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2018年06月12日

4t車は普通免許で運転できるのか・取得にかかる費用・方法

4t車とは別名中型トラックとも呼ばれ、多くの荷物を運べ、走りやすい4t車はトラックの中では最も人気が高い車種です。そんな4t車を運転できる免許は何か知っていますか。4t車は普通免許でも運転できるのでしょうか。今日はそんな疑問にお答えします。

4t車は普通免許で運転できるのか・取得にかかる費用・方法

4t車は普通免許で運転できるのか

4t車とは別名中型トラックとも呼ばれ、最大搭載量5t未満で車両総重量8t未満のものを指します。4t車は多くの荷物を運べ、町中でも走りやすいという汎用性の高さもあって、運送業者の他にも土建業界や食品業界など、さまざまな分野で使用されています。数あるトラックの中でも最も人気が高いのがこの4t車です。

自宅の近所で見かけるコンビニや宅配便などの配送業者が使用している車は2t車です。この倍ぐらいのサイズのトラックが4t車だと考えれば、どれぐらいのサイズなのかイメージしやすいでしょう。

2t車は普通免許を持っていれば誰でも運転できますが、4t車は普通免許では運転できるとは限りません。詳しくはこの後で説明します。

4t車に必要な免許の種類

4t車は普通免許で運転できるのか・取得にかかる費用・方法

4t車を運転するのに必要な免許ですが、2007年6月1日までに普通自動車免許を取得した人であれば誰でも4t車の運転が可能です。

一方、2007年6月2日以降に普通自動車免許を取得した場合は、それだけでは4t車の運転はできません。4t車を運転するには別途、中型普通免許を取得しなければならないので注意が必要です。普通自動車免許しか所持していない方は、自分が4t車を運転できるかどうか、運転免許を確認し取得した時期を見てみましょう。

普通自動車免許取得時期車両総重量最大積載量乗員定員4t車運転可否
2007年6月1日以前8.0トン未満5.0トン未満10人以下
2007年6月2日〜2017年3月11日5.0トン未満3.0トン未満10人以下×
20017年3月12日以降3.5トン未満2.0トン未満10人以下×

中型免許が誕生した背景とは?

2007年6月2日に施工された改正道路交通法により、それまでの普通・大型自動車に加えて、中型免許」、「中型第二種免許」および「中型仮免許」が新設されました。

中型免許が誕生した背景には、車両別に交通事故を分析すると車両総重量5トン以上の車両による死亡事故が顕著に高く、車両総重量8トンを境にした従来の免許制度が現状に伴っていないという事情がありました。また、「中型免許」が誕生することによって、普通自動車免許取得者の運転不慣れによる大型車両事故の抑制効果も期待されています。

中型免許とは?

2007年6月2日以降に普通自動車免許を取得した方が4t車を運転するには「中型免許」が必要です。中型免許とは、車両総重量11t未満、最大積載量6.5t未満、乗車定員30人未満の車を運転できる免許で、20歳以上かつ、普通免許(大型特殊免許も可)取得後2年以上経てば取得できる免許になります。

つまり、20歳未満の方は取得できず、20歳以上でも免許取得してから2年経たないと取得できない免許になります。

中型二種免許とは?

マイクロバスやタクシーなどの乗車定員11人以上29人以下の営業用旅客自動車を運転する時に必要なのが「中型二種免許」です。

二種免許は主に「報酬を得て人を輸送するために自動車を運転する場合」に必要な免許になるので、旅客(乗せる人から直接報酬をもらわない)を伴わない運転であれば二種種免許で運転することができます。

中型免許と準中型免許の違いとは?

2017年3月12日に施工された改正道路交通法で「準中型免許」が新設されました。準中型免許は普通自動車免許と同じく、免許を持たない方が取得できる基礎的免許であることから、満18歳以上であれば取得できます。

準中型自動車免許で運転できる自動車は、車両総重量が7.5トン未満、最大積載量が4.5トン未満の車両です。普通自動車から3t車まで運転できる免許と考えてください。

最大積載量が4.5トン以下とあるため、4t車も運転できるように見えますが、準中型免許で運転できる4t車はほとんど存在しません。4t車は旧普通免許の「総重量8t未満」という規定に合わせて作られている車両が多いため、車両総重量は限りなく8tに近く、準中型免許の範囲をはみ出てしまいます。

4t車を運転したい場合は実質的に「中型免許」が必要となるケースが多いです。

4t車の種類について

4t車はトラックの中でも需要が多く、さまざまな種類があります。4t車を購入、レンタルする際は必ずサイズの確認をしましょう。

全長全幅全高
標準7600mm2200mm2680mm
ロング8600mm2200mm2680mm
スーパーロング9600mm2200mm2680mm
ワイド8600mm2490mm2680mm
ショート6140mm2170mm4350mm

4t車に必要な免許にかかる平均費用

4t車を運転できる「中型免許」を取得するには技能実習や試験など、普通免許取得時と同様の手順を経て、試験に合格する必要があります。

多くの方が教習所に通うか、合宿教習を受けて中型免許を取得することになりますが、そこで気になるのが中型免許取得までにかかる費用でしょう。4t車を運転できる中型免許取得に必要な費用はどれぐらいなのでしょうか。

教習所に必要な費用は15万円から

4t車は普通免許で運転できるのか・取得にかかる費用・方法

4t車を運転できる中型免許取得するには、教習所などによって費用が変わってきます。現在持っている免許の種類によって中型免許取得までの教習期間と費用は異なります。教習所であれば概ね20日程度で卒業でき、15万円から20万円程度の費用が必要となります。

お財布に優しい合宿免許

合宿免許は閑散期と繁忙期によって多少費用は変わりますが概ね10万円前後の費用が必要となります。宿泊費、食費だけでなく、相部屋かシングルルームかなどの条件によって費用は変わってきます。最短で10日程度で卒業でき、教習所よりも期間、費用とも少なくなっています。

中型免許取得までにはある程度まとまった時間を取ることが必要となるので、自分が確保できる費用と時間のバランスを考えて、教習所か合宿免許かを選択するのがおすすめです。

ハードルは高いが費用は安い一発試験

4t車は普通免許で運転できるのか・取得にかかる費用・方法

中型免許を取得するには、直接運転免許試験場へ行って受験をする方法もあります。

取得までの流れは、運転免許試験場へ行って仮免の試験を受け、自分で中型自動車と助手席に座ってくれる有資格者を手配し、路上教習をした上で路上練習申請書を作成し、本試験を受験するという流れになります。本試験に合格した後、指定された教習所で学科の講習を受ける必要もあります。

中型免許取得までに必要な費用は仮免が5950円、本試験が10750円、取得時講習の受講料が22400円で、合計金額は39100円になります。

普通自動車免許と流れは同じですが、中型免許は仮免を取得した後の路上教習のハードルが高いため、教習所に通う方法に比べ、マイナーだと言えます。

4t車に必要な免許の取得方法

4t車は普通免許で運転できるのか・取得にかかる費用・方法

中型免許取得までの全体的な流れとしては、普通免許取得時の講習や技能試験と変わりありません。4t車を運転できる中型免許取得には、普通自動車免許取得時と同様、直接運転免許試験場へ行って受験をする方法もありますが、教習所へ通ったり、合宿教習を受けて免許を取得する方法が一般的です。

中型免許取得できるのは普通免許取得後2年後から

4t車は普通免許で運転できるのか・取得にかかる費用・方法

4t車を運転できる中型免許取得するには二つの条件があり、一つ目は普通自動車免許取得から2年後になります。

中型免許が誕生した背景には「運転不慣れによる大型車両事故の抑制」がありますので、ある程度運転に慣れていないと中型免許は取得できない仕組みとなっています。

中型免許取得は20歳以上

4t車は普通免許で運転できるのか・取得にかかる費用・方法

中型免許取得するためのもう一つの条件が「満20歳以上」となります。この「20歳以上」と「普通自動車免許取得から2年後」というのが中型免許を取得する上での壁になるので、4t車を運転したい方は覚えておきましょう。

自動車教習所には、19歳で入校して教習を受けることができるところも多いのですが、仮免を申請する段階で「20歳の誕生日を迎えている」かつ「普通自動車免許取得から2年後」の必要があるため注意が必要です。

中型免許を取って運転できる車両の幅を広げよう

4t車は普通免許で運転できるのか・取得にかかる費用・方法

中型車の免許を持っていると仕事の選択肢の幅を広げられるだけでなく、普通車とは違い、車高が高い中型車から見る景色を眺めながら運転できる喜びもあります。

中型車の免許取得は想像よりもハードルが低くなっています。お持ちの免許によって条件は色々変わっているので、一度検討してみてはいかがですか。

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