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過積載がもたらす影響10個|過積載の罰則の種類3つ

過積載がもたらす影響10個|過積載の罰則の種類3つ
つい積み過ぎてしまったために起こる過積載が、大きな事故の要因となっていることが多々あります。そこで今回は、過積載がもたらす影響10個と過積載の罰則の種類3つをご紹介していきます。事故の原因になりやすい過積載について、あらためて考えていきましょう。

初回公開日:2019年5月9日

更新日:2019年10月29日

記事に記載されている内容は2019年5月9日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。

また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。


過積載は大きな事故を招く原因の一つである

過積載は大きな事故を招く原因の一つになるので気をつけましょう。

過積載により車は衝撃力の増大を起こし、バランスを崩しやすくなる可能性があります。重大な事故を招く原因となる過積載は、制動距離が長くするため、衝撃時の被害が大きくなります。

過積載により重心が上に傾くと車全体のバランスが崩れて走行が不安定に陥ります。下り坂では特にブレーキの負担が多くなり、事故を招く大きな誘因となるので気をつけましょう。

過積載がもたらす影響10個

過積載がもたらす影響10個についてご紹介していきます。

過積載は事故の要因となるたいへん危険な行為です。過積載がもたらす怖ろしい影響をあらためて確認することで、事故防止に努めていきましょう。

影響1:制動距離が長くなる

過積載がもたらす影響に制動距離が長くなるという項目があります。

80キロ走行の10トン定積のトラックの制動距離は約50メートルです。ところが、18トンの過積載のトラックの制動距離は約70メートルです。20メートルもの制動距離の差は大きく、事故の被害がそれだけ広がる可能性を秘めています。

影響2:衝突時の衝撃力が大きくなる

過積載がもたらす影響に衝突時の衝撃力が大きくなることが挙げられます。

衝撃力が増大する原因に過積載は大きな影響を与えることがわかっています。衝突時の衝撃力が、重量とスピードに比例するからです。

過積載での衝突は重大な事故を招く恐れがあり、たいへん危険だと覚えておきましょう。

影響3:バランスを崩しやすくなる

過積載がもたらす影響に、車両のバランスを崩しやすいということがあります。

過積載をすると車両の重心が高くなり、バランスを崩しやすくなります。車両の左右の揺れを招いて走行が不安定になるため、周りの車にも迷惑を掛けてしまいます。

過積載で走行時のバランスが崩れると大きな事故の原因になる可能性があるので、たいへん危険です。

影響4:下り坂でスピードが出やすくなる

過積載がもたらす影響に下り坂はスピードが出やすい傾向があります。

下り坂は過積載でなくてもスピードが出やすい傾向にあります。重量に比例して慣性力が増加し、過積載で通常よりもさらにスピードが上がるため、ブレーキへの負担も大きくなります。フットブレーキの使い過ぎでブレーキアクシデントが起こる可能性があり、たいへん危険です。

影響5:タイヤを摩耗させる

過積載がもたらす影響にタイヤを摩耗させるということがあります。

過積載がタイヤの摩耗を早めて、車両の寿命を縮めることにつながるからです。タイヤが摩耗すれば当然、車体が揺れて乗り心地が悪くなり、騒音も発生します。タイヤが摩耗すると車が止まったり曲がったりする際に安定性が無くなって、たいへん危険です。

過積載が道路のわだちやひび割れの原因になり、道路や橋にも悪影響を与えているといわれています。

影響6:道路の路面にダメージを与える

過積載がもたらす影響に道路の路面にダメージを与えることがあります。

過積載が路面の劣化の90%を引き起こしているといわれています。現在、大型車両のうち約0.3%が過積載をしていて、1000台中3台の過積載トラックが道路の路面にダメージを与えていると考えられています。

軸重20トンのトラックが走行したときに道路の路面にダメージを与える影響は、10トントラックの4000倍といわれています。

影響7:エンジン音が大きくなる

過積載がもたらす影響にエンジン音が大きくなることがあります。近隣住民に多大な迷惑を掛けることにもなり、大きな社会現象へと発展していく可能性があります。

同様に過積載には車体からの騒音という悪影響があります。過積載をすることで、車両の軋み音や道路との摩擦音が発生することで騒音につながります。

影響8:トラックへの負担

過積載がもたらす影響にトラックへの負担があります。

想定されている以上の荷物を積む過積載が、車両への負担を大きくさせます。シャーシへのダメージが大きくなるため、ブレーキを踏み込む力が強くなって加熱しやすくなります。フェード現象なども生じやすく、大きな事故の原因となる可能性があります。

過積載がコストの増大と燃費の低下を引き起こし、車両自体の寿命を縮めてしまいます。結果的に経営負担増にもつながります。

影響9:トレーラー車のジャックナイフ現象

過積載がもたらす影響にトレーラー車のジャックナイフ現象があります。

トレーラー車のジャックナイフ現象とは、トレーラーがハンドルを切ったりブレーキを踏んだときに「く」の字に曲がる状態のことです。

過積載になるとトレーラーが運転席側を押す力が増大してしまいます。トレーラー車のジャックナイフ現象が起こり、他の車両を巻き込む大事故につながりかねません。過積載には十分に気をつけるようにしましょう。

影響10:排気ガスによる大気汚染

過積載がもたらす影響に排気ガスによる大気汚染があります。

過積載運転車は低速ギア・高回転走行となることがわかっています。これによる影響で、排気ガスに含まれる窒素酸化物(NOX)・粒子状物質(PM)などが通常より多く排出されてしまいます。

過積載によって排気ガスによる大気汚染が起こり、環境に大きな悪影響を与えることがわかっています。環境の保全の面から考えても、過積載はたいへん危険だと考えられます。

過積載の罰則の種類3つ

過積載の罰則の種類3つをご紹介していきます。

トラックなどの車両には法で定められた最大積載量があります。これを上回る大量の荷物を積む過積載を行うことは、違法行為にあたります。

過積載の車両の罰則には、道路交通法や貨物自動車運送事業法などの法律が適用されます。罰則の対象は車両の運転者だけでなく、運送事業者や荷主にまで及ぶことがあるので、過積載が与える悪影響が社会全体の悪化へとつながると考えられています。

種類1:事業主への罰則

過積載の罰則の種類3つの中に、事業主への罰則があります。

過積載をさせた事業主は、運行管理者としての資格取消や事業許可取消につながります。社会的な信用や、荷主・従業員との信頼関係が失われることになります。

過積載が起こった場合の事業者への罰則は6ヶ月以下の懲役または10万円以下の罰金です。事業者には運航管理改善の指示が行われます。1年以内に過積載行為がまた行われた場合には、さらに罰則が与えられます。

種類2:荷主への罰則

過積載の罰則の種類3つの中に、荷主への罰則があります。

過積載をした場合は荷主の責任も追及されます。それは、発注条件が過積載に大きな影響を与えるからです。トラック運送事業者が法令を守って安全なサービスを行うために、荷主が無理な発注をすることがないようにしなくてはいけません。

再発の恐れがある荷主は、警察署長から過積載の「再防止命令」(道路交通法第58条の5の第2項)が出されて罰則の対象になります。

種類3:運転手への罰則

過積載の罰則の種類3つの中に、運転主への罰則があります。

過積載で万が一事故を起こした場合は、事業者や荷主だけではなく、運転者へも罰則があります。民事訴訟法において、運転者にも賠償責任が生じることがあります。また、過積載が警察に見つかると、点数制で罰金を取られます。

過積載による事故は運転手だけではなく、損害賠償など事業経営全体に重い負担となり、社会的な信用を失うことに繋がります。気をつけましょう。

過積載にならないように注意しましょう

過積載にならないように注意しながら走行していきましょう。

過積載が車全体のバランスを崩して走行を不安定にする、大きな事故の要因となることがわかっています。事故だけではなく走行する上でも、過積載は周りに迷惑をかけることになります。過積載が社会に対しても影響を及ぼすことを第一に考えて、安全な走行を心掛けてください。

過積載運行を行ってはいけないことを、日々の中でしっかりと意識しながら走行していきましょう。

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