免許の住所変更の方法・時間・変更は必要なのか・土日もできるか
初回公開日:2018年01月23日
更新日:2018年01月23日
記事に記載されている内容は2018年01月23日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。
運転免許証の住所変更ってどうすればいい?
引っ越しや結婚などで住所が変わった時、郵便物の転送届を出したり、銀行やクレジットカードの住所変更などすることがたくさんありますが、運転免許証の住所変更も忘れないようにしましょう。免許証の住所変更の手続きのことを「運転免許証記載事項変更届」といいます。
運転免許証は身分証になるので、運転免許証の住所変更を先にしておくと、他の住所変更などの手続きをする時に、わざわざ住民票を持っていったりする必要もなくなるので、なにかと便利です。
郵便物の転送なら郵便局、銀行の通帳は銀行の窓口とわかりやすいですが、運転免許証はどこに何を持って行けばいいかわからない、そもそも運転免許証の住所変更は必要なのかと思う人もいるでしょう。この記事では、運転免許証の住所変更の方法や、住所変更をする理由などを説明します。
免許証の住所変更はどこでできる?
警察署(平日のみ)
平日に行ける日がある人は、新しい住所の管轄の警察署で免許証の住所変更ができます。交番では免許証の住所変更はできませんので、警察署に行きましょう。
新しい住所の近くには交番しかなく、隣接する市区町村の警察署が管轄している場合もあります。また、東京都では都内であれば、どこの警察署でも免許証の住所変更が可能です。このように違う市区町村の警察署でも手続きができる所もあります。
新しい土地で、どこの警察署に行けばわからない人や行き方を知りたい人は、役所で転入届けを出した時に、役所の人に警察署の場所を聞いておくとよいでしょう。
免許証の住所変更を土日にしたい人は?
運転免許センター、運転免許試験場
平日に行くことが難しい人は、新しい住所の管轄の運転免許センターか運転免許試験場を探しましょう。警察署では平日のみの受付ですが、運転免許センターか運転免許試験場では、土日も受付している所があります。
東京都ですと、運転免許センターは平日のみ、運転免許試験場が日曜日も受付けています。各都道府県によって受付けている場所や土日のどちらかは違いますので、新しい住所の管轄の運転免許センターか運転免許試験場を調べましょう。
新しい住所の市区町村のHPや、管轄する警察署をインターネットで調べると、運転免許センターや運転免許試験場の情報も紹介されていることが多いです。
免許の住所変更は必要?
免許証の住所変更を行わなかった場合、運転免許証の無効や違反になるということはありません。ですが、免許証の更新の手続きの時期が近づくと送られてくるはがきは、免許証に記載されている住所に届きますので、住所変更をしていないと、新しい住所に更新のお知らせのはがきが届きません。
免許の更新は数年に一度しかありせんし、はがきが届かなくて免許の更新の手続きを忘れてしまう危険もあり、最悪の場合、運転免許を失効してしまうこともありえます。そうならないためにも、住所が変わった時は、免許証の住所変更もしておくことは必要なことでしょう。
免許の住所変更は住民票が必要?
役所で転居届を出したついでなどで住民票が手元にある人は、免許証お住所変更の手続きの際、住民票を持って行くと、間違いなく手続きすることができます。ですが、必ずしも住民票が必要ということではありません。手元に住民票がない場合は、次の項で紹介するものでも大丈夫ですので、確認しましょう。
免許の住所変更に必要な持ち物や書類は?
運転免許証
免許証の裏面に、新しい住所を記載してくれます。
新しい住所が確認できる書類
下記のいずれかで、本人の氏名と、新しい住所が記載されているものを用意して持っていきましょう。
住民票
コピーは不可なので原本を、マイナンバーが記載されていないこと。
マイナンバーカード(個人番号カード)
通知カードは不可です。
健康保険証
住所を手書きで書くタイプの保険証は不可の場合があります。
消印付郵便物
消印のないダイレクトメールや年賀状は不可です。
住所が確認できる公共料金の領収証
ガス、電気、水道などの領収証を用意するとよいでしょう。
在留カードなど
外国籍の人は、在留資格を証明できる在留カードや特別永住者証明書が必要です。
印鑑
各警察署のHPなど、免許証の住所変更をするときに必要なものが記載されている中に、印鑑が含まれていないことがあります。ですが、役所などでの申請時にも印鑑が必要な場合も多いので、印鑑は持参しておいた方が安心でしょう。シャチハタは不可の場合もありますので、認印を用意しておきましょう。
写真(必要ない場合が多い)
申請用の写真については、住所変更によって県が変わる時にだけ、必要となる可能性があります。ほとんどの所では、必要ないことの方が多いです。事前に、電話で聞いたり、住所変更をする警察署のHPなどで確認しましょう。
必要な場合は、縦が3.0㎝、横が2.4㎝のサイズで、縁がない写真を用意します。メガネをかけている人は、申請用の写真は眼鏡をかけていても、かなていなくても大丈夫です。
免許証の写真が気に入らないという人も少なくないでしょうが、可愛くかっこよく写りたいと思い、長い前髪をしっかり分けずに目が隠れていたり、カラーコンタクトで目の色を変えた写真などは、免許証に使えないの注意してください。
免許証の住所変更は手数料がかかる?
免許証の住所変更をする際、手数料などはかからず無料でしてくれます。
免許証の住所変更にかかる時間は?
免許証の住所変更をするときの一般的な流れは、窓口に行き、住所が変わったため免許証の住所変更をしたいということを伝えると、運転免許証記載事項変更届という用紙を渡されます。
その用紙に、氏名や新旧住所、運転免許証の番号など必要な項目を記入し、運転免許証と新しい住所が確認できる書類を一緒に窓口に提出します。早ければ数分後に窓口に呼ばれ、裏面に新しい住所が記載された免許証が返却されます。
警察署
警察署で免許証の住所変更をする場合は、比較的スムーズに手続きが早く終わることが多いでしょう。警察署の大きさや、人の混み具合によって待ち時間が変わってきますが、運転免許証記載事項変更届は簡単なので2~3分もあれば書けますし、窓口が空いているときですと5~10分程度で終わります。
お昼の前後や夕方は、仕事をしている人が昼休みに来たり、仕事帰りに来る人が増えるので、なるべく早く手続きを終わらせたい人は、その時間帯は避けた方がよいでしょう。
運転免許センターや運転免許試験場
運転免許センターや運転免許試験場では、免許の更新や講習などで来ている人が多いので、警察署で手続きする場合よりも、時間がかかってしまうことが多いです。
平日でたまたま空いている時など以外ですと、30分から1時間近くかかります。休日ではさらに混雑することも予想されますので、1時間以上かかってしまうこともあるでしょう。
代理人が免許証の住所変更をすることはできる?
免許証の住所変更を代理人が申請することもできます。地域や施設によっては、代理人は免許の住所変更の申請ができない所があり、また、代理人は家族のみや、親せきや友人でも申請できるなど、条件が違ってきます。
本人が申請に行けそうになく、代理人に委任したいと考えている人は、事前に申請場所に確認するとよいでしょう。
代理人が申請時に必要な持ち物や書類
本人が申請するときに必要なものに加えて、代理人の身分証明書が必要です。他に、委任する人の自筆の署名と押印がされた委任状や、申請者と代理人が併記された住民票などが必要な場合があります。こちらも施設によって違いますので、事前に確認しておきましょう。
住所が変わったときは忘れずに免許証の住所変更をしよう
いろいろな手続きや契約などで、身分証として運転免許証を使っている人は多いでしょうが、引っ越しなどで住所が変わった時に、運転免許証の住所変更をしていないと、身分証として使えない時もあります。
いざという時に、運転免許証の住所変更をするのを忘れてたとならないようにも、役所で転入届を出してから、あまり日数を空けずに運転免許証の住所変更もすることをおすすめします。
運転免許証の表は今までと変わらず以前の住所が記載されたままですが、裏面に新しい住所が記載されますし、他の機関での住所変更の際にも、以前の住所と新しい住所が記載された免許証をだせばスムーズに進むことでしょう。
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