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【敬語】「ご確認」の正しい使い方と例文|「ご査収」との違い

【敬語】「ご確認」の正しい使い方と例文|「ご査収」との違い
ビジネスにおいて「ご確認」という言葉は使用頻度の高い言葉の一つです。会話上でも、メール上でも「ご確認」という言葉はよく使われますが、間違った敬語の使い方も多くみられます。「ご確認」という言葉を通して正しい使い方や敬語の使い方をまとめてみました。

初回公開日:2017年7月5日

更新日:2017年9月18日

記事に記載されている内容は2017年7月5日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。

また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。


敬語「ご確認」の正しい使い方・「ご査収」との違い

ビジネスにおいて「ご確認」という言葉は、かなり使用頻度の高い言葉のひとつです。会話上でもメール上でも「ご確認」という言葉はよく使われるのですが、間違った敬語の使い方も数多くみられます。今回は「ご確認」の正しい使い方と例文を交えて紹介していきます。

「ご確認」の正しい使い方

「ご確認」は「確認」に「ご」という言葉が付くことで、丁寧な表現になります。同じような言葉で「ご安心」「ご注文」、また「お」をつけた言葉で「お答え」「お話」などがあります。そして「ご確認」の後に続く言葉の使い方が大切になってきます。
例文を通して説明していきます。

例文

ご確認ください

「ご」「お」をつけた言葉を使う時に続く言葉は「ください」になります。
似ている言葉に「してください」という言葉があります。しかし「してください」は依頼の敬語の尊敬語にあたりますので、前につく「ご確認」が謙譲語ですので、二重敬語になってしまい敬語としては間違っています。
「ご確認ください」はメールなどでよくやり取りする相手に1番使いやすい言葉です。

・詳細につきましては、添付いたしました資料をご確認ください。
・この件に関しましては、添付資料の20ページでご確認ください。
・カタログは郵送させていただきましたので、ご確認ください。

「ご確認をお願いします」とすると、「ご確認ください」よりも強制的な響きがなく、もう少し丁寧な表現になります。

ご確認のほど

「~ほど」という言葉には、強制的なニュアンスを避けて、柔らかい雰囲気とより丁寧に聞こえる効果があります。目上の方や社外の方へのメールに使うのに適当な丁寧さがあります。

・ご確認のほど、よろしくお願いいたします。
・ご確認のほど、お願い申し上げます。

「~のほど」は、「ご協力のほど」「ご支援のほど」「ご指導のほど」などがあります。

ご確認の上

「~の上」は「~した後で」、「~の結果」などの順序や前提を示している表現になります。つまり、何かをして(この場合確認して)、次になんらかの動作や反応をお願いしたい時に使われる表現になります。
丁寧で具体的な表現になりますので、顧客や社外の方、目上の方に使えますが、「~の上」の後の文章に気を付けて使いましょう。

・添付資料をご確認の上、ご連絡ください。
・お送りいたしました商品をご確認の上、受領印を押してください。
・記載内容をご確認の上、折り返しご返送くださいますようお願い申し上げます。

「ご査収」との違い

「ご査収」は「ごさしゅう」と読みます。「査収」は「よく調べたうえで受け取る」「よく確認して受け取る」という意味があり、「確認」と同じように「ご」がついて丁寧な表現になります。

「ご確認」との大きな違いは、受け取るものがあるということが前提なります。ない場合に「ご査収」を使用すると、意味が通らなくなって相手を混乱させてしまいますので注意しましょう。「ご査収」が使えるのは、書類やデータを送ったときだけと覚えておくといいでしょう。

また、細かい点ですが既に送ったことのある資料の最終版などを送付する際は、すでに何度か目を通していただいているので「ご確認ください」で十分です。

・明日の会議の資料を送付しますので、ご査収ください。
・データを提出させていただきます。ご査収くださいますようお願い申し上げます。
・提出書類一式を送付させていただきましたので、ご査収願います。

ご確認の上、ご査収ください?

「ご確認の上、ご査収ください」は一見正しいように思えますが、「査収」は”よく調べた上で受け取る”という意味で、「確認」は”よく確かめる”という意味を持ちますので意味が重複します。大変くどい言い回しになりますので、よく調べた上で受け取ってほしい場合は、別々に使った方がいいでしょう。

・本日資料を送付いたしましたので、よろしくご査収願います。
・ご確認の上、お受け取り下さい。

また同じような意味で「ご確認の上、ご検討ください」も「検討」とは”詳しく調べて当否を考える”という意味ですのでやはりくどい言い回しになってしまいます。こちらも別々に使った方がいいでしょう。

・ご検討の上、よろしくお願い申し上げます。
・ご確認の上、ご判断ください。

「ご査証」との違い

響きも見た目もよく似ている言葉に「ご査証」という言葉があります。
「査証」は”よく調べて証明する”という意味になります。調べてさらにそれを証明することを指しているのでビジネスシーンでは使用頻度としてはそれほど多くないでしょう。
「ご査収」と間違えて使用することのないよう注意が必要です。

返信例文

ビジネスメールでは、返信メールも重要です。あまり時間を置かずに返信することが大切で、返信が遅いと、時間をうまく使えない・重要度を見極められないなど信頼を失うきっかけになりかねません。また、的確な言葉をもっての返信は重要です。

「ご確認ください」に対する返信

確認したことを伝えるメールですので、簡潔に短いものでも十分です。メールを頻繁にやり取りする相手には「内容を確認いたしました。ありがとうございます。」で十分です。

目上の方や社外の方へ、もう少し丁寧に返答したい場合は、
「確かに拝受いたしました。ありがとうございました。」
「内容を確認いたしましたので、ご連絡申し上げます。ご配慮いただきありがとうございました。」
と答えましょう。

いずれも「ありがとうございました。」と加えると丁寧です。

「ご査収ください」に対する返信

「ご査収」は”よく調べて受け取る”という意味ですので、それに対する返答も「受領しました」だけでは不十分で、確認をした旨もしっかりと伝えるべきでしょう。

・送付資料を確認させていただきましたが、○○の修正をお願いいたします。
・書類を確認させていただき、特に問題ございませんでした。ご送付いただきましてありがとうございました。

以上のように、目を通して確認したということを伝える必要があります。「ご査収」に対しては「中身を確認して受け取りました」という返答をすることを覚えておいてください。

「ご確認」と同じような意味や使い方の言葉

ご一読

「一読」とは「ひと通り読むこと。ざっと読むこと」で、「ご」をつけて丁寧に表現した言葉になります。ビジネスメールやビジネス文書で頻繁に使われていますが、特に文章を相手に確認してもらいたい場合の丁寧な表現として使うと便利です。

・先日の会議の議事録を送付させていただきました。ご一読くださいますようお願い申し上げます。
・先程メールを送らせていただきました。ご一読いただければ幸いです。

お目通し・ご高覧

「お目通し」は後ろに「いただく」をつけて正しい敬語表現になります。「お目通し」というのは自分が何かを見るときに使うのではなく、誰かに何かを見てもらう時に使います。よって、「いただく」という表現がつきます。

また、この言葉を使う際はほとんどの場合は”何かを見てもらいたいとお願いしている”と考えられますので、「お目通しいただく」の後に、お願いするニュアンスの言葉が入って敬語として完璧になります。
かなり丁寧な表現なので、目上の人や社外取引相手に使っても失礼に当たらない表現といえます。

・お目通しいただきたくお願い申し上げます。
・お目通し頂ければ幸いです。
・お目通しいただけますよう、お願い申し上げます。

また特に丁寧な言い回しが「ご高覧」です。
「ご覧いただく」以上の「見てもらう」の丁寧な言い回しです。目上の人や、取引先など特に敬意を払いたい相手に使う言葉とされています。

また、公の場で自分の商品や芸術作品を宣伝したり、お知らせをする時にも使われます。その際は、文の最後に「ご高覧いただければ幸いです。」、「ご高覧ください」と表現します。

・このたび、貴社のホームページを立ち上げましたので、是非ご高覧ください。
・このたび、季刊誌を発行いたしましたので、ご高覧いただければ幸いです。

敬語を正しく使いましょう

いかがでしたでしょうか?

言葉の意味をよく分からずに使用すると、伝えるべきことが正しく伝わらない場合もありますので、言葉の意味をよく理解して使用するように心がけましょう。また、間違った言葉の使い方、敬語の使い方は、特にビジネスの上では信頼を落とす要素になりかねません。

文章やメールは、送る側の意志を明確に、且つ簡潔に相手に伝えることが目的です。一見して内容が入ってくるような文章が書けるように敬語も正しく使えるように心がけていきましょう。

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