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定年後に人気の仕事と探し方・有利な資格と年収相場・定年までの準備

定年後に人気の仕事と探し方・有利な資格と年収相場・定年までの準備
定年は会社を無事に勤めあげた人は必ず迎えるものです。定年後のことを漠然と捉えるのではなく、しっかりとした人生設計が必要ではないでしょうか。この記事では定年後にどう備えるかを具体的に紹介します。定年をいつか迎える人のための指針として是非読んでみてください。

初回公開日:2017年9月15日

更新日:2017年9月15日

記事に記載されている内容は2017年9月15日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。

また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。


定年後の仕事の準備はできていますか?

定年後は悠々自適の暮らしができるのがベストですが、景気がいいとは言えない昨今、現実はなかなか厳しいようです。定年後も仕事を続ける人の最大の理由は生活レベルを維持するための経済的理由から、と言われています。定年後も仕事を続けようと考えている方は今からその準備をしておきましょう。

60歳で定年を迎える前に知っておきたい事

ご存知かもしれませんが、平成25年に改正高年齢者雇用安定法が実施され、それまで60歳定年としていた企業に、①定年制の撤廃、②定年の引き上げ、③継続雇用制度の導入、のいずれかが義務づけられました。自分が勤めている会社が定年後にどういう制度を導入しているかは事前に確認しておくとよいです。

継続雇用制度を実施している会社の割合は?

厚生労働省の平成28年高年齢者の雇用状況集計結果によると、調査対象のほぼ100%近い会社が継続雇用制度に対応している事がわかります。このことから60歳で定年を迎えた後も継続雇用を希望する事によって定年後も仕事を続けられる可能性が広がってきていると言えます。

継続雇用の実体はどうなっている?

厚生労働省が公開している「平成28年高年齢者の雇用状況」平成27年6月1日~平成28年5月31日の60歳定年企業のデータを見てみると

・継続雇用を希望して継続雇用された人【82.9%】
・継続雇用を希望しなかった人【16.9%】
・継続雇用を希望したが継続雇用されなかった人【0.2%】

勤めていた企業に定年後継続雇用の希望の意思表示をした人は83.1%、そのうち99.8%の人が実際に再雇用されていることがわかります。定年後継続雇用を希望する場合は早めに会社に相談しておく事をお勧めします。

厚生労働省 平成28年高年齢者の雇用状況

出典: http://www.mhlw.go.jp/file/04-Houdouhappyou-11703000-Shok... |

継続雇用で不安は解消する?

それでは継続雇用の中身がどうなっているかを見てみましょう。雇用形態は「正社員」と「非正社員」とがあり、その契約期間に「定めがある場合」と「定めがない場合」との組み合わせになります。独立行政法人高齢・障害・求職者雇用支援機構のデータによると

1位.非正社員で雇用契約期間が7~12カ月以内:48.4%
2位.正社員で雇用契約期間を定めていない:17.2%
3位.正社員で雇用契約期間が7~12カ月以内:14.1%
4位.非正社員で雇用契約期間が6カ月以内:6.3%
5位.非正社員で雇用契約期間を定めていない:4.9% 
ほか

となっており、非正社員で契約期間7~12カ月以内がほぼ半数を占めていることがわかります。このことから定年後継続雇用となっても仕事を好条件で続けるというハードルはなかなか高そうです。継続雇用中にもその後の仕事を確保しておく知恵が必要になると言えるでしょう。

定年後の仕事の年収相場はどのくらい?

それでは定年後に再雇用された場合、どのくらいの年収になるのでしょうか。再雇用制度は年金支給が開始される65歳迄の収入の空白期間を埋めるという効用はあるのですが、実際にどれくらいの年収なのかを見てみましょう。

定年後の年収は半減?

国税庁から発表されている民間給与実態統計調査によると平成27年度の平均年収は420,4万円で、男女別では男性521万円、女性276万円となっています。比率の多い順を見てみると

【男性 】
1位.300万~400万円未満【18.3%】
2位.400万~500万円未満【17.5%】
3位.500万~600万円未満【12.9%】
4位.200万~300万円未満【12.7%】

【女性】
1位.100~200万円未満【26.1%】
2位.200~300万円未満【21.4%】
3位.100万円未満【16.5%】
4位.300~400万円未満【16.3%】

50歳代の最高年収が800万円超と言われているため、定年後の年収は半減するというのが現実のようです。

定年後の仕事探しの方法

仕事はどう探す?

それでは定年後の仕事を探すにはどうすれば良いのでしょう。仕事探しでは、ツテや縁故を利用するもの、独自で探す、資格を利用する、等があります。仕事の現場では人間関係の構築がとても大切ですが、仕事探しも人間関係がものを言います。

会社に籍を置いている時から多方面に人間関係を築いておきたいものです。それでは独自で探す場合、どういう方法があるのか具体的なものをあげてみました。

ハローワークで探す

ハローワークは厚生労働省が所管する公共職業安定所の愛称です。全国550以上のハローワークや他の付属施設に寄せられた求人をもとに仕事の紹介や斡旋を行っています。実際に足を運んで相談したり、応募したりできますが、今はインターネットで仕事を探すことができます。ハローワークは国の事業のため求人掲載は無料となっており、定年後の対象者にも数多くの案件が用意されています。

求人情報誌

ハローワークとは違い、企業が掲載料を支払って募集をしています。コンビニや書店で販売されている有料のもの、人が集まる駅やお店などに置かれている無料のフリーペーパータイプの二種類があります。概してハローワークの求人情報よりも見やすく、求める仕事を探しやすいと言えます。またハローワークに掲載していない求人情報を提供している企業もあるので定年後の仕事探しに併せてチェックしておくとよいでしょう。

求人情報サイト

求人情報誌は紙媒体ですが、今は仕事探しもインターネットの時代、求人情報サイトには日々膨大な量の仕事の情報が掲載、更新されています。基本的には無料で会員登録を行い、様々な情報を引き出したり、条件にあった仕事の情報をメールで受け取ったりする事ができます。情報誌、情報サイトそれぞれ一長一短がありますが、定年後の人材を求人する側される側双方の強い味方です。

クラウドソーシング

インターネットを使った比較的新しい働き方です。無料で会員登録をするのは求人情報サイトと同じですが、こちらは具体的な仕事をネット上で契約して進めるシステムとなっていて、定年後も自宅で仕事ができるというメリットがあります。仕事の内容も専門知識を活かせるものから単純作業迄様々なものがあります。

定年後に人気の仕事ベスト5

定年後、どんな働き方があるのか、それは仕事に対する考え方で違って来ます。ここでは実際定年後の方がどんな仕事に就いているかを紹介しますが、時間を有効的に使える楽な仕事や、経験や知識を生かせる仕事、新たに資格を習得して就く専門分野等、それぞれの働き方のイメージを事前に明確にしておく事も必要と言えます。

男性編

第1位.軽作業(梱包・仕分け)
第2位.事務、入力、受付
第3位.専門、技術職など資格を有するもの
第4位.清掃
第5位.警備員

このデータは継続雇用で仕事に就いている人ではなく、定年後フリーランスで働いている人のものですが、全体を通して自由度の高い仕事が多いと言えます。第3位の専門、技術職は今までの経験を生かした仕事に就いている定年後の男性の特色と言えます。

女性編

第1位.事務、入力、受付
第2位.医療、福祉、介護
第3位.厨房、キッチン
第4位.軽作業(梱包・仕分け)
第5位.清掃

女性の場合も定年後は比較的自由度の高い仕事に就いているケースが多いと言えますが、第2位の医療、福祉、介護は資格も必要な業種、また第3位の厨房、キッチンも女性ならではのランクインとなっています。

定年後の仕事の捉え方、働き方

株式会社ネオマーケティングが実施した調査によると、60歳以上の男性の38.5%、女性の41.8%が「自営業・個人事業主・フリーランス」を希望しているという数字があげられています。60歳まではしっかり働いて、定年後に気楽な仕事をする、というのも選択肢のひとつとされる傾向があります。

また60歳以上の男女が重要視している項目は「業務内容」が83.4%が1位で、次いで「勤務場所」の76.0%が2位、「勤務日数」69.4%が3位となっており、収入よりも業務内容に比重が置かれている事が伺えます。これらの事から定年後の仕事についていくつかのヒントとなる例をあげておきます。自分の環境に照らし合わせて参考にしてみてください。

1.フリーランスのコンサルタント

会社で培った長い経験や知識、特定分野での専門知識を持つ場合、コンサルティング会社ではプロジェクトリーダーや社員のトレーナーとして採用する場合があります。ご自身の経験やノウハウを生かす事ができるやりがいのあるケースです。日頃から培った人間関係からの斡旋が期待できます。

2.特定の分野での知識を生かす

特定の分野での知識や研究事情に精通している人は地方の大学研究室などで重宝されます。研究のテーマに沿って手順の検証や、何を参照にすればよいかなどを確かな経験からアドバイスできる人が求められます。専門知識をお持ちの方は研究機関や大学に当たってみる事をお勧めします。

3.持っている得意技を生かす

DIY、日曜大工、手芸、料理、園芸、英会話など、持っている得意技を利用するのもあり方の一つです。ネットの世の中、得意技を登録しておき、派遣されるサイトも運営されています。趣味と実益、何よりも好きな事で収入を得られるのは大きな喜びとなります。

4.政府・行政関係の仕事

役所など行政の仕事はプロジェクト単位や期間限定、パートなどに意外と経験値が優先されるようで、ハローワークをはじめ政府や公官庁、地方行政、行政法人などのホームページで募集しています。遺跡の発掘作業現場なども期間限定で作業員を募集していることもあるので興味ある方はこまめにチェックして見てください。

5.お客様センターなどの電話オペレーター

定年後の仕事として経験豊富な方が重宝されているのは、顧客からの注文や問い合わせ、苦情などを電話で応対するオペレーターです。人生の経験を積んでいるからこそ、その経験値を生かせる職場として、特に女性オペレーターは需要度が高いとされています。

6.でなんでもやってみる

定年後は時間がたっぷりあります。発想の転換をして、とりあえずなんでもやってみる、という手もあります。人がいるところに仕事あり、未経験の分野に思い切って飛び込んでみる、世の中をポジティブに捉えられる人であれば、そこから様々な人脈に出会う機会も広がります。

定年後の仕事に有利な資格

定年後、仕事に就くためには資格があった方が有利な場合も多いようです。資格は公的なものから民間のものまで様々ありますが、資格をとったからといって必ず就職できるというものでもありません。資格にもよりますが、あくまでも定年後の就職を有利にする可能性を広げるものと捉えた方がよいでしょう。

代表的な資格の例を挙げておきます。自分の経験を生かして資格の取得を目指すもよし、趣味や興味を持ったものにチャレンジするもよし、資格を取るために得た知識、情報は自分の枠を広げてくれるのもまた事実です。

資格の種類にはどんなものがある?

資格は所管しているところにより①国家資格、②公的資格、③民間の資格の三種類があります。

①国家資格

弁護士、公認会計士、税理士、ファイナンシャル・プランニング技能士、中小企業診断士、社会保険労務士、司法書士、行政書士、宅地建物取引主任者、あん摩マッサージ指圧師、ウェブデザイン技能検定、栄養士、看護師、国内旅行業務取扱管理者など国がその能力を認定する資格です。

当然ながら難易度は高く、資格としての社会的信用度も高いものとなります。また事業所に有資格者を必要な人数揃えなければならない「設置義務資格」などがあり、定年後の就職に有利に働きます。

②公的資格

ワープロ検定、点字技能検定、福祉住環境コーディネーター、ケアマネージャー(介護支援専門員)、秘書技能検定、食品衛生責任者、簿記検定、リテールマーケティング(販売士)検定、ビル経営管理士、ホームヘルパー、カラーコーディネーター検定、実用英語技能検定(英検)など財団法人や社団法人などの公益法人や民間団体が試験を行い、所轄各官庁や大臣が認定する国家資格に準ずる社会的信用度が高い資格です。

公的資格は、国家資格と民間資格の間の資格で、定年後の就職にも公的に通用するものばかりです。

③民間の資格

TOEIC、TOEFL、CG検定、MOUS試験、中国語検定、ブライダルプランナー検定(全米ブライダルコンサルタント協会)、アドビ認定インストラクター、インテリアコーディネーター、メディカルハーブ検定/メディカルハーブコーディネーター、などです。

民間の企業や団体が業界の発展、向上を目的として任意に与えている資格です。自己の趣味や得意分野と重なる資格もあるため、定年後の仕事をする上で大いに役立つものもあります。

資格の代表例

それでは、定年後持っていると有利な資格を紹介します。資格をとるためにはそれなりに時間とお金とやる気が必要となりますが、定年後の安定を考えると頑張ってとる価値はあります。

税理士

資格取得には2〜5年ほどかかりますが、税金に関する業務は税理士のみが扱える独占的な仕事になっています。税務申告や会計業務以外にも企業コンサルタントとして活躍の場が広がっています。会社で経理に携わっている人は定年後の仕事として検討して見てはいかがでしょう。

行政書士

行政書士の仕事は法務と実務で国民と行政の橋渡し役を行うものです。その専門性のゆえに行政書士には代理権が認められており、必要書類作成や書類提出の代理業務を行います。またそれらに止まらずコンサルティングを含む幅広い業務でクライアントをサポートする資格となっており、個人事務所でも行えるのも定年後の仕事としての魅力の一つです。

介護福祉士

今後ますます高齢化社会を迎える日本で、介護関連の仕事の需要が高まっています。その中で介護現場でのリーダシップが期待される介護福祉士は重宝される資格と言えるでしょう。中高年の人や女性に人気がある資格の1つです。

社会保険労務士

過労死などが問題になっている昨今、社会保険労務士の需要は高まっていると言えます。仕事の現場で人に関する諸問題を取り扱う社会保険労務士の業務は、職場での労務管理が主なものですが、社会保険である医療保険、年金制度などの相談に応じることもできる資格です。

宅地建物取引士

不動産取引業務に欠かせない資格となっています。その理由は、宅建業者の事務所には5人に1人以上の宅地建物取引士を設置しなければならない、という設置義務が法律で定められているからです。不動産取引業務を行う仕事では必ず必要とされるため定年後も需要が望める資格の一つです。

ファイナンシャルプランナー

女性に人気の資格の一つです。専門知識を使って資産運用に関する計画や生活設計などを行います。金融業界はもちろんの事、不動産や金融商品などの個人資産の運用に関わる相談など、広範囲な仕事の場で活躍できる資格です。

中小企業診断士

日本版MBAともいわれる中小企業診断士、その仕事は経営戦略から生産管理、店舗運営やマーケティング、経済学から法務に至るまで幅広い知識やスキルが求めらる定年後も活躍範囲の広い資格です。

情報処理技術者

自己の持つITスキルを客観的に証明できるIT系では唯一の国家資格となっています。受験制限はなく、誰でも受験することができます。資格試験は求められるスキルに応じた全12区分で実施され、IT系企業が世の中の重要な地位を占める中、仕事で重宝される資格と言えます。

公認会計士

資格習得には3年ほどかかる難易度の高い資格ですが、公認会計士は弁護士・医師と並び三大国家資格の一つ。会計の仕事に携わる資格の最高峰となるその業務は、会計監査はもとより財務、経理、コンサルティングなど経営に関する重要な部分を担うため定年後も安定した将来が望めます。

パソコン関連資格

職場の仕事ではワードで報告書を作成したり、エクセルで様々な表を工夫したり、パワーポイントでの企画書作りなどの根強い需要があります。これらのパソコンの能力を証明するマイクロソフト オフィス スペシャリスト(MOS)の資格は即戦力としての人気があります。

以上、仕事を行う上で人気の資格をあげて見ましたが、これ以外にもたくさんの資格があります。定年後自分の経験やノウハウを生かせる資格を見いだす為にもどんな資格があるか、一度探してみてはいかがでしょう。

定年後の人生設計

定年後の方策としては、勤めてきた会社で雇用の延長を希望するのか、または新天地に活路を見出すかのふた通りの選択肢があります。自分自身を含め、定年後の過ごし方については家族との調整や折り合いも必要となる大事なターニングポイントである事は間違いありません。

必ずしも正社員や嘱託で仕事を続けるという形態でなくとも、アルバイトやパート、また派遣社員やネットを介して在宅で仕事というような様々な働き方があります。定年後も働く条件として金銭的な事、労働時間や勤務場所、健康面、なぜ働くかという価値観、また御家族との関係等々、じっくり整理してみる必要があります。

経済的、あるいは精神的に充実した人生を歩みたいものです。

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