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「熊手」の意味と使い方・値段・処分方法・方角・飾りの意味|金属

「熊手」の意味と使い方・値段・処分方法・方角・飾りの意味|金属
正月に飾り付ける縁起物の中でも、購入する方が多いのが熊手です。特に、商売をしている人や会社を経営している方には大事なもので、昨年より大きなものを買うとより商売繁盛に繋がるといわれており、有名な縁起物として知られています。

初回公開日:2018年10月1日

更新日:2020年1月29日

記事に記載されている内容は2018年10月1日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。

また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。


「熊手」の意味と使い方

熊手はいったいどのような由来で一般に広く伝わったのでしょうか。

縁起物

熊手とはいったいどのような道具なのでしょう。熊手は、昔から現在まで重要な農具として発達したものと言われます。

正月

むかしから正月に縁起物を飾るという習慣は日本の国でごく当たり前のことのように行われています。毎年にぎやかな飾りをつけたもので神棚や家の中に飾り付けられているのを見ると日本ならではの良い光景だなと朗らかな気持ちになります。

外国でもそういった行事はありますが日本のそれは神事と密接に結びついた何か特別な歴史を感じるものがあります。そして縁起物を飾るという習慣は日本に限らず世界共通のようですが、ただ日本は日本ならではの独特なものが多いと聞きます。

飾るものには破魔矢、熊手、お守りの類などいろいろなものがあります。それぞれ人によって願いは色々で選ぶものも人それぞれといったところでしょうか。皆さんその年に対する思いをこめて家に持ち帰ることでしょう。その中でご自分で商売をしている方などに人気なのが熊手です。

起源や使われ方

毎年11月に行われる酉の市で購入し、正月に飾り付ける縁起物たち、その中でも自分で商売をしている方に人気なのが熊手です。

小さなものからものすごく大きなものまで大きさもさまざま、また装飾も大きさによって色々あり見ているだけで楽しくなってきます。

ついているものは七福神、宝船、酒を入れる枡などたくさんついており、他の縁起物に比べるとかなり豪華な感じがします。自分で商売をやっていたり接客業の方、さらには経営者の方などは昨年より大きなものを飾り付けるとその年の商売繁盛に繋がるといわれており、特に人気の縁起物となっています。

では熊手の本来はどういった意味なのでしょうか、そして実際の熊手はどういう風に使われていたのでしょうか。むかしの起源や実際の使われ方には諸説あり興味のあるところではないかと、そういったところを詳しく調べてみましょう。

熊手の由来について

熊手の由来には諸説あるようですが色々な事柄が要因になっていいます。

由来の諸説

熊手の由来は諸説ありますがもともと農具として使われてきた熊手の扇状に広がった形がまるで熊の手のひらのように見えたことから熊手と名付けられたというのが由来としては一般的です。

また農作業のときに干草や枯れ草をかき集めるしぐさが福をかき集める、お客様や人を呼び集め、金運をかき集めてくるといった商人独特のしゃれが世の中に広がり、縁起のよいものとして正月に家に飾られるものと浸透していきました。

時を経るにしたがってどんどん派手になっていき、枡やお多福、七福神、宝船などを取り付けるようになり、豪華さが増していき、華やかな縁起物になっています。商人の間では商売繁盛を祈念して昨年より大きなもの、大きなものを飾るとより商売が繁盛し人気が上がるといわれています。

今では由来の元から商人の方や接客業、経営者の方などが多く購入しており、人気の縁起物といえるでしょう。

熊手の本来の意味と実際の使い方

熊手は本来どういう意味で名前がついたのでしょうか、また実際の使い方も知りたいです。

熊手の使い方

熊手の意味ですが農具としてもともと使われていたものが縁起物に転じたといわれています、どのように縁起物になったのでしょうか。

縁起物としての熊手

そもそも熊手とは農作業の際に使われるもので、枯れ草の掃除や干し草をかき集めるのに使われていました。

また開墾した土地をならしたり、整えたりするのにも重宝され、農作業には無くてはならないものとして定着しています。

小型なものは土地をならしたり細かく砕いたり、慣らし整え、家では枯れ草を集めて掃除に役立てるなど色々な形で重宝されてきました。大きなサイズのものもあり、それには金属の扇形になっており、トラクターや馬具に取り付け土地の開墾に使われ、農地の整備に活躍しました。

現在でも農具として残り続け、今でも農作業にはかかせないものとなっております。しかも昔は大型の金属製のものは平安時代末期から武器としても使用され、民兵達が主に使用したそうです。熊手が人々にとって大切な道具となり、商人たちのしゃれとも繋がって縁起物になっていたと考えられます。

農具としての熊手

もともと農耕民族であったわれわれ日本人にとって農地の開拓は最も重要で無くてはならないものであり、そのための農具もさまざまな工夫がほどこされていろいろな農具が発明され今に至っています。

特に熊手は農地の整備から穀物を天日干しするのに莚の上に広げたり、収穫したあとの干草をかき集める、枯れ草の処分をするためにかき集めるなど実に多様な使われ方をしています。

さらに大型のものは先端の扇形の部分は鉄などの金属でできており、馬具に取り付け、開墾した農地を慣らし細かく砕くといった役割があり、非常に重要な役割を果たしていたといえます。熊手は農民が日常農作業をするのに欠かせない道具であったことが良くわかり、歴史から縁起物として信仰されるようになったのでしょう。

縁起熊手

農具が縁起物のモデルとなり、人々の信仰に深くかかわってきた事例は海外でもあるようですね、特に農業が国の基本となっている地域に多く見られます。

ただ海外では新年のお飾りというよりはお守りという形で伝わっているものが多く、土産物屋や寺院などで売られているのをみかけます。日本のように一年のお守りとして飾るという文化はかなりオリジナルです。

こと神事としての熊手は日常使用のイメージよりは厄を掃い清める神具という形での側面があることから、招福としての縁起物とされてきました。現在では縁起熊手といわれ、ほぼほとんどの方が酉の市で購入し、縁起のよいものとして熊手を喜んで飾るのが粋とされています。

おすすめの熊手

道具としての熊手ですが能力は非常に高く、現在も人々に愛用されています。ではどういった熊手が日常使いとしてお勧めなのでしょう。

金属

熊手には金属製のものもあり扇形の部分が金属でできており、より固い土を砕いたり農地をならしたりするのに向いています。お勧めは大型のものが土地をならすのに適しているので良いでしょう。

熊手は竹製のものがもっとも種類が多く実用性も高いとされています。いろいろなサイズが用途別にありますが農作業や掃き集めるための用途であれば9寸、70cmから17寸、160cm程度のもがお勧めでしょう。

熊手の飾り方や値段、処分法など

熊手の実際の飾る方法や値段や次の年になってからの処分は一体どのようになっているのでしょう。

飾り方

熊手を飾る場所ですが縁起物なので、一番良い場所に飾りたいですし、吉方を選びたいです。

熊手を飾る位置

熊手を飾り付ける位置ですが、やはりご利益のある良い位置に取り付けたいもので、その位置は気を使わなければなりません。

正面が吉方を向くようになるべく高い位置に取り付けるのが福を呼び込むため良いとされています。また神棚がある場合は神棚に飾って良いとされています。この場合位置によって吉報が無理な場合はそのまま飾っても良いでしょう。

特に玄関に取り付けるというのは熊手が福をかき集めるという由来のため、運気の風の動きが良い玄関に飾るというのは非常に理にかなっています。

熊手の飾る方角

意外と知られていないですが玄関の高い位置に取り付けるのは大変縁起が良いとされています。正面が吉方を向くように、なるべく高い位置に取り付けます。

室内に飾る場合はなるべく高い位置に東、西、南に向けて飾るようにしましょう。ただ場所による事情でそれがかなわない場合はなるべく高い位置に飾れば良いとされています。

取り付けてはいけない場所

取り付けてはいけない場所ですが、当然ですがゴミ箱やトイレの近くはいけません。お祭りする場所が汚れたもののある位置ではご加護もご利益ももらいにくくなってしまいます。置き方が安定しないところはいけません。壁などでも、しっかり一方で支えられるのがよいです。

また、いろいろな国のお守りや、開運グッズのようなものの周りにあるところもNGです。開運の気の動きが悪くなりよくないとされています。

そして天井や壁にぴったりくっついているのもよくありません。すこし風の動きを考えて余裕を持たせてやることによって風の動きがよくなり、気の流れが良くなることで福がより多く吹いてくるといわれています。

熊手には神格が宿っているわけなので、丁寧に扱うのは当然といわなければなりません。

熊手の値段

熊手の価格ですが、いったいどの位するのでしょうか。縁起物なので意外と高いのではないかと思う方も多いでしょう。

熊手の買い方

熊手を購入するときの価格ですが、なにせ縁起物なので価格に定価なんてものはありませんし、酉の市などではお店の人の言い値となることが多いです。当然小さいものはお安いですし、大きなものや豪華なものはとんでもない値段のものもあります。ただ酉の市で買うのにはちょっとした作法があります。

お店の方の言い値で買うのは野暮といわれます。必ず買うときは値切ります。値切り交渉を行い、商談が成立したら購入します。

しかし値切った値段をそのまま支払ってはいけません。お店の人が最初に言った値段を支払い、値切った差額はご祝儀としてお店に渡すのが粋な買い方といわれ、一種の作法になっています。熊手屋さんとの駆け引きを楽しみ、キップの良い買い方で帰りは熊手を高々と上げて帰りましょう。

熊手の処分法

次の年になった時の古い熊手の処分法ですが、次の年の酉の市まで待ちましょう。酉の市に行くと古い熊手を納める熊手納め所がありますので、一年の間福をかき集めてくれたことに感謝をして、納めましょう。

もし、年の市を逃してしまった場合は年末年始に設置されるお札納め所に納めてください。どうしても時間の取れなかった方は最寄の神社でお炊き上げに賽銭とともに出すと良いでしょう。どうしても家庭で処分しなければならなくなった場合は方法があります。

小皿にひと盛りの塩と新聞紙を用意します、そして新聞紙を広げて上にお清めする熊手をのせます。次に、お清めする熊手に左・右・左と合計3回塩をかけましょう。そしてそのまま新聞紙にくるみ処分します。

熊手の飾りの意味

熊手の飾りや方角には、どのような意味があるのでしょうか。

縁起物としての熊手

熊手はその農具として持つかき集めるという意味合いから金銀を集める、福をかき集めるという意味になっていき、熊手は人々にとってとても重要なものになって行きました。特に、福を集めるということに関しての人々の願いは強いものがあり、数ある縁起物の中でも重要視されるものになっています。

時代が進むにつれその願いの大きさからか熊手の装飾はどんどん派手になっていき、宝船や七福神や枡お多福など装飾の数が増えていき、見た目も豪華なものになって行きます。

そういったところから熊手を買い求めて自宅に飾る方がふえていきました。

信仰や飾ることの大切さ

日本には伝えるべき古来からの信仰が美しく残っており、大事にしていかなくてはなりません。

日本人の信仰

昔から日本は農耕民族として暮らしを営みそして発展してきました。その背景には、人間の工夫と道具の発展があったことはいうまでもありません。

特に農具の発展は目覚しいものがあり、その中のひとつとして熊手がありました。熊手はその開発から目的が農具として農民にとって重要なものだっただけに農民達の思いも特別なものがあったでしょう。農具が信仰の対象として縁起物になり、年の頭に飾られるものになっていったというのはある意味興味深いものがあるでしょう。

熊手は、日本人にとってとても身近な縁起物として信仰され、現在に至るまで大切にその存在は受け継がれています。ひとつの道具が進行の対象として縁起物になる例は少なく、その意味でも、熊手の存在は我々日本人にとって大きいといえるでしょう。

縁起物を飾ることの大切さ

縁起物を家の中に飾り、神様をお迎えするという行動はとても大事なもので、太古の昔から我々の祖先が大切に継承してきました。それが今現在も大切に受け継がれているということは日本人として誇らしいことです。その形が昔と変わることなく受け継がれ続けていることはとても喜ばしいことです。

特に日本は昔からの慣わしや神事を大事にする傾向が強く、農耕民族として発展してきただけに、天の恵みに対して感謝や祈りをささげる習慣が昔から脈々と続いています。天の恵みへの感謝が、一年の福と豊作と商売繁盛を願う熊手の文化として残り続け、縁起物として飾られるようになったのでしょう。

昔からの良い習慣は現在から未来へも受け継いでいかなくてはならず、これからも続いていく大事な日本の文化といえます。

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