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2018年09月21日

トラックの雪道走行の危険性・安全な走り方・タイヤチェーン種類

冬になると気温が低下し雪や路面が凍結してしまいます。降雪地方に住んでいる方には、雪道や凍結した路上に慣れていると言われる方もいらっしゃいますが、まだまだ雪道での運転の怖さを知らない方も多くいます。トラックなどを運転するときに注意すべき点などを紹介します。

トラックの雪道走行の危険性・安全な走り方・タイヤチェーン種類

トラックの雪道走行の危険性

トラックの雪道走行の危険性・安全な走り方・タイヤチェーン種類

トラックは乗用車より重量があり、スリップする可能性は低くなっていますが、車体が大きいため一度でもスリップしてしまうと大惨事になってしまいます。トラックで雪道を走行する場合は対策を行ってから行くようにしましょう。この記事ではトラックで雪道を走行する場合に注意すべきことなどを紹介していきます。

雪道ではスリップに注意

雪道では、スリップによる事故が多くなります。雪によって路面とタイヤの摩擦力が弱まり、トラックの走行力を制止できず、スリップが生じてしまいます。雪道でスリップを起こさないためには急ブレーキをしないようにすることが大切です。

雪道で急ブレーキをするとタイヤロックがかかり、かなり危険です。ブレーキをこまめにし、ゆっくりと減速しましょう。

排気ブレーキを上手に使いこなしましょう

トラックで雪道を走行する場合、排気ブレーキを上手に使っていきましょう。排気ブレーキとはフットブレーキ以外で速度を落としていくことができる補助ブレーキのことです。エンジンの大きさに対して車重の割合が大きいバスやトラックに装着されています。

排気ブレーキは高速道路や下り坂などで積荷がある場合に使用すると良いです。ただし、空荷のときは使用しないよう気をつけておきましょう。空荷のときに排気ブレーキを使用するとリヤタイヤにかかる重さが足りず、スピンしやすくなってしまいます。特に雨の日や凍った路面での空荷時の排気ブレーキ使用には注意が必要です。

雪道でのスピード

トラックなどで雪道を走行する場合、スピードはのろのろ歩くようなスピードで大丈夫です。雪道で絶対に行ってはいけないことが急発進、急ブレーキです。特に急ブレーキはスピンをしてしまう恐れがあります。しかし、上り坂の場合は注意が必要です。

雪道を走行する場合、のろのろと歩くようなスピードで良いですが、スピードが遅いと上り坂を登らないことがあります。その際に焦ってアクセルを踏んでしまうとタイヤが空回りして危険です。上り坂に直面しそうな場合は、上り坂を登れるように少しずつスピードに上げていきましょう。

雪道の下り坂はスピードが速い

雪道の下り坂はスピードが速くなりがちです。トラックで雪道の下り坂を走行する場合は、エンジンブレーキを使用し、急ブレーキを行わないよう気をつけておきましょう。雪道の下り坂は大変危険です。事前に通ることがわかっていればスタッドレスタイヤとタイヤチェーンの準備をしておくことが重要です。

種類別雪道走行可能なトラックタイヤの特徴

トラックの雪道走行の危険性・安全な走り方・タイヤチェーン種類

雪があまり降らない地域の方は、冬にタイヤ交換をするという感覚がないのではないでしょうか。雪道には雪道に適したタイヤがあります。この章では、ミックスタイヤとスタッドレスタイヤ、ノーマルタイヤについて説明します。

ミックスタイヤ

ミックスタイヤとは縦・横・斜めの溝が混ざり合うように配置されているタイヤのことをいいます。悪路での走破性が高く踏ん張りが利くのが特徴です。浅雪であればミックスタイヤのまま走行可能です。しかし深い雪や凍った路面には適していないので、気をつけておきましょう。

スタッドレスタイヤ

スタッドレスタイヤは自動車が積雪路や凍結路などを走行するために開発されたスノータイヤです。通常のタイヤと比較すると、ゴムが厚くとても柔らかくなっています。スタッドレスタイヤは、凍結路や積雪路、チェーン規制の高速道路なども走行が可能です。

しかし大型トラックが空荷の場合は、踏ん張りが利かずスリップしてしまう場合があります。スタッドレスタイヤでも過信はせず、チェーンを装着するようにしましょう。

ノーマルタイヤ

ノーマルタイヤでの雪道走行は都道府県によっては違反になります。違反点数は0点ですが、反則金として大型車7,000円、普通車6,000円が科せられます。北海道ではスノータイヤまたはタイヤチェーンの装着が必須となっています。北海道では当然のことですが、気をつけておきましょう。

ノーマルタイヤでの雪道走行は大変危険です。ノーマルタイヤで雪道を走行する場合は必ずチェーン装着をするようにしましょう。

雪道走行するトラックにおすすめのタイヤチェーン

トラックの雪道走行の危険性・安全な走り方・タイヤチェーン種類

雪道を走行する場合、ノーマルタイヤにはチェーンが必須です。ミックスタイヤやスタッドレスタイヤにも、いざというときチェーンが装着できるようチェーンの携帯をしておくと良いでしょう。そんなタイヤチェーンですが、実は種類があります。タイヤチェーンの種類を知って自分に最適なタイヤチェーンを選びましょう。

種類

タイヤチェーンには金属チェーンと非金属チェーン、布チェーンがあり、さらに金属チェーンはハシゴ型と亀甲型、スプリング型、ワイヤー型、ケーブル型に分かれます。それぞれの特徴を一つずつ説明していきましょう。

金属チェーン ハシゴ型

ラガー型とも呼ばれています。部材に鎖を使用しハシゴ型につないで構造されています。他の種類と比較すると最も安く、チェーンが切れても補修できるよう補修部品が付属されている製品が多いです。デメリットとしては、他の種類より横滑りしやすく、太い鎖のため乗り心地は悪いです。

金属チェーン 亀甲型

現在金属チェーンで主流の種類が亀甲型です。ハシゴ型と同じで部材は鎖です。チェーンが切れても補修できる製品があり、ハシゴ型と比較すると乗り心地が良くなっています。しかし値は高く、チェーン自体も重くなっています。

金属チェーン その他

金属チェーンにはハシゴ型と亀甲型の他に、スプリング型とワイヤー型、ケーブル型があります。接地部を構成する部材によって型が分けられています。配置はハシゴ型になっているのがほとんどです。路面に接触する部材が鎖と比較すると細かくなっているため、走行性能や装着性能、耐久性、乗り心地、収納性が向上しています。

補修パーツもあり、チェーンが切れたとしても補修が可能です。

非金属チェーン

非金属チェーンは接地部がゴムやウレタンなどで作られており、部材が網目状に配置されています。接地部材の表面硬度が金属チェーンと比較すると柔らかいため、アイスバーンや圧雪に対して食いつきが弱く、金属製のチップを接地面に配した製品が多いです。

非金属チェーンにはタイヤの接地面全体を覆う構造のタイプと車を動かすことなく手軽に装着できる構造のタイプがあり、タイヤの接地面全体を覆う構造のタイプのものは振動と騒音が少ないのが特徴です。しかし装着に手間取ってしまいます。

車を動かすことなく手軽に装着できる構造のタイプのものは、手軽に装着できるメリットがある一方で、接地面を断続的に覆っているため乗り心地が悪くなってしまいます。

布チェーン

布チェーンの布は特殊な繊維で織られています。他の種類と比較すると、着脱は最も簡単です。振動と騒音も比較的少ないです。しかし耐久性には欠けており、一時的に使用する用途用としましょう。積雪路や氷結路以外を走行すると繊維を激しく傷めてしまうため注意が必要です。

選び方

タイヤチェーンは走行条件に合わせて選ぶようにしましょう。トラックやバスなどの重量のある車両には耐久性に優れている金属チェーンのケーブル型(ケーブルチェーン)がおすすめです。ぜひご参考ください。

トラックが下り坂の雪道を走行する際の注意点

トラックの雪道走行の危険性・安全な走り方・タイヤチェーン種類

トラックで下り坂の雪道を走行する際は、進入時の速度に気をつけましょう。下り坂にはエンジンブレーキが基本ですが、極端なエンジンブレーキの使用は危険です。また下り坂の雪道を走行する場合は、できるだけスタッドレスタイヤを使用しましょう。

車間は通常の2倍はあける必要があります。これはブレーキが通常の半分しか効かないからです。また自分に過失がないとしても前方の車が事故を起こしてしまうことがあります。下り坂の雪道は十分運転に気をつけましょう。

もしもトラックが止まってしまったら

トラックの雪道走行の危険性・安全な走り方・タイヤチェーン種類

雪道でトラックが動かなくなってしまったとしても、車からは離れないようにしましょう。避難所や救助者が確認できる場合以外に、不用意にトラックから離れると吹雪いてしまった時に遭難しやすくなり大変危険です。

トラックが止まってしまったときは、ハザードランプを点灯させ、後続車などにわかるようにしましょう。ロードサービスや警察、消防などに連絡を入れ、救助が来るのを待ちます。救助を待っている間はバッテリーが上がったり、燃料切れが起こらないよう暖房には注意が必要です。

トラックの雪道の安全な走り方

トラックの雪道走行の危険性・安全な走り方・タイヤチェーン種類

トラックで雪道走行する場合「急発進と急ブレーキ」をしないように気をつけましょう。雪道ではブレーキをかけただけでスリップしてしまうケースがあります。また十分に車間距離を取りましょう。これだけで事故の確立がグンと減少します。ゆっくりとした走りを心がけ、ブレーキをかけるときは少しずつ速度を落としていくようにしましょう。

トラックの雪道走行はくれぐれも気をつけましょう

トラックの雪道走行の危険性・安全な走り方・タイヤチェーン種類

トラックでの雪道走行について危険性やトラックタイヤの特徴、タイヤチェーン、トラックの雪道の安全な走り方などを説明してきましたが、いかがでしたでしょうか。トラックで雪道走行する場合はできるだけスタッドレスタイヤとケーブルチェーンを装着し、スリップなどを防ぎましょう。

また急発進や急ブレーキをしないよう、ゆっくりとしたスピードで走行することが大切です。スタッドレスタイヤやタイヤチェーンを装着していても、過信してはいけません。雪道を走行する場合は車間距離を通常の2倍はあけるようにし、事故を起こさないようにしましょう。

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