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4tトラックが「お化け4トン」と呼ばれる由来・特徴・メリット

4tトラックが「お化け4トン」と呼ばれる由来・特徴・メリット

荷台がとても大きく、後方に長いお化け4トンを見たことはありませんか。渋谷や原宿の街でも宣伝カーとして活躍しています。そんなお化け4トンと呼ばれるようになったトラックの由来や特徴をご紹介します。また、このトラックのメリットにデメリットも見ていきましょう。

初回公開日:2018年06月19日

更新日:2019年10月29日

記事に記載されている内容は2018年06月19日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。

また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。


4tトラックが「お化け4トン」と呼ばれる由来は?

トラック業界で働く運転手の間では、4tトラックを「お化け4トン」と言うことがあります。どうしてこのような呼び名で呼ぶのでしょうか。その名前の由来をご紹介しましょう。

大型トラックと並んでも大きいサイズだから

4tトラックがお化け4トンと呼ばれるのは、その大きさにあります。荷台を横から見た時、キャビンに対してその長さは驚愕するほど大きいのが特徴的です。

遠くの方から見ても大きな荷台がゆっくりと動く様は、まるで大きなお化けが移動しているかのようでしょう。

このお化け4トンと呼ぶトラックの長さは9.6mにもなり、車両全体の長さは12mにもなります。マンションなら4階建てにもなるのですから、目の前をとおれば恐ろしいほど巨大に見えるでしょう。

4tだけど、それ以上大きな大型トラックと並べばほとんど同じサイズなので、化け物サイズと感じるところから運転手の間ではお化け4トンと呼ばれています。

旧普通自動車免許でお化け4トンに乗れる

最大積載量が1.75トンから2.25トンのトラックをお化け4トンと呼んでいます。この4tトラックは、大型トラックと全長も全幅も全高もほぼ同じですが、車両総重量は8トン未満となります。

大きなトラックでありながら車両総重量が8t以内ですから、旧普通自動車免許を所有していれば運転が可能です。ここもお化けと言われる由来の1つとなっています。

バケヨンと呼んでいたのを楽しくお化け4トンと呼ぶ

元々この4tトラックはバケヨンと呼ばれており、それをトラック運転手は個性的で楽しくオバケと表現します。オバケ4tだからお化け4トンと呼ぶようになりました。

他にもボディ長9.6mの4tトラックを愛情込めて「クンロク」と呼びますし、ジャンボサイズだから「4tジャンボ」と呼ぶこともあります。

お化け4トンの特徴は?

街で見かけるとその圧倒的な大きさにドキドキする人も多いでしょう。そんなお化け4トンの特徴はどんなものかが気になりますが、その特徴についてご紹介します。

道路交通法ギリギリの寸法で設計されている

4tトラックをベースに荷台部分の後方を長くするこのお化け4トンは、道路交通法ギリギリの寸法で設計しています。

道路交通法の寸法の限度は全長が12,000mm、全幅は2,500mm、全高が3,800mmまでとなっています。これらの寸法ギリギリに作っているところがドキドキさせるお化けに似ているでしょう。

お化け4トンのメリットとは?

このお化け4トンは、法律で決められた寸法ギリギリの大きさに設計してありますが、なぜにそれほど長くするのでしょうか。こんなに長くして一体どんなメリットがあるのかご紹介します。

重くない大きな荷物をたくさん運ぶことができる

ベースは4tなのに、後方を凄く長くしてしまって大丈夫なのかと心配になりますが、これには理由があります。それは、積む荷物が大きいものが多く、嵩張るために、荷台が大きい方がたくさんの荷物を載せることができて便利です。

このお化け4トンに載せる荷物はポテトチップなどのスナック菓子、冷凍食品を入れて運ぶのに便利な発砲スチロール、子供や大人用おむつなどです。ときにはイベントで活躍する宣伝カーも運びます。

大きい割りには軽いものが多く、これらを何百、何千と運ぶのですから、大きな荷台が必要となります。だから荷台を少しでも広くしたいと全長を長くしました。

また、雨に濡れては駄目な商品ばかりを運びますから、箱型のトラックでなければ困ります。そこで、荷台を少しでも長くして、多くの荷物を濡らさず、安全に運べるこのお化け4トンは重宝します。

維持費や燃料を抑えることができるのがメリット

大型トラックにしてしまうと車体の維持費や保険料、高速代に燃料が高くついてしまうでしょう。でも、4tトラックなら大型よりもこれらの費用を低く抑えることが可能です。

限られた予算内で荷物を安全に、効率よく運びつつ、人件費やトラックの維持費などを確保したいと考えれば、4tの方がメリットがあるでしょう。

荷台の側面を利用すれば宣伝もできて利益をうむ

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荷台の高さや長さが大きい分だけその側面は大きくなります。したがって、その側面に広告をプリントして街中を走るだけで多くの人の注目を浴び、いい宣伝効果が出せるでしょう。

観光地やイベント、コンサートに商品などのアピールをすれば、より利益をもたらしつつ、商品を運べるのがメリットです。

ステアリングの切れ角や小回りがきくのがメリット

見ためは大型トラックとほぼ同じですが、エンジン部分やハンドル、アクセルなどは普通の4tと同じですから、ステアリングの切れ角に小回りがきくのがメリットです。

まだトラックの経験が浅くても、女性でも運転はしやすいので、大型トラックよりも4tトラックの方がドライバーとして働きやすいのがいいところでしょう。

お化け4トンのデメリットとは?

メリットの裏にはデメリットがあります。このお化け4トンにもそれなりのマイナスな面がありますが、どんなデメリットがあるのかご紹介しましょう。

荷台が長いから運転が難しいお化け4トン

車両が軽いのがお化け4トンのデメリットです。寸法は大型トラックと同じですが、大型の車両重量は10t(25t)で、このお化け4トンの車両総重量は4t(8t)ほどになります。

大型トラックの車両総重量の半分しかなく、積載を満タンにしても荷台が空になった大型よりも軽いでしょう。

ですから、横から吹いてくる風をモロに受け易いので、ハンドルをとられ易くなります。しっかり両手でハンドルを持って操作しないと横転してしまう恐れがあるでしょう。

また、荷台に多くの荷物を積んでいれば、アクセルを強く踏まないと坂道では後方に下がってしまいます。

荷台が高いから強風に弱い

長さばかりではなく、荷台の高さもデメリットになります。このお化け4トンの荷台は、通常の4tトラックよりも高くなっています。そのため、前から吹き付ける風をモロに浴び易く、高速道路では車体が重く感じるでしょう。

荷台が高いということは、横からの強風に対しても弱く、倒れ易い作りとなっています。

また、高さの低いトンネルや線路下を通る時には荷台が当たらないように高さを考えてからとおらなければならず、とおれない場合は他の道を探さなければなりません。

軽い荷物が倒れないように道を曲がらないといけない

軽い荷物は荷台の中で倒れたり、転がり易いですから、左折、右折する際には減速しつつ慎重にハンドルを切らないといけないでしょう。商品に傷を付けないように、破損しないよう道を曲がるときは神経が磨り減ることがデメリットです。

トラックの荷台が長くなればなるほど横揺れも強くなるので、運転が難しいお化け4トンです。

リアオーバーハングが長いから車線からはみ出る

お化け4トンはリアオーバーハングが長いのが特徴的です。したがって左折や右折をするとき、車線から隣の車線にタイヤや荷台の後方部分がはみ出してしまうことが多く、隣の車に迷惑をかけてしまうでしょう。

トレッドの幅が短いから安定性が悪い

トレッドが短いお化け4トンは、荷台を載せて走ると左右に揺れ易くなってしまいます。このため横風が強く吹くと安定性が悪くなり、注意して運転しないと横転してしまう危険性が高くなるでしょう。

全長が長いから後方の間隔を把握し難い

全長が長いので、バックする際にはその長さを把握してから後方に余裕をもって駐車しなければなりません。

慣れないと後方にいる車との間隔が分からず、ぶつかりそうになってしまうでしょう。

お化け4トンを乗りこなしてお給料アップしてみよう

慣れるまではお化け4トントラックを乗りこなすことは難しいでしょう。でも、ハンドルのコツやアクセル、ブレーキ、荷台の揺れなどを体感し、そのポイントを身に付けることで倒れることもありませんし、荷台に重心が掛かってハンドルをとられることもなくなるでしょう。

人から見ると、大きなトラックを乗りこなし、颯爽と運転するお化け4トンの運転手はとても格好いいと羨望の眼差しで見られるでしょう。人件費や燃料を削減できる分、お給料も比較的高いのも魅力的です。

そんなお化け4トンを乗りこなし、お給料をアップしてみるのもいい方法です。転職する際にもお化け4トントラックに乗っていた実績はいつまでも役に立つでしょう。

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