運転に適さない服装やファッション11|バイクを運転するときの服装は?
初回公開日:2019年7月10日
更新日:2020年1月29日
記事に記載されている内容は2019年7月10日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。
運転に適した服装とは?
車を運転する際に、適さない服装がある事をご存知ですか。車を運転するのに適さない服装で運転してしまうと、運転を誤って事故を起こしてしまう事態を招きかねません。ここでは、車やバイクを運転するのに適した服装で運転する必要性についてご説明します。
運転に適した服装で運転する必要性
車を運転するには、常に正しい姿勢で自分に合ったドライブポジションをとる必要があります。
運転に適さない服装は、ドライブポジションを正しくとる事ができないので、運転中の視界が悪くなったり車を運転している感覚も掴みにくくなってしまいます。安全運転をするには運転の邪魔にならないような服装をして車を運転する事が大切です。
運転に適さない服装やファッション11
運転に適さない服装やファッションは、安全運転の妨げになるので車を運転する時は着用しないようにしましょう。それでは、運転に適さない服装やファッションとはどういった物なのでしょうか。ここでは、運転に適さない服装やファッションをご紹介します。
運転に適さない服装1:下駄やハイヒール
下駄やハイヒールは、しっかりと車のブレーキを踏む事が難しいため運転には適しません。道路交通法では、履物の種類を明記されていませんが各都道府県の道路交通規則には運転に向かない履物について明記されています。
下駄やハイヒールでの運転は禁止している都道府県が多く、これらを履いて運転していると違反行為となってしまいます。車を運転する時は、底の薄いスニーカーなどを履くようにしましょう。
東京都道路交通規則第8条
出典: http://www.reiki.metro.tokyo.jp/reiki_honbun/g1012199001.... |
(2) 木製サンダル、げた等運転操作に支障を及ぼすおそれのあるはき物をはいて車両等(軽車両を除く。)を運転しないこと。
運転に適さない服装2:視界を遮る帽子
車を運転するには、良好な視界の確保は重要です。つばの広い帽子をかぶって運転をするのは視界が狭まり車の前方や両端の確認が取りにくく、事故の原因になるので危険です。車を運転する時は、つばの広い視界を遮ってしまう帽子は脱いで運転しましょう。
運転に適さない服装3:長い袖の服装
車の運転をするのにハンドルがしっかり握れる服装がおすすめです。手のひらの半分が袖に隠れるような、とても長い長袖の服をみかける事があります。
手のひらが半分隠れてしまう長い袖の服装は、袖がセレクトレバー(シフトレバー)に引っかかてしまったり、ハンドルをしっかり握る事ができないので運転には適さない服装です。どうしても運転したい時は、長い袖をまくってアームバンドでしっかり止めて運転するようにしましょう。
運転に適さない服装4:丈の長いスカート
丈の長いスカートは、車のペダルにスカートが引っかかってペダル操作がしにくい場合があります。
丈の長いスカートは足元がもたつきやすいので、身動きが取りにくく裾がペダルに引っかかるなど、ペダル操作の妨げになりやすいため丈の長いスカートは運転に適した服装ではありません。運転をする時はペダル操作がしやすいパンツスタイルなどがおすすめです。
運転に適さない服装5:背中に厚みのある服
背中に厚みのあるパーカーなどの服装は、運転席に座るとパーカーについているフードが邪魔をして背中をシートバックにつける事ができず、自分に合ったドライプポジションを取れないため運転に適した服装ではありません。
車を運転する際には、パーカーなど背中に厚みのある服は脱いで、背中をシートバックにつくような服装になって運転しましょう。
運転に適さない服装6:冬場の厚着
冬の厚着のまま車を運転するのは、腕を上手く伸ばす事ができないため危険です。冬の厚着は、上半身の体の動きを制限してしまうため、思うように腕を使う事ができないのでハンドル操作が上手くできません。
車は暖房がつくので、モコモコとしたジャケットなどの冬着を脱ぎ、セーターなど楽に腕を動かせる服装になって運転席に座るようにしましょう。
運転に適さない服装7:ナイロンなど滑る素材の服
シートバックに背中をつけて自分に合ったドライビングポジションを取っていても、ナイロンなどの滑りやすい素材の服装だと体がシートバックからずれ自分に合ったポジションを維持する事が難しくなってしまいます。
自分に合ったドライビングポジションを取るのが難しいナイロンなどの滑る素材の服装は、運転する時に着ないようにしましょう。
運転に適さない服装8:手の動きを妨げるブレスレット
手の動きを妨げるブレスレットは、車の運転には適しません。
手首を拘束してしまうと、車のハンドル操作やセレクトレバー(シフトレバー)操作などが上手くできないためです。車を運転する時は、手首の動きを妨げないブレスレットをつけるか、いっそのこと外してしまいましょう。
運転に適さない服装9:和装や着物
和装や着物は、長い袖が、ハンドル操作の邪魔になったりセレクトレバー(シフトレバー)に引っかかってしまう可能性が高いため運転には向かない服装です。
着物の裾も身動きがとりにくく、裾がペダル操作の妨げになりやすいという理由からも運転に適さない服装です。運転するときは動きやすい服に着替えましょう。
運転に適さない服装10:ポケットの物が運転姿勢を圧迫している
ズボンのポケットに色々物を詰め込んで車を運転するのも良くありません。ポケットに物を詰め込んで長時間運転していると、ポケットに詰め込んでいる物が体を圧迫して段々と体を疲弊させてしまいます。
運転をする時は、ポケットの中身を空にして体を疲弊させないようにしましょう。ズボンの後ろのポケットにも財布などを入れておくと、体が傾きドライビングポジションが崩れてしまうので体に負担がかかります。
運転に適さない服装11:夜のサングラス使用
夜に車を運転するには、濃い色のサングラスは適していません。
偏光レンズを使ったサングラスで夜でも明るい視界が確保できるレンズの色(例:イエロー)なら夜でも使用できます。とはいえ、特別な事情がなければ、夜にサングラスをかけての運転は控えましょう。
バイクなど自動二輪車を運転するときに適した服装とは?
上記では、車を運転するのに「適さない」服装やファッションをご紹介しました。下記では、バイクなどの自動二輪車を運転する時に「適した」服装とはどういった服装なのかをご紹介します。バイクなど自動二輪車を運転するのに適している服装で安全に運転しましょう。
ヘルメット着用
バイクなどの自動二輪車に乗る時は、必ずヘルメットを着用しなければなりません。道路交通法でも決められており、違反すると乗車用ヘルメット着用義務違反で1点が加算されます。
罰金などは科せられませんが、ヘルメットを着用せずに事故にあった場合は亡くなってしまう事が多い事から、道路交通法関係なく着用は必須です。
ヘルメットはPSCマーク、SGマーク、JISマーク、SNELL、MFJなどのマークの付いている物を着用しましょう。
第七十一条の四 大型自動二輪車又は普通自動二輪車の運転者は、乗車用ヘルメットをかぶらないで大型自動二輪車若しくは普通自動二輪車を運転し、又は乗車用ヘルメットをかぶらない者を乗車させて大型自動二輪車若しくは普通自動二輪車を運転してはならない。
出典: https://elaws.e-gov.go.jp/search/elawsSearch/elaws_search... |
2 原動機付自転車の運転者は、乗車用ヘルメットをかぶらないで原動機付自転車を運転してはならない。
体の露出が少ない服装
バイクなどの自動二輪車に乗る時は、体の露出の少ない服装で乗るようにしましょう。体の露出が多いとバイクなど自動二輪車が転倒してしまったり、事故を起こしてしまった時に、直接体に事故の衝撃を受ける事になり体を露出しているため想像以上の重症を負ってしまいます。
転倒や事故で大けがをしてしまわないように体の露出が少ない服装をして自分自身を守りましょう。
目立つ色の服装
バイク仲間とツーリングに出かけていく際には、目立つ色の服装をしていると仲間に自分を認識して貰う事ができるので自動車や他のバイクなどに埋もれて分からなくなるという事がなくておすすめです。目立つ服装なら、仲間とはぐれてしまう事なくツーリングを楽しむ事ができます。
バイクの色と合わせたコーディネートもおすすめです。バイク仲間とおそろいで、目立つ色の服装をするのも良いでしょう。
サンダルなどで運転しないこと
バイクや自動二輪車ではサンダルでの運転は大変危険です。そもそもサンダルは足の露出が多いのでバイクや自動二輪車の運転には向いていません。
バイクや自動二輪車はもとより車の運転でも、サンダル履きでの運転は避けましょう。
車やバイクを運転するときは運転に適した服装をしよう
車やバイクなどの自動二輪車を運転する時は、安全に運転できるように運転に適した服装をする必要があるというのがご理解いただけたでしょうか。特にバイクなど自動二輪車の運転は、体がむき出しで運転するので、安全を重視した服装を心がけましょう。
今はライダースーツだけでなく、お洒落が楽しめるようバイク専用のデニムパンツなどもあります。運転に適した服装をして安全で楽しいドライブを楽しみましょう。
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