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処暑の意味と使い方・食べ物・季語・挨拶方法・例文|処暑の候

処暑の意味と使い方・食べ物・季語・挨拶方法・例文|処暑の候
残暑・酷暑・避暑・猛暑などの言葉はよく耳にしますが、処暑とはあまり耳にしない人が多いのではないでしょうか。処暑とはどんな意味があってどんな使い方をすればいいのでしょうか。処暑の意味や手紙での使い方をなど処暑に関するあらゆる情報をお届けします。

初回公開日:2018年9月13日

更新日:2018年9月13日

記事に記載されている内容は2018年9月13日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。

また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。


処暑とは

処暑(しょしょ)とは、冬が終わりあたたかな春の気配を感じる頃の立春、昼の長さと夜の長さがほぼ等しいとされる春分、一年中で一番昼が長く夜が短い日の夏至、夏の残暑がありながら秋の気配を感じる頃の立秋、残暑もおさまり過ごしやすい9月の中旬の秋分などの二十四節気の第14番にあたります。

二十四節気を配置する定気法(恒気法)によれば、処暑は立秋の次の節気であり、冬至から約243.4906日後の8月22から23日ごろです。また実際の気候と照らし合わせると処暑は、残暑もおさまり過ごしやすい時期の次の二十四節気である9月7日の白露までを処暑と使うこともできます。

処暑の意味

処暑の意味は、春夏秋冬の夏の暑さが落ち着く時期という意味を持っています。処暑は季節の変わり目に使われる一般的になじみが深い、また日本の四季の重要な八節と言われている春分・秋分・立春・立冬・立秋・立冬・夏至・冬至などの季節の変わり目の目安とされる時期を表す二十四節気の第14番目に位置しています。

処暑の漢字の意味

処暑の漢字の意味としては処暑の「処」にはおさめる、とどまっているといった意味があり、処暑の「暑」にはあつい、あつさといった意味があることから処暑は、暑さがとどまるといった意味があります。

春分とは

処暑は季節の変わり目に使われる一般的になじみのある春分の二十四節気の仲間です。 春分の日は、毎年3月20日頃にある国民の祝日です。また処暑は時期を表す二十四節気の第14番目のあたり、春分は二十四節気の第4番目です。

また春分の日の前後の3日間を「お彼岸」と呼びお墓参りをする習慣があります。春分の日を含んだ7日間が過ぎると「暑さ寒さも彼岸まで」といって寒かった季節から穏やかな気持ちになれるあたたかい季節への変わっていきます。

春分の食べ物

春分の日の食べ物で有名なのが、あずきと砂糖に塩を加えてざるとボウルで潰して作るこし餡がはいった「ぼたもち」です。「ぼたもち」はあずきの赤みがかった朱色には邪気を払うことや魔除けの力があるとされています。

そのために、お彼岸にあたる春分の日は、先祖の供養と家族の邪気を払うために「ぼたもち」をお供えするという風習があります。

秋分とは

処暑は季節の変わり目に使われる一般的になじみのある秋分の二十四節気の仲間です。 秋分の日は毎年9月23日頃の国民の祝日になっています。また秋分は二十四節気の第16番目にあたり、秋分の日頃になると寒くもなく、暑くなく、からだを動かすにも、ちょうどいい季節でスポーツの秋、食欲の秋、読書の秋といった風に呼ばれる季節です。

また秋分の日は、 春分の日と同じように前後3日間の合計7日間を秋のお彼岸と読んでお墓参りをする習慣があります。

秋分の食べ物

秋分の日の食べ物として有名なのが、小豆を煮てそこに、白双糖、塩、水を加えて作る粒餡のあんこやきな粉をまぶした「おはぎ」です。「おはぎ」も春分の日にお供えする「ぼたもち」と同じように邪気を払うことや魔除けの力があるとされているので先祖の供養と家族の邪気を払う目的でお供えする風習があります。

立春・立冬とは

処暑は季節の変わり目に使われる一般的になじみのある立春・立冬二十四節気の仲間です。 立春は二十四節気の第1番目で、立冬は二十四節気第19番目に位置します。立春は、2月4日頃で立冬は毎年11月7日頃で、二十四節気の次の節気である「小雪」まで期間を含みます。

立冬の食べ物と風習

二十四節気第19番目に位置する立冬には風習というものはありませんが、食べ物に関しては立冬は「あられ・おせんべいの日」と「鍋の日」になっています。立冬が「あられ・おせんべいの日」になったわけは、稲狩りが終わり、収穫した新米を使用したあられ・おせんべいを楽しんでもらいたいことがきっかけです。

「鍋の日」は11月7日が立冬になることから、いいなべのゴロ合わせによって生まれました。立冬ともなると夜は冷え込み鍋を食べるには絶好の季節からも立冬を「鍋の日」にしたのは正解ではないでしょうか。

立春の食べ物と風習

立春の食べ物と風習と言えば、豆まきです。立春は二十四節気第1番目に位置し、1年のはじまりであることから立春の前日を節分として「鬼はそと福はうち」のフレーズでおなじみの豆まきをします。また地域によっては、立春に搾りたてのお酒を販売する「立春朝搾り」といった風習があります。

夏至とは

処暑は季節の変わり目に使われる一般的になじみのある夏至の二十四節気の仲間です。夏至は毎年6月21日頃で、二十四節気の第10番目に位置しています。また、夏至は1年の中で、太陽が出ている時間がもっとも長い、すなわち昼間の時間が長い日として知られています。

夏至の食べ物と風習

春分・秋分の日では「おはぎやぼた餅」を冬至には「かぼちゃ」を食べる風習があります。夏至の日に食べ物や風習としてはありませんが、夏至の日から11日目の半夏生の日にタコを食べる風習が関西地方にあります。

また愛知県では夏至の日に無花果(いちじく)の田楽を食べる風習、福井県の地域によってはサバを食べる習慣、奈良県では麦で作った餅を食べる風習、関東は、小麦を使った焼きもちを食べる風習です。

さらに香川県では「うどん」を食べる風習、京都では水無月(みなづき)という和菓子を食べる風習があるなど全国にはさまざまな習慣や風習があります。

冬至とは

処暑は季節の変わり目に使われる一般的になじみのある冬至の二十四節気の仲間です。冬至は毎年12月21日頃ですが、固定しているわけではなく、変動します。冬至は二十四節気の第10番目に位置して、夏至と反対に太陽が出ている時間がもっとも短い日です。冬至は地方によりかぼちゃやあずきを使った「冬至粥」やこんにゃく・小豆とかぼちゃを煮た「いとこ煮」などを食べる風習があります。

処暑の使い方

処暑の使い方は、夏の残暑もおさまり秋の気配を感じ季節を表すときに使います。しかし、 処暑は暦の上では涼しくなるとされていますが、実際は夏の残暑がおさまることは少ないまだ夏の暑さをからだに感じる季節の8月23日ごろにあたり使い方が難しくなります。

また、二十四節気を初候・次候・末候の3つに分けた期間のこと七十二候といい、七十二候は中国の季節を表す方式とされています。例えば立春を中国方式の七十二候でみれば立春の初候に東風解凍、次候に蟄虫始振(ちっちゅうはじめてふるう)、末候に魚上氷(うおこおりをいずる)といった名称を使います。

処暑の七十二候は

処暑を七十二候でみますと初候に、綿の花びらにある綿毛が中からとび出してくる柎が開き始める頃を表す綿柎開(わたのはなしべひらく)があります。次候には夏の暑さもおさまる頃を表す天地始粛(てんちはじめてさむし)、末候には、稲が色づきはじめる頃を表す禾乃登(こくものすなわちみのる)といった名称を使います。

処暑の食べ物

処暑の食べ物として代表的な食べ物は秋刀魚です。脂がたっぷりとのった大きな秋刀魚が食べられる季節で、一年の中でもっとも美味しい秋刀魚を食べることができます。秋刀魚は塩焼きが最高で、焼いた秋刀魚に大根おろしをつけて食べる秋刀魚の美味しさは格別です。

処暑におすすめの秋刀魚以外の食べ物としては茄子です。茄子には「秋茄子は嫁に食わすな」といったフレーズがあるように秋の茄子は格別な美味しさがあり、焼き茄子をはじめ、ふっくらとした茄子の旨みが楽しめる麻婆なすがあります。

また、さっぱりとした味わいができる「なすの揚げびたし」、茄子と完熟トマトを使った「なすとひき肉のトマトカレー」など茄子は和・洋・中にエスニックなどどんなメニューにも活躍します。

処暑のころに旬を迎える食材としては

処暑のころに旬を迎える食材としては無花果(いちじく)・茄子・銀杏(ぎんなん)・オクラ・きのこ・リンゴ・ブドウ・梨といった果物や野菜から秋刀魚(さんま)・鰯(いわし)・太刀魚(タチウオ)・かんぱちといった魚貝類があります。

また萩(はぎ)・葛(くず)・撫子(なでしこ)・桔梗(ききょう)といった秋の七草も旬を迎えます。

処暑の季語はいつまで使えますか?

処暑は毎年8月23日頃ですが、季語としては二十四節気でいう白露(はくろ)の前日の9月7日まで使うことができます。8月23日頃はまだ夏の暑さが残っているので処暑を使うには少し抵抗がありますが、9月7日頃ですと、夏の暑さも落ち着き初秋の季語と言われている処暑にぴったりです。

処暑は俳句の季語

昼間は太陽から降り注ぐ、日差しが強く暑さを感じますが、朝晩には涼しさがあり、秋の気配を感じ季語が処暑です。処暑は、俳句の中では、西日の入る情景を詠んだ正岡子規の俳句、蚊の鳴く声で残暑を表現している松尾芭蕉の俳句、夏の花であるひまわりが枯れることで残暑を表現している芥川龍之介など多くの偉大な俳人に詠まれているなど初秋を表現する季語です。

処暑の挨拶方法

ここでは、処暑の候を使った手紙やビジネスシーンなどで使う例文を紹介します。手紙やビジネスシーンで処暑の候が使える時期としては8月の21日から31日までの下旬から9月の1日から10日までの上旬あたりになります。

処暑の候を使った挨拶文とは

ここでは、ビジネスシーンで使う処暑の候を使った手紙の挨拶文の例文を紹介します。その例文を紹介する前にまずは、処暑の候を使った手紙の挨拶文のパターンを説明します。処暑の候を使った手紙の挨拶文のパターンは文頭に拝啓・謹啓などを使いその後処暑の候と記載します。

その処暑の候から1行下に、ますますご健勝のこととお慶び申し上げますといった相手の健康のことを祝ったり願うという挨拶文を記載し、その後相手に伝えたい具体的な詳細の内容を書きます。

最後に処暑の候を迎えましたが、また単に処暑を向えましたがとか、残暑厳しくからだをご自愛くださいといった相手のからだに気を使っていることを表現する文言を入れ、敬具で締めくくるのが一般的です。

処暑の候以外にもこんな言い方があります

ビジネスシーンで使う処暑の候ですが、処暑の候と使う以外にも処暑の折、処暑のみぎり、処暑の折から、といった書き方もあります。さらにご健勝に代わる書き方は「ご清祥」です。「ご清栄」という書き方もあります。

しかし、この言葉はどちらかと言えばからだのことというよりは繁栄を願う気持ちが強いので出す相手のことを考えて使うようにしましょう。ご健勝の例文を下記に示します。

ご健勝の例文
・皆様のご健勝を心よりお祈り申し上げます。
・皆様のご健勝とますますのご発展をお祈り申しあげます。
・皆様のご健勝とますますのご活躍をお祈り申し上げます。
・益々のご健勝をお祈り申し上げます。
などがあります。

「処暑」の例文

ここでは、「処暑」の冒頭の文例を下記に示します。

「処暑」の例文
・拝啓 処暑の候、皆様にはますますご健勝のことと存じお慶び申し上げます。
・拝啓 処暑の候、貴社におかれましてはますますご清栄のこととお慶び申し上げます。
・拝啓 処暑の候、◯◯様にはその後お変わりなくお暮らしのことと存じます。
・拝啓 処暑の候、貴社ますますのご発展のこととお喜び申し上げます。
などがあります。

「処暑の候」の結び 例文

ここでは、「処暑」の結び文例を下記に示します。

「処暑」の結び例文
・残暑厳しき折くれぐれもご自愛ください。 敬具
・まだまだ暑い日が続きまので、体調など崩さないようにお身体をご自愛ください。 敬具
・残暑厳しき折、時節柄ご自愛のほどお祈り申し上げます。敬具
・暑い毎日が続きましが、くれぐれもご自愛のほどお祈り申し上げます。敬具
などがあります。

処暑の英文には

処暑を英語で表現すると、「Aug. 23」といった日付に約に意味を持つ「approx」と季節の意味を持つ「Season」、限度・範囲を表す「limit」に二十四節気の意味を持つ「solar term」といった単語を使ったフレーズになります。

また日本の四季の重要な八節と言われている春分・秋分・立春・立夏・立冬・立秋・夏至・冬至を英語で表現すると下記のようになります。
・春分ーーーvernal equinox
・秋分ーーーautumnal equinox
・立春ーーーstart of spring
・立夏ーーーstart of summer
・立冬ーーーstart of winter
・立秋ーーーstart of autumn
・夏至ーーーsummer solstice
・冬至ーーーwinter solstice
と表現します。

処暑の意味や使い方理解できましたか

処暑の意味と使い方や処暑に食べる食べ物や習慣に処暑を使った挨拶方法やその例文などの説明と紹介をしてきましたが、いかがだったでしょうか。処暑の意味や手紙での使い方は理解できましたか。

また処暑と同じ二十四節気の仲間である季節の大事な節目になる春分・秋分・立春・立冬・立秋・立冬・夏至・冬至などについても時期と食べ物と風習などについて紹介しました。今回説明した内容や紹介した処暑の意味をよく理解して手紙には正しく使ってください。

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