バブル世代の年齢・特徴・ゆとり世代との違い|バブル世代は何歳?
初回公開日:2019年03月25日
更新日:2020年01月29日
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バブル時代ってどんな時代?
バブル時代には、「日本の地価でアメリカが二つ買える」と言われたほど日本の地価は高騰し、株価も上がった時代です。
後になって冷静に見ると、円が異常に高騰し、土地価格が実情から乖離して異常高騰していただけに過ぎませんが当時はそんなこと誰も思いもせず、日本の繁栄に誰もが酔いしれて浮かれています。
円高が進むと、海外製品が相対的に安くなり、海外旅行に行けば物価の安さに円高の恩恵をひしひしと感じ、人々は容易に外車に乗ったり、海外旅行に行くことができるようになった時代でもあります。
なぜバブル景気になったのか
なぜ後にバブル景気と呼ばれるような異常な好景気が起こったのでしょうか。結論から言うと金余りがおきて、その余ったお金が不動産市場や株式市場に流れこみ、地価や株価が高騰したからです。
なぜお金が余っていたのでしょうか。それは、それまで強かったドルの価格を是正しようと、1985年に先進主要5カ国の蔵相と中央銀行総裁が集まって国際的な経済政策合意がなされます。これがプラザ合意と呼ばれるものです。これにより、日本は円高に見舞われ、輸出産業は不況に陥ります。
これを是正しようと日本政府はドル買いなどの景気刺激策をとり、併せて公定歩合の引き下げなどの金融緩和を行います。それらが功を奏し、景気が回復、さらには景気が回復した割に物価が上がらなかったためです。
苦労せずにお金儲けができた?
バブル景気に入る少し前から、「財テク」という言葉が使われるようになり、バブル期にはさかんに聞かれるようになりました。資産の運用を積極的に行って利益を上げる「錬金術」のようなものです。
財テクによって企業は本業以外で大きな収益を上げるようになり、それによって社員の給与や、賞与は大幅に上がり、個人で財テクをする人が増えます。
バブル世代の人間は、もはや、お金は汗水たらして稼ぐものではなく、財テクで稼ぐものといった考えが一般的になっていき、土地や株価は永遠に上がり続けるといった神話を誰もが信じていた時代です。
金融機関でさえもそれを信じており、まさに日本全体が正気を失って地に足が着いていません。
バブルの恩恵
企業による財テクなどによって、会社も裕福になっていき、会社のお金、つまり経費や交際費などは、かなり自由に使えるようになります。
バブル世代の人々は、20代そこそこの社員でもタクシーチケットが使い放題で、飲食費に対する領収書切り放題なども、誰からも指摘されるようなことはありません。
また、当時は消費欲も旺盛で何でも手に入る時代でしたので、次は不要なものへの購買意欲を駆り立てることで時代は回り、ブランドものが飛ぶように売れるようになります。BMWが六本木のカローラと言われるほど、皆こぞって高級外車を乗り回しています。
当時はジャパンマネーが世界を席巻しており、企業は海外のオークションで、53億円もする絵画を購入したり、国内においてははまさに消費天国で、ディスコなど町中に「遊び」のコンテンツがあふれていた時代です。
バブル世代ってどの世代?
バブルを経験した人たちの中でも、20代にバブルを謳歌した世代がバブル世代と呼ばれています。
その時期は空前の売り手市場で、大卒の5割以上が一部上場企業に入社したと言われており、会社訪問に行くだけで、交通費として1万円が現金で支払われたり、地方に住む学生などは、1回の上京で何社も周り、都度、交通費(航空運賃)が支払われるため大儲けができた頃です。
企業も今では考えられないほどのお金をかけて学生の囲い込みを行っており、新卒の学生はまさに「お客様」で、就活解禁日には内定者が他の企業に流れないよう、海外に連れ出し、リゾートホテルやクルーザーの旅行など、いわゆる「拘束」を行います。
バブル世代の就活については、このように今では信じられないことが、挙げればきりがないほど頻繁に行われた時代です。
バブル世代って今何歳?
上でも述べたように、バブルを経験した人たちの中で、20代にバブルを謳歌した人だけが「バブル世代」と呼ばれます。つまり、1960年代後半生まれの現在50歳前後の人達であり、企業の中で中間管理職層の多くを占める世代です。
企業は新規事業開発への機運が旺盛で、バブル世代の新人は下働きをすることなく、すぐに新規事業を行う部署へ配属されます。好景気を背に企業の采配も甘く、若い発想を生かした新規事業への挑戦を求めた結果、若手の意見が通りやすく、勘違いする新人が多かったのも事実です。
本来は、地道なビジネススタイルを身につけるべき新人の時に、全く逆のことを行ったともいえます。また、1986年の男女雇用機会均等法施工以降、若い女性の活躍が注目されるようになったのもこの頃です。
バブル崩壊と失われた10年
それまで、株価も地価も永遠に上がり続けると信じられていたバブルはあっけなく崩壊してしまいます。
1990年から1997年にかけては株価や地価が急落します。土地と株式の資産評価額は1300兆円という途方もない金額で下落し、2000年当初の国民総生産(GDP)が505兆円ですので、実に2.5倍ものお金がまさに泡と化すこととなります。
その結果、大量の不良債権という負の遺産が日本の社会に重くのしかかり、不良債権の処理に目処がつくまでに10年以上の月日を要しますが、その途中で不良債権が原因となり金融機関が破綻し、多数の企業が倒産します。
そこから「失われた10年」という言葉が生まれ、失業率の上昇が続きます。
バブル入社組の大量リストラ
バブル崩壊以前の日本の企業は、正社員で雇ったからには、会社に忠誠心と長時間労働も厭わない働き方を求める代わりに、定年まで長期雇用を約束し、年齢や継続年数に応じて給与や役職が上昇するといった、年功序列制度を実施しています。
ところが、バブルが崩壊すると企業はそれまで高い給料で雇ってきたバブル世代から上の中高年層をリストラし、徹底的な合理化を強行します。リストラという言葉が流行語になったのもこの頃ですがそれは、倒産を回避するためにはリストラしかない、という状況に陥ったことによるものです。
バブル崩壊によって、それまで年功序列、終身雇用といった安心できる仕組みが根底から覆されることになりました。
バブル崩壊にもっとも影響を受けた世代は?
バブル崩壊によってもっとも影響を受けた世代は、バブル世代の次の世代であるといえるでしょう。バブル崩壊を大学時代もしくは、大学に入学する直前に経験している人たちです。年齢的には1970年代生まれの人たちが該当します。
1993年4月入社の社員からは就職難、すなわち「就職氷河期」に突入します。92年入社組はすでにバブルは崩壊していたものの、実際にはまだ影響が現れる前でしたが、このたった1年が大きく明暗を分けることになります。
バブル世代の勝ち組とは?
2000年ごろのITバブルの時代に盛んに言われた、いわゆる「勝ち組」「負け組」という分け方ですが、バブル世代の勝ち組とはどういった人たちでしょうか。
多くの企業が年功に沿って管理職へ昇格させることが慣例となっていたため、ただでさえポストの数が限られているところへ、大量に採用したバブル世代の人員が管理職層となり、部下なし管理職が大量に発生する事態となります。
もしくは、ごく一握りのバブル世代だけが管理職になれて、大半が管理職になれないという事態も起こっています。
バブル世代は大量採用だったため、他の世代よりも平均レベルが低いと言われましたがそんな中でも管理職になれた一握りの人は、勝ち組と言えるのではないでしょうか。
一方、管理職になれなかった多くの人たちが、次の世代の人たちに典型的なバブル世代と見られているといえます。人数が多いために、余剰人員としてお荷物扱いされているともいえるでしょう。
役職定年って?
日本の大企業の約半数が、「役職定年」という制度を導入していますが、これはどういったものなのでしょうか。それは、役職者の年齢の上限を定め、ポストを明け渡すことによって管理職の新陳代謝を図るというものです。
その結果、肩書きも権限もなくなり、給料も下がるということになり、こんなに頑張ってきたのにという思いから、仕事に対するモチベーションが下がっていきます。
そのうえ、上司が年下になり、扱いづらい厄介な部下として見られるため、ますます「使えない」とか「お荷物」などと言われるようになったものと考えられます。
バブル世代の特徴
ここまでは、バブル世代がその他の世代からあまり良いイメージを持たれていないという印象ですが、それはどうしてなのでしょうか。
まず、一番に浮かぶのは、「時代に合わない」ということが挙げられるのではないでしょうか。身も蓋もない言い方ですが、実際バブル世代が入社した時と現在のビジネス環境には相当の開きがあり、思考や行動が今の感覚とずれている面があります。特に、就職氷河期に入社した社員との齟齬は大きいでしょう。
次に、就職して間も無くバブルが崩壊したため、教育予算が削られたり、長らく下が入ってこなかったことにより、経験値が少なく、後輩の面倒を見る機会が多くありませんでした。マネジメント能力が低いと指摘されることが多いのも、バブル世代によくみられることです。
それでは、バブル世代にはいいところがないのでしょうか。次はバブル世代にしかない強みを解説していきます。
コミュニケーション能力が高い
バブル世代の特徴としてまずあげられるのが「コミュニケーション能力が高い」ということではないでしょうか。もちろん中には人見知りのバブル世代もいますが、おおむねそうであるといっていいでしょう。
それは、「人当たりがいい」とか「世渡りが上手い」と評されることもありますが、社会生活においては、大いに強みになるところです。
バブル世代は、中高のときこそ受験戦争の中にいましたが、大学に入ると街中が遊びのコンテンツに溢れていたため大いに遊び、そこでコミュニケーション力が培われたものと考えられます。
また、入社後も同期が多く出世競争も激しかった反面、同期同士の連帯感が強かったとも言えます。このコミュニケーション能力を活かして、うまく仕事に結びつけたり職場では皆から頼りにされる存在となりえます。
自信家である
バブル世代の人間を表す特徴に「根拠なき自信がある」というものがあります。一見、軽薄なように見えますが、新しいことにチャレンジするうえでも、環境の変化にうまく対応します。
また、困難を克服する上でも、自信は不可欠な要素と言えます。それは「やらずに後悔するよりは、やって後悔する方がいい」という考え方です。
それはリスクが大きいと思わざるをえませんが、バブル世代は、リスクも含めて新しいことにチャレンジすることが好きです。失敗した時は、失敗した時に対策を考えればいいと思っていますので、一歩を踏み出すのに躊躇がありません。
愛社精神が強い
バブル世代が入社した時にはまだ、終身雇用が保たれていたため、愛社精神は比較的強かったと言えます。また就活期に売り手市場ということもあり、実力以上の会社に入社できたというケースも多くありました。そのため、愛社精神を高めたということも言えます。
それは、会社に対する貢献意欲の高さとして、大いに評価できるところです。また、もし異動になっても腐ることなく異動後の職場でできる貢献をしていこうと、仕事に対するモチベーションを保っていけるという面もあります。
逆境力が強い
バブル世代の人間は、自信家であると説明しましたが、それは、自己肯定感が強いとも言い換えられます。不確実性が増している現在において、「やってみなければわからない」の精神はとても重要です。また、バブル世代の人は「失敗許容力」も持ち合わせていると言われています。
これらは、逆境に対し、克服していく力が強いと言えるでしょう。それは現代における、「競争社会」「ストレス社会」「孤立社会」という厳しい現実の中で、生き抜いていける強い力となりえます。
バブル世代は見栄っ張り?
バブル世代は、子供の頃から受験戦争を生き抜き、会社に入ってからも同期がたくさんいたことで社内で出世競争になりやすかったという背景があります。他者とずっと競争をしてきたため、他者が気になり、また他者から自分がどう見られているかがとても気になります。
そんな子供が大人になり、バブル期になるとブランド物に身を包み、流行に敏感で、誰よりも早くゲットし自慢することに命をかけていました。皆が競ってブランド物を買い漁り、高級車に乗り、消費の中心を担っていたという自負があります。
時代の中心は自分たちにあると思っているのもバブル世代で、いまだにバブリーな生活を忘れられず、少しでも余裕があればそちらへ傾倒していく傾向にあります。
バブル世代の女性の特徴は?
バブル世代は流行に敏感で、ブランド物が大好きです。その傾向は女性により強く見られます。学生時代には女子大生ブームがありちやほやされ、そのまま社会人になってもディスコに通い、アッシー君やメッシー君、ミツグ君などといった男性陣をはべらせています。
就活のときも「腰掛け入社」と言われ、社員たちのお嫁さん候補として採用されている、などと揶揄されていましたが、女性たちは女性たちで結婚相手には3高(高学歴、高収入、高身長)を求めています。
結婚までのリミットは25才までと言われ、クリスマスケーキに例えられたものでした。すなわち26になったら売れ残りという意味です。今では考えられないないですが、当時は本気でそんなことが言われていた時代です。
消費欲が高いのもこの世代の特徴ですが、物欲の薄い今の若者に変わって、いまだにブランド物を中心とした消費を引っ張っているのもバブル世代の女性たちです。
バブル世代とゆとり世代の違いは?
これまで、バブル世代の特徴として、「使えない」や「お荷物なのに給料が高い」など会社ではあまりいいイメージを持たれていない世代だということがわかりましたが、同じように世間的にあまりいいイメージのない「ゆとり世代」はどうでしょうか。
「ゆとり世代はこれだから」や「こうゆうのがゆとり教育の弊害だ」など、「ゆとり世代」という言葉もあまりポジティブな意味では使われません。そこでバブル世代とはどう違うのか、ゆとり世代がバブル世代の人たちに抱いているイメージなど解説していきます。
ゆとり世代の特徴
学校以外の時間を増やし、豊かな人間性を育むといった目的からスタートしたのが「ゆとり教育」です。しかしこの教育方法が、「日本人の学力低下を招いた」「打たれ弱い人間を生み出した」などとと言われています。
そしてこのような教育を受けた人々が「ゆとり世代」と呼ばれています。年齢的には1980年代後半から2000年代前半に生まれた人達です。
ゆとり世代に特徴的なのは、自分の内的な面に忠実ということです。仕事は地位や年収といった外的な要因よりも、自分自身が充実しているかということを大事にします。
バブル世代は社員のコミュニケーションを大切にしますが、ゆとり世代は、会社や上司との関係はドライで、自分の時間を大切にし、ワークライフバランスを権利として主張します。
バブル世代の上司にとっては、自分たちとは全く違う価値観の若者にペースを乱されることも多く、いまだうまく打ち解けられないというのが本音ではないでしょうか。
ゆとり世代はバブル世代をこう見ている
ゆとり世代は、自分の時間を大切にし、上司や会社の同僚ともドライな関係を築きます。それとは反対にバブル世代は、コミュニケーションを大切にします。
飲みニュケーションという言葉が大好きで、部下を飲みに誘うこともあります。ゆとり世代は、鬱陶しいと思う反面、陽気で楽観的な部分にホッとしているところもあるのではないでしょうか。
ゆとり世代の少し上の、氷河期時代の上司よりは、とっつきやすいというか、年代的にも離れているので、気楽だということもあります。また、情に厚いところや、面倒見がいいところも、親近感がわく要因であるともいえるでしょう。
バブル世代のファッション
バブル世代を象徴するファッションといえば「肩パット」ではないでしょうか。当時は、女性も男性もしっかりと肩パットの入った服で身を包み、毎夜ディスコにカラオケに繰り出したものです。
女性は、ロングソバージュに、太い眉毛、真っ赤な口紅で肩パットの入ったボディコンと呼ばれる体のラインがくっきり出る服に、足元はハイヒールが標準装備です。芸人の平野ノラさんがしている格好がまさにそれで、男性は肩パットの入った派手な色のスーツを着用します。
これらのコーディネートが夜用とすれば、お昼は男女ともにポロシャツの襟を立て、男性ならボトムスはイージーパンツに足元はエスパドリーユ、女性ならミニのタイトスカートにストッキングを履いてスニーカーといったいでたちで、それにブランド物のバッグが標準となります。
そのほか、当時流行ったファッションを一覧にまとめてみました。
ファッション用語 | 意味 |
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ワンレン | ワンレングスの略。前髪から後ろまですべて同じ長さに切りそろた髪型。当時はロングヘアが主流。 |
ソバージュ | 髪全体に細いウェーブのパーマをかけたヘアスタイル。 |
ボディコン | ボディコンシャスの略。ボディラインを強調した服装。 |
DCブランド | デザイナーズ・キャラクターブランドの頭文字をとったもので、日本の衣服メーカー。当時はとんでもない値段で売られていたが、みんなこぞって買っていた。 |
ティファニーオープンハート | アメリカの有名なジュエリーブランドのティファニー。そのオープンハートシリーズのネックレスが男性からのプレゼントの定番だった。 |
カルティエ三連リング | ティファニーのオープンハートと人気を二分するプレゼントの定番。 |
セカンドバッグ | 現在クラッチバッグと呼ばれている、抱えて持つタイプのかばん。当時の男性はみなヴィトンのセカンドバッグを小脇に抱えていた。 |
渋カジ | もともとはアメカジから来た言葉で、渋谷を中心に流行った日本発のストリートファッション。リーバイス501とヘインズのTシャツにMA-1やB3といったアメリカ空軍のフライトジャケットを合わせた。 |
イタカジ | イタリアンカジュアルの略。アルマーニやトラサルディといったイタリアブランドのジーンズを履いたきれいめのカジュアルファッション。 |
バブル世代に流行った言葉は?
今でも年末になると流行語大賞を決めますが、流行語とはまさにその年の世相が反映されている言葉です。
今となっては、ほとんど死語になっていますが、いくつかは知っている言葉もあるでしょうし、懐かしいと思う方もいらっしゃるでしょう。流行語を通して、バブル期がどんな時代だったのか見ていきましょう。
流行った言葉 | 意味 |
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24時間働けますか | 栄養ドリンクのキャッチコピー。働き方改革が叫ばれる昨今では信じられないコピーだが、当時は働けば働いただけお金になった。 |
5時から男 | こちらも栄養ドリンクのキャッチコピー。24時間働く男とは逆に、定刻過ぎると元気になる男性のこと。 |
花金 | 週休二日制の導入により、休日前の金曜日に遊びまわることができるようになった。花の金曜日の略。 |
プールバー | ビリヤードがおいてあるバーのこと。ビリヤードがうまい男性はモテた。 |
ティラミス | イタメシの大ブームで、デザートのティラミスが大流行した。スイーツブームの草分け的存在。 |
赤プリ | 2011年に閉鎖した赤坂プリンスホテルの略。カップルでクリスマスの夜を過ごすため、1年前から予約しなければ取れないほど人気があった。 |
しょうゆ顔 | 目元の涼しいあっさりした顔の男がモテた。逆に濃い顔はソース顔と呼ばれた。 |
おやじギャル | それまでおやじしか行かなかったゴルフや居酒屋、競馬などに若い女性がこぞって行くようになり、そんな女性をおやじギャルと呼んだ。 |
キープ | 本命の彼氏のほかに、どこへでも迎えに来てくれる「アッシーくん」ご飯をおごってくれる「メッシーくん」プレゼントをくれる「みつぐくん」といったキープがいた。 |
バブル世代はいい世代?
これまで、バブル世代の特徴やファッションなどを解説してきましたが、今の若い人たちにはどう写っているのでしょうか。
また、バブル世代の上司のことをただの暑苦しくて鬱陶しい時代錯誤のおじさんだと思っている人もいるでしょう。しかし、おじさんたちはおじさんたちで、バブル入社で肩身の狭い思いをしています。
本当は若い人たちとのコミュニケーションを欲しており、あのキラキラしていた若い頃、日本中が元気に満ち溢れていた頃を思うと、今のこの世知辛い世の中に少々閉塞感を感じながら、毎日を送っています。
バブル時代が一番いい時代とはいいませんが、仕事も遊びも精一杯やって、何事にもポジティブでいる、そんなバブル世代を見習う所もあるのではないでしょうか。
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