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初心者講習を受ける方法・内容・時間目安・料金・通知が来ない

初心者講習を受ける方法・内容・時間目安・料金・通知が来ない

免許を取得してから1年の間設けられている「初心運転者期間」。その期間中に違反をすることで、初心運転者講習を受ける場合があります。では、どのような時に受けるのでしょうか。通知は?どこで?その内容は?受けなかったらどうなるの?多くの疑問についてまとめました。

初回公開日:2018年06月26日

更新日:2019年10月29日

記事に記載されている内容は2018年06月26日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。

また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。


初心者講習ってなに?受ける理由や方法は?

各種運転免許を取得すると、免許更新時などに講習を受ける機会があります。免許区分や違反有無によって講習の種類が異なりますが、その中に「初心運転者講習」というものがあります。

これは、免許取得後の1年間に事故が多いという理由から1985年(昭和60年)に初心運転者期間の制度が設けられました。

初心運転者期間に違反をすると、初心運転者講習を受けることになるのですが、では初心運転者期間に違反をするとどのようなことが起こるのか、受講前の不安を解消すべく、詳しい内容を紹介していきます。

初心運転者講習ってどういう時に受けるの?

初心運転者講習とは、運転免許証を取得してから1年以内(初心運転者期間)に3点以上(1度に3点の交通違反をした場合は、その後さらに違反を行い4点以上になった場合)に達した時に、公安委員会から受けることを命じられる講習のことです。

対象の免許は、準中型免許、普通免許、大型二輪免許、普通二輪免許、原付免許です。

初心運転者講習通知書とは

上記の基準に達したドライバーに対して、公安委員会から初心運転者講習通知書が送られてきます。該当となる違反行為のあと1ヶ月ほどで通知されます。配達証明郵便(書留)で届きますので、不在通知が入っていた場合はすぐに受け取るようにしましょう。

通知書に受講場所(自動車学校)と日時が記載されています。どうしてもこの日は難しいという場合は、通知書記載の連絡先に相談をしましょう。講習の受講期限は「通知書を受け取った日の翌日から1ヶ月後の指定日」と定められています。その間に必ず受講できるように日程調整をしてください。

受講期間がこれほど短期間に制限されている理由は、早々に安全な運転に関する技術や知識を再度身につけてもらうという目的があるからです。受講することで必要な技術・知識が身につくため、それらを確認する再試験は行われません。

初心者講習を受けなかった場合はどうなるの?

初心者講習の受講は、強制ではなく任意です。受講しないことによる罰金、違反点数の加点などの処分はありません。ただし、初心者講習を受けなかった場合は、当該免許の再試験を受ける必要があります。

再試験はすぐに行われるわけではなく、当該免許を「取得日(交付日)から1年を経過した後に実施する」と定められています。初心者講習を受けなかったからと言って免許を停止されているわけではありませんので、運転しても違反とはなりません。

理由があって受講が出来なかった場合は?

初心者講習を受講したくても、やむを得ない事情があり受講できない場合は、受講期限の延長が認められることがあります。理由としては、海外渡航、病気、災害、法令により自由が拘束されているなどが上げられ、その場合「やむを得ない事情が発生していた期間」だけ延長されることになります。

例えば、海外渡航の場合、渡航終了が記載されたパスポートの提出など、それを証明する書類などを提出する必要がありますので、準備をしておきましょう。

初心者講習の内容は?

初心者講習では、下記の内容を実施します。講習は大体6人から15人で行われます。実車で運転をするときは3人以下のグループが作られ、指導官の指示の下、交代で運転することになります。

講義や実技、ディスカッションなどが主で、場合によっては運転シュミレーターが利用される場合もあります。

また、実技も行うため、違反点数が6点以上引かれて免許停止処分を受けている場合は講習を受講することができません。

講習の最後に「初心運転者講習修了証書」が渡されます。これにより再試験が免除されます。

講義内容原付免許普通二輪・大型二輪・普通
安全運転についての講義10分15分
運転適性検査検査20分・面談なし検査20分・面談25分
教習所内のコースを走行50分60分
路上走行(一般道路の走行)30分90分
路上走行について受講者同士での話し合い10分30分
原付特別訓練40分
危険予測についてのディスカッション50分90分
危険予測や判断についての講義30分30分
講習の効果測定(ペーパーテスト)20分20分
指導官からの講評(講義)20分40分

初心者講習はどれくらい時間がかかるの?

初心者講習は1日で全てが終了します。タイムスケジュールは上記表の通りです。原付が4時間、普通二輪・大型二輪・普通免許が7時間ほどです。

原付の受講者の中で技術に問題があると判断された人には、講習の科目の路上運転(一般道路を走る)を実施せず、教習所内で「原付特別訓練」を行うことがあります。

初心者講習はいくらかかるの?

初心者講習の料金は、免許の種類によって料金が異なります。普通免許で15000円前後、普通および大型二輪で20000円前後が目安です。

ちなみに、初心者講習を受けず、免許取得後1年経過した時点で再試験が課せられ不合格になると免許取り消し処分になります。この再試験は合格率がとても低く、実質的には免許取り消し処分になる可能性が非常に高いです。また、再試験を受けなかった場合も同様に免許取り消し処分となります。

再試験は、普通自動車で2800円、普通二輪車・大型二輪車の場合3250円、原付は1000円かかります。確かにこちらの方が費用的には安いですが、試験に不合格になった場合は免許取り消しとなりそれ以上に費用がかかることを考えなければなりません。

初心者講習を受けられない場合はあるの?

初心者講習は、路上走行を行うので、運転免許証が有効である必要があります。そのため、免許停止中の人は停止期間が終了してからでないと、受講することができません。この場合は1ヶ月の受講期限が停止期間分だけ延長されることになります。

また、初心者講習を受講した後、再び基準点数に達した人は受講することができません。このような「2度基準に達した人」や、あるいは「初心運転者講習を受講しなかった人」は再試験対象者になります。

初心者講習通知が届かない場合はどうすればいいの?

初心運転者講習通知書は、公安委員会より、違反点数が基準点に達した約1ヶ月後に届く事が多いようですが、地域によっては1ヶ月を過ぎてから届く事もあります。

初心運転者講習が適用される違反点数になっていると、確実にわかっているにもかかわらず通知書が送られてこない場合には、念のために最寄りの警察署や安全運転センターなどに問い合わせた方が良いでしょう。

万が一の場合は、正当な理由があればその期間以降に受講することができます。1ヶ月を過ぎてしまった可能性が高い場合も、必ず早めに問い合わせをして講習が受けられるように手続きを行いましょう。

初心者講習に落ちる可能性ってどれくらいあるの?

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初心者講習に「落ちる」という概念はありません。

まず、初心者講習は強制ではなく任意の参加であり、教習ではなく講習です。講習内に行われる簡単なテストはありますが、点数は関係なく、合格試験などもありません。真面目に話を聞き、講習に参加していれば、最後に「初心運転車講習修了証書」が渡されます。

しかし、講習中の居眠りなどによる受講態度不良で講習から退場させられる場合もあります。その場合は、再講習になりますので、原付4時間、その他7時間と長丁場になりますが、どのタイムテーブルも真面目に取り組むようにしましょう。

講習の免除や初心運転者期間の延長や短縮とは?

初心者講習は一定条件で受講免除になる場合があります。また、通常は1年間と定められている初心運転者期間ですが、様々な条件で短縮、延長されることがあります。

それらはどのような時に起きるのか、以下で詳しく見てみましょう。

初心運転者期間の違反点数の数え方

初心運転者期間に起こした違反や事故の違反点数は、複数免許を取得している場合、そのすべてが合計されるわけではなく、「初心運転者期間の当該免許」で起こした事故・違反の点数のみが「初心運転者期間の違反点数」として計算されることになっています。

例えば、普通二輪免許を取得してから1年以上経過した後、普通免許を取得しまだ初心運転者期間であるという人が、普通二輪で1点、普通免許で2点の違反をした場合、普通二輪の1点は「初心運転者期間の違反点数」としては数えられず、初心運転者期間である普通免許の2点のみがそれと数えられます。

すなわち、まだ再講習の対象とはなっていないことになります。

その際、普通二輪による違反点数1点と普通免許の違反点数の2点と合わせた計3点が「通常の違反点数」として計算され、免許停止や取り消し処分の際に使用されます。

初心運転者期間の免許が二つ以上ある場合は?

初心運転者期間である免許が複数ある場合には、そのすべてに初心運転者期間が設けられることになります。

例えば、二輪免許を取得して1年未満、普通免許も取得して1年未満の場合、その両方が初心運転者期間となり、違反点数はそれぞれ個々に数えられ、二つの免許の点数が合算されることはありません。ですので、それぞれの免許が違反点数2点であれば初心者講習対象ではありませんが、普通免許のみ3点になった場合、普通免許が初心者講習の対象免許となります。

上位免許を取得すると下位免許の初心運転者期間は?

初心運転者期間内に初心者講習の通知を受け取った場合や再試験の処分を受けた場合でも、初心者講習を受ける前に該当する免許の上位免許を取得することで、下位免許の初心者講習と再試験が免除されます。その結果、上位免許のみが初心運転者期間として扱われます。

これは、より難易度の高い上位免許を取得したことにより、下位に必要な運転技術や知識は得ていると判断されるためです。

下位の免許に対する違反点数は、実質、初心運転者期間が無くなったという扱いになるので、下位免許乗車中に違反した場合、通常の違反点数に加点されるようになります。

上位免許取得条件とは?

上記の通り、上位免許を取得すると下位免許の初心者講習は免除されますが、上位免許の取得には期限があり、「当該免許を取得した日(交付日)以降」から「初心運転者講習の受講期限」まで、となっています。

普通免許で上位免許を取得する場合、受験資格の面で少しハードルが高くなっています。直近の上位免許である中型免許を取得するには、普通免許か大型特殊免許を過去に通算して2年以上取得していたという運転歴、かつ、どちらかの免許を現在保有している必要があります。

それに比べると原付免許の直近上位である二輪免許や、普通二輪(小型二輪も含む)免許の直近上位である大型二輪は受験資格の面では比較的ハードルは低いので、初心者講習回避のために取得することも考えられます。

免許停止になったらどうなるの?

免許停止になった場合、初心運転者期間は延長されることになります。

例えば、初心運転者期間中に免許停止30日の処分を受けた場合は、初心運転者期間が30日延長され、1年+30日になります。同じように、免許停止60日であれば1年+60日、90日であれば1年+90日となります。

「実際に運転できる期間のみ」が初心運転者期間として扱われます。

初心者講習を受けた後はどうなるの?

初心者講習を受けることで、「初心運転者の違反点数」は0点に戻った扱いとなります。

その後、再試験の対象点数に達することなく、無事初心運転者期間が終了すると「初心運転者期間の違反点数」は消滅し、一般の運転者と同じ「通常の違反点数」だけが残ることになります。

万が一、残りの初心運転者期間中に、再度再試験の対象者となる基準点数に達すると、二度目の初心者講習を受講することは出来ませんので、再試験を受験することになります。

再試験はどうやって受けるの?落ちたらどうなるの?

初心者講習を受けなかった場合や、再度対象点数に達した場合は再試験を受けることになります。その場合、初心運転者期間終了後に再試験通知が届き、運転免許センターで学科・技能試験を受けなければなりません。

再試験に合格すれば、免許は継続して有効となり、この時点で初心者講習期間が終了となります。残念ながら、不合格の場合は免許の取り消しとなります。また、再試験を受けなかった場合も免許取り消し処分となります。

免許取り消しの場合、再取得することになります。方法としては、教習所に通う方法と一発試験があります。初心運転者期間制度による免許取り消しの場合、欠格期間がないのですぐに再取得することが出来ます。いずれにしても再取得は手間ですので必ず受講するようにしましょう。

初心者講習を受けないよう安全運転第一で!

以上、初心者講習について詳しく記載してきましたが、初心者講習を受けることになると、多くの時間とお金を費やすことがお分かりいただけたでしょうか。

時間がないから、約束が、と、慌てて運転することで、速度超過や信号無視といった違反を犯すことになり、その時はしのげてもその積み重ねが後の重大な過ちに繫がる可能性があります。

何かあったときに後悔しても後の祭り、普段から安全運転を心がけて、皆で気持ちの良いドライブを楽しめるようにしましょう。

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