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2018年06月22日

優良運転者の講習内容・なる条件・表彰制度・一般運転者との違い

車の運転をする人の中で優良運転者と呼ばれる人達をご存知でしょうか。優良運転者になると色々な優遇を受けることができたりメリットがたくさんあります。具体的なメリットやどうしたら優良運転者になることができるのかを詳しく紹介していきます。

優良運転者の講習内容・なる条件・表彰制度・一般運転者との違い

優良運転者とは

優良運転者の講習内容・なる条件・表彰制度・一般運転者との違い

車の運転をする人なら一度は聞いたことがあるであろう優良運転者ですが、優良運転者とはどんな人のことを言うのでしょうか。聞いたことはあるけどきちんと説明できる人は少ないのではないでしょうか。

優良運転者になるための条件や優良運転者になるとどんないいことがあるのか、知っておくとためになることも含めて紹介していきます。

優良運転者になる条件

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まず優良運転者になるためにはどんな条件があるのかみてみましょう。優良運転者とは運転免許を所得してから5年以上経過していて、過去5年間無事故・無違反の運転者のことを言います。運転免許更新のお知らせのはがきに「優良」と書かれています。

過去5年間というのは正確に言うと、「免許証更新の年の誕生日から41日前の日以前の5年間」となります。なぜかと言うと、無事故・無違反の判定は免許更新の年の誕生日40日前に行われるからです。

また無事故・無違反の無事故というのは人身事故のことを指していて、物損事故は事故に含まれません。無違反というのは、点数に関係なく全く違反をしていない状態のことを言います。

違反の種類

私たちが車を運転するときは、道路交通法を守って運転しなければなりません。もしこの道路交通法に違反した場合、違反点数と違反の内容によっては罰金が科せられます。違反の内容としては、スピード違反・信号無視・携帯電話使用・座席ベルト装着義務違反などが挙げられます。

これらの違反のうちどれか一つでも違反してしまうと無違反ではなくなるので、優良運転者にはなれません。

ゴールド

優良運転者になると免許書の色が青から金色に変わり、優良運転者免許証をもらうことができます。これを一般的にゴールド免許と言います。ゴールド免許の有効期限ですが、70歳以下は5年間・71歳は4年間・72歳以上は3年間となります。

ちなみに免許証の色が青は、免許を所得して5年未満か更新前の5年間に点数のつく事故や違反があった場合の免許証です。緑の免許証は、初めて免許を所得してから次の更新までの免許証です。

免許証の有効期間

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ゴールド免許の有効期間は先ほどお話しましたが、ゴールド免許以外の有効期間はどうなっているのでしょうか。ブルー免許の場合は有効期間が3年間と短くなります。免許証の有効期間が長くなると、何度も足を運ばなくてすむので有難いです。

ブルー免許には特例があり、過去5年間で違反点数が3点以下の軽微な違反を1回だけしかしていないという人は特例で有効期間が3年から5年に延長されます。ただし、軽微な違反であっても違反は違反なのでゴールド免許になることはできません。有効期間がのびるということだけなので、注意してください。

優良運転者の講習内容

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運転免許を更新するときには必ず講習・教習を受けなければなりません。優良運転者の場合、事故や違反が無いので事故を起こす可能性が低いという判断から講習内容も簡素化されるため、受講時間も短いです。受講時間は30分と他の講習に比べるととても短い時間で済みます。

受講内容ですが、まず道路交通法で変更があった点や法令に関する講義を受けます。その後に映像による最近の交通事情の解説や交通安全の注意喚起が行われます。それが終了するとゴールド免許を受け取ることが可能です。

その他の講習内容について

それでは、優良運転者以外の講習はどんな内容なのでしょうか。優良運転者というのはどんな人かはお話しましたが、それ以外の人はどんな講習を受けるのでしょうか。

講習には、優良運転者講習の他に「一般運転者講習」「違反運転者講習」「初回更新者講習」などがあります。

都道府県別優良運転者の表彰制度

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では、優良運転者になるとどんな良いことがあるのでしょうか。実は優良運転者になると表彰される制度があります。表彰の内容は都道府県により異なってきます。都道府県別にどんな表彰制度があるのか都道府県別にみてみましょう。

大阪

大阪の優良運転者の表彰の種類は、「初級表彰」「中級表彰」「上級表彰」「特別優良表彰」の4種類があります。表彰の条件はいくつかあり毎年7月1日にその全ての条件を満たしている運転者に対して表彰が行われます。そのいくつかの条件をみてみましょう。

まず1つ目に、大阪府公安委員会の運転免許を受けていることです。そしてその年の7月1日以前3年間に道路交通法に規定する小型特殊自動車を除く自動車の運転をしていることがです。特別優良表彰の場合は期間が3年間ではなく10年間になります。

2つ目は、その年の7月1日以前3年間無事故無違反で、運転免許の効力が停止していないことです。特別優良表彰の場合は無事故無違反の期間が10年間となります。3つ目は、その年の7月1日以前3年間に毎年1回以上安全運転講習を受講したり、大阪府が一斉に実地する交通安全に関する施策に参加していることがあります。

東京

東京都でも優良運転者の表彰があります。表彰に至るまでにはいくつかの手続きをしなければなりませんので、その手続きの内容を簡単に紹介します。

まず自分が住んでいる最寄りの警察署で優良運転者推薦状をもらい提出します。推薦書なので推薦者が必要です。その次に無事故・無違反証明書を自動車安全運転センターから取り寄せます。そして免許証のコピーを一緒に警察署の交通総務課に提出します。

ここで注意しなければならないのは、優良運転者として表彰されるにはただ単に無事故・無違反を続けているだけではだめだということです。地域の交通安全協会などの交通に関する活動に参加をしているかどうかという条件があります。

神奈川

神奈川県では毎年秋に、交通安全に功績のあった個人や団体に対して表彰をしています。それとともに、長年にわたり安全運転を行い他の運転者の模範となっている優良運転者を表彰しています。

この優良運転者の表彰は、15年や20年間安全運転を心がけ行ってきた優良運転者を地区交通安全協会を通じて広く県民から推薦してもらい表彰しています。

優良運転者と一般運転者の違い

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優良運転者になるための条件は先ほどお話しましたが、優良運転者と一般運転者はどんな違いがあるのでしょうか。一般運転者とは、運転免許を所得してから5年以上経過していて、過去5年間に3点以下の軽い違反が1回のみの運転者のことを言います。

違反運転者とは

違反運転者とは運転免許を所得してから5年以上経過していて、過去5年間に軽い違反2回以上、4点以上の違反などがあった運転者のことを言います。

優良運転者のメリット

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優良運転者になるとメリットがあるのでしょうか。まずは、運転免許の切り替え時をみてみましょう。普通の運転免許の更新の時には1時間の講習を受けなければなりませんし、違反者講習になるとさら時間が長くなり2時間の講習を受けなければなりません。

それに対して優良運転者の講習時間は30分で終わります。優良運転者は免許更新時の講習が短くてすみます。

また、講習の時間だけでなく、免許更新時にかかるお金にも優良運転者とそうでない運転者では差がでます。優良講習の場合は更新時に3000円かかるのに対して、一般講習は3300円・違反者講習は3850円かかってしまいます。

時間更新時にかかる金額
優良講習30分3000円
一般講習1時間3300円
違反者講習2時間3850円

任意保険が安くなる場合がある

任意の自動車保険に加入する際に保険会社によっては、ゴールド免許割引が受けられる場合があります。保険会社にとって優良運転者は、事故を起こす可能性が低く保険金を支払う可能性も低い人と考えられます。そこで優良運転者は保険料が安くなる割引を受けることが可能です。

受けられる割引は保険会社によって異なりますが、平均で10%程度でそれ以上の割引を受けられることもあります。安全運転を心がけると良いことがたくさんあります。

SDカードの取得

みなさんはSDカードというのを知っていますか。SDカードとは、「Safe Driver Card」の略で、自動車安全運転センターが発行するカードです。

SDカードを持っていると色々な優待を受けることができます。ガソリンスタンドの割引や宿泊施設・レジャー施設の割引など「SDカード優遇店」のステッカーのあるお店で提示すると優待を受けることが可能です。

このSDカードを取得する方法ですが、無事故無違反証明書を申請して630円の手数料を支払うことで発行してもらえます。

エンブレム

優良運転者になると表彰されたり色々なメリットがあるのをお伝えしましたが、あともう一つエンブレムをもらえるという特典があります。このエンブレムは交通安全協会の優良運転者表彰でもらえます。

車につけることができますが、エンブレムをつけているからといって特に変わることはありません。つけるかどうかは本人次第なのでつけてもいいしつけなくても構いません。

ゴールド免許のイメージ

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ゴールド免許を持っている人に対してどんな印象を持つでしょうか。ゴールド免許は無事故無違反の証です。そのゴールド免許を持つ人への一般的なイメージとして「ルールをきちんと守る」「周囲に気を配れる人」「無理をせず、安全な性格」という良い印象を持つことが多いでしょう。

このように良い印象を持たれて損をすることはありません。ゴールド免許を持っていると物質的なメリットだけでなく、精神的なメリットも受けられます。

優良運転者であることの意義

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優良運転者になると、お金の面・時間の面・そして精神的な面まで色々な恩恵を受けることができることはお話しました。もちろんこれらの恩恵を受けられるのはとても嬉しいことですが、優良運転者であることの本当の意義も忘れてはなりません。

日ごろから交通ルールや規則を守り、安全運転を心がけ事故を防ぐことが本当の意味での優良運転者である意義なのではないでしょうか。

良いことだらけの優良運転者

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いかがだったでしょうか。車の運転をする人にとっては、ぜひともなりたいと思う人も多い優良運転者ですが、どうやったらなれるのか・優良運転者になるメリットなどをお伝えしてきました。優良運転者になると色々なメリットがありますし、優良運転者が増えることにより何よりも交通安全な社会になります。みなさんもぜひ優良運転者を目指してみてください。

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