ふてくされる人の心理・子供・部下・彼氏との接し方・付き合い方
初回公開日:2019年5月8日
更新日:2019年5月8日
記事に記載されている内容は2019年5月8日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。
男女別ふてくされる人の心理
ふてくされることは、誰もが一度は経験したことがあるでしょう。ふてくされる態度や感情を表に出す人もいれば、出さない人もいます。
女性だから、男性だからといった決めつけもなければ、大人だから子供だからということもありません。ふてくされることは、誰もが持っている感情です。
男性
男の人がふてくされることはよくあることです。ふてくされることに気づく人もいれば気がつかない人もいるでしょう。
男性は、基本的に女性より、精神年齢が低いと言われています。男性がふてくされることはカッコ悪いといった概念を持っているため、感情を抑えている人も多いでしょう。
女性
女の人は、男の人に比べると、素直にふてくされていると分かる行動や態度をとります。女性がふてくされることに対しては、男性がカッコ悪いと感じるような周囲からの目を気にする固定概念は、あまりない傾向にあります。
女性は、今「ふてくされている」という状況を分かってもらおうとします。また、甘えとして表現している人も少なくはありません。
ふてくされる子供の育て方
幼稚園から小学校の低学年までは、ふてくされることがあっても、放っておくのが効果的です。よく抱き癖がつくと言います。泣いたときに、抱っこすることで泣き止む赤ちゃんのことです。
理由にもよりますが、こちらから「どうしたの」と声をかけたり、機嫌をとる行動を繰り返すことで、ふてくされれば優しくしてもらえるものだと調子に乗ります。
ふてくされる癖をつけると、あとあと面倒なことになり兼ねません。小さいうちから、ふてくされても何も変わらないことを教えてあげることが必要です。
子供
小学校の高学年から中学校は、思春期です。反抗期が始まり、自己主張としてふてくされることがあります。幼少期と同じで、放っておくのが一番です。普段はふてくされることがない子でも、気分次第でふてくされる態度をとるといったことがあります。
思春期独特の感情でしょう。相手にするとふてくされる感情が怒りに変わってしまうことがあるので、下手に声をかけずに放っておきましょう。
ただ、話せばわかる年齢です。ふてくされることについて、子供から何か言ってきた場合は、話を聞いてあげるようにしましょう。
高校生
高校生となると、大人の仲間入りです。大人の仲間入りだからといってふてくされることがないわけではありません。高校生でも、気に入らなければふてくされる態度をとります。
ただ、高校生ともなると、自分の気分でふてくされることはそうありません。わがままや勝手なことを言ってふてくされる場合と、納得できなくてふてくされるなど、理由がはっきりしていることが多いです。
ふてくされる部下への対処法
会社にひとりくらいは、すぐにふてくされるという幼稚な人もいるでしょう。大人になるとふてくされる人の中にも、厄介な人が増えてきます。
例えば、拗ねてしまって仕事をしない。納得がいくまでふてくされる態度をとって、周りに影響を与える、嫌がらせをしてくるなどです。
仕事をしないのならクビだというわけにもいきません。部下の性格をよく知って、相手に応じて対処法を変えましょう。
仕事しない部下
ふてくされることで仕事を途中で放棄したり、投げやりになって周りに迷惑をかけるような部下もいます。態度を改めるように、ハッキリと言いましょう。言わないことには、何も変わりません。
自分勝手な理由でふてくされて、そのままスルーして野放しにしていると調子に乗って何度も繰り返します。ふてくされる度合いによっては、退職する方向で少し危機感を与えるのもいいでしょう。
ただし、相手が部下の場合はパワハラにならないように、言い方や話し方には注意しましょう。
嫌がらせをする部下
自分の不満を発散するためにふてくされ、同僚などに八つ当たりや嫌がらせをしてくるような部下もいます。
ストレス発散だとわかっている場合は、しばらくそのまま放置して様子をみましょう。「また、ふてくされてるわ」と大人な対応をとるのが効果的です。一時的な感情は、本人の気が済めば自然と止まることが多いです。
ただし、感情のコントロールができない状態になり、いじめに発展するなど状況がエスカレートする場合は、何かしらの対策を考えましょう。
ふてくされる人との付き合い方
自分の思いどおりならず、上手くいかないからといってふてくされた態度をとる人はたくさんいます。自分勝手でふてくされている人に、気遣って声をかけたりするのはやめましょう。
ふてくされる人に振り回されて、自分が疲れるはめになります。ふてくされる人は自分のことしか考えていません。面倒だなと心に止めておくくらいが丁度いいです。
「相手が上司だから、怒らせないように配慮しています」「同僚だし無視するわけにはいきません」など、対応の仕方に困ってしまう人も多いですが、割り切って接しましょう。
夫
ふてくされる人の中には、ふてくされる癖がついている人もいます。癖になっている場合は、甘えている可能性も考えられます。甘えは、普段と様子を変えることで解決することもあります。
そうでない場合は、ふてくされる原因になりそうな話は避けてみたり、機嫌が悪くなりそうになったら話題を変えたりしてみましょう。きっかけを作らないことが対処法になります。
暴力を振るわれるなど、身の危険を感じた場合はすぐに誰かに相談しましょう。
彼氏
恋愛で、焼きもちや嫉妬などからふてくされることもあるでしょう。拗ねるの方が適切な言葉だと言えます。
恋人同士で彼氏がふてくされる原因は、基本的に些細なことが多かったりします。彼氏の性格にもよりますが、時間が解決するような彼氏は放っておきましょう。
ただ、いつもふてくされる態度と同時に自己主張をして、最終的に彼氏の思いどおりになってしまっているような場合は、ふてくされると彼女が自分の言うことを聞いてくれると思っている可能性が高いです。
怒らせてもいいので、たまには突き放しましょう。
妻
女性がふてくされる態度をとるときは、怒っているのではなく、何か気持ちを分かってもらいたい時にふてくされる態度にでることがあります。
構ってほしい気持ちも多少あるでしょう。しかし、何か察してほしい場合が多い可能性は高いです。
たまに、ふてくされるような態度をとるときは、ふてくされる原因となった理由を明確にしましょう。意味もなく謝ると、逆に「怒り」に変わることもあるので注意してください。
彼女
恋愛においてのふてくされる態度は、わがままや甘えでしょう。優しくしてくれると分かって、ふてくされる態度をとっている場合もあります。もちろん、そうでない場合もありますが、いずれにしても、素直に気持ちを表現している場合が多いです。
いつもはふてくされる態度をとらないような彼女が、急にふてくされる態度をとった時は、慎重に対応しましょう。彼女の性格にもよりますが、放っておくのは危険です。いつもより気にかけてあげましょう。
ふてくされることの治し方
「ふてくされる」とは、不平の気持ちから反抗的になり、不満のあまり投げやりになる状態のことを指します。また、不平不満には、満足しない物足りなさを感じることや、自分の思いどおりにならないといった意味があります。
ふてくされる時は、自己都合なのかそうでないのか、どういった時にふてくされるのかを確認しましょう。相手の性格を知ることが、性格改善の近道です。根気も必要ですが、原因がわかれば対処法も見つかります。
自己中心的
自己中心的な人がふてくされる、という態度を表に出す時は、相手から機嫌をとってくれる人がいる場合に多いです。わざとふてくされる態度をおもむろに出したりします。
いつも、同じようにふてくされることで、自分の意見が通っているような場合は、機嫌をとってくれる人がいれば、自分の思いどおりになる確率が高いと分かってふてくされる態度をとっている可能性が高いです。
癖にならないように「いい加減にしてほしい」というような感情を出す、もしくは同じようにふてくされる態度をとるなどして、いつも思いどおりにはいかないということを、たまにはアピールしましょう。
頑固
納得しているはずなのに、納得したくない頑固な人もふてくされる態度をとります。
頑固な人は、相手の意見に納得はしているけれど、ただ素直に認めるのが嫌なだけでふてくされる態度をとったりします。
頑固な人には何か言い返したりするよりも、何もなかったように接することで、解決されることが多いです。
ふてくされることと怒る人の違い
ふてくされるとは、不平の気持ちから反抗的になり、不満のあまり投げやりなるという意味があります。また、怒るとは、不満や不快な気持ちを抑えられず、相手を責めるという意味があります。
ふてくされるの中に「怒る」という感情が含まれていることがわかります。そのため、言葉の意味はどちらもよく似ています。
「怒っている」より「ふてくされる」の方が、子供っぽいニュアンスになり柔らかい印象を与えます。
不平不満
口を開けばいつも、不平不満やグチを言っている人もいます。怒っているわけでもなく、ふてくされるわけでもないような人です。
このタイプの人は、ハッキリとものを言う人が多く、性格に裏表がないのが特徴です。そのため、サッパリして付き合いやすい性格だと言われています。話をすることが好きなので長話する傾向があります。
話を聞くことには問題ないですが、疲れてしまわないように注意しましょう。話はほどほどに聞きましょう。
怒る人
自己中心的な理由で怒る人は、思いどおりにならないと、すぐ怒ります。自分のことしか考えていません。
相手のことより、自分がよければそれでいい人が多いです。ズル賢く、観察力が優れているので相手の特徴を捉えるのが得意です。強者には弱い傾向があり、相手によって態度を変えます。怒ることで自分の都合のいいように持っていこうとします。
完璧主義者で、正義感が強く怒りっぽい人は自分本位ではない傾向があります。
完璧主義者
正義感が強く、ダメなものはダメだと言える人はふてくされるというより、正論をいつまでもぶつけてきます。自分は間違っていないということを、相手に分かってもらおうと押し付けてくる傾向があります。
言ってることは正論であっても、世の中には臨機応変という言葉があります。完璧主義者はこの臨機応変に弱く、教科書どおりの人と言えます。
ふてくされるとすねるの違い
「ふてくされる」の類語には「すねる」があります。
「ふてくされる」は不平の気持ちから反抗的になり、不満のあまり投げやりなる状態を意味し、そして「すねる」は素直に従わず、グズグズとひねくれた態度であることを指します。
どちらも納得がいかず感情によって動かされている状態を表す言葉ですが、意味が違います。
「ふてくされる」は大人に対してよく使う言葉で、「すねる」は子供に使用することが多い言葉です。
すねる
子供た通路などに寝っ転がったまま、動かず、親が困っている光景を街で見かけたことがある方も多いのではないでしょうか。また、いい大人が、大きな声でグズグズ文句を言っている光景もたまにあります。
すねるとは、素直に従わず、グズグズとひねくれた態度をとるといった意味があります。誰にでもある感情ですが、大人がグズグズ言っているのは大人気ないです。
しかし、大人がすねても子供がすねても対応は同じです。すねることとなった理由にもよりますが、自分勝手なただのわがままですねている場合は、放っておきましょう。
すねることで、自分の主張がとおり、わがままが許されるわけではないことを、分かってもらいましょう。
ひねくれ者
相手に言われたことを、素直に喜べず、相手に裏があるのではないかと勘繰ってしまうような人のことを、ひねくれ者といいます。ふてくされる人やすねる人とは少し違います。
ひねくれ者は、頭の良い人やプライドが高い人に多く、自分のことをマイナス的に言ったり、わざと、へり下った言い方をしたりします。自分に自信がなく、褒められることに慣れていないため、人に感謝するのが苦手な人が多いといった特徴があります。
ひねくれ者は何を言っても、ひねくれているので損をすることも多いです。ふてくされることやすねることはあっても、ひねくれ者にはならないようにしましょう。
「ふてくされる」人は相手を知っている
自分が苦手だと思う相手が現れた時は、まずは様子をみて、しっかりと相手の性格を見極めましょう。
ふてくされる態度をとるような人は、相手の性格を見抜いたうえで、あえてそういった態度をとっている可能性が高いです。
相手の思いどおりや、相手に振り回されないようにするためには、同じように、相手の性格を見抜いた上で、相手に応じた対処法を取り入れいきましょう。
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