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2017年09月12日

転職時の源泉徴収票の扱い・ない場合は再発行?年末調整の書き方

転職時の源泉徴収票の扱い・ない場合は再発行?年末調整の書き方

転職する際の源泉徴収票の取り扱い方法についてまとめました。前職分の源泉徴収票は転職先で必要となる書類なので、退職時に必ず取り寄せておくようにしましょう。また、転職者の源泉徴収票の処理方法は労務管理に携わる人に求められる知識なので、ぜひ参考にして下さい。


転職者の方々、前の会社の源泉徴収票を保管してますか?

転職時の源泉徴収票の扱い・ない場合は再発行?年末調整の書き方

「源泉徴収票って、一応存在は知っているけどイマイチどういうものか分からない」
「源泉徴収票を渡されたけど、保管しておいた方がいいの?」

そんな人が結構いるのではないでしょうか。「源泉徴収票」は年末年始に会社から各職員へ渡される証明書ですが、多くの場合、それ以上使用することはありません。ただし転職した場合は、前の会社から発行された源泉徴収票を転職先の会社へ提出しなければなりません。

源泉徴収票の取り扱いについては労務担当者や給与処理担当者が当然心得ておくべき事項であり、転職者を迎える際には源泉徴収票を提出させなければなりません。転職者自身も新たな勤め先に迷惑をかけないよう、正しい取扱いをふまえておく必要があります。

源泉徴収票の意味や転職先での取り扱い方法について説明します。

源泉徴収票って何?

源泉徴収票は、給与・退職手当・公的年金などを支払う側(会社など)が作成し発行する書類で、給与等の支払額と、それに応じた源泉徴収税額を証明する書類です。もう少しざっくりした言い方にすると「いくら給料を支払って、その中から納めた源泉所得税はこれだけです」という事が書かれた書類です。

サラリーマンが給与として毎月受け取る金額は、総支給額から厚生年金や社会保険料、所得税などを天引きされた後の金額です。毎月の所得税額はいったん概算で算出されているため、年末に会社で「年末調整」をおこなって正しい税額を計算します。計算の結果、所得税の天引き額が正しい税額より多かった場合は職員へ還付し、少なかった場合は追加で徴収します。給与等にかかる税金は、このような仕組みで正しく納税されているのです。

ここまでの内容から、年末調整の源泉徴収票に記載される源泉徴収税額は、給与明細に記載された所得税額とは一致しないことが分かると思います。

給与明細の所得税額-年末調整還付額(もしくは、+年末調整追納額)=源泉徴収票の税額
となります。

転職の際の源泉徴収票の取り扱い

転職時の源泉徴収票の取り扱いについて説明します。

前職の源泉徴収票が必要になるのは何故?

会社は年末調整後に「給与所得の源泉徴収票」を全職員に発行しますが、年の途中で退職者が出た場合、年末調整をしていない「給与所得の源泉徴収票」を発行する義務があります。

年の途中で退職すると所得税が概算で引かれたままになっているため、その年の正しい所得税は自分で確定申告を行って納税するか、転職先で年末調整をしてもらわなければなりません。その際、前職の給与等を証明する書類がないと、正しい所得税の計算ができないのです。

多くの会社では、退職する際に「○月中に源泉徴収票を送付します」というようなアナウンスがあると思います。受け取ったら、転職先に提出する為に保管しておきましょう。
源泉徴収票を転職先へ提出する時期は、入社時に求められる場合、年末調整時に求められる場合など、会社によって様々です。

退職者に発行される給与所得源泉徴収票ってどんなもの?

退職者の給与所得の源泉徴収票には、次のような情報が入っています。

・前職の給与支給額
・社会保険料支払額
・源泉徴収税額(天引き額)
・受給者の退職年月日
・「年調未済」(摘要欄コメント)

これらは転職先での年末調整に必要な情報ですので、モレがないかチェックしておきましょう。

退職所得の源泉徴収票も渡されたけど、これも提出するの?

退職金の支給があった場合は「退職所得の源泉徴収票」も発行されます。退職金にかかる所得税額は退職時に計算および納税が済んでいるので、転職先に提出する必要はありません。

源泉徴収票が無い場合はどうすればいい?再発行できるの?

「転職先で前職の源泉徴収票の提出を求められたけど、手元にない!」こんな時、どうすればいいのでしょうか?考えられる場面別に対処法を説明します。

源泉徴収票を紛失した場合

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退職後に受け取った源泉徴収票を紛失してしまった場合は、前の会社に再発行をお願いしましょう。源泉徴収票は1人に対し複数発行することが認められているので、手続き自体は問題になりませんし、会社が発行を拒否することはできません。

ただ、紛失した事を前の会社に伝えたくないと思う人もいると思います。そんな場合は、「自動車ローンの手続きに必要」などと伝えれば問題ありません。その他にも、児童手当や住宅ローンの申請など、源泉徴収票が必要な手続きは沢山ありますので、紛失したと言いたくない場合に使うこともできます。

前の会社から源泉徴収票が送られてこない場合

前の会社から源泉徴収票が送られてこない場合は、会社に問い合わせてみましょう。会社が行う退職手続きの方法は会社によってまちまちですが、特に急ぎの「失業手当関係」「健康保険関係」が優先され、源泉徴収票は後回しにされることがあります。

どちらにしても源泉徴収票の発行は会社の義務であり、退職後1か月以内には送付すべきと法律で定められています。退職後にすぐ転職するなど早急に源泉徴収票が欲しい場合は、いつ頃発行してもらえるか尋ねてみましょう。退職後1か月程経っても源泉徴収票が届かない場合は、「○月○日までに送ってほしい」と明確な期限を伝えると良いでしょう。

源泉徴収票を依頼しても発行してもらえない場合は?

前の会社に源泉徴収票を送ってほしいと伝えているにも関わらず、いつまでたっても送られてこない場合は、税務署に相談してみましょう。

会社が源泉徴収票の発行義務を果たさない場合、「源泉徴収票不交付の届出書」を税務署に提出することで、税務署から会社に指導がなされます。

また、確定申告までに必要な源泉徴収票がない場合は、きちんとした給与明細が揃っていれば、源泉徴収票の代わりとして提出することが認められるケースもあります。ただこの方法は、あらかじめ所轄の税務署に認められた場合のみですので注意して下さい。

転職者の年末調整のやり方は?源泉徴収票はどう書くの?

転職時の源泉徴収票の扱い・ない場合は再発行?年末調整の書き方

給与処理担当者として転職者の年末調整を行う際の計算方法、および源泉徴収票の作成方法について説明します。

転職者の年末調整の計算方法

年末調整でおこなう計算方法を簡単にまとめると、次のようになります。

1. 給与収入額を集計する(1~12月)
2. 給与収入額から所得控除後の額を算出する
3. 各種控除額を積算し、②から引く
4. 3で出た課税所得額から正しい源泉所得税額を算出する
5. 4で出た税額と、実際に給与天引きした税額との差額を出す

1~5の計算結果をもとに源泉徴収票を作成し、所得税の差額を精算します(還付or追納)。
(詳しい計算については、以下のリンクを参照してください。)

年の途中で転職した社員の年末調整は、上記①③⑤の計算を行う際に前職分の金額を加味して行います。

①の計算時に前職の給与収入を足す
③の計算時に前職の社会保険料額を足す
⑤の計算時に前職の天引き税額を足す

これらの合算をした後は、他の社員と同じように処理していきます。

転職者の源泉徴収票の作成方法

転職者の源泉徴収票の摘要欄には、次の事項を記載する必要があります。

・前の会社名、住所、電話番号
・前職分の給与支給額
・前職分の社会保険料天引き額
・前職分の所得税天引き額

なぜこれらの記載が必要かというと、今の会社の給与情報を明確にしておく必要があるからです。
年末調整後、会社はその結果をもとに「法定調書合計表」という書類を作成し、税務署へ提出します。法定調書合計表に記入する給与情報は、あくまでのその会社が支払った分だけで、前職分は含めません。

源泉徴収票の金額は前職分も含めた給与収入額や所得税額なので、摘要欄に内訳を書いておかないと、自社分の金額が分からなくなってしまうのです。

転職時に必要な源泉徴収票の取り扱い方法をマスターしよう

転職時の源泉徴収票の扱い・ない場合は再発行?年末調整の書き方

転職時の源泉徴収票の取り扱い方法や年末調整の注意事項についてまとめましたが、いかがでしたか?サラリーマンは給与から天引きされる形で所得税を納めているため、源泉徴収票の使い方に慣れていない人が多いものです。年の途中で転職する場合は前職分の源泉徴収票が必ず必要になりますので、退職時に渡された源泉徴収票を失くさないように保管しておきましょう。源泉徴収票を紛失した、もしくは届かない場合は、今回紹介した対処法を参考に、必ず手元に届くようにして下さい。

また、会社の給与処理担当者は転職者の年末調整の注意事項についてふまえておく必要があります。今回説明した事項をマスターして適切な業務をおこなって下さい。

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