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2018年08月28日

けん引第二種免許の取得方法・車の条件|汎用性/21歳以上

仮免許を除き15種類ある日本の自動車運転免許の種類の中で、最難関と言われるけん引第二種免許という免許があります。今回はこのけん引第二種免許を取得するにあたっての条件や、けん引第二種免許でしか乗ることのできない車両の条件などを詳しく紹介していきす。

けん引第二種免許の取得方法・車の条件|汎用性/21歳以上

けん引第二種免許が必要になる車の条件とは

けん引第二種免許の取得方法・車の条件|汎用性/21歳以上

耳慣れないけん引第二種免許という免許ですが、このけん引第二種免許を持っていなければ乗ることができない車両というものがあります。ここではけん引第二種免許を持っていなければ乗ることができない車両について紹介していきます。

車体の長さの規制

けん引第二種免許で乗ることのできる車両の全長の規制について説明します。けん引第二種免許で乗ることのできる車両の全長はけん引第一種免許で乗れる車両の大きさと違いはありません。

種別連結時の全長
セミトレーラー16.5m
フルトレーラー19.0m

車両の重量の規制

けん引第二種免許で乗ることのできる車両の総重量の規制についても説明します。けん引第二種免許で乗ることのできる車両の総重量とけん引第一種免許で乗れる車両の総重量との違いはありません。

種別単体重量
5mまでのセミトレーラー20t
5m~7mまでのセミトレーラー22t
7m~8mまでのセミトレーラー24t
8m~9.5mまでのセミトレーラー26t
9.5m以上のセミトレーラー28t

非牽引車が乗客を乗せる仕様になっている車両

けん引第二種免許とけん引第一種免許で乗れる車両で大きく違うのが、けん引する車両に乗客を乗せることができるのかどうかです。けん引第一種免許でけん引できるのは、荷物を積んだ車両だけですが、けん引第二種免許を持っていることで乗客を乗せられる形状になっている車両をけん引し、乗客を乗せた状態で運転することができます。

けん引第二種免許はトレーラーバスと言われる運転席と客席が分離されて連結されているバスを運転することができる唯一の運転免許になります。

けん引第二種免許に汎用性はあるのか

けん引第二種免許の取得方法・車の条件|汎用性/21歳以上

乗客を乗せた車両をけん引することが大きな目的とされる、かなり特殊な運転免許がけん引第二種免許ですが、けん引第二種免許を使う機会とはどのくらいあるのでしょうか。ここでは、けん引第二種免許の汎用性について紹介します。

けん引第二種免許の汎用性はありません

残念ですが、今現在の日本において、けん引第二種免許が必要とされる車両はほぼありません。過去には、けん引第二種免許の必要なトレーラーバスと言われる車両が運行していたこともありますが、乗客に問題が発生したときに対応が遅れてしまうなどの理由から、今ではトレーラーバスは日本から姿を消してしまいました。

けん引第二種免許を受験する人はどのくらいいるのか

けん引第二種免許の取得方法・車の条件|汎用性/21歳以上

けん引第二種免許には汎用性がないと紹介しましたが、免許として使用する目的ではなく、難しい試験に挑戦してみたい、運転免許証の種類をコンプリートしたいなど、さまざまな理由から、毎年以外なほど多く受験される方がいます。ここでは、毎年どのくらいの人数がけん引第二種免許に挑戦しているかを紹介します。

毎年2000人程度の受験者

レアな上に取得がかなり難しく、取得しても需要がほとんどないと言われているけん引第二種免許ですが、意外に多くの方がけん引第二種免許に挑戦しています。毎年2000人程度の方がけん引第二種免許に挑戦しているという調査結果があります。

けん引第二種免許を取得する為の受験条件

けん引第二種免許の取得方法・車の条件|汎用性/21歳以上

けん引第二種免許を受験するためには満たさなければいけない条件がいくつかあります。ここでは、けん引第二種免許を受験するために必要な条件を紹介します。

運転免許証の条件

けん引第二種免許を受験するためには、すでに他の種類の運転免許を取得している必要があります。

すでに取得している必要のある免許の条件は、第一種の大型・中型・普通・大型特殊のいずれかの免許を通算して免許停止期間を除く3年以上受けていて、さらにけん引第一種免許を取得しているか、他の種類の第二種免許をすでに取得していることです。

年齢が21歳以上であること

けん引第二種免許を受験するためには21歳以上である必要があります。他の種類の運転免許を受けてから3年以上という条件を考えると、18歳で最初の運転免許を受けたと仮定しても、免許期間の3年の間に21歳には至ることになります。

交通違反を受けている間は受験できない

交通違反により免許の停止や取り消しの処分を受けている間はけん引第二種免許を受験することができません。受験期間の間に免許の停止や取り消しの処分を受けた場合も受験することができなくなります。

けん引第二種免許を取得する方法について

けん引第二種免許の取得方法・車の条件|汎用性/21歳以上

けん引第二種免許を取得する試験や方法は、他の自動車免許の取得に比べると少し特殊で、とても難しい課題をクリアしなければなりません。ここではけん引第二種免許を取得する方法を詳しく紹介します。

けん引第二種免許の取得には適性試験があります

けん引第一種免許を取得するためには適性試験を受ける必要があります。適性試験はそれほど複雑なことをしなければ受からない試験ではなく、一般的に健康と言われる体であれば問題なく通過できる試験だと言えます。

試験内容は「視力検査」「深視力試験」「聴力検査」「運動能力試験」の4項目です。

視力検査

視力検査の合格基準は「両目で視力0.8以上、一眼でそれぞれの視力が0.5以上あること」です。

普通免許に比べて多少厳しい基準にはなっていますが、必ずしも裸眼である必要はなく、メガネなどを使用して視力矯正をした状態で基準をクリアしていれば合格することができます。

深視力試験

深視力試験の合格基準は三桿法による検査器を使用して、奥行きを判断する能力を測定し、3回測定の平均誤差が2㎝以内で合格することができます。

それほど難しい試験ではありません。普通に奥行きが分かれば合格することができます。

聴力検査

聴力検査の合格基準は10mの距離から90デシベルの警音器の音が聞こえることで合格することができます。よほど耳が遠くないかぎりは問題なく合格することができる検査です。

運動能力試験

運動能力試験は特に何か特別な試験を受けるわけではありません。試験場内を徒歩で移動できれば運動能力試験は合格することができます。

けん引第二種免許の実技試験は一発試験

一般的な自動車免許は教習所に通って教習や検定を受けることが可能ですが、けん引第二種免許は教程が定められていないため、教習所で検定を受けることができず、運転免許試験場で直接技能検定を受ける(一発試験と言われる)必要があります。

技能検定の内容はけん引第一種免許の試験内容と同じですが、合格点のハードルがけん引第一種免許が合格点70点なのに比べてけん引第二種免許の合格点は80点と高くなるため、たかが10点といえども難易度の高い試験になります。

けん引第二種免許には定められた教程はないので、教習所で検定を受けることはできませんが、技能検定の練習などに対応していただける教習所はありますので、試験を受ける前に教習所で練習することをおすすめします。

技能検定の合格率は20%程度

けん引第二種免許の実技試験での合格率は20%程度です。1度では受からずに何度も通って受かったという方がとても多い、非常に難しい試験です。

実技試験は予約制です

けん引第二種免許の実技試験は完全予約制です。予約をしないと実技試験を受けることはできませんので、必ず事前に運転免許試験場に予約した上で試験を受けてください。

学科試験は正誤形式で出題される

けん引第二種免許を取得するためには、第二種の学科試験に合格する必要があります。第二種の学科試験の内容は正誤形式で出題され、文章問題が95問とイラスト問題が5問出題され、9割以上の正解率で合格することができます。

第一種の学科試験に比べて問題の難易度が高くなっていますので、しっかりと対策して勉強してから受験することをおすすめします。

学科試験の合格率は30%程度

第二種免許の学科試験の合格率は30%程度です。合格率の低さから、問題の難易度が高いことがわかります。

他の第二種免許を持っていれば学科試験は免除になる

けん引第二種免許の試験を受ける時にすでに他の種類の運転免許の第二種の免許を持っている場合、学科試験は免除になります。そのため、他の種類の二種免許を持っている方は、学科試験を受ける必要はありません。

けん引第二種免許を受験する時の持ち物

けん引第二種免許の取得方法・車の条件|汎用性/21歳以上

いざ試験だと考えると緊張してしまい、つい忘れ物をしてしまいがちです。試験会場にでかける時には、忘れ物がないかをきちんとチェックしてから出かけましょう。

けん引第二種免許の持ち物チェックリスト

ここでは、けん引第二種免許を受験するときに必要な持ち物を紹介します。

・けん引第二種免許受験料6.700円
・運転免許証
・縦3cm×横2.4cmの写真(申請前の6カ月以内に撮影した無帽、正面、上三分身、無背景のもの)

けん引第二種免許は運転免許の最高峰

今回はけん引第二種免許について、受験方法や乗れる車両などを紹介しました。あまり需要のない免許ではありますが、運転免許のコンプリートを目指す人にとってはかかすことのできない試験になります。

けん引第二種免許は日本の自動車運転免許の中で最難関であり最高峰だとも言われています。合格の難しいけん引第二種免許ですが、対策をして受ければ必ず受かります。一度挑戦してみてはいかがでしょうか。

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