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2018年06月13日

フォークリフトの運転席名称・カバー・操作方法|ブレーキペダル

フォークリフトは重い荷物を移動させる作業で大変便利な車両です。フォークリフトの運転席には各種のレバーがついていて戸惑いますが、慣れることで運転席での作業はスムーズに行えます。フォークリフトの種類によって、ブレーキの使い方が大きく異なりますので注意が必要です。

フォークリフトの運転席名称・カバー・操作方法|ブレーキペダル

フォークリフトとは

フォークリフトの運転席名称・カバー・操作方法|ブレーキペダル

フォークリフトとは、油圧によって荷役用のつめ(フォーク)を昇降させる装置を車体前面に備えた荷役用の車両で、そのフォークは傾斜が可能になっています。

ハンドリフト他の産業用車両と区分するために、「フォークなどの貨物を保持する装置が装備されている。」、「マストを保有する。」そして「動力を持って走行、フォークなどの昇降をおこなう。」の3つの構造を満たすものがフォークリフトとされています。

フォークリフトは工場や物流倉庫ほかの色々な場所で使われ、人力では持ち上げられない荷物を持ち上げて運搬ができる便利な荷役車両です。

しかし、運用を誤ると事故につながってしまいため、自由に運転さることはできず、法律の規定によりフォークリフトの仕組みや安全についての講習を受け、運転講習も受けたうえで、テストに合格した人でなければ運転資格が得られません。

フォークリフトの種類

フォークリフトの運転席名称・カバー・操作方法|ブレーキペダル

フォークリフトは、小型から大型まで多くの種類や形状があり、ガソリンエンジンやディーゼルエンジン他の内燃エンジンで稼働するか、バッテリーにより電動モーターで稼働するかに分かれますが、他にフォークリフトの形状から、カウンターフォークリフトとリーチフォークリフトの2種類のフォークリフトに分かれます。

カウンターフォークリフト

日本工業規格の定義では、フォークおよびこれを上下させるマストを車体前方に備え、車体後方にカウンターウエイトを設けたフォークリフトです。

反面、もう一つのリフト形式であるリーチリフトよりも大型のために小回りが利かないことと、内燃エンジン式が多いため騒音も多くなっています。そして、屋外での荷役作業に適していて、国内で使われるフォークリフトはこの形式のフォークリフトが多くなっています。

リーチフォークリフト

日本工業規格の定義では、リーチフォークリフトは、マストまたはフォークが前後に移動できるフォークリフトです。

特徴として、マスト(柱)が前後に移動できて、カウンターフォークリフトに比べると比較的小型のために小回りが利き屋内での作業に向いています。荷物を運んでいるときもフォークを引き込んで走行するので、狭い場所での作業にも向いています。

さらに、内燃エンジンを使っていない電動型であるために環境負荷を低減させることが可能です。通常は走行用と荷役用他と別々のモーターが使われます。しかし、運転席で立って運転するため、慣れるまでは操作が難しくなっています。

フォークリフトの課税

フォークリフトの運転席名称・カバー・操作方法|ブレーキペダル

公道を走行する必要が無く構内作業だけのフォークリフトは、運輸局運輸支局で自動車登録をしてナンバープレートを付ける必要がありません。構内作業のみとして所有者がフォークリフトを所有しても、市区町村に登録しないで軽自動車税を納めない場合は、固定資産税の償却資産として課税されます。

しかし、小型特殊自動車への課税である軽自動車税の方が安くすむ場合があるため、構内だけを走るフォークリフトであってもナンバープレートを自動車登録することで取得する場合があります。

大型特殊自動車に当たる大きいフォークリフトは、運輸局運輸支局での登録をすると自動車重量税も課税されますし、車検が必要です。固定資産税の償却資産の対象にもなります。構内のみの作業用フォークリフトであればナンバー不要で償却資産での課税になります。

フォークリフトの操作許可

労働安全衛生法により、フォークリフトの運転をする者は資格が必要です。

最大積載荷重 1t以上の大きなフォークリフトを運転する場合は、フォークリフト運転技能講習の修了が義務づけられています。最大積載荷重1t未満の小型のフォークリフトでは、フォークリフト運転特別教育またはフォークリフト運転技能講習の受講が義務付けられています。

フォークリフトの運転免許

フォークリフトの運転席名称・カバー・操作方法|ブレーキペダル

公道を走行する際には、道路交通法により車体寸法や最高速度の違いから大型特殊自動車と新小型特殊自動車と小型特殊自動車に分からます。それぞれ必要な運転免許があって、大型特殊自動車と新小型特殊自動車は大型特殊免許が必要です。小型特殊自動車では、小型特殊免許または小型特殊免許以上の免許が必要になります。

フォークリフトの運転席

フォークリフトの運転席には、操作レバーの長いものが数本あるのが通常です。最近は油圧制御のバルブを操作する長いレバーではなく、電気的に制御するジョイスティック操作での運用が見られます。

フォークリフトの製造企業によって操作の違いもあります。ニチユとトヨタの製造したフォークリフトでは、操作レバーの配置が異なります。前・後進レバーと、1・2速レバー配置が左右逆です。ニチユ式を採用しているメーカーの方が多いですが、トヨタは独自の配列を採用しています。

他にも製造業者によって操作レバーの働きや配置が異なっています、そのため、違うメーカーのフォークリフトに乗りかえると、操作の違いから操作ミスが起こりえるので注意が必要です。

フォークリフトの運転席の名称

フォークリフトの運転席名称・カバー・操作方法|ブレーキペダル

フォークリフトの運転席には操作レバーをはじめ、各種の操作用の機器が付いています。たくさんのレバー他がありますので名称と操作について紹介していきます。

特に運転席の違いとして、カウンターフォークリフトはエンジン駆動なのでクラッチが付いているフォークリフトが多いですが、リーチフォークリフトはバッテリー駆動なので、クラッチ操作が不要なので付いていません。

他にもリーチフォークリフトには、デッドマンブレーキと呼ばれるブレーキ形式になっています。これは踏んでいるとブレーキ解除で、離すとブレーキがかかる通常と逆操作のブレーキです。

ブレーキペダル

運転席にはブレーキペダルが付いています。カウンターフォークリフトは、運転席に座って操縦するフォークリフトで物流倉庫や工場他で多く使われています。このカウンターフォークリフトのブレーキは、運転席のブレーキペダルを踏みこむと乗用車と同じく油圧操作でブレーキがかかるタイプです。

もう1つのリーチフォークリフトは小回りが利くことから、狭い物流倉庫内や通路幅の狭い工場で多く使われています。リーチフォークリフトはカウンター式フォークリフトと違って、運転者が運転席に座らずに立って操縦します。

リーチフォークリフトのブレーキはカウンターフォークリフトとは異なっていてデッドマンブレーキと呼ぶブレーキです。運転席のブレーキペダルを踏むとブレーキが解除されて走行することができます。

デッドマンブレーキとは

デッドマンブレーキはパーキングブレーキと走行用ブレーキを兼ねています。ペダルを離すと走行できなくなるので、誤操作を防ぐ役割があります。

それにより操縦者が立って運転するリーチフォークリフトは、運転席から操縦者が離れてしまっても、ペダルから足が離れればブレーキが効いて動かないので、車両がひとりでに動き出すことがありません。このブレーキシステムは電車や消防車にも使われています。

リフトカバー

リフトを操作するレバーが運転席にありますが、そのリフトはフォークリフトの大事な部分ですので、リフトカバーをつける場合が多くなっています。ゴム製のカバーが多く、ゴムの特性を生かして滑り、割れ、衝撃を防止します。移動させる製品に高傷をつけないために使われます。

駐車ブレーキ

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駐車ブレーキは別名サイドブレーキと言います。駐車ブレーキは自動車にも装着されていて、フォークリフトにも駐車ブレーキが装着されています。カウンターフォークリフトの駐車ブレーキには手動式と足踏み式があります。

足踏み式の場合、トヨタ製のフォークリフトでは駐車ブレーキは一番左側についていて、一番奥までしっかり踏み込み、ロックされるとカチッという音がします。駐車ブレーキの解除は、運転席のハンドルの左下の緑色のレバーを手前に引くことで解除されます。

リーチフォークリフトは駐車ブレーキと通常のブレーキが兼用になっています。フォークリフトではPレンジが付いていないため、駐車ブレーキをかけないと勝手に動いてしまいます。確実に駐車ブレーキをかける習慣づけが必要です。

ホーンボタン

フォークリフトの運転席にはホーンボタンが付いています。フォークリフトのホーンは使用環境で異なりますが、雨や湿気でハンドル部分と合わせて錆ほかで動作不良になる場合があるので定期的な点検が必要です。ハンドルの上下左右のどこを押してもホーンが作動することが多いのですが、どこでも作動するようにしておくことがおすすめです。

前後進レバー

運転席から操縦してフォークリフトを前後進させるには、運転席についている前後進レバーを操作しますが、クラッチを踏み込んで行います。前側に倒すと前進し、真ん中がニュートラルとなり、後ろに倒すと後進になります。これは車体の動きと同じ方向に操作するのでわかりやすいです。

ティルトレバー

運転席にあるティルトレバーを操作することでフォークリフトのマスト(柱)を前後に傾けることができます。

マストをこのレバーで動かすことでフォークが下向きや上向きにすることが可能です。通常は運転席のこのレバーを操作して、荷物をフォークに積むときには下向きに傾け、荷物を積んで運搬する時には上向けに傾けます。

基本的に運転席についているこのティルトレバーは右手で操作し、奥に倒すと下向きに前傾して、手前に引くと上向きに後傾します。ティルトするときにアクセルペダルを踏みながら行うと、傾くスピードが速くなります。

フォークリフトのおすすめ運転席カバー

フォークリフトの運転席名称・カバー・操作方法|ブレーキペダル

運転席を雨風や雪を防ぐことができる便利な運転席カバーに、フォークリフト用の簡易キャビンがあります。通常フォークリフトにはガードのためもあり屋根(ヘッドガード)が装備されていますが、雨風や雪をふせぐ壁に当たる装備がありません。

フォークリフトには運転席に簡易キャビン(カバー)を後付けで装備することが可能です。これにより悪天候下での作業が楽になります。もともとキャビンがあって運転席が囲われているフォークリフトもありますが、そうでないフォークリフトにはぜひ装備したいです。

運転席カバーの種類

主なフォークリフト用の運転席カバーには、前面ガラスに三面幌のタイプがあります。これは、前面にガラスを装着するために前方の視界がよくて運転しやすいです。さらに、ワイパー装着もできるので雨の中での作業性が高まります。

フォークリフトの運転席カバーには四面幌タイプもあり、視界が良好で耐久性に優れた素材であり、四面幌なので取付も簡単です。手軽にフォークリフトの運転席カバーが簡単に装着できます。

フォークリフトの運転席操作方法

フォークリフトの運転席名称・カバー・操作方法|ブレーキペダル

フォークリフトの運転席での操作は作業前点検から行うことをおすすめします。

作業開始前の点検

運転席に乗り込む前に、フォークリフトのまわりをまわって油もれや水もれがないことを確認します。そして、タイヤや作業装置に異常がないかを見ましょう。運転にさして障害物がないかを確認します。

運転席の乗り方と発進

フォークリフトに乗り込むには、運転席の左側に行って、左手でアシストグリップを握り、右手でドライバーシートの背当てをつかみます。次に乗降ステップに左足をかけて、運転席にリズムよく乗りこみます。それからエンジンをかけましょう。

発進前に必ずリフトレバーを引いて、フォークを地上から5cmぐらいの高さに上げ、ティルトレバーを手前に引いてマストを後傾させます。走行時は左手でハンドルノブをにぎり、右手は自由に使えるようにしておきます。

前進するときは運転席の前後進レバ―を前に倒して、バックするときは後進位置に後ろに倒しましょう。動かす前に駐車ブレーキレバー(サイドブレーキ)を解除し、進行する方向と周囲の安全確認を行います。そして右足でアクセルペダルを踏むとフォークリフトは発進し動き出します。

停止と駐車

フォークリフトを停止さえる時は、運転席から右足をゆっくりアクセルペダルから放してから、ブレーキペダルを踏み停止させます。そしてブレーキペダルを踏みながら駐車ブレーキレバーを引いて駐車ブレーキを確実にかけましょう。終了後に前後進レバーを真ん中に移動させて中立にします。

駐車状態にするには、フォークを地面すれすれまで降ろして、フォーク下面が先端から3分の2の長さが地面に接するようにティルトレバーを使って倒し前傾させましょう。フォークを地面に降ろしてからエンジンを止めます。キーを抜いてからフォークリフトから離れます。

フォークリフトは講習を受けて安全に使いましょう

フォークリフトの運転席名称・カバー・操作方法|ブレーキペダル

フォークリフトはだれでも自由に使用することはできません。正しく使用しないと大きな事故につながってしまいます。

労働安全衛生法の定めにより、小型の最大積載荷重1t未満のフォークリフトの運転をする者は、フォークリフト運転特別教育またはフォークリフト運転技能講習の受講が義務付けられています。それより大型の1t以上のフォークリフトを運転するには、フォークリフト運転技能講習の修了が義務づけられています。

もちろん、公道をフォークリフトで移動する場合には、道路交通法で定める運転免許が無ければ無免許運転になってしまいますし、フォークリフトの方も運輸局運輸支局に登録してナンバープレートをもらい装着しなければなりません。正しい知識を持ち正しくフォークリフトを運用しましょう。

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