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お盆のお墓参りはいつがいいのか・しない場合・マナー・お花

お盆のお墓参りはいつがいいのか・しない場合・マナー・お花
お盆はお墓参りに行くものだと漠然と知っていても、そもそもお墓参りに行く理由やその作法を知らないという方は少なくないのではないでしょうか。この記事では、お盆の作法についてご紹介します。今年こそは正しい作法でお盆を迎えたいという方は、ぜひ読んでみて下さい。

初回公開日:2018年9月14日

更新日:2018年9月14日

記事に記載されている内容は2018年9月14日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。

また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。


お盆のお墓参りはいつがいいのか・日にち

お盆のお墓参りは、地域によっても異なりますが、一般的に8月13日から16日の間にするのが良いとされています。そういった作法を、実はよく知らないという方は少なくないのではないでしょうか。ここでは、お盆のお墓参りの由来や、お墓参りができない場合はどうしたら良いのか、また、お墓参りについての作法などを詳しくご紹介します。

11日

平成28年からは、新たに「山の日」として8月11日が祝日に制定されました。祝日法という法律によると、「山に親しむ機会を得て、山の恩恵に感謝する」というのが趣旨だそうです。この「山の日」により、企業にもよりますがお盆休みが長くなる傾向にあります。

13日~16日

8月13日~16日の4日間がお盆です。お墓参りはこの期間中に行くのが一般的です。お盆初日である8月13日は「迎え盆」と呼ばれ、ご先祖様の霊を家に迎える日とされています。地域によってはお墓までお迎えに行くところもあります。このとき、火をともした提灯を家まで持ち帰り、迎え火としておがらを焚きます。

お盆中日の14日から15日はお墓参りをする「法要の日」とされています。13日にお墓参りをしない場合は、中日にお参りをすると良いでしょう。また、故人の四十九日を終えてから初めて迎えるお盆を「初盆」といいますが、初盆の中日にはお坊さんにお経をあげてもらうのが良いとされています。

16日は「送り盆」と呼ばれ、ご先祖様をお送りする日です。お墓までご先祖様をお送りする地域もあります。このときに、迎え盆で焚いた提灯をお寺に納めます。

お盆のお墓参りの由来

お盆にはご存じのとおり、盆踊りや盆飾り、迎え火や送り火といったいくつかの習わしがあります。どれも日本人にとってはなじみ深いものですが、お盆のお墓参りの由来はご存知でしょうか。

お盆の正式な名称は「盂蘭盆会」(うらぼんえ)と言います。お釈迦様の弟子である目連尊者が、母親を苦しみから救うために、お釈迦様の教えに従い、修業期間が明けた7月15日に捧げものをして多くの僧たちを供養したそうです。以来、お盆は先祖を敬い、感謝を捧げ供養する日になったということです。

お盆にお墓参りをしない・行けない場合

やむを得ない事情で、お盆にお墓参りに行くのが難しいという方もおられることでしょう。結論から言うと、お盆にお墓参りに行かなくても問題はありません。そもそもお墓参りをするのは、ご先祖様の魂を迎え、お送りするためです。ご先祖様や故人を敬い感謝することが一番大切なことですので、お盆にお墓参りに行けない・行かない場合でも、失礼にはあたりません。

お墓参りの時期ですが、お盆前に行くのも良いですし、お盆の時期が無理であればお彼岸や月命日など、どのタイミングでも構いません。ただし、土地の風習や宗派のしきたりがある場合もありますので、注意が必要です。

また、お盆にお墓参りをしない場合は、お供え物を贈るのが良いでしょう。ご先祖や故人への供養にもつながります。贈り物については下記でご紹介していますので、参考にしてください。

お供え物の贈り方

お盆の贈り物は、3,000円~5,000円位のお品物を、お盆入りの前日までに届くように手配するのがマナーです。品物は、故人の好きだったお菓子でも良いですし、香りのよいお線香や花ろうそくなどでも喜ばれるのではないでしょうか。のしは外のし、表書きは「御供物」とします。

ただし、初盆(新盆)の法要に参加できない場合は、上記の贈り物に手紙を添えます。手紙には改めてのお悔やみを述べ、法要に参加できない理由を併せて記載するのがマナーです。また、贈り物と同時にお香典を送る地域もあるようですので、事前に確認するようにしましょう。

お盆のお墓参りの服装

初盆(新盆と呼ぶこともあります)は、四十九日が明けてから初めて迎えるお盆のことをいいますが、お盆のお墓参りのときの服装は、初盆かそうでないかによって異なります。ここでは、それぞれどのような服装をするべきなのか、また、服装で気を付けるポイントをご紹介します。

初盆(新盆)の服装

初盆(新盆)では、通常のお墓参りに加えて法要も行われますので、基本的に男女とも礼服で参加します。ちなみに、「平服でお越しください」などと案内のあった場合はこの限りではありませんが、あまりにカジュアルすぎる服装で訪問するのはおすすめできません。この場合は、通常のお盆の服装を参考にすると良いでしょう。

男性の場合

男性の場合、暑い季節ですが法要の際は必ずジャケットを着用しましょう。シャツは白無地のものを用意してください。ネクタイは葬祭用の黒色のものを使います。ネクタイピンやカフスボタンは外して下さい。靴下と靴は黒を着用します。光沢のある靴はマナー違反になりますので避けましょう。

女性の場合

女性の場合、半袖のワンピースとジャケットのアンサンブルであれば、場に応じて着脱ができるのでおすすめです。アクセサリーは付けないか、付ける場合はパールを着用してください。ストッキングは黒、靴は黒のパンプスを着用します。オープントゥやサンダル、パンプスでもエナメル素材のものはマナー違反ですので避けましょう。

通常のお盆の服装

初盆(新盆)でない場合は、普段着で訪問して構いません。ただし、Tシャツにデニムなどのあまりにもカジュアルすぎる服装は、場にふさわしくありませんので避けましょう。また、露出の多い服装、派手な服装、だらしない服装もNGです。

少しかしこまる場合は、男性であればビジネススーツに地味なネクタイと黒の靴下を着用すれば間違いありませんし、女性であればシンプルなブラウスにスカート、もしくはパンツスーツを着用すれば、失礼にあたることはありません。

決まった服装があるわけではありませんので、落ち着いたシンプルな装いで臨みましょう。

お盆のお墓参りのときのお花

お盆のお墓参りにお供えするお花ですが、どんな花を選べば良いのか迷うという方も少なくないのではないでしょうか。基本的には、故人が好きだった花や色で選びましょう。故人も喜ばれることでしょう。分からない場合は、故人のイメージで選んで構いません。それでも何を選べば良いのか迷ってしまう方は、下記におすすめのお花をご紹介しています。

おすすめのお花

日本人におなじみの菊ですが、花びらが散らかりにくいうえに日持ちが良いという特徴があり、やはりお墓参りにはぴったりのお花といえます。色の強いグラジオラスも長持ちしますので、供花としておすすめです。

リンドウやケイトウは、花束に彩りを与えてくれるでしょう。また、母の日のイメージが強いカーネーションは、尊敬という花言葉を持つため、故人を敬うという意味でお供えしても良いでしょう。他には、トルコキキョウやキンセンカなどもおすすめです。

あまり多くの色を使いすぎると、まとまりのない花束になってしまいます。色を3~5色に抑えるとまとまりよく仕上がるでしょう。また、お墓参りには避けた方が良い花もありますので注意してください。棘のある花、匂いが強い花、黒い花、毒のある花は、故人が好きだったなどの理由が無い限りは避けましょう。

お盆のお墓参りのお供え物

お墓参りでは、基本的には故人の好物を用意するのが良いでしょう。旬の果物や日持ちのするお菓子もおすすめです。お菓子の定番は、落雁やゼリー、水ようかんといったところでしょうか。

故人がお酒やタバコを好んでいたのであれば、これらをお供えするのも良いでしょう。ただし、肉や魚といった「殺生」を連想させるもの、生ものや匂いのきついものは避けるのがマナーです。

ちなみに、お供え物はお墓参りが終われば持ち帰るものですので、故人の好物を用意できない、もしくは分からないという場合は、家族や自分の好物を選んでも構いません。大切なのはおもてなしの気持ちです。

お盆のお墓参りのお布施

招く側(ご遺族)が、法要の際にお経をあげて頂いたお礼として、お坊さんにお渡しするのがお布施です。いくつか注意点がありますので、失礼にあたらないよう正しい作法でお渡ししましょう。

まず、お布施は無地の白い封筒に入れてお渡しします。表書きは「御布施」もしくは「お布施」とします。裏面には住所と名前を記入しましょう。弔事の際は薄墨を使いますが、お布施の表書きは黒墨を使用します。

金額の相場ですが、初盆(新盆)の場合は30,000円~50,000円程度、通常のお盆では5,000円~10,000円程度が目安です。お渡しの方法は、法要をお寺などで行う場合と自宅で行う場合で異なりますので、注意してください。

お寺などで法要を行う場合

封筒を袱紗(ふくさ)に包んでお渡しするのがマナーです。まず袱紗から封筒を取り出します。次に袱紗を封筒と同じ大きさに折りたたみ、その上に封筒をのせます。相手に封筒の正面をむけてから差し出しましょう。

お渡しするタイミングは、法要が始まる前が良いでしょう。また、法要後に会食がある場合でお坊さんが出席されないときは、「御膳料」を別にお包みするのがマナーです。金額の相場は5,000円~10,000程度が目安です。表書きは「御膳料」と記載します。

自宅で法要を行う場合

封筒を小さなお盆にのせてお渡しするのが正しい方法です。まず、封筒の正面を自分に向けた状態でお盆にのせます。封筒がお坊さんの正面になるように時計回りに回転させ、そこでお盆を差し出しましょう。差し出す際はお盆を軽く持ち上げて差し出してください。ひきずるのはマナー違反とされています。

お渡しするタイミングですが、お坊さんの読経が終わり、お帰りの準備をされる前が良いでしょう。また、自宅で読経していただいた場合、お車代として5,000円~10,000円程度を別に包むのがマナーです。封筒の表書きは「御車代」または「お車代」としましょう。

お盆のお墓参りのマナー

お盆のお墓参りは、まずお墓の掃除、次にお参り、最後に片づけをするのが基本の作法と覚えておきましょう。お墓参りのそれぞれの手順やマナーを詳しくご紹介します。

お墓掃除のマナー

まず手を清め、墓前で手を合わせて一礼してから掃除を始めましょう。お墓掃除の流れとしては、敷地の草取り・剪定→墓石の大まかな汚れとり→香炉→水鉢・花立→墓石細部(目地や彫刻部分など)→墓石全体という流れがスムーズです。

掃除の際は、墓石をタワシでこすると墓石を痛めますので、タオルやスポンジを使います。水鉢や花立は、汚れているようであれば柄付きブラシで磨き、中まで清掃してください。汚れやサビがひどいときは、墓石専用の洗剤を用意すると良いでしょう。

掃除用の持ち物を以下にまとめましたので、参考にしてください。

用意するもの
ほうき・ちりとり・ゴミ袋必須の3点セットです。
バケツ掃除に使う水を入れます。
タオル(新品)墓石磨き用・仕上げ拭き用の2種類を用意します。
墓石用洗剤・墓石用サビとり必要に応じて用意すると良いでしょう。
手桶・柄杓貸出していることもありますが、なければ持参しましょう。
軍手・剪定バサミ・シャベル草むしりのときにあると便利です。
歯ブラシ・柄付ブラシなど墓石の彫刻部分やつなぎ目、花立・水鉢の清掃に便利です。

お墓参りのマナー

掃除が終われば、いよいよお参りです。先にお供えをしてから手を合わせるのが正しい順番です。お供え、お参り、それぞれに覚えておきたい作法がありますので、ぜひ確認してみてください。

五供(ごく)のお供え

仏教では、お墓参りのお供えは五供(ごく)が基本です。五供とは、香・花・灯篭・浄水・飲食のことです。一つずつ詳しくご紹介します。

五供(ごく)説明
香(こう)お線香のことです。香りが場を清めると言われています。束のまま火を付けて、人数分をお供えしましょう。火を消すときに口で吹き消すのはタブーです。手で仰いで消すか、お線香を立てて持ち、上から下へ振って消すのがマナーです。
花(はな)献花のことです。故人の依代となります。菱形に形を整えてお供えしてください。お墓の両側にお供えすることがほとんどです。片方に3・5・7本というふうに、奇数に揃えるのがマナーです。
灯燭(とうしょく)ろうそくのことです。道を照らす灯りとなります。ろうのしずくはお墓を痛めてしまいますので、注意してください。耐熱性の小皿を持っていくと便利です。お参り後は持ち帰りましょう。
浄水(じょうすい)きれいなお水のことです。仏様の好物と言われています。掃除のときの水とは別に、新鮮できれいな水を用意します。水筒などで持参しても良いでしょう。
飲食(おんじき)飲食物のことです。花と同じく、奇数に揃えましょう。お供えするときは直に置かず、半紙を敷いてお供えするのがマナーです。箱や袋からは出してお供えしましょう。また、墓石にお酒をかけることはタブーとされています。お酒をお供えするときはコップに入れてお供えし、お参りのあとは持ち帰りましょう。

墓前で手を合わせよう

五供のお供えをしたら、墓前で屈み、手に数珠をかけて合掌します。このとき、故人に縁の深い人からお参りするのが正しい作法です。穏やかな気持ちで故人やご先祖様のご冥福をお祈りしましょう。近況報告をするのも良いでしょう。ご先祖様も喜ばれるのではないでしょうか。

お参り後のマナー

お参りが終わったら、最後に片づけをして帰りましょう。お墓参りでは、お供え物をそのままにして帰ることはタブーとされています。必ず持ち帰るようにしてください。暑い時期ですので傷みが早いですし、カラスなどの生き物が寄ってきてお墓を散らかしてしまうことも考えられます。お供え物は持ち帰り、家族で食べるのが良いでしょう。

一方、お花は数日後に片づけるのが理想です。放っておくと虫が寄ってきたり、枯れた花が墓石を痛めてしまいます。もしも改めての来訪が難しいようであれば、お墓参りが終わった後にお花を持ち帰っても構いません。

また、お墓によっては管理者の方が処理をしてくれるところもあるようですので、各々で確認されると良いでしょう。掃除の際に出たゴミや雑草も、袋に入れてまとめて持ち帰りましょう。

ご先祖様を想う気持ちが何よりの供養になる

いかがでしたか。お盆には、ぜひ正しい作法でご先祖の霊をおもてなししましょう。例えお盆にお墓参りに行けなくても、ふと故人を懐かしく思い返したり、親族や友人で故人の思い出話をしたりすることを、故人も喜ばれるに違いありません。

大切なのは、ご先祖を敬う気持ちです。自分をこの世に生み出してくれたこと、今の自分があることを感謝できることが、ご先祖様への何よりの供養となるのではないでしょうか。

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