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Nシステムの主な特徴10個|Nシステムを設置する主な目的3つ

Nシステムの主な特徴10個|Nシステムを設置する主な目的3つ
何気なく通っている道路に設置されているカメラにびくっとしたことはありませんか。道路に設置されているカメラはオービスかNシステムですが、使われ方はまったく異なっています。Nシステムの主な特徴や設置する目的などをご紹介します。

初回公開日:2019年6月5日

更新日:2020年1月29日

記事に記載されている内容は2019年6月5日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。

また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。


Nシステムとは何か

Nシステムの正式名称は、「自動車ナンバー自動読取装置」といいます。走行中のナンバープレートを自動で読み取ることができるシステムで、犯罪を犯した人物の追跡や盗難車両の発見などに大きな役割を果たしています。

Nシステムは元々、検問の手間や検問による渋滞の解消を目的に設置されました。1987年に東京の国道14号線に初めて設置され、それから全国に広まりました。現在では1700台以上が設置されています。

Nシステムの主な特徴10個

Nシステムがナンバープレートを読み取る装置であることは説明しましたが、Nシステムにはどんな特徴があるのでしょうか。

Nシステムに見た目が似ている装置で、オービスというものがあります。どちらも道路に設置されていてますが、オービスとNシステムの違いなども含めてNシステムの特徴を見ていきましょう。

Nシステムの主な特徴1:通過するすべての車両が対象

Nシステムは、通過したすべての車両のナンバープレートを自動で記録します。記録したナンバープレートは警察の手配リストと自動で照会され、犯罪の解決に役立っています。ある一定の車両だけを追跡するわけではありません。

自動で記録されているからといって、悪用されるようなことはありませんので安心してください。悪いことをしていなければまったく気にすることのない装置です。

Nシステムの主な特徴2:赤外線カメラを使用している

Nシステムは、赤外線カメラを使用してナンバープレートなどの情報を読み取っています。赤外線カメラを使用しているため、ストロボが光ることもなく運転者は撮影されていることにも気づかないのが特徴です。

携帯電話のカメラなどを使えば赤外線を見ることができますが、安全運転を心がけていれば見えなくてもまったく問題ありません。しかも、Nシステムは犯罪捜査に使われるので、一般人にとっては何の影響もありません。

Nシステムの主な特徴3:オービスより小型でシンプル

オービスは速度違反をした車両を撮影するための装置です。オービスが作動した場合には、強く発光します。そのため、オービスはストロボが付いていたりとNシステムより大型になってしまいます。

その点、Nシステムは赤外線カメラを使用していて、ストロボなどの装置も必要ありません。比較的小型でシンプルな形をしています。Nシステムかオービスかは大きさで見分けることができます。

Nシステムの主な特徴4:可搬式のものもある

Nシステムは通常は固定式で道路に設置されていますが、可搬式のものもあります。固定式のNシステムの場合は設置場所での作動になりますが、可搬式のものならばその場での始動が可能です。

また、可搬式ならば好きな場所に持ち運ぶことができます。Nシステムの設置がない道路に、追跡車が移動した可能性がある場合など、必要に応じて設置することができます。

Nシステムの主な特徴5:都道府県によって呼び名が違う

Nシステムの正式な名称は「自動車ナンバー自動読取装置」ですが、都道府県によって呼び名が変わります。代表的なものでは「車両捜査支援システム」や「初動捜査支援システム」・「車両ナンバー捜査支援システム」や「緊急配備支援システム」と呼ばれます。

呼び名が違ってもNシステムの特徴や使い方は変わりません。各都道府県によって、使いやすい名称が採用されています。

Nシステムの主な特徴6:バイクにも対応

以前のNシステムは前方からの撮影しかできなかったため、バイクなどのように後ろにしかナンバープレートがない車両は撮影ができませんでした。改良が進み、現在のNシステムは後方からの撮影も可能となりました。そのためバイクのナンバープレートも読み取ることができます。

四輪であっても二輪であっても、Nシステムを通過すればナンバープレートは記録されていると考えましょう。

Nシステムの主な特徴7:車検切れの取り締まりも行う

ナンバープレートを自動で記録できるNシステムを使って、2018年9月からは車検切れの車の取り締まりも行っています。警察のデーターベースと照合することで、すぐに車検が切れているかどうかが分かります。

車検切れの取り締まりはナンバープレートを記録するという、Nシステムの性能を最大限に活用した利用法ではないでしょうか。

Nシステムの主な特徴8:顔の撮影もされている

通過した車両のナンバープレートを自動で読み取るのがNシステムだとお伝えしてきましたが、実は運転者の顔も撮影されています。ナンバープレートを読み込むための撮影ですが、前方からの撮影のため運転者と助手席の同乗者の顔は撮影されます。

Nシステムで顔が撮影されたからといって、悪用されることはないので安心してください。あくまでも、逃走した犯人を断定するためなど犯罪の解決のために使用されます。

Nシステムの主な特徴9:交通量が多い場所に設置される

Nシステムは犯罪に関わった人物の追跡や盗難車の発見など、犯罪に関連したことに使用されます。その性質上、交通量が多い場所に設置されるのが一般的です。

具体的な場所としては、幹線道路や高速道路、インターチェンジの出入り口・空港・駅周辺などに設置されています。また、国会議事堂や都道県庁などの重要施設の周辺にも防犯対策の観点から設置されることが多いです。

Nシステムの主な特徴10:速度取締りの標識がない

オービスとNシステムは装置の見た目こそ非常に似ていますが、使われ方はまったく異なっています。オービスはスピード違反を取り締まるために設置されているのに対し、Nシステムは追跡の目的で設置されています。

オービスの手前には必ず「自動速度取締機設置区間」などといった、速度取り締りの標識が設置されていますが、Nシステムには一切標識が設置されないのが特徴です。

Nシステムを設置する主な目的3つ

Nシステムの特徴についていろいろと見てきましたが、Nシステムを設置する目的とは何なのでしょうか。警察の検問の手間が省け、検問による交通渋滞がなくなることも大きな目的のひとつですが、それだけではありません。

Nシステムを設置する目的はいろいろありますが、主な目的を3つご紹介します。私たちの安全な生活にとって、Nシステムは欠かせないものだということが分かります。

Nシステムを設置する主な目的1:犯罪の検挙率を上げる

Nシステムを設置する主目的の1つ目は犯罪の検挙率の向上です。犯罪を犯した人物が逃げた場合、人海戦術だけではどうしても無理がありますし、すべての道路を見張ることは不可能に近いです。

Nシステムを使えば、ナンバープレートから車種や所有者などがすぐに割り出せ、何時にどの道を通過したかがはっきり分かります。これにより、行き先の予測を立てることも可能になり、犯罪の検挙率を上げることができます。

Nシステムを設置する主な目的2:犯罪の抑止力を高める

主目的の2つ目としては犯罪の抑止力を高めることです。都道府県庁や原子力施設など重要施設の周辺にNシステムが設置されるのはこの理由からです。自動で撮影されていると分かれば、その場で犯罪を起こそうとは思いません。

また、Nシステムに引っかからないように逃げるのは至難の業です。犯罪者に「逃げても無駄」と思わせることもできます。見られているだけで、犯罪の抑止力につながります。

Nシステムを設置する主な目的3:交通安全の確保

設置の主目的の3つ目は、交通安全の確保にあります。

Nシステムは車検切れの取り締まりにも利用されていることはお伝えしました。整備や点検が行われていない車両で公道を走ることは危険を伴います。自分だけでなく、相手を巻き込んで事故を起こしてしまう可能性もあります。

Nシステムを使った車検切れの車の取り締まりは、交通安全の確保につながっています。

Nシステムの特徴を一通り把握しましょう

普段、何気なく通っている道に設置してあるNシステムにはいろいろな特徴・役割があります。プライバシーの侵害だという声もありますが、Nシステムが犯罪の検挙率を上げているのは事実です。

善良な市民にとっては害になるものではなく、むしろ縁の下の力持ちといっても過言ではありません。ただ、Nシステムの存在を過信することもできません。そのため、普段から安全運転を心がけましょう。

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