Search

検索したいワードを入力してください

2018年06月13日

バスの運転免許を取る方法・受験資格・必要な免許種類・難易度

観光や生活する上で便利な交通手段がバスです。人の命を預かる責任のある仕事のバスの運転手になるためには、どのような運転免許が必要なのでしょうか。ここではバスを運転するために必要な運転免許の種類や受験資格、合格の難易度についてご紹介しています。

バスの運転免許を取る方法・受験資格・必要な免許種類・難易度

バスの運転免許が受験しやすくなった理由

バスの運転免許を取る方法・受験資格・必要な免許種類・難易度

平成14年以前はバスの運転免許を取るためには運転免許試験場で受験する方法しかなく、ごく確率はわずか3%という難易度の高い運転免許でした。

平成14年に道路交通法が改正されたことで全国の指定された自動車運転教習所でもバスの運転免許の取得が可能になりました。

それでもまだ、バスの運転手は少なくバス業界では慢性的な運転手不足に陥っています。ここではバスの運転手になるために必要な免許や取得方法、難易度についてご紹介します。

バスの運転に必要な運転免許を取る方法は?

バスの運転免許を取る方法・受験資格・必要な免許種類・難易度

車が無い場合の移動手段として利用するのが、電車やバス、タクシーの交通機関です。そのなかでも、近年の海外からの観光客の増加で人気の交通手段がバスです。

バスを運転するためにはバスを運転するための運転免許が必要です。ここでは、バスの運転士になるために必要な運転免許を取る方法についてご紹介します。

大きな観光バスや路面バスのように、お客様を乗せて走る大きなバスを運転するためには、「大型二種免許」と、視力や深視力を測る適性検査を合格する必要があります。

バスの運転免許を取得するための受験資格

バスの運転免許を取る方法・受験資格・必要な免許種類・難易度

バスを運転するために必要な「大型自動車二種免許」には3つの受験資格があります。

受験するための条件として、21歳以上で取得後、通年で3年以上経過している「普通自動車運転免許証」か「大型一種自動車運転免許」または「大型特殊自動車免許」を所有していることです。

平成14年の「道路交通法」の改正以降、バスの運転免許は指定の自動車教習所で技術や知識を学び、免許取得の条件を合格することで、取得することが可能になりました。

バスの運転免許取得のための受験条件は3つあります。ここからはバスの運転免許交付のための3つの受験条件についてご紹介します。

バスの運転免許受験条件:1

バスの運転に必要な免許を取得するための条件1つめには21歳以上という年齢制限があります。

バスの運転に必要な「大型二種自動車運転免許」取得のための受験条件として3年以上の継続した自動車免許の保有があります。バスの運転には運転経験を必要とするので、18歳で自動車運転免許を取得して3年以上の運転経験で21歳になります。

バスの運転免許には3年以上の運転経験が必要ですが、教習所で教習を受けることで最短2年にすることも可能です。

バスの運転免許受験条件:2

バスの運転免許受験条件2つめは「普通自動車運転免許」または「大型一種自動車運転免許」や「大型特殊自動車免許」を取得していることです。

「普通免許」は自動車やバイクなどを日常生活で運転するために必要な免許の種類の1つで、車両総重量3.5トン未満、最大積載量2トン未満、乗車人員10人以下の自動車を運転することができます。

普通免許にはMT(マニュアルトランスミッション車)とAT(オートマチック車限定)の種類があります。バスの運転には普通自動車運転免許をMT車が運転できるように変更することが必要です。

バスの免許を取得するためには、「普通運転免許」以外にも「大型免許」や「大型特殊自動車免許」の取得が必要です。

バスの運転免許受験条件:3

バスの運転免許の受験条件3つめは「普通自動車免許」または「大型一種自動車運転免許」、もしくは「大型特殊自動車免許の取得」してから継続して3年以上が経過していることです。

たくさんの人を乗せて運ぶバスの運転は安全を守るためにも経験が必要です。3年以上の継続した自動車運転免許を条件にすることで、バスの運転士を運転経験のある人に限定することができます。

バスの運転に必要な運転免許の種類とは

バスの運転免許を取る方法・受験資格・必要な免許種類・難易度

一般的な普通自動車を運転するための「普通免許」のように、日常生活を送る上で自動車やバイクを運転するために必要な運転免許の種類が「第一種運転免許」です。

バスやタクシーのように旅客用の車両にお客様を乗せて運転する場合には「大型第二種免許」が必要になります。

総重量11t以上、最大積載量6.5t以上の大型商業用トラックや乗車定員が30人以上の大型バスを運転するには第二種運転免許の「大型自動車第二種免許」が必要です。

「大型二種自動車運転免許」取得に必要な免許

バスの運転は人の命を預かる責任のある仕事です。バス運転士になるためにはバスを自在に操縦するための確かな技術が必要になるので「第一種自動車免許」よりも難しくなっています。

「大型二種自動車運転免許」を取得するためには「普通免許」または「大型一種自動車運転免許」や「大型特殊自動車免許」を取得していることが条件です。

「大型二種」と「大型一種」の違い

バスの運転に必要な運転免許は「大型二種免許」ですが、同じように大型車が運転できる免許に「大型一種免許」があります。

「大型一種免許」と「大型二種免許」の違いは商業目的として旅客車を実際にお客様を乗せて運転することができるかできないかの違いになります。

「大型一種」を取得していれば旅客車を私用や回送では運転することができますが、実際に商業用としてお客様を乗せて運転する、バスやタクシー、介護専用の送迎車やハイヤーの運転には「大型二種免許」が必要です。

バスの運転免許取得の難易度は?

バスの運転免許を取る方法・受験資格・必要な免許種類・難易度

バスの運転に必要な運転免許の「大型二種免許」は大きな車体を運転する技術と、人を乗せて安全、適確に運転する運転技術が必要です。

バスの運転免許「大型二種免許」を取得する難易度は高く、最上位の運転免許です。

ここからはバスの運転免許を取得するための試験についてご紹介します。

バスの運転免許に試験科目:学科(筆記)教習

バスの運転に必要な運転免許を取得するための学科教習には、第1段階で6時限、第2段階で応急救護の6時限を合わせた12時限の学科教習を受ける必要があります。

学科試験の内容は運転の一般常識の内容と共に、お客様を乗せて運転する必要から、旅客などの専門的な問題も出題されます。

バスの運転免許を取得するための学科試験は応用問題も多く出題されますのでかなり難易度の高い試験です。

バスの運転免許の学科教習が免除になる場合

バスの運転免許を取る方法・受験資格・必要な免許種類・難易度

応用問題も多く、難易度が高いバスの運転免許ですが、中型第二種や普通第二種免許のように他の二種免許を取得している場合は、大型二種免許取得の学科試験は免除になります。

この場合同じ大型免許でも「大型一種免許」の場合は免除されませんので注意が必要です。

バスの運転免許の試験科目:実技(技術)試験

バスの運転免許を取る方法・受験資格・必要な免許種類・難易度

「大型二種免許」取得のための技能実習は、1段階に最短で15時限(AT限定車は19時限)、2段階で最短19時限の合わせて34時限(AT車は38時限)の実習が必要です。

「大型二種免許」の技術試験は、公安委員会指定校の自動車教習所で卒業検定に通った場合は免除されますが、技能試験は、実際に乗車人数30人以上で車長11mのバス型の車両を使用して行われますので、実際のバスの運転手のように安全で確実な運転技術が求められますので、とても難易度の高い試験です。

バスの運転免許の試験科目:適性検査

バスの運転免許を取得するためには筆記試験や技能試験とあわせて適性検査に合格する必要があります。

バスの運転免許を取得するための適性検査には、主に「視力」「深視力」「聴力検査」「運動能力」があります。

バスの運転免許は人の命を預かる重要な免許ですので、他の運転免許に比べて検査項目も多く、合格基準も高く設定されています。

適性検査項目の「深視力」とは?

バスの運転免許を取得するための適性検査項目で「深視力検査」があります。ここでは、通常の免許取得の適性検査では聞き慣れない「深視力検査」についてご紹介します。

「深視力検査」は両眼機能検査といわれていいます。通常の視力検査とは違い、遠近感を測る能力や立体的に物事を見る能力を判断する検査です。

深視力検査はバスに必要な大型二種を取得する時だけではなく、免許を更新する時にも必要な検査です。

バスの運転免許取得にかかる費用の相場

バスの運転免許を取る方法・受験資格・必要な免許種類・難易度

バスの運転免許にかかる費用の相場は教習所や地域で差はありますが、20万円~60万円です。バスの運転免許の取得費用は、保有している運転免許によって費用が変わってきます。

ここでは、バスの運転免許にかかる費用の相場を、保有している免許別にご紹介します。

普通自動車運転免許保有(AT限定)の場合の費用

第一種の普通運転免許のAT車限定の方がバスの免許を取得する場合は、学科教習、技能教習、適性検査とあわせてMT車の技能も取得する必要があります。

普通免許のAT車限定免許保有の方のバス運転免許取得にかかる費用は、他の免許よりも高めの60万円が相場になります。

普通自動車運転免許保有(MT限定)の場合

第一種のMTや中型の普通運転免許をお持ちの方がバスの運転免許を取得する場合は、学科教習、技能教習、適性検査が必要になります。

MT車や第一種中型運転免許を保有している方のバスの運転免許取得にかかる費用は50万円が相場になります。

大型一種・普通二種免許保有の場合の費用

大型第一種や普通二種免許を保有している方がバスの運転免許を取得する場合は、技能試験や学科試験で免除になる項目があるので、普通免許のみ保有の人より低い費用で取得することができます。

大型一種や普通二種免許を保有している方のバスの運転免許の取得費用の相場は25万円が相場になります。

外国人がバスの運転免許を取得する方法

バスの運転免許を取る方法・受験資格・必要な免許種類・難易度

最近では海外から来た人の中でバスの免許取得に挑戦する人も多くいます。海外から来た人が日本でバスの運転免許を取得する場合は、ジュネーブ条約に基づいて国際運転免許の有無によって決定されます。

ジュネーブ条約とは、武力紛争の傷病者や、捕虜、や人々の保護について決められた国際条約で、赤十字条約ともいわれています。このジュネーブ条約に加盟している国から来た人の国外運転免許は日本国内で運転することが可能ですので、バスの運転免許を取得することが可能です。

海外の方が日本でバスの運転免許を取得する場合でも実技講習や学科講習、検定試験は日本語で行われるので日本語を理解する高い語学力が必要です。

バスの運転免許取得を目指しましょう!

バスの運転免許を取る方法・受験資格・必要な免許種類・難易度

バスの運転免許の取得方法を受験条件や難易度や費用とあわせてご紹介しました。

バス運転免許は道路交通法の改正以降、受験資格の縛りがゆるくなり、受験しやすくなりましたが、人の命を預かる重要な仕事内容のバスの運転のための、バスの運転免許は合格基準が高く一発合格できた合格率は全体の10%前後です。

難易度が高いバスの運転免許ですが、バスの運転手は人の役に立つことができる、やりがいのある仕事で、人と接することや運転がが好きな方にはおすすめの仕事です。

記事をきっかけに、バスの免許取得を目指して運転手の第一歩を踏み出してください。

Related