Wheel
Search

検索したいワードを入力してください

建国記念日の由来・国別の建国記念日|日本/北朝鮮/アメリカ

建国記念日の由来・国別の建国記念日|日本/北朝鮮/アメリカ
国民の祝日でもある建国記念日ですが、その歴史はご存知ですか?普段何気なく過ごしている祝日でも制定される歴史があります。今回は国民の祝日の中でも建国の記念日について、建国記念日の由来や歴史、各国の建国記念日についてご紹介します。

初回公開日:2018年9月21日

更新日:2018年9月21日

記事に記載されている内容は2018年9月21日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。

また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。


国民の祝日

日本にはたくさんの国民の祝日があります。では、いくつ国民の祝日があるかご存知ですか。現在国民の祝日として定められているのは以下の16日です。

・元旦・成人の日・建国記念日・春分の日・昭和の日・憲法記念日・みどりの日・こどもの日・海の日・山の日・敬老の日・秋分の日・体育の日・文化の日・勤労感謝の日・天皇誕生日



今回はそんな国民の祝日の中でも建国記念日について深く掘り下げていきます。建国記念日の由来や国別の建国記念日はいつなのか、また建国記念日のイベントなどご紹介します。

まず、国民の祝日である建国記念日ですか、国民の祝日以外にも国民の休日というものがあります。建国記念日の事ご紹介する前に、国民の休日についてご説明します。

国民の休日とは?

国民の休日とは、祝日に挟まれた平日の事をいいます。前日と翌日の両方を祝日に挟まれた平日ということですが、2007年に祝日法が改正される前には毎年ありました。5月3日の建国記念日と5月5日の子供の日に挟まれた5月4日です。2007年以前は毎年この日が国民の休日でした。

2007年に改正されて5月4日はみどりの日として祝日となりました。5月4日が祝日になったことで国民の休日の可能性があるのは9月のみになりました。

9月には敬老の日と秋分の日があります。この2つの祝日は日にちが移動します。敬老の日は9月の第3月曜日となっているので、9月15日から21日の間で移動します。秋分の日は9月22日か23日のいずれかに移動します。そのために、数年に一度不定期に国民の休日が生まれます。

今後法改正がない限り、2026年に秋分の日が23日の場合に国民の休日が訪れる予定です。

建国記念日の由来

建国記念日の由来は読んで字のごとく、建国を記念した日となっています。2月11日は初代天皇とされる神武天皇の即位日である旧暦の紀元前660年の1月1日にあたります。明治に入って新暦に換算したので2月11日となっています。


国民の祝日は、1948年に施行された国民の祝日に関する法律で定められています。建国記念日は1966年に建国をしのび、国を愛する心を養う日として制定されました。

しかし、建国記念日が制定される以前の明治時代には紀元節と呼ばれる建国を祝う祝日がありました。この紀元節は第二次世界大戦後の1948年にGHQの紀元節を認めることで日本人の団結力を高めてしまうのではという懸念から廃止されました。

その後紀元節の復活の動きが高まったものの、紀元節に異論を唱えるものや神武天皇の存在に対して確証がないとする学者などの意見から建国記念日として成立するまで時間を要しました。

国別建国記念日は何日でその由来とは?

国別の建国記念日とは一体いつなのでしょうか。また国によっては建国記念日ではなくほかの呼び方で呼ばれています。日にちや呼び名をご紹介します。

日本

日本では建国記念日として2月11日に制定されています。建国記念日の由来などは前項でご紹介したとおりになっています。

北朝鮮建国までの道筋 1

北朝鮮の建国までの流れとして、第二次世界大戦が終わるまでは大日本帝国が朝鮮半島を自国の領土としていました。しかし大戦に日本が負けたために連合国の主要国内で取り決めをして戦後は米英中ソが共同で朝鮮半島を治めていました。

ソ連が終戦直後に北半分までに進軍したのに対応して、米軍が南半分に進駐するのをソ連に認めさせました。米英中ソで管理するはずが、米ソで南北に分かれて管理をすることになりました。

ソ連とアメリカは話し合ってもどのように朝鮮半島を管理するのか解決しないために、アメリカは国連を中心とした選挙を行いその結果で議会や政府をつくように提案しました。その結果、朝鮮半島の南側で国連が中心となり1948年5月に選挙が行われ憲法や大統領選挙が実施されました。

北朝鮮建国までの道筋 2

国連を中心とした動きに対応して北側を管理していたソ連は、1948年8月25日に国連の関わっていない選挙を実施しました。選挙では、最高人民会議という議会が作られこの議会がもともと存在していた憲法草案を承認しました。

この憲法が承認された6日後に朝鮮の北側を支配していた勢力が朝鮮民主主義人民共和国、いわゆる北朝鮮が誕生したと宣言しました。

北朝鮮の建国記念日は1948年の9月9日となっています。

アメリカ

アメリカの建国記念日は7月4日となっています。アメリカでは、建国記念日ではなく独立記念日(インディペンデンス ディ)という呼び方が一般的です。

独立記念日は1776年にアメリカ独立宣言が公布されたことを記念して制定されました。独立記念日はアメリカの祝日を代表するぐらい、アメリカらしい祝日となっています。独立記念日の一週間はクリスマスや感謝祭と並び全米が祝日モードとなります。

独立記念日は各地で打ち上げ花火が上げられ、この打ち上げ花火は1777年以来の伝統行事となっています。

アメリカの祝日の大部分は前後の土日と連続した三連休にするために、日付が年によって変わりますが独立記念日だけは7月4日と固定されています。

ロシア

ロシアの建国記念日は6月12日となっていて、ロシアの日と呼ばれています。ロシアの建国記念日が6月12日になっているのは、ロシア・ソビエト連邦社会主義国がロシア共和国と名称が変わり主権宣言をしたのに由来します。


ロシア・ソビエト連邦社会主義国は1917年のロシア革命後に生まれたソビエト連邦を構成する国の一つでした。ロシア以外にはウクライナ・ウズベク・リトアニア・キルギスなどの国がありました。

このソビエト連邦の大部分を治めていたロシア・ソビエト連邦社会主義国が主権宣言を行ったことでソビエト連邦の崩壊が始まりました。そして、1991年8月19日のクーデターでソビエト連邦を構成していた共和国は独立していきました。

そして、1991年12月25日にミハイル・ゴルバチョフ大統領が辞任をしてソビエト連邦は崩壊しました。

ドイツ

ドイツの建国記念日は10月3日となっています。この日はドイツ統一の日となっており、1990年にドイツ連邦共和国とドイツ民主共和国が再統一した日となっています。

ドイツが二つに分かれた理由は第二次世界大戦が原因です。ドイツは終戦末期にドイツ国内で地上戦を行いました。その際、旧ソ連が東から西へ、米英などは西から東へと侵攻していきました。この両者が行きあったのがエルベ川です。

そのために戦後にエルベ川より東がソ連、西は米英仏の占領地域となり、その後冷戦勃発により二つの占領地域は資本主義と社会主義という相容れない体制になり別の国となりました。

その後ソ連の弱体化に伴い1989年にポーランドから始まった民主化の流れの中で1990年にドイツ民主共和国が崩壊し、ドイツ連邦共和国に吸収され分裂していたドイツは統一されました。

オーストラリア

オーストラリアの建国記念日は1月26日です。オーストラリアがこの1月26日になった理由は、1788年に囚人を乗せたイギリス艦隊がシドニーに到着した日です。

このころのオーストラリアはイギリスの囚人(政治犯)の収容所でした。建国記念日はオーストラリアの人たちにとってネガティブな感情を持っている人もいます。

なぜなら、オーストラリアの原住民(アボリジニー)はイギリス人が来るまでは5万年以上もの長い間住んでいました。なので、原住民にとっては侵略の日とも言えるのです。そのためにネガティブな感情を抱いている原住民がいます。


しかし、一般市民の人たちにとってはオーストラリア人である誇りを感じられる人もおり、各地でイベントなどが開催されます。

中国

中華人民共和国の建国記念日は10月1日です。1949年10月1日に四・五運動のデモが行われた北京の天安門前広場にて約30万人の民衆を集めて、毛沢東主席が「中華自民共和国中央人民政府は本日ここに成立した」と宣言し、それを記念して国慶節として祝っています。

また、台湾(中華民国)においては国慶日と呼んでいて10月10日となっています。これは辛亥革命(1911年から1912年にかけて清(中国)で発生した共和革命)の発端となった1911年10月10日の武昌記義(清の武昌で起きた兵士たちの反乱)を記念して10月10日を祝日としています。

大日本帝国

大日本帝国とは日本国の国号の一つです。江戸時代の末期に外交文書に使用され始めて、1946年頃まで公式に使用されていました。

一般的に1889年の大日本帝国憲法発布時から1947年の日本国憲法施行時までの約58年間、大日本帝国憲法を通じて統治する国でした。

大日本帝国の建国記念日ですが、建国記念日の由来でも書いたように紀元節と呼ばれていました。今の建国記念日と同じで2月11日となっています。実は紀元節が先にあってこの良き日の1889年の2月11日に大日本帝国憲法が公布されました。

建国記念日のイベント

建国記念日である2月11日には各地で様々なイベントが開催されます。東京では記念行事やパレード、それ以外の各地では建国記念日の集いが行われています。

アメリカのような大々的な花火大会が開催されるというよりは、一般的には他の祝日と変わらず普通の祝日となっています。

建国記念日を祝うのは右翼なのか

一般的に建国記念日だからといってアメリカの独立宣言のように大々的に祝う人は少ないです。そんな中で建国記念日を祝う人は右翼なのではと疑問に感じてしまう人もいます。

まずは、右翼と左翼の違いをご紹介します。

右翼とは

右翼の思想は、保守・愛国心・国枠主義的などです。右翼は天皇を奉じています。歴史的には古く原型は水戸黄門として知られる、徳川光圀に作られたといわれています。

右翼の大きな特徴としては、天皇制賛成・国旗、国歌に賛成・外国人参政権反対などがあります。日本の文化や伝統を大切にしようという考えです。日本の領土を守るという意思も強く北方領土の問題などにも敏感に反応を示します。

(黒塗りの街宣車で軍歌や自身の団体の主義主張を大音量で鳴らしている人たちも右翼と呼ばれていますが、愛国者を装っているという意見が多数見受けらえます。)

左翼とは

左翼とは急進的・革命的な政治勢力や人物、社会主義や共産主義的思考をもった人や団体の事です。左翼の人たちはデモ行進を行うという特徴があります。デモ行進は権力を持っていいる人や団体に対して自分たちの主義主張を届けるための行動です。

一般市民や労働者などを巻き込んでストライキなどを行うのは、非暴力を掲げる左翼にとってはお手の物でした。しかし、海外では右翼がデモを行うことも多いため日本でも右翼的思考の人たちのデモ行進も珍しくありません。

左翼の人たちは天皇制反対・国旗、国歌反対・日本の領土は日本人だけのものではないという考えがあります。

左翼の歴史は右翼よりは新しく、明治の自由民権運動が始まりですが左翼と呼ばれるようになったのは大正に入ってからです。

右翼と左翼の違い

右翼と左翼の違いとは、右翼は保守的で左翼は革新的という違いがあります。右翼と左翼は対極にあります。

右翼は日本の天皇制や国旗・国歌などには賛成ですが、左翼はそういった考えなどの思想は古いと考え新しい時代のために新しい考え方をしようとなっています。

建国記念日を祝うのは右翼?

右翼と左翼の違いを見ていても、国の建国を祝う日である建国記念日を祝うのは右翼となります。

普段生活していく中で建国記念日だからと言って祝うという考えを持っている人は少数派で、大多数の人は他の祝日と変わらない感覚です。昔だと、国旗を掲げたりする家も多かったですが今は少なくなっています。しかし、海外などではアメリカの独立記念日など国を挙げてお祝いします。

様々な式典などが全国で祭典されますが、そういった式典に参加している人たちは少なくとも右翼的な考えを持っていることは確実です。

建国記念日は振替られるのか

振替休日というものがあります。建国記念日はこの振替休日になるのでしょうか。そもそも、振替休日とは何なのでしょうか。

振替休日とは?

振替休日とは、日曜日やほかの祝祭日に国民の祝日にあたった場合に、その後の平日が休日になるという制度です。1973年に国民の祝日に関する法律が改正されました。この法律の改正で国民の祝日が日曜日などにあたった場合はその翌日となる月曜日が振替休日になりました。

最初は国民の祝日の日曜日の次の日の月曜日となっていました。それは祝日が祝日が2日以上続くことがなかったからです。しかし、2005年の国民の改正で祝日の変更があり3日連続で祝日となる日ができました。そのために、振替日が月曜日固定ではなくなりました。

ハッピーマンデー制度

ハッピーマンデー制度とは、祝日を固定の日にちから特定週の月曜日に移動させた制度です。

この制度は公務員や中規模以上の企業などで、週休二日制が浸透したために月曜日を国民の祝日にすることで三連休として仕事を離れ自由な時間を過ごしてもらおうという趣旨のもと制定されました。

従来の日付に近い方の月曜日というような追従型ではなく、アメリカにある同様の制度の設定である○月の第○月曜日のように固定型になっています。(しかし祝日が月曜日になることによって医療機関に通えない日々が続くなどの問題もあります。)

ハッピーマンデー制度によって移動した祝日は1月の成人の日・7月の海の日・9月の敬老の日・10月の体育の日となっています。

ハッピーマンデー制度で移動となった祝日に対する批判もあります。それは、歴史的な経緯もない日にちに移動させて、日付の由来の意味がなくなってしまっているからです。

建国記念日は振替になるの?

ハッピーマンデー制度によって特定の週の月曜日に移動になった祝日は振替休日にはなりません。では、建国記念日はどうでしょうか。

建国記念日は2月11日と固定の日にちとなっています。2月11日が日曜日にあたった場合、振替休日として振替えられます。

建国記念日

今回は、建国記念日についてご紹介してきました。建国記念日は、日本を建国した記念に制定された祝日です。日本では特別な日にちという認識よりも、他の休日と変わらないという認識の方が強いです。しかし、いろいろな場所で様々な式典が開かれています。

他の国では、国を挙げて大々的に祝う一大イベントとなっています。

建国記念日については様々な思いを抱いている人たちがいます。建国記念日を大切に思っている人や、建国記念日自体あいまいな日にちなのだから廃止した方がいいなどたくさんの意見があります。

普段何気なく過ごしている祝日にも、制定されるには歴史や様々な背景があります。いつもと変わらない祝日でもそういった制定された歴史を学んだりすることで、いつもと違った祝日になります。

ドライバーの仕事情報を探す

ドライバーへの転職をお考えの方は、好条件求人が多い
ドライバー専門の転職サービス『はこジョブ』へ!

Related