実行力がない・ある人の特徴・身につける方法・おすすめの本
初回公開日:2019年6月21日
更新日:2019年6月21日
記事に記載されている内容は2019年6月21日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
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実行力のない人の特徴
実行力がない人というのは大半ですが、特にその意識が欠けている人には困った特徴がたくさんあります。実行力がないということは、しっかり目標を立てているにも関わらずそれに向けての動きができず、目標達成に携わってしまった周りの人たちは徒労感を感じてしまいます。
物事を成功させるための方法・順序などを考えてそれを計画通りにやり遂げるというのが実行力です。ビジネスのシーンで実行力はかなり大切になってきます。
実行力を身につける方法
仕事での効率があがらず、実行力を身に付けたいと思っている人はたくさんいます。実行力がないことによってうまくいかないことは分かっているのに、いざ実行力はどうつくのかと考えてもよく分かりません。
どうしたら実行力を身につけることができるのでしょう。いくつかの項目から学んでいきましょう。
まずは目標を定める
実行力を身につけるためにまず最初に「最終的な目標を定める」ということから始めましょう。この目標を定めてからの流れとは別に、すぐ動ける力というのは「行動力」といい「実行力」と似ているようでまったく違う能力です。
仕事のプロジェクトにおいて、もしくは別の物事を動かすことにおいて最終的にどうしなければならないのか・どうすることがゴールなのかを確認・もしくは自分で設定をしましょう。
実現するまでの過程を計画しまとめる
実行力がない場合は、「まずは目標を定める」を行ったあとにすぐに行動に移し、「過程より結果を大事に」と考えて動いてしまいます。「実行力を身につける」ことを重要視する場合はすぐに行動に移すということはしてはいけません。
目標のプロジェクトを遂行するために「いつまでに」、「どのくらいの期間で」「どうやって」といった自分の動き方(複数人で行うプロジェクトの場合はグループ全員の動き方も)を決めていきます。
決めた作業をやり遂げる
決めたスケジュールに合わせて確実・的確に動いていくことが、仕事やプロジェクトにおいて信頼感につながっていきます。なにかトラブルが起きてスケジュール通りに進まない場合は自分の信用問題になると思い行動するとよいでしょう。
トラブルが自分由来でなく、先方やグループの仲間由来のものである場合は、立てた目標ともともとのスケジュールにどう寄せて戻していくかという臨機応変さが必要になっていきます。
実行力がある人のエピソード例
ビジネスにおいて、もしくはこれから就職するというときに「実行力のある人材である」という部分があることはかなり大きなアピールポイントであり、どんな職種だとしても必ず必要とされる要素でもあります。
実際に実行力がある人というのはどんな人のことをいうのか、例を出して確認してみましょう。
将来が不安になったらすぐに貯金を始める
実行力がある人は不安になったらすぐに行動するという面も持ち合わせています。目標からずれてしまうということにつながるからです。
実行力のない人であれば、「将来は不安だけど、年収がもうちょっとあがってから貯金をはじめよう」「今月は付き合いで飲み会が多いから今月の貯金は厳しい、来月からにしよう」などと、理由をつけては今月から貯金をするという行動をなかなか取ることができません。
年始に定めた目標を続けている
年始に今年1年の目標を定めるという文化がありますが、ほとんどの人は目標を定めても1年かけて継続して目標を達成することができません。年始に「この目標を絶対にクリアしてみせる」と強く思っても、1年が終わる年末までに続けられる人はごく少数です。
実行力がある人というのはその少数派の中の人材であり、「毎日朝起きてランニングをする」「今年1年かけて10kg痩せる」など目標を一度立てたら必ず達成します。
実行力がある人の短所
実行力は仕事や生活をする上でとても大切な要素ですが、実は実行力がある人には短所があります。それは「思いつきで行動することが苦手」ということです。
実行力がある人は最初に目標を立ててそれに向けて考えながら行動していくので、結果を考えずに思い立ってまずは行動するということができない傾向にあります。いいアイデアが浮かばないときは思いつきでいつもと違う角度で考えてみようという気分転換ができたらいいでしょう。
実行力のアピール方法
実行力があるということを知るためには、実際にプロジェクトを行う様子や、一定の期間以上を共に過ごしてどのような働きをするかを見るなどをしないと他人にはなかなか伝わりません。そこで、入社時の面接など初対面の時点で実行力をアピールする方法を考えましょう。
面接時などは特に、学生時代の栄光を延々と語っても「実行力があるかどうか」は伝わりません。どれだけいい人材なのか、伝えるにはどうしたらよいのでしょう。
リーダーシップをアピールする
生徒会長や部長など、リーダーシップを必要とする役職に就いていた経歴があればそこをアピールしましょう。リーダシップがあるということは、人をまとめることができるという仕事をする上ではとても大切なポイントです。
学生時代に「部長として部員を引っ張り、学生時代最後の大会では団体戦で優勝した」など年間の努力が必要であり、立てた目標を成功させたという実績があればどんどんアピールしていきましょう。
続ける力、忍耐力をアピールする
継続して努力を続けられるということは実行力があることにつながっています。なにか長い間習慣立てて続けていることがあれば、それも伝えてみましょう。
一番難しいのは立てた目標を続けていくことです。小さなことでも、「それが自分の実行力である」ということをしっかりとアピールできれば、初対面の面接官や上司などにも実行力を伝えることのひとつとなります。
それを理解しているということを伝えるだけでもプラスになります。
実行力を活かす方法
いくら学生時代に部活や勉強などで実績を残していたとしても、その実績だけを重要視する企業はほぼ存在しません。自分のアピールで一番大切なのは「その実績を収めるまでに続けることができた努力を仕事でこう活かすことができる」というのを伝えることです。
実行力があるということは、仕事をする上でも目標をクリアするために計画・実行ができその過程も、努力を続ける力で遂行できるということです。努力できるということを仕事でどんどん表現していきましょう。
実行力の育成方法
実行力とはなにも仕事をする上だけで培うものではありません。日々の努力の仕方が仕事で使える実行力につながっていきます。
まずは「朝ごはんを抜かずにかならずしっかり食べること」「1日30分だけ、かならず英語を勉強すること」など日常的にクリアできそうなことから挑戦します。あまり大きな目標を立てても自分の身の丈に合っていなければクリアできません。
クリア可能な目標を立てる、というところから実行力は必要です。
実行力に関するおすすめの本
実行力とは結局なんなのか、実行力はどうしたら身につけられるのか、自分で考えてもまったく分からなかったり、自分なりに努力してもまったく実行力が身につかないと悩んでいる方には、実行力がある人の話を聞いたり書籍で調べることをおすすめします。
特に自分が尊敬していたりする人の話を知るとよいでしょう。職場の上司や学生時代の先輩など色んな人から話を聞いてみるという方法もあります。
橋下さんの話はTwitterやテレビで大体分かっていましたがそれがすごく濃縮されて体系化したのが本書というイメージです。これだけの内容の本を1000円以下で読めるのはコスパが良い。圧巻なのは第7章。実現など不可能と思われた大阪都構想を住民投票まで進める過程が詳細に記されており、読んでいて鳥肌が立ちました。大阪都構想とは何なのか?橋下さんの事を論じる人には必ず読んでもらいたいです。電子書籍版を紙版と同時に出版してくれたPHP出版の方にも感謝。おかげでこうして速攻でレビュー書けました。
出典: https://www.amazon.co.jp/%E5%AE%9F%E8%A1%8C%E5%8A%9B-%E7%... |
実行力を持って仕事のデキる人になろう
仕事を頼むかどうかの選択は「実行力のありなし」で大きく変わっていきます。実行力があるかどうかということは、上司や仲間からの信頼にも、自分の仕事のやりがいにもおおいに関係します。
なにかうまくいっていなくても、小さなことから実行力を身につける努力をしていればいつかその努力は自分を助けます。続ける努力は信頼感につながっていきます。
まずは目標を立てるところから、すぐに行動してみてはいかがでしょうか。
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