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運送業の人手不足の原因10個|仕事量に対応しきれない要因4つ

運送業の人手不足の原因10個|仕事量に対応しきれない要因4つ
最近、運送業の人手不足が深刻になっています。運送業の人手不足は何が原因で起こっているのでしょうか。ここでは運送業の人手不足の原因と、運送業事業者が増加する仕事量に対応しきれない要因についてをご紹介します。運送業の人手不足に興味のある方はぜひご参照ください。

初回公開日:2019年4月19日

更新日:2019年4月19日

記事に記載されている内容は2019年4月19日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。

また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。


運送業の人手不足は事業者だけでは解決できない

運送業の人手不足が社会問題になっていますが、これは事業者側のみの問題ではありません。運送業の人手不足は、いろいろな原因があって起きている現象ですが、そのことにより物流が滞り各分野に影響が出てきます。実際に運送業界では就業者数は微増しているのですが、問題解決には至っていません。

運送業の人手不足問題は運送業を利用する企業側や消費者も一緒になって業務全体で改革していかなければならないということです。

運送業の人手不足の原因10個

運送業の人手不足の原因は一つだけではなくさまざまな要因が積み重なって引き起こされています。では、運送業の人手不足とは具体的にどのようなことなのでしょうか。ここでは、運送業の人手不足の原因を10個ご紹介いたします。

原因1:取扱個数に対してドライバーが不足

運送業の人手不足の原因の一つが取扱個数に対してのドライバー不足です。ここ最近の荷物の量は、通信販売などの影響で個人宅用の宅配がどんどん増加してきています。そのため一人のドライバーが担当する荷物の取扱個数が非常に多くなっています。本来であれば数人でやるべきことが一人にのしかかっている状態です。

人手不足と言われるのは、この取扱個数に対するドライバー不足も原因の一つだといえます。

原因2:ドライバーの待遇面の悪さ

運送業の人手不足の原因の一つにドライバーの待遇面の悪さがあります。待遇面の悪さとは就業時間の長さや賃金です。ドライバーの就業時間は求人ではそれほど過酷ではないと書かれているものが多いですが、実際には毎日10~12時間を超えて労働することがザラで、休憩時間もカウントされるのに実際は配達が終わらずほとんどとれない状態です。

さらに体力面でもかなりの負担があるため、待遇面としてはあまり良いとはいえません。

原因3:運転手の高齢化

運送業の人手不足の原因の一つとしては、運転手の高齢化があります。運送業は一昔前までは高給だったため、人気の職種でした。短期間で事業資金を稼げたり、また車の運転が好きな人が応募することが多かったからです。しかし、最近では賃金もどんどん低くなっていき、車の運転が好きという若者も減ってきました。

そのため、現役のドライバーはどんどん高齢化してきています。

原因4:採用しても短期間で辞める

運送業の人手不足の原因の一つとして採用しても短期間で辞めるということが挙げられます。運送業の事業者が求人を募集して、やっと応募者が来ても、その労働のきつさや長時間労働による拘束時間の長さからすぐに辞めてしまう人が多いからです。いくら採用しても、どんどん辞めてしまうのでは人手不足は解消できないということです。

原因5:そもそも求人広告が見られていない

運送業の人手不足の原因の一つに、そもそも求人広告が見られていないということが挙げられます。インターネットが普及している現代では、求人広告は多くあふれています。そのため、運送業の求人広告は他の求人広告に埋もれてしまって、仕事を探している人の目に留まることがない可能性があります。

仕事を探している人に求人広告を閲覧してもらわなければ、当然のことながら応募してくる人もいません。

原因6:長時間労働を強いられる

運送業の人手不足の原因に長時間労働を強いられるということが挙げられます。現在の若者は仕事は一定時間内で終わらせプライベートを充実させたい人が多いです。しかし運送業ドライバーは、朝から夜遅くまで拘束されます。荷物量が多く積載した荷物を運び終えるには長時間労働が必要だからです。

定時があるサラリーマンとは違いドライバーは自分の振分けられた荷物を運び終えなければ終わることが許されない面があるためです。

原因7:業務内容が体力的にきつい

運送業の人手不足の原因に業務内容が体力的にきついということが挙げられます。運送業の業務内容は手積みや手下ろしが基本であり、それに加えて仕分けやフォークリフト運転までしなければならないところもあります。またセールスドライバーであれば、得意先へのセールス活動や顧客開拓なども業務内容に入ってきます。

ただ運転すれば良いというわけではなく、体力的にもきつい仕事だということが人手不足の原因の一つだといえます。

原因8:賃金の安さ

運送業の人手不足の原因の一つに、労働量に対する賃金の安さが挙げられます。会社によっては賃金はそれほど安くないというところもあるでしょうが、平均的にみれば他業種に比べて賃金が良いとはいえません。過酷な労働環境であるわりにそれに対する賃金が見合わないほどに安いことが運送業の人手不足の原因の一つです。

原因9:若者の車離れ

運送業の人手不足の原因に若者の車離れが挙げられます。一昔前までは車の免許を取るのは普通でしたが、最近は車の免許を取りたいとか車を持ちたい若者は減ってきています。以前であればカッコいい車に乗ることはステータスでしたが、現在では車は飽くまで移動手段であるとの認識に変わりつつあります。

そのため、運転が好きでドライバーになるという若者は減ってきており、これが運送業の人手不足の原因の一つになっています。

原因10:運送業のイメージの悪さ

運送業の人手不足の原因の一つに、運送業そのもののイメージが良くないことが挙げられます。世間一般からみて、運送業というとキツイ、汚い、危険、という3Kやドライバーのガラの悪さ、運転マナーがなっていないという意見があります。そういったことから、運送業に応募する人が少ないということも運送業の人手不足の原因になっています。

仕事量に対応しきれない要因4つ

ここまで運送業の人手不足の原因についてみてきましたが、そもそも運送業で人手不足が起きているということは、その仕事量に対応しきれないということです。ここでは、運送業が仕事量に対応しきれない要因についてみていきます。

要因1:トラックの積載効率の悪さ

運送業が増加した仕事量に対応しきれない要因として挙げられるのが、トラックの積載効率の悪さです。トラック1台あたりの積載効率は、国土交通省調べによれば、現在41%です。これは、人手不足が進んでいるにも関わらず、トラックのうち半分以上を空のまま運んでいるということです。この点については、国土交通省も改善すべき点として指摘しています。

要因2:Eコマース市場による取扱数の増加

運送業が増加した仕事量に対応しきれない要因として、アマゾンなどのEコマース市場による取扱数の増加が挙げられます。Eコマース市場はここ数年で大きく成長し、また今後も市場が拡大することが予想されています。このことにより、宅配便の取扱個数が増え運送業を圧迫しています。

要因3:「荷待ち」による業務効率の悪化

運送業が増加した仕事量に対応しきれない要因として、「荷待ち」による業務効率の悪化が挙げられます。「荷待ち」とは、荷物を受け取ったり納品するための待ち時間をいい、これが長時間化していることが問題となっています。いわゆる再配達問題がこれにあたります。

再配達が多くなればなるほど、運送業のドライバーにかかる負担は増え、業務効率を悪化させるということです。

要因4:「ラストマイル」による業務効率の悪化

運送業が増加した仕事量に対応しきれない要因として挙げられるのが、「ラストマイル」による業務効率の悪化です。「ラストマイル」とは、配送センターから個人宅への配達のことを意味します。このラストマイルにおいて再配達が発生することによって、業務効率が悪化していきます。

そのため、配達業界では「ラストワンマイル」を目指いして業務改善を図っていこうとしていますが、すぐには解決できない問題となっています。

運送業の人手不足の原因を把握しよう

いかがでしたか。運送業の人手不足の原因と、運送業の事業者が増加した仕事量に対応しきれない原因がわかっていただけたでしょう。運送業の人手不足は、その事業者の仕事が成り立たなくなるだけでなく、荷物を送る人、届けてもらう人すべてに影響する問題です。

そのため、運送業の人手不足は運送業を利用する企業側や消費者も一緒になり運送に関わる人全体で改革していかなければならないということがいえるでしょう。

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