒によるものである場合は、通常の取消処分者講習に加え、飲酒に関したカリキュラムが追加された、飲酒取消処分者講習を受講することになります。

飲酒取消処分者講習

飲酒取消処分者講習は、取消処分の理由が、酒酔い運転、酒気帯び運転など、飲酒運転による法令違反のある人が受講する講習です。講習時間は通常の取消処分者講習と同じ2日間で、合計13時間ですが、第1日目受講から30日以上経過した指定日に第2日目を受講します。

通常の取消処分者講習の内容に加えて、呼気検査、オーディット、ワークブックを使ったブリーフ・インターベンションと呼ばれるカウンセリング、ディスカッションなどを行います。取消処分者講習の第1日目と第2日目の講習を受ける間の約30日間は、ワークブックに飲酒状況を日記形式で毎日記録します。

取消処分者講習の感想文・反省文の書き方

感想文は、取消処分者講習受講後に記入します。教官がアドバイスをしてくれる場合もありますが、自由記入と考えてもいいでしょう。感想文は、取消処分者講習の感想はもちろん、免許取消になった経緯や、事故や違反に対する反省、取消になった後の生活の変化、再取得後の心得などを書きましょう。

飲酒取消処分者講習を受講した人は、感想文の内容にプラスして、飲酒事故や飲酒違反で検挙されたことにより、自分の生活の変化や周りに与えてしまった影響、そして、今後どのように生活すべきかなど、自分を見つめ直して記入するといいでしょう。

取消処分者講習を受ける理由とは

取消処分者講習は、運転免許試験の受験資格を取得するための講習で、免許の取消処分・拒否処分・運転禁止処分を受けた人が、運転免許の再取得を希望する場合、運転免許試験を受験する前に、必ず受講しなければなりません。しかし、取消処分者講習は、運転免許を再取得することだけが目的ではありません。運転する上での責任や義務を考えるとても重要な講習です。

飲酒取消処分者講習の重要性

飲酒運転による事故や違反が後を絶たず、それに合わせ、改正道路交通法が施行され、のちに行政処分も強化されました。罰則を厳罰化してきたことにより、飲酒運転は減少しているものの、重大事故は今なお、起きています。

飲酒取消処分者講習は、飲酒運転は悪質でとても危険な行為だということを学ぶ、重要性の高い講習です。通常の飲酒取消処分者講習に加え、飲酒に関連するカリキュラムがあります。飲酒取消処分者講習を受講することにより、二度と同じ過ちを犯さないという強い自覚を持たせる目的があります。

取消処分者講習にかかる費用・料金相場

取消処分者講習の受講料金は30,550円です。講習第1日目に現金で支払います。運転免許証の再取得までには、取消処分者講習の受講料金の他に、自動車教習所の費用や、試験料などが掛かってきます。

取消処分者講習を受講後の流れ

取消処分者講習受講後は、修了証書を受け取ってから1年以内に技能試験および学科試験を受け、運転免許証を再取得しましょう。1年以上経つと再度取消処分者講習を受講する必要があります。なお、欠格期間中は運転免許試験は受けられません。

欠格期間満了後、運転免許を取得するには、自動車教習所に通わず、運転免許試験場にて、一発試験(技能試験・学科試験共に受験)で合格する方法と、指定自動車教習所に通い、卒業検定に合格し(技能試験が1年間免除になります。)期間内に運転免許試験場にて学科試験に合格する方法があります。

ただし、入校時期等に関しては、教習所個々の判断となりますので、確認が必要です。

仮免許の取得方法は?

取消処分者講習受講後に仮免許証が必要な場合は、運転免許試験センターなどで一発試験、もしくは指定自動車教習所にて仮免技能試験と仮免学科試験を受験して仮運転免許を取得します。

準中型免許または普通免許受験目的の場合、取消処分者講習受講において路上教習を行う可能性があります。事前に仮運転免許証を取得する必要があるかどうか、運転免許試験センターなどにお問い合わせください。その場合、取消処分者講習終了後は、本免技能試験と本免学科試験のみの受験となります。

取消処分者講習の重要性を考えましょう

今回は取消処分者講習受け方や、講習内容、感想文の書き方、費用等を紹介しました。運転免許証を再取得するまでに掛かる時間や費用、また、自分を含め、関わったすべての人の精神的苦痛などを考えると、道のりは簡単なことではありません。

取消処分者講習は、運転免許証を再取得するためだけの講習ではないと、感じた方も多いのではないでしょうか。受講者は交通事故や交通違反によって犯した違法行為を、二度と繰り返さないという強い自覚と、運転者としての責任を持って、取消処分者講習に挑みましょう。

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