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2018年10月10日

「糾弾」の意味と使い方・読み方・例文・類語・「弾劾」との違い

「糾弾」は特定の場面でしか使われない言葉なので、その意味を理解していない人もいるでしょう。しかし年齢を重ねて多くの人との関わり合いを持つようになると相手が発した言葉を認識しなければいけないため、「糾弾」という使い慣れない言葉も理解して下さい。

「糾弾」の意味と使い方・読み方・例文・類語・「弾劾」との違い

「糾弾」の意味と使い方

「糾弾」の意味と使い方・読み方・例文・類語・「弾劾」との違い

人間の行動には「絶対」ということがなく失敗してしまうケースもあるため、その失敗に対してはどうしてそのような結果を招いたのか調べなければいけません。

原因を精査することで同じ過ちを繰り返すのを防ぐ効果があり、人間が引き起こす可能性がある過ちの度合いを低くするのは内面を成長させるにはとても大切になってきます。

人間が行ってしまう失敗を改めさせるには「糾弾」という行動が大きな意味を持ってくるのですが、その意味や使い方がよくわからない人いるので説明していきましょう。

「糾弾」の意味とは

「糾弾」の意味と使い方・読み方・例文・類語・「弾劾」との違い

「糾弾」とは過ちを犯したり与えられた物事を失敗してしまった場合に、どうしてそのような結果に至ったのか原因を調べることを言いますが、相手を追い詰めるまで攻め立てる行動が伴っていないと「糾弾」とは言えなくなっています。

ただ調べるだけでは「調査」なってしまい相手を追い詰めるために行うという部分が欠落してしまうため、完全な「糾弾」とは少し違ってきます。

原因を調べるために相手をどこまでも追い詰めるというのは相当な覚悟が必要になり、行う前には心づもりを固めておかなければできないでしょう。

「糾弾」の使い方

「糾弾」というのはこれから実行する行動に対して当事者や関係者が使う言葉であり、日常生活ではあまり使われず、ビジネスや裁判など特定の状況で使われています。

「糾弾」という言葉そのものが当事者をどこまでも追い詰めなければいけないので、日常生活ではそのような場面が怒りにくく、どこかで妥協してしまうでしょう。

そのため「糾弾」を実行するためには当事者との関係性や情といった部分を排除しなければならず、どこまでも冷徹にならなければ実施するのは困難になってしまいます。

「糾弾」の読み方

「糾弾」の意味と使い方・読み方・例文・類語・「弾劾」との違い

漢字というのは話し言葉で使えばどのようの漢字を使っているのか関係はありませんが、「糾弾」という言葉がかしこまったような場面で使われていることを考えると、文字で利用される場合も十分にあり得ます。

そのような状況で読めなければ恥ずかしいという程度では済まされず、本人の評価を下げる一因にもなることもあるため、文字だけを見て何と読むのかわからないのであれば知るための努力が必要になるでしょう。

この「糾弾」ですが、どのような読み方をするのでしょうか。

「糾弾」はどのような読み方をするのか

「糾弾」の意味と使い方・読み方・例文・類語・「弾劾」との違い

「糾弾」は「きゅうだん」と読み、他の読み方はありません。そのため覚えるのはそれほど難しいとは言えませんが普段から使うという言葉ではないため、間違えた言い方をしてしまう可能性はあるでしょう。

間違えやすいのは「糾」の方であり、似ている漢字で言い方が近い文字に「叫」があってこちらは「きょう」と読むため、あまりに使用する場面が少ないと漢字を見ただけでは「きょうだん」と読んでしまいます。

「きょうだん」と読んでしまうと相手には何をその人が表現したいのかわからなくなってしまうので、確実に覚えるようにして下さい。

「糾弾」を使った例文

「糾弾」の意味と使い方・読み方・例文・類語・「弾劾」との違い

「糾弾」という言葉は当事者に対して強い行動を示すため、間違った使い方をすることができません。しかしそれほど頻繁に使う言葉ではないだけに、その使い方については理解していない人も多いでしょう。

言葉というのは文字であれば書いた後でも修整できますが、口伝で発する場合には事後で直すのが難しく、しかもその場で相手が判断してしまうので間違った使い方をすると誤解を生じてしまいます。

通常の場面ではあまり使う機会がない「糾弾」ですが、その使い方については例文を参照にして覚えて下さい。

する

例文は「上司であっても間違いに対しては徹底的に糾弾する」となります。「糾弾する」というのは必ず行う決意であり、自分自身や相手に対する決意表明という意味合いがあります。

「糾弾」という行動そのものが対象となる人を追い詰めてしまうため、実際に立ち会うのであれば相当な覚悟が必要になるでしょう。

そのため「糾弾する」と使えば自分の意思か固まっていることを内外に示していることになるので、本気で対応するような人が使う言葉になっています。

される

例文は「この失敗については必ず糾弾される」となります。「糾弾される」とは第三者から自分の行動に対する説明を求められるような事態に陥った場合に、その状況から将来の流れを冷静に判断した言い方です。

「糾弾」には必ず当事者と相手がいるため、言葉の使い方はこのどちらかと言うことになりますが、「糾弾される」方が自分の状況を考えてこの言葉を使うというケースは少なくなっています。

したい

例文は「いつも言い訳ばかりするので、いずれ糾弾したい」となります。「糾弾したい」というのは本来ならば問い詰めなければいけない当事者がいるのに、いくつもの要因があってなかなか実行ができない場合に使います。

「糾弾」というのはその場で簡単にできるものではなく、周囲の状態やある程度の関係者の同意が必要になるため、その準備が整わなかったり当事者がその場にいないと以後に回してしまいます。

「糾弾」は単なる注意とは違うので、体裁を整えないと行いにくいと言えるでしょう。

「糾弾」の類語

「糾弾」の意味と使い方・読み方・例文・類語・「弾劾」との違い

「糾弾」というのは特定の行動を指定しているため、印象がきついので威圧感を相手に与えてしまうことがあり、その状況によっては別の同じ意味ながら相手に与える印象が違ってくる類語を使用する方がいいケースがあります。

社会生活には年齢や立場など多くの違いがあり、その場にいる人との関係性も考えて言葉を選択しなければつきあい方に問題を生じることは少なくないため、「糾弾」したい場合でも類語を使って言い方を変えることも大切になるでしょう。

詰問

「詰問」というのは相手を責め続けながら、その返答についても逐一問い詰めることを言います。これは原因を徹底的に追及する場合に行われていて、的確な返答を続けてもらうために効果的な方法と言えます。

この「詰問」されるような事態は当事者が相当に追い詰められているため、自分の返答に対しても質疑されるというのは厳しい状況であり、実行されると冷静な対応が難しくなります。

「詰問」というのは「糾弾」よりも厳しい対処法であるため、実行する人にも適応できる資質が求められるでしょう。

問責

「問責」とは使われている漢字の意味のままであり、「責任を問う」という意味です。この「問責」には当事者に問題があることは判明していても、その問題が本当なのか決めるという意味も含まれています。

「問責」には当事者に弁明する機会は与えていますが、その方向性は当事者に問題があることを認めて進められるため、その結果については規定路線になる傾向が強くなっています。

この「問責」という言葉を耳にする機会が多いのは国会議員が行う「問責決議」であり、そのやり方と同じで一般的な社会で行われる「問責」も最初に問題を提起し、その問題点について問い質すという流れを取っています。

指摘

「指摘」とは第三者から見て正さなければいけない部分に着目し、その部分を修正するように当事者に知らせ、場合によっては修正を強く求める場合もあります。

「指摘」は当事者が気付いていない間違いの部分について知ってもらう機会を与え、次に同じ間違いを防ぐこともできるので大切ですが、行うためには広い見識と豊富な経験に裏打ちされた確かな知識が必要になります。

また間違った「指摘」をすると相手に嫌悪感を与えるだけでなく、「指摘」を行った本人に対する評価が下がってしまうので、慎重に行うことが必要です。

非難

「非難」とは問題や欠点のある人間や物事に対し、その問題や欠点を責め立てることを言います。責め立てて是正することを求めますが、思うような結果が得られなくても責め立てることを第一の目的としているので、結果が出なくても「非難」を止めてしまうことがあります。

「非難」は単なる注意とは違って何度でも行うという特徴があり、その表現方法もきつくなっていて、「非難」する側からすれば絶対に容認できない問題があるという場合が多くなっています。

「糾弾」と「弾劾」の違い

「糾弾」の意味と使い方・読み方・例文・類語・「弾劾」との違い

言葉には似たような意味を持っているものが多く、そのために意味を勘違いして使用してしまうことがありますが、それが状況によっては単なる勘違いでは済まない場合があります。

「糾弾」と「弾劾」は日常生活で頻繁に使ってその意味も熟知しているという種類の言葉ではないため、使わなければいけない状況になると間違った使い方をする可能性があるでしょう。

このような意味を混同してしまいがちな言葉というのはしっかりと認識していなければ相手が困惑するだけですので、理解する努力が必要です。

「弾劾」とはどういう意味なのか

「弾劾」とは対象となっている人物や組織などの不正や法律の規定違反などを調べ、その内容を広く公開して責任を問いただすことを言います。問題点部分を当事者に追求するという部分は「糾弾」と同じですが、公開するという点で違いがあります。

「糾弾」の場合には公開する必要性はなく当事者同士で行ってもいいのですが、「弾劾」では公開性が求められるため、当事者だけで問題を解決するという方法は取りません。

問題となっている部分を追求する意義も異なっていて、「糾弾」では本人に問い詰めてどうしてそのような問題が発生したのかということを主眼に置いていますが、「弾劾」の場合には原因よりもその問題を起こした責任を問うことを中心にしています。

「糾弾」の対義語

「糾弾」の意味と使い方・読み方・例文・類語・「弾劾」との違い

言葉には反対の意味を持つ言葉というものが存在していて、その場面や状況に応じて反対の意味を持つ言葉を使わなければいけないことがあります。

「糾弾」は問題や欠点があった人物などを問いただす場合に使われますが、その逆のケースも当然にありますから、その時は反対の意味を持つ言葉を使います。

「糾弾」という言葉は頻繁に使う機会がないため、その反対語についても知らない人もいるので知ってみて下さい。

容認

「容認」とは問題があると考えられるような事案に対し、それでもいいとして認めてしまうことをいいます。「容認」は本人が決めることもありますが、多くは関係者がその状況を考慮して決定しています。

物事を行う場合には人間が対応に当たりますが、対応する人の考え方やその行動によって指揮監督者の意向とは違うケースが生じたりしますが、その違いを含めても大筋で最初の意向に沿っていれば、その部分も含めてそのまま進めて行くということです。

受容

「受容」とは本来であれば違っているような物事でも、それを受け入れてその間違っている部分も含めて取り組んでいくことを言います。「受容」行うにはその間違いの部分を受け入れてもいいのか適格な判断が必要になり、誰でもできるというものではありません。

一つの目的に向かって行動している場合、全ての状況で正しい行動を取っているとは限らないために本当であれば違っていると考えて排除すべき物事が発生することがありますが、その間違い部分も反面教師という意味で役に立つという考え方もできるでしょう。

黙認

「黙認」とは本来であれば是正勧告をして修正を要求しなければいけない事態が起きても、何もせずにそのままにしておくことを言います。「黙認」とはその状況を鑑みて何もしなくてもいいと関係者が判断して行うため、当事者が決めることではありません。

「黙認」というのは「容認」同じ意味に考えている人もいますが、「容認」というのは間違っている部分も受け入れてその間違いも役立てようとしますが、「黙認」というのは間違いは間違いと認めていて受け入れはしませんが、直すように指示を出したりもしないということです。

看過

「看過」とは第三者が物事で間違っていたり直した方がいいような内容を見つけたりしても、それを見逃して何もしないことを言います。また発見できずに見過ごしてしまい、そのままの状態にしてしまうような場合でも「看過」という言葉が使われています。

「看」という字は「見る」という意味があり、広く知られているのが「看病」や「看護師」でしょう。この意味からも「看過」というのが見過ごすということになり、問題のある部分について本人に強く問いただすという「糾弾」とは反対の意味を持っています。

「糾弾」に使われている漢字の意味は

「糾弾」の意味と使い方・読み方・例文・類語・「弾劾」との違い

「糾弾」というのは間違えている内容について、その間違いを作った当事者にその原因を問い詰めるという意味ですが、その意味と「糾弾むに使用されている漢字には関係性が薄いような印象を持ちます。

言葉で使われている漢字というのはその言葉を示す意味があるので使用されているのですが、「糾弾」という熟語にはどうしてこのような漢字が使われるようになったのでしょうか。

「糾」の漢字の意味

「糾弾」の意味と使い方・読み方・例文・類語・「弾劾」との違い

「糾」は二つの糸や紐を一つにまとめるという意味から、その比喩的表現で事態のもつれを正すという使い方がされています。事態のもつれというのは問題点や欠点のために支障があるということです。

「糾」という漢字は訓読みでは「あざな(う)」「ただ(す)」と読み、「糾弾」という言葉で使われる漢字としての意味があるということです。

「弾」の漢字の意味

「糾弾」の意味と使い方・読み方・例文・類語・「弾劾」との違い

「弾」は「弾丸」で使われているように「たま」という意味になり、そこから「「はじ(く)」「はず(む)」という使い方もされています。漢字の部首で「弓」が使われているので、弓によって矢などを射るというのが漢字の成り立ちです。

弓というのは矢を的に射るために使用されるので、その状態から法律や社会的な道徳を遵守して従ってもらうために正しい方向に向かわせたり、問題を起こした本人の責任を追及するという表現方法になっています。

「糾弾」は正しい方向に導くための有効手段

「糾弾」の意味と使い方・読み方・例文・類語・「弾劾」との違い

「糾弾」は間違いをしてしまった人を追い詰めて正しい方向に向かわせるという社会正義の一つであり、そのままの状態で何もしなければ間違ったままで物事が推移してしまいます。

人間には温情があり、その感情から他人を責め立てる行動というのは取りたくないと考えてしまいますが、問題が起きた場合には誰かが責任を追及しなければ解決はあり得ません。

人間は完全ではなく間違いや失敗をすることは避けられないので、間違ったことをすれば正してあげるのが本当の人間のあるべき行動と言えるでしょう。

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