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年越しそばを食べるタイミング・歴史|北海道/福岡/大晦日

年越しそばを食べるタイミング・歴史|北海道/福岡/大晦日
一年を締めくくる最後の食事として食べる年越しそばは、来年への縁起を担ぎ、願いを込めて大晦日に食べることが多いです。しかし、具体的な時間や場所などのタイミングは人や地域によってそれぞれです。今回は、その年越しそばを食べるタイミングとその歴史について解説します。

初回公開日:2018年9月13日

更新日:2020年1月29日

記事に記載されている内容は2018年9月13日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。

また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。


年越しそばを食べるタイミング

年越しそばとは、一年の最後の日に食べるそばのことを言います。来年への縁起を担ぎ、願いを込めて食べることから、日本における年末の風物詩で、立派な日本文化にして風習となっています。

そして、食べる日にちとタイミングはその一年の最後の日、12月31日の大晦日の夜と決められ、一般的なものとなっています。しかし、地域ごとに食べる年越しそばの種類はもちろん、日にちやタイミングなどが異なっていることがあります。

年越しそばの歴史と始まり

年越しそばは江戸時代において、そばがうどんやそうめんといった他の麺類よりも食べる際に切れやすいことから、「今年一年の災厄を断ち切る」という意味で、一年最後の日である大晦日の夜に食べるものとタイミングは決められました。

それから現在では大晦日に年越しそばを食べるタイミングに選ぶ人は57.6%と半分以上にのぼっており、日本文化として深く定着しており、年越しそばと聞いて知らない人はまずいないとされています。

しかし、その年越しそばがいつ頃からはじまったのかははっきりしていなく、はじまりについては諸説あり、どれが本当のものなのかははっきりとしていません。その諸説あるはじまりについて、確証はありませんが有名な話である以下の3つを紹介していきます。

諸説その1:鎌倉時代の年越しそば「運そば」

1242年、鎌倉時代の福岡県博多市に承天寺を建立した聖一国師と、承天寺の建立に協力した宋の貿易商・謝国明が、当時、不況の年末で飢えに苦しんでいた町民たちにそばを振る舞いました。その翌年、日宋貿易で多くの貿易船が宋から来航するようになり、町はみるみる活気を取り戻してきました。

そうしてそばを食べ、その後の日宋貿易で宋からの貿易船を呼び寄せたことにより、博多のそばは「運そば」と呼ばれ、そこから全国に広まって年越しそばとなっていった説となっています。しかし、当時はそばとしての麺状ではなく、そばがきやそば団子だったとされています。

諸説その2:室町時代「増淵民部」

室町時代にて、関東に3人しかいないとされた大金持ち「関東三長者」のひとりである増渕民部が、大晦日に召使いとそばがきを食べて無病息災を祝ったことから年越しそばが始まったとされる説です。

増渕民部はその際、「世の中にめでたきものはそばの種 花咲きみのりみかどおさまる」と一句詠んだとされていますが、増渕民部についての詳細は多くが不明となっています。

諸説その3:江戸時代の年越しそば「三十日そば」

江戸時代の月末に必ずそばを食べる「三十日そば」という風習が、後に年越しそばにもつながったとされている説です。実はこの「三十日そば」が、前項の増渕民部が発祥とも言われていますが、年越しそばとして庶民に広まったのは江戸時代中期であり、この頃には現在のそばの形状に近い「そば切り」が定着していました。

地域別年越しそばのタイミング

最初にも挙げましたとおり、年越しそばを食べるタイミングは基本的に一年の最後の日である12月31日と成っていますが、食べる年越しそばの種類はもちろん、タイミングは地域ごとに異なっている場合があります。

そこで、その年越しそばのタイミングの具体例として、以下の4つの都道府県を挙げました。今年の年越しそばはどのタイミングで食べるかを迷っている方は、参考にしてみてください。

地域別のタイミングその1:北海道

北海道の人々が年越しそばを食べるタイミングは、大晦日の夕食の後に食べることが多いです。そして、その夕食は、次の日の年明け、つまり元日に食べるものであるはずのおせち料理となっています。

北海道のほとんどの家庭では、大晦日の夕食はおせち料理と決めているところが多いです。ある家庭では午前中におせち料理を是が非でも完成させ、午後から夕食までは大掃除をしておせち料理と年越しそばを食べるタイミングと準備を整えるようにしています。

また、基本的なタイミングは夕食の後といっても年越しそばを食べる時間に多少の差があり、例えば、子供は21時、大人は23時を過ぎたあたりを食べるタイミングとしていることがあります。

地域別のタイミング2:福島

福島県では、会津地方で古くから伝わる「元日そば、二日もち、三日とろろ」ということわざのような言葉があります。普通に大晦日で年越しそばを食べるタイミングを選ぶところもあれば、この言葉に従って、元日になってから年越しそばを食べるタイミングを選ぶ習慣が一部で残っています。

ちなみにこの習慣は会津地方でも地区によっては若干異なる所があり、元日に年越しそばを食べるタイミングの家は、その次の日である二日に餅を食べ、元日に餅を食べる家は二日に年越しそばを食べるタイミングと決めています。

地域別のタイミング3:新潟

新潟県では元日や1月14日(小正月の前日)を年越しそばを食べるタイミングに選んでいる所が多く、この1月14日の年越しそばは「十四日そば」という風習として呼ばれています。

しかし年を経るにつれて新潟では十四日そばの風習は薄れていき、大晦日を食べるタイミングとして選ぶ、一般的な年越しそばの主流が広まりつつあります。

地域別のタイミング4:福岡

冒頭にも挙げましたように、年越しそば発祥の地である福岡は、地域によっては一般的に大晦日の夜を食べるタイミングに選ぶ所もあれば、大晦日ではなく元旦の朝を食べるタイミングに選んでいる所も多くあります。

そのため、年越しそば発祥の地でありながら、年越しそばを食べるタイミングは全体的にどういったものにしているかは不明となっています。しかし、食べるタイミングがわからないとはいえ、福岡の人々も年越しそばを食べる習慣をなくしてはいないということでしょう。

大晦日の年越しそばのタイミング

地域ごとに違いはありますが、年越しそばを食べるタイミングは一般的には12月31日の夕食、もしくは夕食の後となっています。年内最後の夕食と一緒に食べるか、その夕食の後、年を越すタイミングでカウントダウンを楽しみながら食べる人がいるということです。

そして、年越しそばを食べる時間帯や場所にはこれといった決まりはなく、外食で済ませたり、家でそばを作ったり、出前を頼んで食べたりすることもあります。

では、それらを踏まえて、どうしてもおすすめとしたいタイミングがあるとするならばどういったものなのでしょうか。以下の4つをその具体例として列挙しましたので、参考にしてください。

おすすめのタイミング1:除夜の鐘が鳴る時に食べる

年越しそばを食べるタイミングで最も多いのは、除夜の鐘が聞こえる大晦日の午後11時すぎくらいにあります。やはり、終わりゆく一年を振り返りながら、家族と一緒に年越しそばを食べたいと思う方が多くいます。

そして、普段は子供たちの夜更かしはよくないと真面目な家庭でも、大晦日の夜は家族みんなで年末の特番をテレビで見ながら、楽しく過ごして年越しそばを食べたいと思うでしょう。

また、そばは麺が細いことから消化が良いほうで、夜遅くに食べても胃にもたれることが少なく、夜更かしして小腹が空いてきた頃に年越しそばを食べるのを、大晦日の恒例行事としている方も珍しくはありません。

おすすめのタイミング2:外出する前に食べる

除夜の鐘を家族で突きに行く、年が変わる瞬間を狙って深夜に初詣へ行く、もしくカウントダウンイベントなどに参加するべく、大晦日の夕方から夜の間に外出するという方も少なくありません。

それ以前に、大掃除や正月の買い物など新年を迎えるために家でやることがいっぱいあって、外出と合わせて忙しく、年越しそばを食べるタイミングや時間が見つからない方も多いでしょう。

そういった方の場合は夕食を軽めにとっておいて、外出する前のタイミングで年越しそばを食べてお出かけをするというパターンが一般的です。また、家ではなく外出先で年越しそばを食べるというパターンもあり、初詣や除夜の鐘を突く人で賑わうお寺や神社の周辺には元日の未明までやっている蕎麦屋も多く見かけます。

おすすめのタイミング3:大晦日の夕食として食べる

家や地域にもよりますが、大晦日の夕食の後の夜食としてではなく、夕食時に年越しそばを食べるタイミングを選ぶ方も結構いて、大晦日の夕食は毎年年越しそばで決まりというのも珍しいものではありません。

この場合、早寝早起きが習慣の小さい子供のいる家庭や、夜食は胃もたれがあって基本的にしない年配の方々がほとんどで、無理して年越し直前のタイミングで食べるよりは、大晦日の夕食として頂いてしまおうという考えが流行っています。

そして、先述にも挙げましたように、大掃除やお買い物などで大晦日の日はとても忙しい方もいらっしゃいますので、具を用意し、麺を茹でるだけで手軽に用意できる蕎麦は、大晦日の夕食としても大変ありがたいメニューであると言えます。

おすすめのタイミング4:大晦日の昼食として食べる

一年最後の日である大晦日ならば、年越しそばは基本的に夜以外のタイミングで食べても問題はありません。そのため、出かけた際に蕎麦屋でお昼に食べたり、大掃除が終わったタイミングの昼食もしくは間食として食べる方もおり、夜に比べるとその数は少ないですが、珍しくないパターンでもあります。

特に、除夜の鐘や年末のイベントなどで夜に出かける予定があるという場合には、昼間、家族がみんないる時に早めに食べたりする、または大晦日まで仕事や出張がある場合は、昼に蕎麦屋に行って食べたりする、というパターンも多いです。

また、これも稀にあるパターンで一般的ではありませんが、どうしても大晦日に年越しそばを食べるタイミングがない、という場合は、朝食に年越しそばを食べる、という手もあります。つまり、臨機応変に縁起物を召し上がって、それぞれにあった過ごし方で大晦日を過ごせばいいということでしょう。

おすすめの年越しそばスポット

以上で年越しそばを食べるタイミングについてさまざまな考えや見方を解説してきましたが、皆さんの中には今年、どこで年越しそばを食べるかまだ考えている、決まっていないという方はいませんでしょうか。

ここから先は、年越しそばを食べるのにおすすめのスポットとなる店を8つ取り上げています。皆さんの中に、今年は年越しそばを外で食べると決めている方がいましたら、ぜひ参考にしてください。

その1:五福そば(神奈川県横浜市)

横浜市の大口駅から徒歩5分ほどの距離にある昔ながらの蕎麦屋で、濃いめの出汁とつゆ、喉越しがしっかりしている蕎麦で評判のあるお店です。そしてカツ丼とそばのセットが大人気で、分厚くコクがあるカツと美味しいそばの組み合わせが絶品だと口コミなどのサイトで好評価する方も多くいます。

皆さんも今年の年越しそばにこのカツ丼セットを選んでみてはいかがでしょうか。

その2:まごころ庵(千葉県成田市)

千葉県成田市にある、良心的な価格と揚げたてのかき揚げを乗せた蕎麦が人気を呼んでいるお店です。昨今、蕎麦を一新したことで麺の味や喉越しの質が上がり、さらにつゆも美味しいことも評判を呼んでいます。千葉県にお住まいの方、そうでない方もぜひ、このお店で年越しそばを食べに行ってみてください。

その3:みず野(神奈川県横浜市)

横浜市の戸塚駅西口から徒歩3分ほどの商店街にある蕎麦屋で、綺麗で整った店内とコシや香りのある蕎麦、そしてカツ丼や天丼などの丼物のメニューも多いのが特徴であり人気の理由となっています。

ちなみに大晦日はメニューがわずかな数に限定されていますが、それでも味はかなりのもので、さらに夜はお酒も飲むこともできます。大晦日の夜を年越しそばと一緒にお酒を楽しむ、という過ごし方もおつでしょう。

その4:志蕎庵 江月(愛知県名古屋市)

名古屋市の蕎麦屋の中でも美味しいと評判が高い店で、中は座敷に2組、テーブル席が6組とこじんまりとしており、昼過ぎになると混み合い、そばの売り切れも相次ぐほどです。

そばは喉越しも香りも良い細麺で、特におすすめなのがサクサク天ぷらの天丼のランチセットで、昼食通いの学生やビジネスマンなどの間で人気を呼んでいます。年越しそばとして頼むこともでき、大晦日の夕食にいただくのもおすすめです。

その5:海鮮と地鶏 そば 大谷(東京都足立区)

この店は基本は蕎麦屋ですが、寿司やうな重などいろいろな和食や、さらにデザートも食べることができるという、ファミリーレストランにでも来たような気分になるメニューが特徴的です。さらに店の中はかなり広く、座敷もあるため、家族連れや打ち上げ一人でも多人数でもおすすめできます。

おすすめのメニューは夕月そばで、そばはもちろん、付け合わせの海老天2本もコクと歯応えがあってとても美味しいとの口コミが多く上がっています。年越しそばとしていただくこともできるので、興味がありましたらぜひ大晦日に食べに行ってみてください。

その6:そば処 いながわ(兵庫県伊丹市)

川西・伊丹近辺の蕎麦屋の中でも一、二を争う人気店で、休日は昼でも夜でも活気が満ち溢れるほど大繁盛しています。そばの他にも、うどん、丼、定食などいろんなメニューが取り揃えられています。

メインであるそばも出汁がしっかりと効いており、さらに値段も手頃で、同じく出汁がきいて美味しいと評判の天丼とのセットも800円前後と満足できるものとなっています。大晦日でもこのセットもメニューとして扱われていますので、兵庫県で年越しそばを食べるならばここに決めてもいいでしょう。

その7:そば処 大黒家(栃木県日光市)

栃木県の蕎麦屋の中でも老舗の部類に入る店で、売り切れが相次ぐほどの人気があり、さらに営業時間も昼の3時までと早めに行かなければ食べることができません。

しかしその分味は手打ちで美味しいとかなりの評判なので、栃木県にお住いの方はもちろん、年末年始の旅行などで栃木県を訪れている方も、年越しそばを食べに訪れてみるのもいいでしょう。

その8:そば処大茂ん(長野県野沢温泉村)

長野県でも有名な老舗の蕎麦屋で、大茂んと書いて「だいもん」と読みます。大晦日はもちろん、それ以外の日でも行列ができるほどの人気店で、特におすすめなのは天ぷらそばです。麺も有名な信州そばを使っており、天ぷらも味があって盛り付けの種類も多く、これ一品で満足すること間違いないでしょう。

正しいタイミングで年越しそばを食べよう

いかがでしたでしょうか。今回は年越しそばと、年越しそばを食べるタイミングと歴史について解説しました。年越しそばを食べるタイミング基本的に大晦日の夜ですが、人によって違いがあります。みなさんもこの記事を参考にして、自分にあったタイミングで年越しそばを食べて、新年を迎えてください。

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