Wheel
Search

検索したいワードを入力してください

運送業界の今後の見通し|ドライバーに必要な資格5つ

運送業界の今後の見通し|ドライバーに必要な資格5つ
運送業界にブラックのイメージがついて久しいですが、そんな運送業界の今後の見通しはどうなっているのでしょうか。運送業界が抱えている問題と、今後どうなっていくのか、ドライバーとして働きたい人が必要な資格と役立つ資格について紹介いたします。

初回公開日:2019年5月7日

更新日:2019年5月7日

記事に記載されている内容は2019年5月7日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。

また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。


運送業界の現状

運送業界の現在の状況は、ネット通販などの増加により配達する荷物が増えたため需要が増している反面、運送代を削られやすいなどの影響から給与面ではあまり反映されておらず、それもあってかドライバーの人手不足が深刻です。

今後もネット通販は増え続けることが予想されていますし、少子化問題がある以上今後ドライバーが急激に増えるということもないでしょう。運送業界としては厳しい現状にある、と言えます。

運送業界の主な職種と仕事内容

そのような現状にある運送業界ですが、ひとくちに運送業界といってもそこで働いている人の職種は1つではなくさまざまな種類があります。運送業界で人手が多い職種といえばドライバーですが、他に事務職の人や物流管理・配送管理や在庫管理を担当している人たちも運送業界の人となります。

ここからは、運送業界の主な職種とそれぞれにどのような仕事をしているのか、内容について詳しく見ていきましょう。

セールスドライバー・ドライバー

運送業界といえば旅客や荷物を運ぶ業界なので、運送を担当するドライバーは運送業界の中でも重要な職種と言えるでしょう。

セールスドライバーはいわゆる宅配便の配達などを主な仕事内容にしており、ネット通販で急激に需要が増している職種です。ドライバーの中にはタクシー運転手やバス運転手、長距離トラックドライバーなど全てのドライバーが含まれています。現在はセールスドライバー、トラックドライバーが不足しています。

法人営業(事務職)

運送業界でも法人営業(事務職)は必要不可欠で、ドライバーの仕事のサポートをしたり、顧客からの電話対応をするといった仕事内容になっています。

事務仕事では伝票の入力などから、顧客からの電話への対応、ときにはドライバーが受け取ってきた荷物の数量確認を行ったりするという職場もあります。基本的に多くの人の対応をすることになりますので、コミュニケーションをとることが苦ではない人、上手い人が向いています。

管理(物流管理、配送管理、在庫管理)

物流管理や配送管理・在庫管理などの管理の仕事は、受け取った荷物を適切に保管し荷主の要望を受けて荷物の配送を手配したり、運送するドライバーを決定するなどの仕事を行っています。

また現在の運送業界では運行管理者を置くことが必須となっており、この運行管理者はドライバーが安全に運送を行えるようドライバーの体調を把握したり、ドライバーのスケジュールを管理する、休憩できる場所を管理するなどが仕事となります。

運送業界の平均年収

運送業界の平均年収について企業ごとに平均年収が出ているので紹介しますと、低くて350万円から高いと880万円程度(平成27-28年)と平均年収にかなりの差がでています。

もっとも企業の平均年収が高いのはクロネコヤマトで有名な「ヤマトHD」、続いて郵便局やゆうパックで有名な「日本郵政」、「日立物流」となっています。以前はドライバーはきついけれど稼げる仕事と言われていましたが、昨今は少し事情が違います。

運送業界の今後の見通し

運送業界の今後の見通しはどうなっているのでしょうか、ここからは運送業界が抱えている現状の問題点と今後どうなっていくと予想されるのかを解説していきます。

運送業界は人や物を運ぶ、という経済活動には欠かせない業界です。災害で運送が滞るとたちまち物資に困ったことがある、という経験のある方もいらっしゃるでしょう。そんな運送業界は今後どうなると考えられているのか、抱えている問題について見ていきましょう。

ブラック企業のイメージによる人手不足

前述しましたように、ひと昔前までは運送業界といえば仕事はキツイけれど稼ぎはいいので頑張ればお金を貯められる、という業界でした。現在はネット通販の影響で需要は増えたはずなのですが、配送料無料サービスが行われるなどの影響から配送料自体はなかなか上がらない、という問題があります。

今後も運送業界の人手不足は続くと予想されているのですが、ブラック企業のイメージができたのはなぜか見ていきましょう。

長時間労働低所得のイメージ

運送業界と聞くと長時間労働と低所得のイメージがあるのは、長距離トラックや観光バスのドライバーの労働時間が長いという問題点がクローズアップされたためでしょう。

実際にドライバーの長時間労働は社会問題となっています。トラックドライバーの場合、1日の拘束時間は13時間、週2回は16時間までが認められています。もちろん休憩時間もきちんとあるのですが、拘束時間の長さは今後も悪いイメージの原因となるでしょう。

深夜労働が多い

運送業界で働くドライバーは深夜労働が多い、というのもブラック企業のイメージに一役買ってしまっています。

深夜労働が多いのは、昼間の渋滞を避けるために夜間に走行することが多いため、あるいは早朝にお店に商品を届けるには深夜のうちに運送業務を行わなくてはならない、などの事情からです。渋滞や店の開店時間の影響を受けているので、残念なことですが今後も深夜労働が多いという問題が改善する可能性は低いでしょう。

事故が大事故になり報道されやすい

運送業界で事故が起こると、マスコミでは大ニュースとなって大きく報道されることが多いため、ブラックなイメージを抱きやすいです。

実際に近年観光バスによる大事故が起こった際、事故についての報道の中にはドライバーの過酷な労働環境などがありました。トラックの事故で高速道路が渋滞したり、バスやタクシーは人を乗せているため被害者がでると大事故となりやすく、今後も報道はされることでしょう。

若者の就労者が増加傾向

人手不足となった運送業界ですが、若者の勤労者は多少ながら増加する傾向にあります。運送業界、とくにドライバーは運転することが仕事なので基本的に1人になりやすく、他人とコミュニケーションをとることが苦手な若者が選択しやすいと言われています。

日本では今後の外国人労働者受け入れが決定されていますので、今後は運送業界にも外国人労働者が増えるのではないか、という予想もあります。

今後は特に女性ドライバーが増加傾向

働く人の数はそう簡単には増えませんので、運送業界でとくに注目されているのが女性ドライバーの活用です。

これまで運送業界、とくにドライバーは男社会と言われてきましたが、今後は女性ドライバーを積極的に増やしていきたいと考えています。ここでは女性が運送業界に入る理由や、今後女性ドライバーを増やしていこうとする取り組みについて紹介いたします。

性別に関係なく評価される

運送業界は人手不足もあって今後も女性ドライバーを増やしたいと考えており、そのため男性と区別することなく、女性ドライバーの働きも正当に評価されてきています。

女性のお客さんの中には、女性ドライバーを希望している人も少なくありません。そういった声がある背景もあり、今後も女性を増やしたいという考えから男性と同じように性別に関係なく評価される、という女性にとっては嬉しいメリットがあります。

トラガール推進プロジェクト

「トラガール推進プロジェクト」は国土交通省が2014年に立ち上げたプロジェクトで、トラガールつまり女性のトラックドライバーの採用率を上げようという内容になっています。

しかし「トラガール推進プロジェクト」を行ってなお、あまり採用率が上がっていないという問題点があります。今後女性ドライバーを増やすために、さらに助成金や何かしらのサポートが行われる可能性が高いと言われています。

ドライバーに必要・あると役立つ資格5つ

それでは実際に、運送業界でドライバーとして働くために必要な資格や持っていると今後に役立つ資格にどのようなものがあるのか、紹介していきます。今後ドライバーとして働くことを考えているという方は、ぜひこちらの資格から必須となる資格や便利な資格をとっておくことをおすすめします。

必須の資格

ここで紹介するのは、運送業界でドライバーとして働くためには必須となっている資格です。ドライバーを目指しているという方は、最低限でも「普通自動車運転免許」の取得はしておくべきでしょうし、今後大型トラックなどを運転したい場合にはそちらの資格もとっておくとよいでしょう。

1:普通自動車運転免許

ドライバーとして働くためには運転免許を持っていることは必須なので、普通自動車運転免許を持っていないとドライバーとして採用されるのは難しいでしょう。

普通自動車運転免許はMT車も運転できる免許とAT車限定がありますが、タクシーやトラックを運転するのでAT限定では厳しい場合があります。またお客さんを乗せるドライバーになりたい場合は、普通自動車第二種免許を取得しておきましょう。

2:中型自動車運転免許

2007年の改正道路交通法により普通自動車運転免許で運転できる車が減ったため、現在では普通自動車運転免許では4トン車などの大きなトラックを運転することができません。大き目のトラックのドライバーとなるには、中型自動車運転免許は必須となっています。

今後ドライバーとして働く場を増やしたい場合には、普通自動車運転免許だけではなく中型自動車運転免許を取得しておくことが必須となるでしょう。

3:大型自動車運転免許

車両総重量11トン以上の大型トラックや、観光バスのドライバーになりたい場合に必須となってくるのが大型自動車運転免許です。

こちらも一種と二種に分かれており、大型トラックを運転するだけなら一種免許で構いませんが、お客を乗せて運行するとなると二種免許が必須です。今後長距離トラックドライバーになりたいという場合は、大型自動車運転免許を取得しておくとよいでしょう。

取得していると役立つ資格

ここまではドライバーとして必須となる資格でしたが、ここから紹介するのは取得していることでドライバーとしてさらに役に立つ資格です。

持っていることで運転できる車が増えたり、自分ができる仕事が増えます。会社によっては、費用を負担して資格取得をサポートしてくれる場合があるでしょう。

4:けん引免許

けん引免許を持っていると、自走しない750kg以上の車両や荷台をけん引することができます。大型のキャンピングカーや、トレーラーの運転には欠かせないのがけん引免許です。

5:フォークリフト運転技能者

フォークリフトは荷物の運搬などを行う車両のことで、フォークリフト運転技能者が運転をすることができます。トラックへの荷物の積み込み、荷下ろしに活躍する他、倉庫などで在庫管理をする際にも役立つ資格なので今後も重宝されるでしょう。

人手不足に伴って今後も改善が期待できる業界といえる

運送業界は現在かなりの人手不足に陥っているのですが、そのため今後が期待できる職場でもあります。業界として今後の働き手を増やすための取り組みが多く、ドライバーの環境を改善していこうとする意欲があるため、悪いイメージがあることとは逆に働きやすい職場となる可能性の高い業界です。

ドライバーの仕事情報を探す

ドライバーへの転職をお考えの方は、好条件求人が多い
ドライバー専門の転職サービス『はこジョブ』へ!

Related