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雛飾りの配置・並べ方・手作りでの作り方・飾り方|いつから/7段

雛飾りの配置・並べ方・手作りでの作り方・飾り方|いつから/7段
日本の大切な文化である雛飾りについて詳しくご存知でしょうか。雛飾りはどのようにして生まれ現在の形になったのか、飾る期間はいつからいつまでなのか、雛飾りの種類や雛飾りの正しい飾り方など疑問はたくさんあります。女の子の成長を願う雛飾りについて詳しくご紹介します。

初回公開日:2018年9月20日

更新日:2018年9月20日

記事に記載されている内容は2018年9月20日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。

また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。


雛人形とは

日本の文化である着物を着た「雛人形」を知らない方はいないでしょう。女の子のお祭りとしてお祝いするご家庭も多く、今でも日本全国に根強く残っている大切な日本の文化です。

毎年桃の花が咲く頃、3月3日にお祝いをすることから「桃の節句」という美しい名前を持つこの文化にきらびやかな雛飾りは欠かせません。日本に生まれ、日本の家庭で育った私たちには小さな頃から何の疑問も持たず雛人形を飾りますが、海外の人からするとこの桃の節句の文化はとても興味深くその起源を知りたがったり雛飾りの詳しい飾り方を知りたがったりします。

今回は改めて雛飾りの起源や正しい飾り方、雛人形の種類などを見て行きましょう。

雛人形の起源

雛人形の起源は諸説ありますが、平安時代にまで遡ります。平安時代では藁などで人形を作り、その人形で身体を撫でて人の「穢れ(けがれ)」を落とし、使用した人形は川に流すという風習がありました。現代でも紙で作った人形を川に流して、穢れや災いを遠ざけるという風習が残っている地域もあります。

その平安時代の風習が、時の流れとともにだんだんと薄れて行き、いつしか新生児の枕元に人形を置いて「子供を守る」という風習に変わって行きました。現在の雛人形は「子供を守る」という意味合いを持ち、室町時代から現代まで受け継がれていると言えるでしょう。

さらに江戸時代では白酒や菱餅を食べることが習慣となり、現代の「雛祭り」の形が完成したと言われています。

雛飾りの並べ方・配置

続いて雛飾りの正しい並べ方や配置を見て行きましょう。雛人形と言えば「お内裏様」と「お雛様」ですが、正しい名称は「内裏雛」といいます。近年では核家族化により雛壇を飾るスペースが無いことから内裏雛だけの雛飾りもありますが、正式な雛飾りは7段飾りとなっています。

7段飾りは全部で15体の雛人形と、たくさんの雛道具があるので、毎年飾っている人でも、全ての雛人形と雛道具を正しく並べて配置するのはとても大変なことでしょう。雛人形の並べ方や配置について詳しくご説明します。

7段の雛飾り

15体の雛人形に加え、雛道具が一式揃っているものが7段の雛飾りです。

元々雛人形は、内裏雛のみであったとされています。江戸時代中期に富裕層が豪華絢爛さを競い「雛飾りも豪華であった方が良い」という考えが広がり、三人官女や五人囃子が登場する現在の7段飾りになったと言われています。

昭和時代までは7段飾りを飾るご家庭もとても多かったのですが、平成以降の核家族化に伴い大きな雛飾りを飾るスペースが持てないことなどから雛飾りの縮小が始まりました。

7段飾りの雛人形の並べ方

7段飾りの雛人形の並べ方を見ていきましょう。

一段目は主役の内裏雛です。向かって左側にお内裏様、向かって右側にお雛様を飾ります。

二段目は三人官女です。三人官女はお嫁入りをするお雛様のお付きの女性たちで、和歌を詠んだり楽器を奏でたりします。

三段目は五人囃子です。五人囃子は身分の高い方々の子供たちで結成された楽団で、ご婚礼の音楽を奏でます。

四段目は左大臣と右大臣です。お内裏様のお付きの男性たちで、向かって左側に若い男性の人形を、向かって右側にお年を召した男性の人形を飾ります。

五段目は仕丁です。雛飾りの中でこの三人だけが庶民出身です。小物や着ているものが上段に比べると質素に見えます。この三人の顔をよく見てみると少し怒っていたり、笑顔であったりと表情が作られています。

7段飾りのお道具

7段の雛飾りはお道具やお雛道具と呼ばれる小物類も充実しています。

6段目は嫁入り道具を飾ります。黒字に金色の装飾が施された箪笥、衣類や寝具を入れるための長持と呼ばれる箱、巾着のような形の表刺袋(うわざしぶくろ)、寒い冬に暖を取るための火鉢、お裁縫をするための針箱、お化粧道具を入れる鏡台、昔の女性のたしなみであったお茶を楽しむための茶道具を並べます。

7段目はお雛様が嫁入りの準備を整え実家を後にするときの御駕籠や牛車が並びます。加えて重箱も並べ嫁入り道具が全て揃います。

3段の雛飾り

大きなスペースは取れないけれど、内裏雛だけでは少し寂しいと感じる方におすすめなのが3段の雛飾りです。内裏雛の他に三人官女と御駕籠や牛車などのお道具が付いたセットで販売されています。

基本的な並べ方は7段飾りと変わりません。人形が落ちて壊れてしまうのを防ぐために、上の段から下の段に向かって飾るのが良いとされています。

おしゃれな雛飾り

近年は雛飾りも大きく変化しており、色味を抑えたシックなものや淡い色合いのものなど、おしゃれな雛飾りがたくさん販売されています。

少し人と違うおしゃれな雛飾りを飾りたいと言う方におすすめなのが、ガラスで作られた雛飾りです。

ガラスの特性を存分に生かし透明感に溢れる雛飾りです。インテリアとしても存在感抜群です。中には金箔をあしらった豪華なものやぼんぼりまでガラスで作られたものなど個性も抜群です。ぜひチェックしてみてください。

コンパクトな雛飾り

3段も飾るところがない、と言う方には内裏雛のみの1段飾りでも良いでしょう。

近年はガラスケース入りで出し入れしやすく自ら飾りつけをする必要もないものが多数発売されているので、ご自宅のスペースに合わせて選ぶことができます。

中にはキャラクターが内裏雛の衣装を着た雛飾りもあります。

手作りの雛飾り

桃の節句の雛飾りは、女の子がいない家ではなかなか縁がないでしょう。本来女の子ために用意をするものですが、桃の節句の気分だけでも味わいたいと言う方は手作りで雛人形を作ってみてはいかがでしょう。

では雛飾りの作り方をご紹介して行きましょう。

折り紙

折り紙の雛飾りを目にしたことがある方も多いのではないでしょうか。美しい千代紙で折られた十二単やお道具、さらにはお花飾りなども折り紙で表現することができます。

折り紙の雛人形と一言で言っても本当に人形のような方をしたものから、少しデフォルメされた折り紙の雛飾りまでその種類はたくさんあります。

内裏雛だけではなく、7段飾りに登場する全ての人物たちを折ることもできるので、ぜひ挑戦してみてください。折りあがったらダンボールなどで作った台に赤い布を敷き、その上に飾れば立派な雛飾りです。

エッグスタンドで雛飾り

常に雛飾りを置かなくても良いという方は、雛飾りの雰囲気を十分に味わえるエッグスタンドを作ってみてはいかがでしょうか。

エッグスタンドとは、食卓で卵が転がってしまわないよう卵を立てて置く食器のことです。紙でエッグスタンドを作ってみましょう。

お着物の部分と頭の飾りだけを折り紙で作り、人形は卵で表現します。雛飾りの人形は真っ白ですから卵を使うことでその雰囲気が表現でき、誰から見ても雛飾りだと分かってもらえます。桃の節句の食卓に、雛飾りのエッグスタンドなんて素敵です。

雛飾りの飾り方

次に雛飾りの飾り方を詳しくご紹介して行きましょう。7段飾りともなると飾り付けにとても時間がかかります。

時間に余裕を持って、お子様と一緒に楽しみながら飾り付けを行いましょう。その時にお道具の名前なども教えてあげられると、子供の興味が広がるでしょう。

ひな壇を組み立てる

雛飾りの最初は雛壇を組み立てることから始めます。

雛壇は主にスチール製が主流で、横幅や段の広さの異なるたくさんの種類があります。雛人形の大きさやお道具の数に合わせて雛壇を選びましょう。

今は女性でも簡単に組み立てられるものが多数販売されています。

配達は迅速でかつ大安吉日に合わせて到着するようにしてくれています。
梱包も丁寧でした。

出典: https://www.amazon.co.jp/%E4%BA%BA%E5%BD%A2%E3%81%AE%E4%B... |

緋毛氈を敷く

雛壇を組み立てたら、次は雛壇に「緋毛氈(ひもうせん)」と呼ばれる緋色の布を敷きます。

近年は木製の台の上などに直接雛人形を飾るものもありますが、伝統に則るなら緋毛氈は欠かせません。

クリップやピンなどを使用し、上の段から順番に留めて行くと美しい雛壇になります。

どうして緋色の布なのか

実は雛飾りの布に緋色を使うのには理由があります。

その昔、中国で緋色は魔除けの色とされていました。日本にも中国の伝統が伝わり、子供の魔除けのために新生児の産着は緋色のものが多様されていました。

雛飾りにも子供の健やかな成長を願うと言う意味がありますので、災いが降りかからないようにと願いを込めて緋色の布を使うようになったとされています。

雛人形に小物を持たせる

雛人形にはそれぞれが持つ小物が多数用意されています。現代の私たちには馴染みのないものが多いので、どれを誰に持たせるべきなのか迷ってしまうでしょう。

人形ごとに持たせるべきものを見て行きましょう。

内裏雛の小物

まずは雛飾りの主役である内裏雛の小物から見て行きます。

関西地方では男雛と呼ばれることもあるお内裏様の頭には冠(かんむり)を被せます。冠は平安時代の男性貴族にとってはなくてはならないものでした。公式の場に現れる時には必ず冠を被っていたとされています。

その冠には纓(えい)と呼ばれる飾りを取り付けます。冠と纓は必ずセットにしておき、無くさないようにしましょう。また、男雛の手には笏(しゃく)と言う長方形の板のようなものを持たせます。

続いて女雛と呼ばれる十二単をまとったお雛様の手元には、檜扇(ひおうぎ)を持たせます。平安時代の貴族の女性は人前に現れることはほとんどなく、檜扇は顔を隠すために使っていたと言われています。

三人官女の小物

お雛様のお付きの者である三人官女の小物を見て行きましょう。

一番左側に立つ官女が持つものは堤子(ひさげ)と呼ばれるお銚子の一種です。持ち手と注ぎ口のある、今で言う小型のやかんです。これは一番右の官女が持つ長柄(ながえ)にお酒を注ぐためのもので、長柄よりも位の下がるお道具とされています。お道具にも位があるとは興味深いです。

三人官女の間には高坏(たかつき)と呼ばれる足の付いたお皿を飾ります。作り物のお餅を置いても良いですし、ここに本物の和菓子などをお供えしても良いでしょう。

五人囃子の小物

五人囃子の小物は楽器です。

五人囃子は向かって左側から太鼓、大鼓、小鼓、笛、謡の役割があります。楽器は向かって左から大きい順に並んでいます。

向かって右端の謡の役割には楽器ではなく扇を持たせます。人形の並び順は手の形を見ながら調整しましょう。真ん中の大鼓、小鼓の二人だけは立っている姿勢のことが多いです。

左大臣・右大臣の小物

四段目の左大臣・右大臣にはそれぞれ左手に弓を、右手には矢を持たせます。二人共背中には背負い矢を背負わせましょう。刀が小物として付いている場合は一人に一本ずつ左側の腰元に差し込むように飾ります。

お内裏様の現代で言う護衛の役割を担う二人は雛飾りの中で唯一攻撃をするための武器を持っています。

二人の人形はひな壇の両端に置き、間にはお膳と菱餅を飾るのが一般的です。

仕丁の小物

五段目の仕丁たちは掃除のためのお道具を手に持っています。

仕丁は向かって左側に少し怒った表情の人形を置きます。手には熊手を持たせます。真ん中には泣き顔の人形を置き、手には靴を置くための台、もしくはちりとりを持たせます。一番右側には笑い顔の人形を置きます。持ち物は箒である場合が多いでしょう。

三人を中央に並べて置いたら、右端には橘の花を、左端には桜の花を置きます。

お道具を並べる

六段目、七段目はお道具を並べます。

六段目は嫁入り道具です。配置する順番にはっきりとした決まりはありませんが、左から箪笥、長持、上刺袋、火鉢、針箱、鏡台、茶道具の順番に並べるとバランスが取れ見た目も美しく飾れます。

七段目は左から御駕籠、重箱、牛車の順に並べましょう。

雛飾りはいつからいつまで飾るのか

雛飾りは具体的にいつからいつまで飾っておくものなのか、その期間を見ていきましょう。

時期と期間

雛飾りを飾り付け始めるのは、立春を過ぎてからが良いとされています。

立春は節分の翌日に当たりますから、2月4日頃から2月の中旬にかけて雛飾りのための時間をもうけるようにしましょう。少なくとも桃の節句の1週間前には飾り付けを済ませておくようにしましょう。

片付ける時期は地方によりまちまちですが、一般的には3月中旬頃に片付ける地方が多いです。中には旧暦の4月中旬まで飾っておく地方もあります。

一年中出しておくのはNG

「節句」と言うのは季節の変わり目を表しているので、一年中飾っておくのはNGとされています。

雛人形をいつまでも飾っておくと、女の子の婚期が遅れるという言い伝えもありますので、季節を超える前に必ず片付けるようにしましょう。

雛人形を飾りましょう

今回は雛人形についてお話をしました。日本の大切な文化である雛人形、皆さんは正しく飾れていたでしょうか。

女の子の成長を願う桃の節句は、親の愛が込められたとても温かなお祭りです。華やかな雛人形を飾る文化をぜひ次の世代にも受け継いで行きましょう。

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